ディープゾーン
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新種の細菌との戦い!圧巻の専門知識で読ませます。 戦地アフガニスタンで突如発生した「致死率90%」の凶悪な病原菌。 この病原菌に感染した負傷兵の帰還により、アメリカ本土がパンデミックの恐怖に晒されます。 この恐怖に立ち向かうのが主人公、女性の微生物学者のハリー。 彼女は、かつて所属していたアメリカ国家直属の最先端の細菌研究所を情報漏えいの疑いで組織を追放されたという過去を持ちますが、この甚大な危機への対策チームのリーダーとして、急遽召集されます。 その過去の「疑い」は、実は濡れ衣であったにも関わらず、この危機を打開すべく、ハリーは国家からの召集にこたえて、研究所に復帰し、深く危険な洞窟の底へ新種の細菌の抗体を探索するという、大変危険な任務の遂行を受け入れます。 病原菌の抗体を手に入れるためのハリーの「冒険」、冒険というにはあまりにもハードですが、少しでも間違いを犯せば命に関わる、常に危険に晒される状況、これをハリーはどう乗り越えるのかと、常に緊迫感を感じさせる展開に引き込まれます。 この危機の描写が非常に上手い! 作者の実体験からと思われますが、わずかな足場を頼りにした断崖絶壁を歩むシーン、洞窟内の沼を潜水して進むシーンなど、陽光の届かない地底での危険な状況が克明に描写され、この任務がいかにハードか、読み手までもが息苦しい思いを感じさせられます。 ストーリー全般に、作者の専門知識からなる細菌学や洞窟体験などの克明な描写が散りばめられ、圧巻の思いで読み進めました。 さらに、細菌研究と製薬業界とが絡んだ国家的な陰謀が暗く蠢き、この任務へも魔の手を差し伸べます。この任務をサポートすべき、研究所や国家機関の面々のうち、一体誰が敵で誰が見方なのか? この陰謀にまつわるストーリー展開が絶妙で、読者にはある程度までの状況が展開されますが、先行きの展開は予想できません。 このように、ドキドキしながら読み進めるわけですが、ハリーの過酷な任務、これに並んで進む謀略と、物語の終盤になっても決着がつきません。ページ数の残りはどんどん少なくなるのに、一体、どのような結末を迎えるのか全く安心できません。 そして、果たして最後は。。。やはり、大きなポイントはここですね。 私は気持ちよく読み終えました。 すでに原書では続編が出版されているということ、日本国内で読める日を楽しみにしたいと思います。 | ||||
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『迫真の冒険小説!』という帯に飛び付いたのだが、一言で言うとマイクル・クライトン風の『宇宙戦艦ヤマト』かな。 アフガニスタン駐留米軍を襲った致死率の高いバクテリアによる感染症。このままでは米国本土がパンデミックに見舞われる事態に。女性微生物学者でダイバーであり、登山家でもあるハリーは4人の精鋭とともにメキシコの巨大洞窟にバクテリアに対抗する未知の微生物を捜しに行く。 余りにもご都合主義的な展開が続き、読むのがイヤになった。それでも、恐怖のバクテリアに人類がどのように闘うのか興味があり、何とか読み切った。余りお勧め出来ない作品。 | ||||
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