マネーの魔術師 ハッカー黒木の告白



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初公開日(参考)2022年01月
分類

長編小説

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マネーの魔術師-ハッカー黒木の告白 (中公文庫, え21-6)

2022年01月20日 マネーの魔術師-ハッカー黒木の告白 (中公文庫, え21-6)

新自由主義への反逆者か? 廃れゆく伝統の守護神か? 謎の天才ハッカー vs.膨張する金融資本主義 イランの核施設破壊プロジェクト「オリンピックゲーム」にもCIAの情報職として参加した経験を持つ天才ハッカーの黒木が、和歌山の世界遺産・熊野古道の中辺路に現れた。伝統工芸を研究する大学院生・柴田澪と出会った黒木は、彼女をある試みに誘う。彼はそれを「実験だよ、金融資本主義に抗うための」と嘯くのだが――。黒木は、金融市場が拡大し続ける世界を相手に、何を目論んでいるのか? 知的興奮が爆走するエンターテインメント巨篇。 文庫書き下ろし(「BOOK」データベースより)




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マネーの魔術師 ハッカー黒木の告白の総合評価:8.80/10点レビュー 5件。Bランク


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No.5:
(4pt)

真行寺シリーズの一作

真行寺シリーズの外伝的な作品ですね。
真行寺の相棒で、吉良警視正の相棒である黒木が主役の作品です。
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4122071674
No.4:
(5pt)

良い商品が素早く届く

Amazonならではのサービスですね。これだからAmazon利用は外せません。
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No.3:
(5pt)

アゲイティスビュリンを聴くと印象ががらっと変わる

パイフオルガンを修復するには良くし過ぎないこと、
ということの意味が、ぐわーっと迫ってきます。
伝統が一度途絶えてしまい、文献もなければ
パイフオルガンを今風の豪華な音にしか再建できないとしたら?
「かぼそい」音でしか得られない精神性は失われる… 
そこが一番、ぐっときました~。黒木が和歌山県に来た本当の理由… 次回作楽しみ。
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No.2:
(3pt)

なんかモヤモヤします

主に次の三つで構成されています。

 ハッカー黒木の成功譚と哲学。
 リーマンショックの解説。
 日本の伝統工芸を保存・継承しようとする柴田澪の活動。

 副題が「ハッカー黒木の告白」となっていますが、俺(真行寺)の一人称なので黒木の告白とは違うんじゃないかな。
 新自由主義批判やパワーシフト(多分トフラー)は四半世紀以上前の潮流でいまさら語られても時代遅れ感。
 アーレントの「仕事」や「活動」の概念を日本の伝統工芸とツタエテに重ねているのですが「活動」が厄介な概念でして。
 ツタエテはいわゆる意識高い系の柴田澪が伝統工芸品の販路拡大を目指して行っているのですが、献身的なリーダーが次々現れなければ伝統工芸と同じく先細りになって消えてしまうだけなんですよね。伝統工芸品は同時に消費財でもあるわけで。つまり、アーレントが否定する「運動」に近いわけです。
 結局ツタエテが軌道に乗ることなく話が終わってしまうのでモヤモヤするんです。みみっちくて器の小さい滝沢の嫌がらせなんて読んでいて楽しくないですし。
 作者が伝えたいメッセージが込められているのでしょうが、エンターテインメントとしての面白さはあまり感じませんでした。
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No.1:
(5pt)

榎本憲男氏には毎回驚かされますね

真行寺シリーズのスピンオフの今回の作品もまたビックリしてしまいました。
まず、真行寺の影の主役と言ってもいい黒木が主人公というのが「待ってました」って感じです。
ただ、いきなり和歌山県のずいぶんと田舎のほうに現れて、そこに居着いて、それで地元の女性と親しくなるので、
いつもとはひと味ちがう展開だなと最初は思っていました。
すると、世界がどんどん広がりだして、榎本さんの持ち味である哲学的な深みもぐっと出てきます。
考えさせてくれる上に、面白い。サスペンスも満載で言うことなしです。
また、榎本氏の文はリズミカルで読みやすい。難しいことを語っているんだろうけどちっともそれを感じさせない。
噛んで含めるように丁寧に伝えてくれる。それも嬉しい。
真行寺シリーズはここから入門してもいいかもしれません。
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