あの日、君は何をした

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種別
長編
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10
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43
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あらすじ

2020年07月07日 あの日、君は何をした (小学館文庫)

『完璧な母親』著者が放つ慟哭のミステリー北関東の前林市で平凡な主婦として幸せに暮らしていた水野いづみの生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。深夜に家を抜け出し、自転車に乗っていた大樹は、何をしようとしていたのか――。15年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明に。無関心に見える妻の野々子に苛立ちながら、母親の智恵は、必死で辰彦を探し出そうとする。刑事の三ッ矢と田所が捜査を進めるうちに、無関係に見える二つの事件をつなぐ鍵が明らかになる。『完璧な母親』で最注目の著者が放つ、慟哭のミステリー。(「BOOK」データベースより)

評判

あの日、君は何をしたの評価:

7.25/10点 レビュー 4件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.25pt

あの日、君は何をしたの総合評価:

7.39/10点 レビュー 100件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(8pt)

あの日、君は何をしたの感想

第1部 2004年 前林市(「東京から新幹線と在来線で2時間弱の北関東にある」と、第2部本文中で紹介されている架空の市らしい)で起こったある少年の事故死に関する内容。
第2部 2019年 東京都新宿区で起こった若い女性の殺人事件と容疑者の失踪に関する内容。
ミステリーとしての本書の読みどころは、2つの事件がどう絡んで、最後のオチに繋がるのかという点にあると思う。
そして、この小説のもう一つの読みどころは、少年とその母、容疑者とその母、そして容疑者の妻とその母、その関係性と両者間の心情を扱ったところです。
特に少年と容疑者のそれぞれの母親の心情は、母親の愛情が持つ負の側面をうまく描いていると思います。まさに異様な母子愛ですね。

感想ですが、なかなか面白かったです。読み易く、ストーリーがどう展開するのか気になり、あっと言う間に読み終えました。
ミステリー面としては、一体全体どこで両事件が結びつくのか、ラスト近くまで判然とせず、もしかすると両事件を結ぶことなく、母親の異様な愛を扱っただけの小説家かと危惧した位です。
でもキチンと解答は与えられていました。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2
(7pt)

あの日、君は何をしたの感想

内容は好みとは違いますが作品として凄く面白かったです。

無関係に見える2つの事件の物語。先の展開が気になって止め時が見つからない読書でした。あらすじにある通りなのでネタバレではないと補足しつつ説明しますが、ミステリー小説のお約束の展開として終盤に2つの物語が繋がるのは明らかなわけです。ただどう繋がるのかが小説の見せ所なわけですが、本書はかなり高水準で複雑で絡まった物語を綺麗に回収して繋がる作品でした。
ミステリーの構成としてはとても素晴らしく、トリックやどんでん返し等の一発ネタの作品ではなく、コツコツ小さい情報が積み重なった先に見える真相を体験できる作品。感触としては警察小説で捜査を進めてやっと事件が解決した(話が見えた)。という安堵感を得るような構成です。

2つの物語で感じた印象は、毒親や狂気の家族模様。フィクションとはいえ、ちょっと思考回路が合わず嫌悪感を抱くようなあまり関わりたくないと感じる人たちの物語でイヤミス傾向です。読んでいて嫌な気分になる事が多かったのですが、そう思わせる文章は凄いなという視点で楽しみました。そういう意味で内容は好みとは違うのですが、事件がどういう結末を迎えるのか?先が気になる読書として面白かった次第です。

egut
T4OQ1KM0
No.1
(8pt)

あの日、君は何をしたの感想

読みやすくスイスイ読めました。内容も面白かった。
事件と事件のつながりを探すストーリーですが、なかなか真相にたどりつけず、予想もできません。先が気になって読み進めた感じです。

▼以下、ネタバレ感想

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しん
WCNZKBHI

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.96
(3pt)

あの日、君は 何をしようとしていた?

