傷口はきみの姿をしている
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ある日、主人公の通う高校に転校してきたクールな美少女・鷹宮螢。 螢は、歯に衣着せぬ物言いでクラスの和を乱していきます。 彼女は他人の『隠し事』を敏感に察知し、それを暴くことに強い関心を抱いており、 主人公・卯月遥臣も、この娘はちょっと普通じゃないぞと興味を惹かれるのですが、 彼もまた過去に秘密を抱えていることから螢のターゲットにされてしまいます。 互いへの好奇心から奇妙な友人関係を結んだ二人。やがて彼らの前に厄介な隠し事を秘めた生徒たちが次々と現れ…というストーリー。 各章に登場するゲストの秘密を主人公とヒロインが解き明かしていく、というのが基本的な構成です。 学園ミステリの感覚で読んでしまうのですが、トリックやどんでん返しの類はなく、 提示された謎は、読み進めていくうちにあっさりと開示されます。 よって作品の焦点は飽くまで人間模様にあるわけですが、そのドラマ部分も恋愛絡みの鬱屈とした悩みばかりなので、 そうした『面倒臭さ』のようなものを許容できるかどうかが評価の分かれ目になるかと思われます。 文章自体に癖はなくとても読みやすいです。 決して陰険さに特化した作風ではありませんので、鬱屈とした青春物(やや学園ミステリ風味)が好みであれば問題なく楽しめるでしょうし、 逆に「うじうじしたのは嫌だなあ」という方は楽しめないかも知れません。 ヒロインの螢がクールなボクっ娘で次第に主人公にデレていったり、 (重い事情はあるものの)従妹の男の娘と主人公が満更でもない関係だったりと キャラ文芸的な楽しみ方もできる作品です。 | ||||
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高校生達の様々な出来事が印象的です。 | ||||
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