眠りネズミは死んだ
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ある日突然夫の死を知らされた主婦が、それをきっかけに夫の知られざる素顔を知り、事件に巻き込まれていく・・・という展開は粗筋通りのサスペンス。 その日を境に夫の過去の所業を探り対峙することにより、それまでその夫に尽くしてきた自分は何だったのかというアイデンティティを問われる主人公の主婦の葛藤と、複雑を極めながらも混乱せず、平明に読ませるルエルの筆致が冴える傑作推理小説。 女性の作家が書いたら多分、この主婦の自立の過程をもっと克明に描き、最後に生まれ変わった主人公の姿で感動させるように書くと思うけど、そこら辺は男の作家故かあくまで中心の謎を追う展開の方を優先させていて興味深い(当然感銘しますけど)。 発表から25年経って読んでも古びていず面白く読ませるのは流石ルエル=ヒル。ファン以外でもぜひ読んでもらいたい傑作サスペンスでした。 | ||||
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