薬草とウインク



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初公開日(参考)2017年04月
分類

長編小説

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薬草とウインク

2017年04月25日 薬草とウインク

パリに暗躍する聖遺物窃盗団と連続殺人、キリストの「聖槍」と十字軍、そして「沼地の魔女」と神明裁判―聖俗混沌とした中世パリを舞台にした本格歴史ミステリ!(「BOOK」データベースより)




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No.1:
(3pt)

聖俗混淆の中世パリの空気に満ちた作品

エルサレム奪還を目指して十字軍が遠征している時代のパリが舞台。光の面にせよ、影の面にせよ、キリスト教が民衆の暮らしに多大なる影響を与えていたこの頃。

フランスの片田舎から巡礼のため都に来た職工の親方オットー、聖職者を目指してイギリスから神学を学びに来た若者ノア、医者を目指す若い女ドミニクの三人は、聖遺物の贋物事件に巻き込まれる。

豊富な知識と細かな描写により、中世パリの雰囲気が良く出ている。人物像も深く彫り込まれている。

しかし、前半は本書の主題が全く見えず、物語に入り込めなかった。後半に入ってようやくそれが見えてきたが、盛り上がりはいま一つ。ドラマチックに描ける材料はいくつもあるのに、物語の運びが淡白なために、全体に厚みに欠ける。

前作「ベンヤミン院長の古文書」でも、クライマックスが盛り上がりに欠けたきらいがあったが、本作ではそれがさらに顕著に出ている。

それにしても、この内容に対して、このタイトルはない。編集者は、何も考えなかったのだろうか。自分なら、「聖遺物の審判」とでもつけるところだが。
薬草とウインクAmazon書評・レビュー:薬草とウインクより
4562053984



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