モンタナの風をつかまえて



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    初公開日(参考)2012年06月
    分類

    長編小説

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    モンタナの風をつかまえて (ヴィレッジブックス)

    2012年06月20日 モンタナの風をつかまえて (ヴィレッジブックス)

    1868年ロンドン。令嬢テイラーは今夜、最愛の祖母との約束を果たすつもりだった。そのために祖母の最期を看取れず、見ず知らずの男性と結婚することになろうとも―。気丈な伯爵夫人はモンタナからやってきた貴族の庶子ルーカスに美しい孫娘を託した。謎多き彼にはこの取引に応じざるをえないある事情があった。ボストンに到着次第、婚姻は解消され、テイラーは姉夫婦の遺した幼い双子を引き取り、卑劣な叔父の手の届かぬ場所で姪たちを育てるはずだった…。偽りの婚姻と知りながらも、ふたりはいつしか惹かれあっていくが、そんな彼らに悪夢のような出来事が迫っていた―。(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (4pt)

    モンタナの風をつかまえて

    この物語は、家族愛と絆の物語だと思いました。謎まいた話も楽しめました。
    モンタナの風をつかまえて (ヴィレッジブックス)Amazon書評・レビュー:モンタナの風をつかまえて (ヴィレッジブックス)より
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    No.2:
    (5pt)

    主人公カップルが文句なしに魅力的

    素直で取り澄ましたところがないテイラーは愛らしくも芯あるヒロイン。危険な香りを漂わせるぶっきらぼうで男らしいルーカス。美男美女でもあるこの二人の組み合わせがパーフェクト!話が大きく転ばない前半部分を読んだところでもう既に二人に好感が持て、ストーリーに引き込まれました。

    祖母が残す莫大な遺産、非道な叔父に奪われ人生を指図されないようにとある計画をテイラーは実行します。それは祖母の選んだ見知らずの男性を夫とし、イギリスから新天地アメリカへ旅立つということ。祖母が念に入りに選んだ相手は、アメリカの辺境の地に住む男性ルーカス。そこまでして計画にのったのには、、、ルーカスには結婚願望はさらさらないけど急ぎでお金が必要だからという理由が。テイラーには亡くなった姉が残した双子の幼子をアメリカで探し出し、自分が守り育てるという大きな目的が。

    英国貴族のお嬢様がメイドも連れずに未開拓なアメリカの荒野へ夫を信じてついて行く、、、ひ弱なレディではない彼女のことが面白くも魅力的でルーカスは夢中。契約結婚で始まったのに最初から互いに惹かれ合ってる二人。テイラーがアメリカで落ち着き次第それぞれ別の人生を歩むという予定も、お互いを必要として離れられない存在に。

    ガーウッドの描く主人公カップルはいつもいい味出してます。本書においては愛情深いヒロインも素晴らしいことはもちろんだけど、いつもヒロインを守ろうとするヒーローは文句なしに格好イイ!捜索のため大自然残るアメリカ大陸を渡り歩く大旅行と新生活への挑戦、そして家族愛を描いてる本書。ただのロマンスでは終わらないところが新鮮。
    脇役もまたストーリーを盛り上げてます。船旅の途中で出会った行き場のない女性ヴィクトリア、ルーカスの頼れる友人ハンター。それに愛らしい子供たちなんてほのぼのした気持ちにさせてくれます。これは迷うことなく★5つです!
    モンタナの風をつかまえて (ヴィレッジブックス)Amazon書評・レビュー:モンタナの風をつかまえて (ヴィレッジブックス)より
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    No.1:
    (5pt)

    まるで映画を見ているようでした!西部劇+大草原の小さな家で、気分爽快+。:.゚(*゚Д゚*)

    冒頭部分に注目!読者には何も知らされず、病床のレディ・ステイプルトン、スコットランドから駆けつけた孫娘、二人の会話から、何かが進行していることがうかがえたかと思いきや、暗転、舞踏会。
             ヒロインに近づく男性が二人。
             片や過去の汚泥、片や未来の策謀。
             ヒロインとヒーローの視線が絡み合い、あたかも時間が止まったような…。
             ため息ありき。なんとも劇場型の物語。音楽まで聞こえてきそうです。これでうっとりしない読者は、いないハズ…Σd(≧ω≦*) グッ

    舞台はイギリスからアメリカへ。ヒロインのテイラーは、祖母と取り決めた計画を進めるべく、悪玉伯爵叔父マルコムをやりすごし、ヒーローのルーカスを便宜上の夫としてアメリカへ。姉の忘れ形見の双子を確保し、西部へ逃れる計画でした。未婚身重のヴィクトリアを友にして、ルーカスの友人のハンターを巻き込み、更に双子の「兄」をも従え、アメリカ横断ロマンス、どこへ行くやら?ルーカスの抱える復讐やいかに?叔父マルコムの差し向ける追手を撃退することはできるのか?

    ジュリー・ガーウッド王道ロマンスです。
    芯のしっかりした優しくて強くてしかも美しいヒロイン(天然母性で荒くれ男衆を手懐けるのが得意)と、粗削りハンサムでやることなすこと男臭さの匂い立つ無敵ヒーロー(名前を出しただけでファンだという男衆に囲まれる男っぷりのよさ!)。
    便宜便宜と言いつつも、ほとんど一目惚れに近い二人。
    しかもその場面が際立って美しいときたもの。
    入れ込まずにはいられません。
    何だかんだと言いつつ、お互いにお互いの存在が不可欠になるのは早くて…めろめろな二人に、思わず、にやり。
    こうでなくては。
    そこへ西部劇が入り込み、背景が大きく広がっていきます。
    決して狭い世界の中だけで完結しないこのロマンス、かなりいい味出してます。

    何とも微笑ましいのは、困難の末に確保したおちびちゃんたち。
    想像してみてください。二人の大柄な西部劇ガンマンによじのぼり這い上り、かわいらしく喋りまわる2歳児たち。子犬のような瞳で慈愛の美女を見上げる7歳の男の子。大人たちは子守でへとへと。
    か、かわええ…。
    殺伐としたシーンとの対比が、よりきらきら輝くようなおちびちゃんパワーを煌めかせます。
    かなり賑やかになる中盤から後半、退屈する暇なし。
    ざっと632ページ、ノンストップで読めます。
    気が付けば、西部劇から大草原の小さな家へと変化しておりました(笑)。
    自分がタフだと証明したくてがむしゃらに働きまわるテイラーと、テイラーの愛を失ったらどうしようと心細さを目で語るルーカスの二人の純な愛が、また、イイ。
    家族の絆と愛とは、何か。
    もう一つのテーマが物語をぐいぐいひっぱります。
    (家族とは血のつながりじゃないと言い切るヒロインの台詞に、クレイボーン兄弟シリーズを思い出します。そういえば、トラヴィス捜査官の名前が出てました。なんとなく、にんまり)

    あるときは独りで、あるときは仲間の力を借りて困難を乗り越え、愛する人を守り抜く。ロマンスの王道に、拍手なのです(b≧∀)グッド♪

    ただ、惜しむらくは、ちょっとばかり話の展開が大味だったこと。双子の捜索が時限的で緊張感があったのに対し、辺境行道程や叔父との対決、ヒーローの決着、なにやらゆるい感有。どこが山場だったの?と聞かれると、う〜ん、どこであっただろうかと考えてしまうかも。でも。冒頭のイギリスを出立する寸前の舞踏会がとても好きなので、まあ、ええじゃないかと思うのでありました。
    モンタナの風をつかまえて (ヴィレッジブックス)Amazon書評・レビュー:モンタナの風をつかまえて (ヴィレッジブックス)より
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