魔女伝説

登録されているタグ

※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が載っている参考書籍】

オススメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

3.20pt (5max) / 5件

みんなの オススメpt 自由に投票してください!!

0pt

サイト内ランク[]

C

ミステリ成分[] この作品はミステリ? 自由に投票してください!!

↑現実的

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

0.00pt

ミステリ→

0.00pt

↓幻想的

初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
744回
お気に入りにされた回数
0
読書済み登録回数
0
このページのURL

あらすじ

1998年06月01日 魔女伝説 (ハルキ文庫)

人もうらやむ美貌の妻・瑤子と仲むつまじく暮らしていた野川邦彦。その妻がある夜、突然姿を消した!わずかな手がかりをたよりに彼女を捜す邦彦の行く先々に現れる“光る苔”―一体妻の失踪といかなる関係があるのか?一方、瑤子は夫にさえ明かせぬ、ある「特殊な能力」のために、謎の敵から追われる旅を続けていたのだった。陰謀の渦中に巻き込まれた夫婦の愛の行方を描く一大ロマン。(「BOOK」データベースより)

評判

魔女伝説の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点0.00pt

魔女伝説の総合評価:

6.40/10点 レビュー 5件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

指定の条件による感想はありませんでした。

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5
(4pt)

半村良のもう一つの面である人情物を彷彿とさせる異色SF。

1976年7月号~1978年6月号の「婦人公論」に連載されたものである。そのこともあってか、内容は、タイトルほど禍々しいものではない。語り手は、まず夫の野川邦彦が務める。彼の前から妻の瑤子[ようこ]が突然失踪する。もちろん二人は結婚3年目とは思えないほど仲睦まじい夫婦だった。それなのになぜ―?…最初の1章[最終章と同じタイトル]は、妻の不在の空っぽさを淡々と描く。2章「描きかけの夜空」で、初めて邦彦は瑤子が画を描いていたことを知る。そういえば、彼女は“苔”を大切に育てていた…。自分の知らない妻の姿に初めて触れていくのだ。義父の久衛から、瑤子は京都にいる可能性があることを知る。彼女は誰かに追われているようなのだ。
謎とその解への導きが出揃いはじめた頃、5章「絵の中の風も冷たく」の中途から、いよいよ語り手が瑤子にスウィッチする。8章「玉露のかおり」では、ついに追手の正体が判明する。ここらあたりから、この話がSFだったことに思いいたるのだが、それでも、物語じたいは、それほどの飛躍は感じさせない。なぜなら、テレパスを“魔女”と呼び、彼女の動向を“伝説”と呼ぼうと、さらに瑤子がテレパスだろうと、この小説の、しっかりと日常に根ざしたリアリズムは微動だにしないからだ。瑤子はいたって善良な―だけでなく、透明感のある美女であり、きわめて常識人でもある。
ところが、彼女はこの“常識”に搦めとられていると指摘する女性が現れる。伸子だ。まさに“伸びしろ”に溢れた女性である。“物質的な不自由というものを、生れてから一度も味わったことがなく、それだけに何かしら不自由に憧れている”という女性だ。伸子には自然と自分の正体をバラしてしまう瑤子。すると、伸子は、もうご主人に隠す必要はない、いや、むしろテレパスであることを積極的に活かすべきよ!と瑤子を励ますのだ。
岡崎唯士、田辺清次郎、田辺圭介、お兼さん、柴崎ふじとその一家…そして谷村伸子。瑤子は、逃亡劇の間に様々な人たちの人情の機微に触れていく。ここらあたりは、同じテレパスものの<七瀬シリーズ>とは違い、性善説にしたがって物語は進んでいく。これをもの足りないと感じる読者もいるかも知れない。タイトルに偽りあり、とか。もしそう思いそうなら、スルーすればいいと思う。しかし、これは、負い目をそうでないものに代えていくこともできるはずと―殊に女性に対して励ますような“やさしい”小説だと思う。作者に代わって伸子が、そう力強く言ってくれているのだと受け取った。
魔女伝説 (ハルキ文庫) Amazon書評・レビュー: 魔女伝説 (ハルキ文庫)より
4894564181
No.4
(4pt)

