サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭



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初公開日(参考)2016年04月
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長編小説

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サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭

2016年04月21日 サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭

潜入先は新興宗教施設。ターゲットは、 連続殺人事件解決の鍵を握る教祖。 読者は3回騙される!!! 教祖は誰? 被害者は? 真実とは? 1人目は東京立川に住む主婦。1年前に5歳の息子を幼稚園に預けたまま忽然と姿を消した。2人目は急成長中のディベロッパー勤務エリート社員。彼は半年前、職場のトイレで自殺。そして先々週、司法書士が幹線道路でダンプカーに轢かれ死んだ。一見何の関係もない3人の残された持ち物からは、新興宗教「聖浄心会」のチラシが発見された。謎の教団が事件に関与しているのか。警視庁捜査一課「特殊犯4係」の極秘捜査開始。 集団心理の機微をうがつ、骨太社会派ミステリ(「BOOK」データベースより)




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サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭の総合評価:6.80/10点レビュー 5件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(4pt)

抗いようのない揺さぶり!!

スピード感溢れる展開と状況描写で序盤から物語に引き込まれていきます。
たった一人で事件と向き合う主人公の恐怖をいつの間にか読者も共有してしまうのはまさに映像作品のよう。
巧妙なトリックで驚かす謎解き系ミステリーではなく、骨太な警察小説というのが正しいと思います。
終盤、事件の背景や真相が徐々に明らかになるに従い、物語はズッシリと重い何かを読み手に背負わせていく。
最終ページを繰った後も、大きく揺さぶれた心は一晩落ち着くことがありませんでした。
平穏な日常の陰に伏す、凄惨な運命。
フィクションだとわかっているのに、何故か自分の周囲で起きているかもしれないと思わせる現実感。
作者が何を言おうとしているのか? 突きつけれらた陰鬱な刃物がいつまでも残っています。
サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭Amazon書評・レビュー:サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭より
4344029283
No.4:
(2pt)

う~ん…

話の構成としては面白いかも知れないが、内容がとにかくひどい。
酷過ぎる。
おぞましく、救いのない、読んですご~く嫌な気分になる話。
どうしてこんな話を書こうとしたのか。
他の方も書いているが、最初の3件の殺人事件の方法についてスルー。
いくら有名ホームレス?とかでも、探し当てるのは不可能では?
最後の装置もどうやって作るの?
強いて言えば宍戸の存在だけがほんの少し気分が和らいだ。
サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭Amazon書評・レビュー:サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭より
4344029283
No.3:
(1pt)

本当に騙された

読むんじゃなかった。3回騙されるトリックは全て同じで、騙されたからと言って推理的にはどうでもいい内容。
最初に出てくる3件の事件をどのように実行したかの説明がない。
最後、復讐に使う装置なんてどのように作って、用意していたのか。無理だと思う。
潜入捜査をする話なら、ばれそうになったりするものだが、全然ばれない。緊迫感がない。
教祖の正体がわからないで、これほどの新興宗教が成り立つのか?
内田の死体はどうしたのか?
身内が他人にそこまで詳細にその事件の内容を語るのか。
まだまだつっこみ足りないです。
最後に
小学校6年生の女の子に何てことをさせるんだ。
サマーキャンプという題も気持ち悪いです。

読んだ後、本当に暗く嫌な気持ちになりました。こんなことを書く作者に嫌悪感を抱きました。
サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭Amazon書評・レビュー:サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭より
4344029283
No.2:
(5pt)

こぼれ落ちる涙を隠そうともせずに歩き続ける・・・潜入捜査官として生きる、ニュー・ヒロインの鮮烈デビュー

蒸発、自殺、事故死、まったく関係性のないと思われていた3件の現場に残されていたのは、新興宗教団体のチラシ。
潜入捜査を命じられた捜査一課特殊班4係所属の高階紗香が挑むのは、隔離された出家者たちの集団生活の中に潜む見えない殺意と罠だった。
息をのむスピーディーな展開と、緻密な計算のもとに炙り出されていく、登場人物たちの消せない痛み。
圧倒的な臨場感をもって描かれる潜入捜査のさまは、読者をいつの間にか映像を追っているかのような錯覚に陥らせる。
予測不能、驚愕の真実。エンターテイメントとしての完成度の高さに目が行きがちだが、作者が描こうとした、ごく普通の人生が、ふとした瞬間に生まれた悪意で汚されていくことに対する無力さ、哀しみは、今の日本のありふれた日常にひそんでいる狂気と絶望に他ならない。
なぜだか泣けるのは、犯罪ではなく人間が書かれているからだ、と思う。
サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭Amazon書評・レビュー:サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭より
4344029283
No.1:
(5pt)

もう一度最初から観たくなる、映画のような小説

隔離された集団の中で悪意が芽生え、ヒステリックにでも静かに成長していってしまう様子を潜入捜査という特異な視点からスリリングに描いています。
決して他人事ではなく身近でも起き得る事だと私たちは知っているから冷たい刃を当てられたようなヒリヒリとした気持ちになるのでしょう。
楽しいはずのサマーキャンプの中で、崩壊した家庭の中で、腐敗した宗教団体の中で。
閉ざされた空間の中で自浄性が失われた時、身勝手な欲が暴発して救いようのない結末を招いてしまいます。

作者は映画やドラマの企画をしていたという人物だけにロケーションの描写が繊細かつ正確な為、知らず知らずストーリーに引き込まれて行きます。合間合間にカットインしてくる伏線もまるで映画を観るようで期待を煽ります。
映画を作るように1シーン1シーン丁寧に作りあげた、そんな作品だと思います。
サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭Amazon書評・レビュー:サマーキャンプ 潜入捜査官・高階紗香の慟哭より
4344029283



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