路上の弁護士
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種別
長編
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あらすじ
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評判
路上の弁護士の評価:
9.00/10点 レビュー 1件。 A ランク
路上の弁護士の総合評価:
8.54/10点 レビュー 28件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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Michaelはこれら不幸な違法な立ち退きに、彼の勤務していた大手法律事務所が加担していたことを知る。そしてMichaelは監禁されたにもかかわらず、数十万ドルの年収を捨てて、人手不足に悩んでいたスラム街の“弁護士事務所”に、年俸3万ドルで雇われることになる。彼は勤務していた法律事務所の不動産担当部署から、違法な立ち退きを行なったことを示す書類を“借りて”、コピーをとった。だが大手法律事務所は、名声の毀損と損害賠償を恐れて、Michaelを追い回す。また大手法律事務所に勤めることによって、給与のみならず、大きなBenefit(特典)が与えられることが描かれ、同じく大手法律事務所に勤めている兄から訪問を受け、「気は確かか」と説得される。
この小説で最も読みごたえのあるのは、不正を問われた大手法律事務所が評判の悪化と巨額の賠償を恐れて、Michaelが所属する小事務所と和解する場面だろう。特に一人当たりの賠償額について大手法律事務所が提示した額を、Michaelたちが吊り上げていく様子は読んでいて頼もしささえ感じる。一方で米国の不法行為法の深さも、描かれている。Grishamはさすが弁護士出身の作家だけあって、こうした場面を幾つも体験しているのだろう。「A Time to Kill」ほど深くはないが、米国の持つ問題を的確に描いている。