伏線かと思ったら特に関係がなかったり、使い捨てが勿体無く思える登場人物がいたり、ややご都合主義な展開が散見されたりもしますが、予想外の真相と最後の最後に明かされる、ある人物が「何をしたのか」のみならず、「何をしようとしていたのか」の衝撃は想像の斜め上をいくものでした。陰鬱でヘビーなイヤミス的ストーリーですが、掴みどころのない三ツ矢刑事と読者の代弁をしてくれるかのような田所刑事のキャラクターは非常に魅力的で、このバディのシリーズを今後も読みたいと思いました。
あの日、君は何をした (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あの日、君は何をした (小学館文庫)より
4094067914
No.95
(2pt)

三ツ矢&田所刑事シリーズ作3作読んだがどれも似ている

本作含め、「彼女が最後に見たものは」「あなたが殺したのはなぜ」と3作、三ツ谷&田所刑事シリーズ3作読んでみた(オーディブル)

シリーズ通して、ブライアンワイス教授の「前世療法」シリーズの影響を受けているのと、登場人物のキャラクターがどれも似てているという点で飽きがくる。

ただ、個人的に三ツ谷刑事のキャラと、ヒロイン役の田所のキャラはいいなと思う。

親子関係、依存関係、今生での課題、最後のあまり意味のないどんでん返し風のおまけ的な長引かせ、このあたりは改善してほしい。
あの日、君は何をした (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あの日、君は何をした (小学館文庫)より
4094067914
No.94
(3pt)

ふとした時に思い出す小説

平然として生きていても、いなくても、人にはそれぞれ他人には理解のできないような大きなしこりがある。そんなことを考えてしまうような時に思い浮かぶ作品になりました。
あの日、君は何をした (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あの日、君は何をした (小学館文庫)より
4094067914
No.93
(3pt)

プロットはいい。 難点は『可哀想な人』の描写が弱いため共感できないこと

ネタバレ注意!

文章は読みやすいし、プロットも面白い。事件のカラクリもよく考えられていると思う。
タイキがなぜ夜中に外出したのかという謎にはとてもそそられた。
出だしだけだったら⭐️5つつけたと思います。

ただし、後半はハラハラ感に欠ける。
音楽に例えるなら、メロディはいいけど強弱がない感じ。
事件を追うだけになってしまって、共感しにくい。

◯◯の正体が判明する瞬間が一番のクライマックスのはずが、むしろその前の姑の一件のほうが文章に勢いがあった。

キャラクターの描写にかける分量配分や強弱も少し物足りない。
例えば冒頭のマサミをもっとブスで冴えない描きかたにし、コウタとのラブラブぶりを強調したほうが、のちの展開が生きたと思うし、逆にマリカはあんなに分量を割かなくても良かったように思う。

タイキの人物像に関する伏線ももう少し欲しかった。
タイキとノノカとの間にもう少し強い絆があってもよかったように思う。

イズミの描写を狂人にするのか、可哀想な正常な人にするのか中途半端。
子供を失った母親の悲しみ部分の描写に共感できなかった。

イズミが自分を責めることになった原因がマリカの一言だけというのも物足りない。

(後に感想を修正するかも知れません。以上はaudibleで聴き終えた直後の感想です。もしかして何か読み落としているかもしれないので、この後文字で再読するつもりです)
あの日、君は何をした (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あの日、君は何をした (小学館文庫)より
4094067914
No.92
(5pt)

この2つをいったいどう回収するんだ?と思ったらきれいに収束しました

初めて読む作家さんでした。文章が易しくシンプルなので、ラノベっぽかったらちょっとだな・・と思いながら読み始めたのですが、だんだん引き込まれて一気読みしてしまいました。

逮捕後に逃亡した殺人犯、その厳重警戒中の同日、真夜中に職務質問された男子中学生は自転車で逃走、停車中のトラックに激突して死亡してしまいます。結局なんの関係もなかったその子はどうして逃げ出さねばならなかったのか?これが2004年に栃木県で起きた一連の出来事。
第二の事件は2019年の東京。女性会社員が自宅アパートで殺害され、その上司は失踪、後に2人は不倫関係にあったことがわかります。
この2つの事件が結びついていくことはあらすじを読んで知っていたのですが、こんな大風呂敷を広げてどう回収するんだろうと興味津々で読み進みました。
結果はお見事と思いました。破綻なくうまく結びつきました。
息子に対する異様な所有欲を持つ母親が2人、人間や家族関係を描くのもうまいと思います。そして最後にはもうひと捻りまた別の真相があって震撼させられます。

一風変わった警視庁の刑事、三ツ矢と新宿区戸塚署の初々しい新米刑事、田所のバディがいい感じで、続きを書いてほしいなと思ったらしっかりシリーズ化されていたんですね。次の「彼女が最後に見たものは」をすぐにでも読みたいです、笑。
あの日、君は何をした (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あの日、君は何をした (小学館文庫)より
4094067914

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