さとり世代探偵のゆるやかな日常

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種別
長編
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あらすじ

2015年04月30日 さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex)

大学生になった僕はやりたいことが特にない。幼馴染の灯影院に流されてうっかり「探偵同好会」を始めたら、ヤツのもっともらしい無茶推理に振り回される日々がやってきた。しょせん「休講の真相」程度の素人探偵の僕らは、やがて孤島の殺人にまで巻き込まれ――。軽やかなタッチで紡がれる会話芸の中から、現代の空気感があふれ出す新鮮ミステリ。(「BOOK」データベースより)

評判

さとり世代探偵のゆるやかな日常の評価:

5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.00pt

さとり世代探偵のゆるやかな日常の総合評価:

7.40/10点 レビュー 5件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(5pt)

「さとり世代探偵のゆるやかな日常」の感想

この作品は、「第1回新潮ミステリー大賞」の最終候補作となったものの、大賞は取れませんでしたが、新潮文庫nexより刊行されたという事です。

前座(?)となる短編四編と、話のメインとなる第五話目の中編「流霊島(りゅうれいとう)事件」、そして最後の第六話目に短編という構成の、全六話の連作ミステリかと思いながら読みましたが、長編と考えた方が面白いし、わかりやすいのかも知れません。

と言うのも、最初の四編の短編が、あまりにもバカバカし過ぎます。
アヤタこと田中綾高と灯影院(ほかげいん)の二人が、大学に探偵同好会を設立すべく、彼らの周辺で起こった日常の謎を解こうとしますが、灯影院の探偵ぶりは、見事にハチャメチャですし、その上、灯影院のボケにアヤタが面白くない突っ込みを入れるという展開が続くので、途中でイヤになって、なかなかページが進みませんでした。
でも、二つほどは、私の笑いの壺に入った話もありましたが・・・。

それでも、第5話で、彼ら二人だけの探偵同好会に、頼み込んで入会してもらった坂本先輩の実家があるという流霊島に行き、そこで起きる事件がそれまでの雰囲気を一変させ、(それまでがダメだったということもあり)ちょっと良い感じで話が進んでいきましたし、探偵役である灯影院が、やっと事件の解決となるような推理を展開するので、それなりに楽しめました。

ところが、最終話の短編で、アヤタと灯影院の共依存的な関係が明らかになり、そこで、前半の謎解きが、なぜハチャメチャだったのかということがわかってきます。
前半の短編部分では、途中で投げだしてしまおうと何度も思いましたが、読後は、こういう謎の設定もありかな・・・と言う気もしてきました。

トラ
WFY887SY

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4
(5pt)

良かったです

子供に買ったので、私は本の内容は分かりませんが、楽◯でも売っていなかったので、こちらで中古の状態の良い商品が激安で購入出来て、感謝しております。
さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex) Amazon書評・レビュー: さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex)より
4101800324
No.3
(5pt)

あっという間に読み終わってしまいました

初めてミステリー小説を買いましたが、ゆるくてミステリーでとてもおもしろかったです。主人公の性格が好きだった。
作者さんの次回作早く読みたいです
さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex) Amazon書評・レビュー: さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex)より
4101800324
No.2
(5pt)

後半の息苦しくて胸が締め付けられるような展開が好き

面白かったです。
一応連作短編形式という体裁なのですが、実際には長編です。

無気力な性格なのにツッコミだけは元気がいいワトソン役が、
自称イケメンで破天荒な探偵役の幼馴染の男に振り回される、
という王道的なストーリーです。

ちょっとお馬鹿なキャラ同士の会話が中心で、
テンポがよく、ギャグが面白いです。

前半はタイトル通り、日常の謎をゆるーい雰囲気で解決したり、
全然解決しなかったりします。
このまま、ほのぼの日常系ミステリーが続くのだろうなと思っていたのですが、
後半はシリアスな展開になり、驚きました。

個人的には、後半の息苦しくて無力感を覚えるような展開の方が好きです。
しかし、後半の展開も前半との落差があってこそ引き立つものなので、
このような構成になったのかなと思います。

続きがありそうな終わり方なのですが、続編が出たら読みたいです。
さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex) Amazon書評・レビュー: さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex)より
4101800324
No.1
(1pt)

焦点が掴めず,ラストにも閉口

前半はタイトル通りのゆるい日常の謎も,謎解きも含めて微妙というのが率直な印象.
どの話も大半をどうでもいい雑談が占めており,つまらない掛け合いは冗長でくどい上,
会話中心で進む軽いやり取りも,誰の台詞かわからなくなることが多いのは気になります.

かと思えば,後半は一転.孤島を舞台に名家のドロドロを描いた事件へと移りますが,
こちらはエピソードを詰め込みすぎで,伏線が丸わかりの言い回しも拙さが目立ちます.
また,強引な物理トリックはまだしも,ある人物に絡めた『仕掛け』は意図がわからず….

このほか,語り部の青年と相棒の関係が強調されますが,その様子に不自然さは拭えず,
何より,葛藤の独り語りからそれまでを放り投げるラストには開いた口がふさがりません.
結局,日常なのか本格なのか,青年の内面なのか,どうにも焦点の掴みきれない作品でした.
さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex) Amazon書評・レビュー: さとり世代探偵のゆるやかな日常 (新潮文庫 く 49-1 nex)より
4101800324

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