アガラ



    ※タグの編集はログイン後行えます

    ※以下のグループに登録されています。


    【この小説が収録されている参考書籍】
    アガラ
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.33pt ( 5max) / 6件

    楽天平均点

    3.00pt ( 5max) / 5件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []B
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2025年02月
    分類

    長編小説

    閲覧回数28回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    アガラ

    2025年02月07日 アガラ

    覇権争いに終止符を打ったアメリカと中国は、完全なる自由と平等と平和を保障する《大同世界》を実現させた。大統一した世界を維持する分散型自律機関=通称《DAI》なる権力装置のもと、国境も、宗教もない理想の社会に人々は安住する一方で、見えない分断が隠蔽されているのではないかという陰謀論が囁かれ、原因不明の自殺者が後を絶つこともなかった。パンクバンドの元ギタリスト・ケイは、ある出来事をきっかけに音楽活動から足を洗い、現在は秩序維持軍に属している。2050年の近未来世界に戦争は存在しない。だが軍は同時多発する小さなコミュニティの儀式に対して、それらが宗教行為にあたるか見極める調査活動を続けていた。信仰の兆しを見せる《故障》した地域が世界各地で発生するなか、対象ゾーンへの《警告・修理・漂白》を遂行する任務にあたっていたケイは、上長のグエンから日本州西部でパンクロック・フェスティバルを開催する《アガラ》なる土地に潜入捜査せよとの指令を受けるのだった。『エアー3.0』の著者による最新の世界情勢とPUNKへの愛に裏打ちされた思索的フィクション(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    アガラの総合評価:8.67/10点レビュー 6件。Bランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.6:
    (4pt)

    信じられる事実とは何か。真実はあるのか。

    頭の中でよくこんなに 組み立てられるなと感心する 長編 SF 政治経済 小説。
    読みながら いろんなことを考えさせられる。
    アガラAmazon書評・レビュー:アガラより
    4022520302
    No.5:
    (4pt)

    パンク精神であらゆる問題に切り込む

    作家が自分の好きなものをフィーチャーして、それを深く作品のなかで投影しつつ、テーマを代弁させる手練が素晴らしい。

    じぶんが詳しくないものにも興味と理解をそそられる。この本ではパンクロックがそれだった。パンク精神には惹かれたし、しばらくパンクを聴いてみた。

    さらにこの作家の凄いところは、身近な例からスケールが大きかったり、深かったりする社会問題を噛み砕いて読ませてくれる。押しつけたりはしない。あくまで提起として考える機会をくれる。とても上手い。ときに陰謀論や都市伝説、オカルト扱いのネタを拾うが、そこに寓意的な真実味を娯楽的な手法で提供してくれる。分かりやすくて庶民にも優しい。

    そういう小ネタを入れながら小説としてのカタルシスをしっかりと持っている。オススメです。
    アガラAmazon書評・レビュー:アガラより
    4022520302
    No.4:
    (3pt)

    真行寺シリーズほどのキレがない

    真行寺シリーズの大ファンで、こちらも買ってみたのですが、正直これは好き嫌いが分かれる気がします。
    設定は面白そうだったのですが、どうもあまりキレがよくないというか…はっきりダメと言えるような欠点はないのですが、なんだか読み進めるのがダルい。
    主人公が年齢の割に作者と同じ年代のオッサン並に昭和のロック、パンクシーンに詳しすぎて違和感があるとか、女性キャラとの絡みが今ひとつ面白くないとか、ストーリー展開が遅くて疲れるとか、細かい理由がいくつか積み重なって全体として辛いという感じです。なんというか、ページをめくるのにワクワクしない。

    確かにスケールは大きくて、いい監督が映画化したら面白かなりそうな予感はありますね。

    エアー2.0は良かったけれどエアー3.0はどうも…という方は、この作品にも3.0に近いダルさを感じるかもしれません。
    アガラAmazon書評・レビュー:アガラより
    4022520302
    No.3:
    (5pt)

    物語の世界にトリップできる濃密で贅沢な読書体験

    読み終えるのに、数日。
    すぐに2回目を読み始めて数日。
    この10日間はアガラの世界にどっぷり没入。
    とても濃密で贅沢な時間でした。

    イマジンを聞きながら、
    国境のない、平和な世界を夢見たことがあります。

    でもそれは同時に、
    どこか嘘くさい、薄気味悪い世界であることもうすうす感じます。

    その薄気味悪さに直面したのは、感染症騒動の時でした。
    命という大義名分の前に、人は簡単に支配されていく。
    支配されていることにも気づかず正義だと思い込んでいる多くの人たち。
    私の中に、いや、多くの人の心にあった、「これでいいの?」という思いと、合わせておいたほうが楽だという思い。
    その後味の悪さが見事に物語に昇華されていました。

    榎本さんの本はどれもただの小説ではなく、社会問題、世界感、未来予想、深層心理について学べる人生の教科書のような本です。

    すべての人に読んでいただきたい本です。
    これからくるAIからの支配の時代に備えての必読書だと思います。
    アガラAmazon書評・レビュー:アガラより
    4022520302
    No.2:
    (5pt)

    ・・・アガラへ、愛に恋。

    ・・・榎本憲男の小説は「映画」である・・・人情噺である・・・表紙デザイン最高・・・よく見ると「世界史の構造」と書いてあるし・・・アガラへ、愛に恋。
    アガラAmazon書評・レビュー:アガラより
    4022520302



    その他、Amazon書評・レビューが 6件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク