プリオンの迷宮
- 心理ミステリ (27)
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珍しいスイス産のミステリー。新聞記者のファビオ・ロッシは頭を負傷し、負傷に至るまでの50日間の記憶を失う。その50日の間に、彼の人生を劇的に変える何かが起きたらしい。恋人との仲は破綻し、かわりに全く見知らぬ女が新しい恋人の座に居座っている。ファビオは空白の50日間の出来事を調べ始めるが、同僚記者で親友のルーカスに対する、恐ろしい疑いが頭をもたげてくる。 邦題が若干ネタバレだが、非常に今日的でホットなテーマを示唆する、この邦題に釣られたのも事実。記憶喪失をめぐるサスペンスというだけでは、ありきたりすぎて、わざわざ読む気にならなかっただろう。致し方ないところである。 いずれにせよ、読んで良かったと思う。ホットなネタもさることながら、人間心理の恐ろしい側面を、軽い筆致でシャープに描き出した、なかなかの傑作である。最後の最後でズバリ納得がいく構成もお見事。 なお原題は”Ein Perfekter Freund(非の打ちどころのない友人)”。このタイトルでは釣られなかっただろうが、読み終わった今、とても意味深なタイトルだと思う。 | ||||
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