半村良のもう一つの面である人情物を彷彿とさせる異色SF。

1976年7月号~1978年6月号の「婦人公論」に連載されたものである。そのこともあってか、内容は、タイトルほど禍々しいものではない。語り手は、まず夫の野川邦彦が務める。彼の前から妻の瑤子[ようこ]が突然失踪する。もちろん二人は結婚3年目とは思えないほど仲睦まじい夫婦だった。それなのになぜ―?…最初の1章[最終章と同じタイトル]は、妻の不在の空っぽさを淡々と描く。2章「描きかけの夜空」で、初めて邦彦は瑤子が画を描いていたことを知る。そういえば、彼女は“苔”を大切に育てていた…。自分の知らない妻の姿に初めて触れていくのだ。義父の久衛から、瑤子は京都にいる可能性があることを知る。彼女は誰かに追われているようなのだ。
謎とその解への導きが出揃いはじめた頃、5章「絵の中の風も冷たく」の中途から、いよいよ語り手が瑤子にスウィッチする。8章「玉露のかおり」では、ついに追手の正体が判明する。ここらあたりから、この話がSFだったことに思いいたるのだが、それでも、物語じたいは、それほどの飛躍は感じさせない。なぜなら、テレパスを“魔女”と呼び、彼女の動向を“伝説”と呼ぼうと、さらに瑤子がテレパスだろうと、この小説の、しっかりと日常に根ざしたリアリズムは微動だにしないからだ。瑤子はいたって善良な―だけでなく、透明感のある美女であり、きわめて常識人でもある。
ところが、彼女はこの“常識”に搦めとられていると指摘する女性が現れる。伸子だ。まさに“伸びしろ”に溢れた女性である。“物質的な不自由というものを、生れてから一度も味わったことがなく、それだけに何かしら不自由に憧れている”という女性だ。伸子には自然と自分の正体をバラしてしまう瑤子。すると、伸子は、もうご主人に隠す必要はない、いや、むしろテレパスであることを積極的に活かすべきよ!と瑤子を励ますのだ。
岡崎唯士、田辺清次郎、田辺圭介、お兼さん、柴崎ふじとその一家…そして谷村伸子。瑤子は、逃亡劇の間に様々な人たちの人情の機微に触れていく。ここらあたりは、同じテレパスものの<七瀬シリーズ>とは違い、性善説にしたがって物語は進んでいく。これをもの足りないと感じる読者もいるかも知れない。タイトルに偽りあり、とか。もしそう思いそうなら、スルーすればいいと思う。しかし、これは、負い目をそうでないものに代えていくこともできるはずと―殊に女性に対して励ますような“やさしい”小説だと思う。作者に代わって伸子が、そう力強く言ってくれているのだと受け取った。
魔女伝説 (1981年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 魔女伝説 (1981年) (角川文庫)より
B000J8038M
No.3
(4pt)

