バラの絆は遥かなる荒野に
- ロマンス (120)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
バラの絆は遥かなる荒野にの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
生まれも育ちも違うけど一緒に行動している四人の少年が、スラムの街角で可愛い女の子の赤ちゃんを拾った所から物語は始まります。 赤ちゃんを拾ったことで真面目に暮らさなければと悟った少年たちは、力を合わせて生き抜き、大人になるころには牧場を経営するまでになりました。 そして彼らの妹となったヒロインは美しく成長し、兄たちに愛されて幸福に暮らしています。 そんな風に幸福に暮らしている兄妹たちのもとに、イギリスから一人の紳士がやってきます。 彼の任務は昔に誘拐されたイギリス人貴族の令嬢を探しに来たこと。 その令嬢はもしかしてヒロインなのではないかとあたりをつけた彼は、任務を隠して兄妹達が住む牧場にあがりこみます。 そして兄妹達と暮らしているうちにその生活が楽しくなり、さらにヒロインと愛し合うように。 彼は彼女との将来を考え兄妹達に自分の任務を明かすことにします。 このことで幸福に暮らしていた兄妹達の運命が大きく変化することに・・・。 前半はアメリカでの暮らしで兄妹達の絆をひしひしと感じることができ、後半にやってくるヒロインのイギリスでの暮らしの悲惨さをさらに辛く感じることができます。 ヒロインのイギリスの家族たちは決して悪い人ではなく、彼女を変えようと躍起になる感じ。それが裏目に出てヒロインを追い詰めています。 追い詰められた彼女のとった最後の選択は・・・、このあたりは悲しすぎて涙が出てしまいました。特にヒーローとヒロインの実の父親との会話は、ヒロインへの愛情がひしひしと伝わってくるだけに余計悲しい。 個人的に泣けたということはとても感情移入できたのではないかと思っています。満足できた作品でした。 続編もあるようなのでそちらも楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品はなんといっても家族愛が主なテーマだと思います。ヒロインの明けっ広げな性格のおかげで家族全員が明るく、ヒロインの兄達がまたみんなそれぞれ魅力的でお互いのやり取りや会話が軽妙で笑わせてくれます。 ロマンスの方もヒーローの優しさとヒロインを思いやる気持ちと相まって温かい気持ちになれます。でも一番の見せ場早起きやはりヒロインの兄達とヒーローのやり取りです。 アメリカのモンタナとイギリスの上流階級が舞台でその文化の違いとか、人種問題が絡んだ法廷闘争とかもあって色んな面で楽しめる作品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台は19世紀アメリカ。西部開拓時代です。 ゴミ溜めに捨てられた幼子を拾ったのは4人のストリートチルドレン。 4人の少年はこの子を真っ当に育てようと結束を新たにし、西部を目指します。 そして19年。 ゴミ溜めから拾われた幼子メリー・ローズは美しい娘へと成長しました。 4人のストリートチルドレンは立派な青年となり、牧場経営にいそしんでいます。 そこへ突然現れたのはロンドンからきた魅力的な青年弁護士。 彼は、メリー・ローズが19年前に誘拐されたイギリス貴族の令嬢だと言うのです。 5人の穏やかな生活は変化の兆しを見せると同時にメリー・ローズは ロンドンから来た弁護士と恋に落ちていくのでした… シスコン兄貴に囲まれて育った女の子の恋の物語。 お兄ちゃんたちも素敵だし、ヒロインの性格も良し。ヒーローはもちろん格好いい。 ありきたりな感じはするのですが、安心して最後まで読めるのが良い所です。 斬新さは無いけどクラシックな面白さで、一気に読みました。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|