黒い金魚
- 弁護士ペリー・メイスンシリーズ (82)
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ペリー メイスン第26話。作者のまえがき(南アメリカの友人たちに感謝)付き。前話の続きでレストランから始まり、ヴェイルテイル・ムア種の出目金が発端。今回はツキのないメイスン、慎重に行動しても抜け目ないトラッグに追い込まれ、得意の強気なブラフにも失敗、理解ある予備審問の判事のおかげで何とか窮地を逃れます。解決はちょっと複雑、転写法の件は無理筋だと思います。次の事件の予告はありません。文庫版は、予備審問についてのわかりやすい解説(があとなあ・ほうだん/6)あり。銃は38口径 ダブル・アクション リヴォルヴァ、メーカー不明。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1945年の第26作。金魚マニアの資産家フォークナーの依頼に、メイスンは興味が持てなかった。彼の興味を引いたのはむしろサリイ・マディスン、重病の恋人の療養費を稼ぐため、金魚の病気の特効薬をフォークナーに法外な高値で売りつけようとする”金目当ての女”である。彼女の力になろうとする親切心が仇となり、メイスンは抜き差しならぬ窮地に追い込まれてしまう。いつもながらのキビキビした文体とストーリー展開が楽しめたが、メイスン物としてはあまり出来が良くないと思った。特に、手がかりが全くない中、メイスンがいかにして真相を探り出すか…という点での面白味に欠けるのだ。「色っぽい幽霊」のような、埋もれた証拠を反対尋問で執拗に掘り起こしていくコクはない。どちらかと言うとワンチャンスをものにしての形勢逆転だが、いつものような劇的さ、鮮やかさがない。メイスンが大ピンチをどう切り抜けるのか期待していただけに、余計残念。 | ||||
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つまらない民事事件に思えた黒い金魚に関する依頼から、金目当ての美女がからみ、殺人の事後従犯にまでさせられそうになっていしまう。こんな危険な状況をどうやってきり抜けるのか、はらはらしながら一気に最後まで読んでしまいました。とにかくペリイ・メイスンのシリーズは、弁護士のメイスンが警察や検察と対立ながらわずかな手がかりから真相を追求していく過程が気が抜けなくておもしろいです。 | ||||
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