半村良のもう一つの面である人情物を彷彿とさせる異色SF。

1976年7月号~1978年6月号の「婦人公論」に連載されたものである。そのこともあってか、内容は、タイトルほど禍々しいものではない。語り手は、まず夫の野川邦彦が務める。彼の前から妻の瑤子[ようこ]が突然失踪する。もちろん二人は結婚3年目とは思えないほど仲睦まじい夫婦だった。それなのになぜ―?…最初の1章[最終章と同じタイトル]は、妻の不在の空っぽさを淡々と描く。2章「描きかけの夜空」で、初めて邦彦は瑤子が画を描いていたことを知る。そういえば、彼女は“苔”を大切に育てていた…。自分の知らない妻の姿に初めて触れていくのだ。義父の久衛から、瑤子は京都にいる可能性があることを知る。彼女は誰かに追われているようなのだ。
謎とその解への導きが出揃いはじめた頃、5章「絵の中の風も冷たく」の中途から、いよいよ語り手が瑤子にスウィッチする。8章「玉露のかおり」では、ついに追手の正体が判明する。ここらあたりから、この話がSFだったことに思いいたるのだが、それでも、物語じたいは、それほどの飛躍は感じさせない。なぜなら、テレパスを“魔女”と呼び、彼女の動向を“伝説”と呼ぼうと、さらに瑤子がテレパスだろうと、この小説の、しっかりと日常に根ざしたリアリズムは微動だにしないからだ。瑤子はいたって善良な―だけでなく、透明感のある美女であり、きわめて常識人でもある。
ところが、彼女はこの“常識”に搦めとられていると指摘する女性が現れる。伸子だ。まさに“伸びしろ”に溢れた女性である。“物質的な不自由というものを、生れてから一度も味わったことがなく、それだけに何かしら不自由に憧れている”という女性だ。伸子には自然と自分の正体をバラしてしまう瑤子。すると、伸子は、もうご主人に隠す必要はない、いや、むしろテレパスであることを積極的に活かすべきよ!と瑤子を励ますのだ。
岡崎唯士、田辺清次郎、田辺圭介、お兼さん、柴崎ふじとその一家…そして谷村伸子。瑤子は、逃亡劇の間に様々な人たちの人情の機微に触れていく。ここらあたりは、同じテレパスものの<七瀬シリーズ>とは違い、性善説にしたがって物語は進んでいく。これをもの足りないと感じる読者もいるかも知れない。タイトルに偽りあり、とか。もしそう思いそうなら、スルーすればいいと思う。しかし、これは、負い目をそうでないものに代えていくこともできるはずと―殊に女性に対して励ますような“やさしい”小説だと思う。作者に代わって伸子が、そう力強く言ってくれているのだと受け取った。
魔女伝説 (角川文庫 緑 375-26) Amazon書評・レビュー: 魔女伝説 (角川文庫 緑 375-26)より
4041375266
No.2
(4pt)

半村良のもう一つの面である人情物を彷彿とさせる異色SF。

1976年7月号~1978年6月号の「婦人公論」に連載されたものである。そのこともあってか、内容は、タイトルほど禍々しいものではない。語り手は、まず夫の野川邦彦が務める。彼の前から妻の瑤子[ようこ]が突然失踪する。もちろん二人は結婚3年目とは思えないほど仲睦まじい夫婦だった。それなのになぜ―?…最初の1章[最終章と同じタイトル]は、妻の不在の空っぽさを淡々と描く。2章「描きかけの夜空」で、初めて邦彦は瑤子が画を描いていたことを知る。そういえば、彼女は“苔”を大切に育てていた…。自分の知らない妻の姿に初めて触れていくのだ。義父の久衛から、瑤子は京都にいる可能性があることを知る。彼女は誰かに追われているようなのだ。
謎とその解への導きが出揃いはじめた頃、5章「絵の中の風も冷たく」の中途から、いよいよ語り手が瑤子にスウィッチする。8章「玉露のかおり」では、ついに追手の正体が判明する。ここらあたりから、この話がSFだったことに思いいたるのだが、それでも、物語じたいは、それほどの飛躍は感じさせない。なぜなら、テレパスを“魔女”と呼び、彼女の動向を“伝説”と呼ぼうと、さらに瑤子がテレパスだろうと、この小説の、しっかりと日常に根ざしたリアリズムは微動だにしないからだ。瑤子はいたって善良な―だけでなく、透明感のある美女であり、きわめて常識人でもある。
ところが、彼女はこの“常識”に搦めとられていると指摘する女性が現れる。伸子だ。まさに“伸びしろ”に溢れた女性である。“物質的な不自由というものを、生れてから一度も味わったことがなく、それだけに何かしら不自由に憧れている”という女性だ。伸子には自然と自分の正体をバラしてしまう瑤子。すると、伸子は、もうご主人に隠す必要はない、いや、むしろテレパスであることを積極的に活かすべきよ!と瑤子を励ますのだ。
岡崎唯士、田辺清次郎、田辺圭介、お兼さん、柴崎ふじとその一家…そして谷村伸子。瑤子は、逃亡劇の間に様々な人たちの人情の機微に触れていく。ここらあたりは、同じテレパスものの<七瀬シリーズ>とは違い、性善説にしたがって物語は進んでいく。これをもの足りないと感じる読者もいるかも知れない。タイトルに偽りあり、とか。もしそう思いそうなら、スルーすればいいと思う。しかし、これは、負い目をそうでないものに代えていくこともできるはずと―殊に女性に対して励ますような“やさしい”小説だと思う。作者に代わって伸子が、そう力強く言ってくれているのだと受け取った。
魔女伝説 (中公文庫 A 137) Amazon書評・レビュー: 魔女伝説 (中公文庫 A 137)より
4122007534
No.1
(4pt)

