志賀高原殺人事件



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初公開日(参考)1989年07月
分類

長編小説

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志賀高原殺人事件 (徳間文庫)

2005年12月01日 志賀高原殺人事件 (徳間文庫)

警視庁捜査一課の刑事・清水の恋人・みや子は、あどけない表情と暗い影を合わせ持っていた。その素顔に触れようと、清水は志賀高原へスキーに誘うが、その眼前でみや子が射殺された!捜査に乗り出す十津川。ついで第二の殺人が起こり…。 (「BOOK」データベースより)

志賀高原殺人事件 (徳間文庫)

2005年12月01日 志賀高原殺人事件 (徳間文庫)

警視庁捜査一課の刑事・清水の恋人・みや子は、あどけない表情と暗い影を合わせ持っていた。その素顔に触れようと、清水は志賀高原へスキーに誘うが、その眼前でみや子が射殺された!捜査に乗り出す十津川。ついで第二の殺人が起こり…。 (「BOOK」データベースより)




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No.3:
(5pt)

本書で清水刑事の恋人を冷酷に射殺した犯人は西村作品の中でも屈指の極悪人でしょう。

本書は1989年8月に刊行された西村京太郎氏の162冊目の作品です。本書の終盤に登場する元刑事の私立探偵・橋本豊は自ら31歳になったと述べていますが、その21年後に書かれた「十津川警部 愛と祈りのJR身延線」では何と28歳と紹介されていますので、これは完全に西村氏が失念されているのか或いは細かい年齢の事などにはこだわらず全く気にされていないかのどちらかでしょうね。
警視庁捜査一課・清水刑事は何処となく暗い翳りを持つ恋人の広田みや子と共に志賀高原へとスキー旅行に出掛けたが、何と清水の目の前でみや子が何者かによって冷酷に射殺されてしまう。彼女が死ぬ間際に残した言葉「クロヒメに・・・・」の意味とは?
本書の序盤の主役・清水刑事は無惨に恋人を射殺された怒りから必死でリベンジの犯人捜しに邁進しますが、終盤には苛立ちと憤怒に駆られて行き過ぎた行動に出てしまって不名誉にも逮捕されてしまうのですね。この辺は十津川警部シリーズで準主役を務める人は必ずや最後にはろくな事にならないと言うジンクスがまたもや証明されましたね。本書の推理は最後に事件の全貌が明かされてみればそれ程に複雑でもなく割と単純なのですが、とにかく全部で死者が6人という「邪魔者はどいつもこいつもみんな消してしまえ」とばかりに、一人殺すも何人も殺すも同じ事で死刑されるのは一度だけと割り切ってでもいるみたいで本当に空恐ろしくふてぶてしい野郎で西村作品の中でも一二位を争うくらいの屈指の極悪人ではないかと思えますね。大筋では犯人の正体がわかっていながら中々逮捕に踏み切れない十津川警部の苛立ちが伝わって来ますし、清水刑事の憤怒に駆られた末の思わず手が出た行為の気持ちも完全に理解できますよね。それにしても自分を助ける為ならば少しも躊躇わずに冷酷に殺人を繰り返し、それで警察からまんまと逃げ切れると判断する犯人の心理はやはり何処か常軌を逸していると言えるでしょうけれど、最後に十津川警部がかなりの荒療治の罠で犯人を騙して遂に引導を渡した場面を読めて何とか溜飲を下げる事ができたので心底からスッキリとしましたね。
志賀高原殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:志賀高原殺人事件 (講談社文庫)より
4062647567
No.2:
(3pt)

やはり過去に犯した誤射事件が解決のヒントに

TVドラマでは地図も出ていました。湯田中、須坂駅、蓮池、大沼池など地図で調べるのも面白い。
亀井刑事(伊東四朗)は休暇を取って志賀高原を訪れた。亀井は、美しい女性・広田みや子(上野なつひ)と出会い、みや子から志賀高原の大沼池に伝わる「黒姫伝説」について聞かされ、美しい娘・黒姫と大蛇の化身との悲恋に思いを巡らせた。
その翌朝、大沼池のほとりで亀井がみや子を見つけたその時、銃声が響き、みや子は何者かに狙撃される。息を引き取る間際、みや子は亀井に「黒姫伝説」由来のお守りを託す。
長野県警の望月警部(城戸裕次)が捜査を担当する。亀井も一緒にみや子の足跡を追い、ある別荘にたどり着いた。別荘のオーナーは東京の会社社長、久保満(布施博)である。部屋から久保とホステス・吉田みどり(高久ちぐさ)の2ショット写真と、それとは別にみや子の写真が発見された。十津川警部(渡瀬恒彦)が東京の自宅に久保を訪ねて事情を聞くと、久保は、みや子とは面識がないと答える。さらに事件の前夜、みどりと一緒に別荘にいたが、そこで別れ一人で帰京したとふてぶてしい態度で語る。
やがて、二年前に久保と一緒に猟に出た野口俊吾(有薗芳記)が、誤って女性を射殺した事件が浮かぶ。被害者は環境問題について取材をしていたカメラマンの五十嵐くみ(瀬戸早妃)だった。野口は服役中だが、不審な点も多い。銃を撃ったのは本当に野口だったのか疑惑が残る一方、くみを事件現場に連れ出したのが、みや子だったという疑いも出てきた。そのみや子がお守りに託した思いとは何か。
そんな最中、行方の分からなかったホステスのみどりが、殺されて沼に浮かんだ。十津川も現地に向かい捜査をすすめるうち、久保の会社が環境問題でトラブルを抱えていたことを突き止めた。みや子とみどりの殺害、そして二年前の事件、久保がそれらの黒幕なのではないかと推理を巡らせる十津川だったが、思わぬことから窮地に立たされる。久保の挑発的な態度に立腹した部下の小林刑事(内山翔人)が久保を殴ってしまったのだ。久保の弁護士、平川修(藤木孝)は告訴すると脅し、久保から手を引くよう十津川に要求するが・・・。
志賀高原殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:志賀高原殺人事件 (講談社文庫)より
4062647567
No.1:
(5pt)

地理関係を理解しながら読むと面白いかも。

読んだのは2度目。
刑事の恋人になったのは,訳ありだからだったのだろうか。
事件は黒姫に鍵がある。
地理関係を理解しながら読むと面白いかも。
志賀高原殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:志賀高原殺人事件 (講談社文庫)より
4062647567



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