孤島の殺人鬼 本格推理マガジン
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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今回は通常の『本格推理』シリーズとはちょっと違い、今まで採用された方々の2作目を纏めたもの。しかし、これがやはり苦しいものだった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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『本格推理』の別冊として1995年に出た短編集である。 紫希岬真緒「僕を悩ませるミステリーについて」、日下隆思郎「ゆり荘事件」、八木健威「遺産相続ゲーム」、江島伸吾「ともしび」、佐々植仁「ふたたびの葬送」、永宮淳司「見えない足跡」、鈴木一夫「仮面の中のアリア」、天宮蠍人「蜘蛛の塔」、柄刀一「逆密室の夕べ」、大友瞬「オニオン・クラブ綺談」、村瀬継弥「鎧武者の呪い」、北森鴻「踊る警官」の12篇が収められている。 1篇を除いては、『本格推理』でデビューしたひとたちの第2作。 全体的にかなりレベルが低く、怒りさえ覚えるようなものも少なくない。正直、よほどのマニアでなければ手を出す必要はないだろう。 執筆陣のうち、いまも名前が残っているのは数人だが、彼らの若き日をのぞきみるという意味ではおもしろいかもしれない。 | ||||
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中には「これは!!」という作品も混ざっている。逆に「ちょっとムリだろ」ってものもあるが、そのため読んでいて楽しい。ただ、全体に作者の筆力が弱いのか、読みづらい部分があったり情景が把握できない描写があるのは残念である。 | ||||
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◆「逆密室の夕べ」(柄刀一) スイミング・スポーツクラブの管理職である、京西一也、 光二の兄弟が、クラブビルで悲惨な二重の死を遂げる。 光二が兄を撲殺した後に、シャワールーム で足を滑らせ、頭を打って事故死したのだ。 その時ビルには、彼らと同じ管理職の小口四郎がいたのだが、 事故死前の光二に捕まり、四日三晩、監禁されていたという……。 本作では容疑者が最初から一人に限定されている ので、ある意味、《倒叙もの》の味わいがあります。 逆密室を構成する、〈場〉の特性を活かした物理トリックと、死体の首筋に横一 直線に引かれた血の線という、ダイイング・メッセージの解読が読みどころです。 ★『OZの迷宮』 | ||||
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