半村良のもう一つの面である人情物を彷彿とさせる異色SF。

1976年7月号~1978年6月号の「婦人公論」に連載されたものである。そのこともあってか、内容は、タイトルほど禍々しいものではない。語り手は、まず夫の野川邦彦が務める。彼の前から妻の瑤子[ようこ]が突然失踪する。もちろん二人は結婚3年目とは思えないほど仲睦まじい夫婦だった。それなのになぜ―?…最初の1章[最終章と同じタイトル]は、妻の不在の空っぽさを淡々と描く。2章「描きかけの夜空」で、初めて邦彦は瑤子が画を描いていたことを知る。そういえば、彼女は“苔”を大切に育てていた…。自分の知らない妻の姿に初めて触れていくのだ。義父の久衛から、瑤子は京都にいる可能性があることを知る。彼女は誰かに追われているようなのだ。
謎とその解への導きが出揃いはじめた頃、5章「絵の中の風も冷たく」の中途から、いよいよ語り手が瑤子にスウィッチする。8章「玉露のかおり」では、ついに追手の正体が判明する。ここらあたりから、この話がSFだったことに思いいたるのだが、それでも、物語じたいは、それほどの飛躍は感じさせない。なぜなら、テレパスを“魔女”と呼び、彼女の動向を“伝説”と呼ぼうと、さらに瑤子がテレパスだろうと、この小説の、しっかりと日常に根ざしたリアリズムは微動だにしないからだ。瑤子はいたって善良な―だけでなく、透明感のある美女であり、きわめて常識人でもある。
ところが、彼女はこの“常識”に搦めとられていると指摘する女性が現れる。伸子だ。まさに“伸びしろ”に溢れた女性である。“物質的な不自由というものを、生れてから一度も味わったことがなく、それだけに何かしら不自由に憧れている”という女性だ。伸子には自然と自分の正体をバラしてしまう瑤子。すると、伸子は、もうご主人に隠す必要はない、いや、むしろテレパスであることを積極的に活かすべきよ!と瑤子を励ますのだ。
岡崎唯士、田辺清次郎、田辺圭介、お兼さん、柴崎ふじとその一家…そして谷村伸子。瑤子は、逃亡劇の間に様々な人たちの人情の機微に触れていく。ここらあたりは、同じテレパスものの<七瀬シリーズ>とは違い、性善説にしたがって物語は進んでいく。これをもの足りないと感じる読者もいるかも知れない。タイトルに偽りあり、とか。もしそう思いそうなら、スルーすればいいと思う。しかし、これは、負い目をそうでないものに代えていくこともできるはずと―殊に女性に対して励ますような“やさしい”小説だと思う。作者に代わって伸子が、そう力強く言ってくれているのだと受け取った。
魔女伝説 (1980年) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 魔女伝説 (1980年) (中公文庫)より
B000J8652K

その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る