さよならを言う前に
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
さよならを言う前にの評価:
6.00/10点 レビュー 1件。 D ランク
さよならを言う前にの総合評価:
7.33/10点 レビュー 3件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
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数年前に、知り合って僅か三ヶ月ほどで結婚した夫・アダムは、建築家にして事業主。自分自身の収入や、両親の遺した信託財産などもあり、経済的には完全に自立している女性だ。経済的に自立している女性を主人公としているのは、クラーク作品の常でもある。
アダムは結婚当初、ネルがいずれ祖父の後を継いで政治家になることを賛成していたはずなのに、ここ最近は、いよいよ現実化しそうなネルの下院議員への立候補に強硬に反対するアダム。そんな夫の翻意に疑念を拭えないでいたある日、ネルは正式に祖父から立候補の強い勧めを受け、そのことが原因でアダムと激しい口論になる。
そして、“さよならを言う前に”アダムは、自身のクルーザーで、同乗したビジネスパートナー数人と共に爆死した。別れの朝に口論をしてしまったことで、ネルは激しい後悔に襲われる。
謎に包まれたアダムの死は、終幕の逆転劇に向かって全力疾走を始めるのだが、所々に伏線があり、流石にミステリーの女王の冠に相応しい。クラーク作品についてはいつものことだが、安心して読める一作だ。