エージェント: 巡査長 真行寺弘道4



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初公開日(参考)2019年11月
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長編小説

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エージェント 巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)

2019年11月25日 エージェント 巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)

「令和」初の総選挙当日―。首相の経済政策を批判する新党が議席を伸ばす。古参の捜査一課ヒラ刑事・真行寺が飲んでいると、「令和令和とはしゃぎやがって!」と怒声が響く。騒ぎに巻き込まれる真行寺だが、この時はまだ、自らが日本経済の裏を覗き見るハメになるとは知る由もなかった…。マニア激増中の警察小説シリーズ第四弾!(「BOOK」データベースより)




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No.5:
(4pt)

個人的に好き

好き嫌いが分かれる作品。個人的には大変好きです。他の作品も一気に読み 尚且つ 二度読みしました。
次回作が待ち遠しいです。
エージェント 巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:エージェント 巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)より
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No.4:
(5pt)

心地よく笑いながら・・・しかし良く考えると恐ろしい

相変わらず、簡潔明瞭かつお洒落でユーモアをちりばめた、一貫してリズミカルな文章文体に、心地よく身をゆだねてスラスラと読み続けてしまう。
そして、本作では、「これどうみてもあの人?」という政治家・会社のオンパレードや憎めない同居人に、前作同様「クスクス、フフフ」と笑いながら読み進めているうちにとんでもない世界に連れていかれてしまっていることに気づくのだ。
これは作者の提言かそれとも予言なのか、空恐ろしい話だ。

それにしても、他の作者の作品と比べて、それほど頁数が多いとは思えない、いやどちらかというとボリュームが少ない方ではないかと思うが、これだけ内容が濃く、読者を笑わせ、そして恐ろしい思いをさせるとは、作者の力量にただ敬服するのみ。
エージェント 巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:エージェント 巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)より
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No.3:
(5pt)

黒木の講義だけでこのシリーズは読む価値が大いにある。

真行寺弘道シリーズ第4弾。シリーズすべての作品にテーマがある。
1作目が「自由とは何か」、2作目ブルーロータスが「宗教と科学」、3作目ワルキューレが「生命と倫理」。
そして今作は「政治と経済」である。

MMT(現代貨幣理論)というコペルニクス的経済理論を榎本憲男氏がどう料理するのか、それが楽しみで一気に読了してしまった。中野剛志「奇跡の経済教室」を読んでMMTの凄さを知っていただけに、この理論の弱点(ではないかという部分)を黒木(ボビー)が指摘したところが最大の山場だと感じた。その内容はここでは触れないが、この作品を読めば「経済学」のうさん臭さは大いに感じられるだろう。
中野剛志「奇跡の経済教室」を読んで、MMTこそ経済理論の真実だと「洗脳」されている方(アマゾンレビューで★5つつけている方)はこの作品「エージェント」をぜひ読んでほしいし、エージェントを読んだ方はぜひとも「奇跡の経済教室」を読んでMMTの凄さを感じてほしい。色々考えて、頭をぐちゃぐちゃにしてほしい。作者の狙いはそこだと思う。
作中で真行寺が指摘した通り、政治は映画製作とそっくりである。政治家は役者であり、裏で頭のいい人が監督をやって操っている。そして何も考えていない大衆は、いかにも自分で考えたかのように動くが、実は頭のいい監督に動かされているのだ。映画(フィクション)を見て感動するように・・・。

黒木の講義だけでこのシリーズは読む価値が大いにある。哲学的思考を持ち合わせた人には力いっぱいおススメ。
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No.2:
(5pt)

漠然とした社会の不安に詰め寄る

ストーリーとして純粋に面白い。しかし、悲しいかな、そこには確かな不安が残る。それは「今」という時代があまりにもリアルに手にとるように描かれているからだ。
救いはいつも、熱くて優しくて不器用で、どこまでも人間くさい真行寺のキャラクターだ。彼がいてくれてはじめて、大きな闇に小さな光を見つけられる気がする。
結局、どうやって生きていきたいのか、そんなことを問われているようで、今回も非常に余韻の長い作品だ。
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No.1:
(5pt)

真行寺シリーズ中最高傑作

世界の中での日本の位置、経済や政治の問題を深く掘り下げ、丁寧に説明しながら問題提起をし、かつストーリとして楽しめる作品でした。知的、哲学的、ユーモラス。すごいなー! すごいなー!すごいなー! すごいなー!
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