インフォデミック: 巡査長 真行寺弘道5



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初公開日(参考)2020年11月
分類

長編小説

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インフォデミック-巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)

2020年11月25日 インフォデミック-巡査長 真行寺弘道 (中公文庫)

二〇二〇年春、新型ウイルスが世界を席巻する。人々が不確かな情報に「感染」し右往左往する中、「人は死ぬときは死ぬ」とライブ活動を続ける伝説的なミュージシャン浅倉マリがメディアに登場。真行寺は高齢な浅倉の監視と説得を、水野玲子捜査一課長に命じられ…。コロナ禍の現在をリアルに抉る超エンターテインメント!(「BOOK」データベースより)




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No.8:
(5pt)

必読の一冊

米中の新冷戦、その冷戦のきっかけを作つたとされるコロナ禍。
警察キャリア官僚と巡査長が絡む知能戦争。
読むに値する内容がぎっしりです。
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4122069866
No.7:
(5pt)

浅川マキは良かった

主軸に浅川マキは良かった。久しぶりに聴きなおしたくなった。
コンサートの映像を見ているような文章に感謝しています。
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4122069866
No.6:
(4pt)

感染症の陽性者をトレースするソフトも登場する現代性のあるサスペンス

真行寺巡査長が登場するこのシリーズはどこかとぼけていて親しみやすいが、その分緊張感に欠ける。真行寺、森園ものる、白石サラン、黒木とそのシリーズでおなじみの面々が登場して、今回はコロナ禍を話題に追跡アプリまで登場する現代性に富んだ物語に仕上がっている。コンピュータの達人黒木や内調の吉良大介もからんであらすじが展開されるが、やや通俗的な分だけ緊張感に欠ける面がある。
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4122069866
No.5:
(5pt)

真行寺は自由の象徴。

今作はコロナウイルスという時事的なネタをタイムリーに打ってきた。
テーマは「自由か命か」だと感じた。命より自由を取るか、自由より命を取るか。前者が真行寺であり、後者が大衆(または国家)であろう。

自由の本質は「失うものが何もない状態」を指す。財産や家族や仕事(地位)など守るものがあれば、束縛されるから本来の自由はない。それらがない(に等しい)真行寺は自由の象徴だ。私たちは自由を求めているのだが、命の安全を求め、皮肉にも国が推し進める科学技術に管理されることを望んでいるのではないか。そんなコロナ禍における違和感を本作はこれでもかと問うてくる。そしてこのシリーズの中で、最も真行寺がかっこよかったのではないかと思う。

科学技術は万能なのか?これから訪れるデジタル社会は、果たしてユートピアかデストピアか?
真行寺シリーズと対をなす、DASPA吉良シリーズ「コールドウォー」が楽しみだ。
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4122069866
No.4:
(5pt)

いい本です。

あとがきに、次のような文章があります。
「書くことを通じて、このコロナ禍で起こっている現実と向き合いながら、この時代が抱えている問題の多くについて、
思索を深め、その結果を作品という形で提出できたのではないかと信じています」

作家榎本憲男氏は、その目標を達成したのでは、と私も確信しています。

「エアー2.0」と同様に、この「インフォデミック」も、
難しい問題提起はされていますが、と同時に、
「晴れた五月の風に吹かれながら、たしかにここに希望を見出したいという気持ちをおさえきれない自分を、
真行寺はみとめた」
の文章のように、けっして絶望的ではありません。
だから、私は、これらの作品が大好きです。
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