シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件
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あらすじ
◎ホームズ研究の第一人者が描く、シャーロック・ホームズの新たなる冒険譚!◎新世紀幕開け直前のロンドン。不可思議な死体の謎にシャーロックが挑む!◎“神の息吹"それは人智を超える〈無限の力〉。超自然的現象が起こしたとしか思えない奇妙な死体がロンドンで発見された……それは神の力なのか? それとも悪魔の仕業か? 人々の信仰を揺るがす奇怪な事件にホームズはどのような解決を導きだすのか?◎執筆にあたったのは、“シャーロック・ホームズ"研究の第一人者であるガイ・アダムズ。ジェレミー・ブレット版『シャーロック・ホームズの冒険』並びに現在大人気の『SHERLO0CK シャーロック』のオフィシャル研究本『シャーロック・ケースブック』(早川書房・刊)の執筆も任されているほどのシャーロキアンです。◎BBCの現代版シャーロックを描く『SHERLOCK シャーロック』、NHKで放映の三谷幸喜脚本の人形劇『シャーロックホームズ』、ロバート・ダウニーJr.&ジュード・ロウ主演でシリーズ化された映画『シャーロック・ホームズ』など、いま名探偵の代名詞ともいえる天才的な観察眼と推理力を持つ、世界でたった一人の「顧問探偵」が注目です。◎【あらすじ】新世紀の幕開け直前のロンドン。人々を恐怖させ、大混乱に陥れたその事件は、宵のうちから降りだした雪が風に舞うなかで始まった。翌朝、一人の男の死体が発見された体中の骨が砕け、青あざだらけで膨張した、見るも無惨なもの。しかし、周囲には足跡ひとつなく、ましてや凶器もなかった。まるで空気、いや〈神の息吹〉に殺されたかのようだった……。このあまりにも“不自然な死体"の謎がシャーロック・ホームズのもとに持ち込まれた。相談にやってきたのは、“心霊医師"の異名をとるジョン・サイレンス博士。うさんくさげな人物にシャーロックは難色を示すが、事件はこれだけでは終わらないと告げられ、相棒のワトソンと共に、〈神の息吹〉の謎を解明すべく行動を開始する。それはロンドン中を巻き込む、大事件の始まりだった……。(「BOOK」データベースより)
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評判
シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 D ランク
シャーロック・ホームズ 神の息吹殺人事件の総合評価:
5.11/10点 レビュー 9件。
感想一覧
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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作者は人違いでしたが、実在の秘密結社「黄金の夜明け団」の内紛を背景にして、虚実の登場人物が入り乱れて展開するストーリーはミステリーというより、まさにハリウッド映画調冒険活劇+アクション路線であります。まあ、キム・ニューマンの『ドラキュラ紀元』シリーズの路線でコンパクトに一冊にまとめたものだとお考えください。
オカルト事件ということで脇を固めるのはA・ブラックウッドの「心霊博士」ジョン・サイレンスとW・H・ホジスンの「幽霊狩人」カーナッキ。ところが、ハリウッド映画並みに脚色されまくっていて、原典のキャラクターとは二人ともぜんぜん違っているのであります。だいいち、設定年代の1899年にはどちらもまだデビューしてないよ! アレイスター・クロウリーの設定も年譜的にはおかしいし、全体にイメージ優先の内容で考証的にはゆるゆるなのです。
そういえばA・ブラックウッドといえば映画『シャーロック・ホームズ』でももろにモデルのキャラクターが悪玉として登場していまして、本書でのジョン・サイレンスの扱いといい、もしかして英米では不評の作家なのかといろいろ困惑。
19世紀末英国を舞台にして旧時代の魔術と新時代の文明を交錯させるという発想の妙はよろしいものの、実在の人物を犯人にしちゃったり、他人さまが創造したキャラクターを作中で殺したりしていいのかいな。