長く孤独な狙撃



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    初公開日(参考)1987年03月
    分類

    長編小説

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    長く孤独な狙撃 (ハヤカワ ポケット ミステリ)

    1987年03月31日 長く孤独な狙撃 (ハヤカワ ポケット ミステリ)

    ジェイスミスの驚きは大きかった。目の前に現れたブライアントという老弁護士は、一週間前、彼がM21狙撃銃で狙った男だったのだ!名うての殺し屋ジェイスミスが仕事を仕損じたのは、今回のブライアント暗殺がはじめてだった。視力が衰えたのか?彼は雇主ジェイコブに対して一方的に引退を宣言し、過去を捨ててひっそりと暮そうとあるコッテージを買った。購入したのは、コッテージの持主の姪、美しい未亡人アーニャの存在のためでもあった。そして、紹介された彼女の父がブライアントだったのだ。ジェイスミスは心に衝撃を受けながらも、詩人ワーズワースが愛したこの湖水地方でのアーニャとの暮しを夢見るが…風光明媚な湖水地方に繰り広げられる死闘、燃え上がる恋、彩りを添える美しい風景描写―イギリス・ミステリ界の鬼才が別名義で贈る傑作昌険サスペンス! (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    長く孤独な狙撃の総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Cランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    まあまあです

    ラストはよかったです。

    わたろう
    0BCEGGR4
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (4pt)

    過去から逃れようとする男の孤独を描いた秀作サスペンス

    スナイパーの主人公が狙撃に失敗し・・・というお話。

    裏社会に生きていた主人公が真っ当な生活を営もうとしたら、過去から追い詰められ・・・という話はよく聞きますが、本書もそういう感じの話でした。

    ただ書いているのがパトリック・ルエル=レジナルド・ヒルという事で一捻り二捻りありの盛りだくさんの内容で最後まで飽きずに読ませます。

    イギリスの湖畔地方の様子もよく描かれており、一度行ってみたくなるかの様な描写はやはり筆力のある人だったのだなと思いました。

    娯楽小説としてはよく出来たサスペンス。機会があったら是非。

    蛇足ですが、ヒル先生亡くなってから翻訳が途絶えておりますが、遺作も含めて全て翻訳して頂きたいです。出し惜しみしない様にお願いします。
    長く孤独な狙撃 (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:長く孤独な狙撃 (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
    415001485X
    No.1:
    (4pt)

    人間ドラマ

    週刊文春 1987年 海外7位

    殺し屋ジェイスミスは、ターゲットの暗殺に失敗し、引退を決意する。右目に異常をみとめ、長距離狙撃が困難になったのだ。暗殺の舞台となった渓谷地帯に魅せられ、ジェイスミスは、ここに腰を落ち着けることにする。そして、この土地で出逢った未亡人アーニャを愛するようになるのだった。だが、アーニャは、ジェイスミスが暗殺し損ねたブライアントの娘なのである。 ・・・

    レジナルド・ヒルの別名義パトリック・ルエルの作品。

    詩情あふれるイギリスの地方都市の描写が秀逸である。恋人を惨殺されたのを契機に、暗殺者の道を歩みつづけてきたジェイスミス。前半は、ジェイスミスと、彼を取り巻く人々の交流がつづられていく。心をなかなか許さない人々とのやり取りが面白い。とってつけたような恋愛関係が鼻につく英米ミステリにあって、本作品は、ジェイスミスとアーニャの心の葛藤は物語の中核をなしている。

    アーニャのために、父ブライアントを護ろうとするジェイスミス。しかし、自身がブライアントを狙ってたことを告げることができない。何故、ブライアンとはターゲットになっているのか。ブライアントの過去を探り始めたジェイスミスの前に、次の暗殺者が姿を現す。

    途中までの展開がゆっくりなので、アクションを期待するとストレスが溜まってしまう。ラストは、ちょっとした驚きの真相が待っているので、じっくりと読み込むべき作品なのだろう。余韻を残す幕の引き方が素晴らしい人間ドラマである。

    邦題の『長く孤独な狙撃』は"長く"は長距離狙撃のことなのかな。(原題は THE LONG KILL)
    長く孤独な狙撃 (ハヤカワ ポケット ミステリ)Amazon書評・レビュー:長く孤独な狙撃 (ハヤカワ ポケット ミステリ)より
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