富士山麓殺人事件
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 | 2019年12月06日 仮装の時代 富士山麓殺人事件 (徳間文庫) この世には勝者と敗者しかいない。あらゆる策を弄して自分は勝者になる―幼時に両親を失いアルバイト生活を送る早川吾郎は、新聞・テレビ界を牛耳る“マスコミの帝王”五味大造を叩き潰すことを決意する。手始めに五味の愛娘・奈美子に近付き、背後にうごめく疑惑を探ることに。手を変え品を変えて五味を罠にかける早川、反撃に転じる五味。手に汗握る死闘の行方は!謎とサスペンス満載の傑作長篇!初期代表作!(「BOOK」データベースより) |
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| 西村氏の作品のなかでは異色の作。 主人公・早川は権力と金を求めて、マスコミの帝王・五味大造へと挑戦する。 普通のやりかたでは到底足元にも及ぶはずもなく、彼がとる手段はまさに卑劣の一言。 西村作品のなかでこれだけ悪に走る主人公はまずいないだろう。 金と権力にとりつかれた男の末路とは、、、。 ２５０ページと短めでさくっと読めます。 | ||||
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