強盗こそ、われらが宿命

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種別
長編
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あらすじ

2007年08月31日 強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス)

朝出勤してきたら、天井から降ってきた強盗が金を奪い、副支店長が眼前で半殺しにされ、自分も人質にされる―そんな苛酷な経験をしたクレアは、なかなか心の傷が癒えない。彼女の苦痛を目の当たりにしたダグは、次の仕事を機に強盗稼業から足を洗おうと決心する。しかし、他の仲間たちはこんな実入りのいい商売をやめる気はさらさらない。青春時代を共にした悪党どものために、ダグは最後の大博打を打つことにした。クレアに淡い恋心を抱くFBI捜査官フローリーはそれを察知、ダグへの嫉妬心からある奸計を思いつくのだが…。すべてが終わって微笑むのは誰か。運命の時は来た。(「BOOK」データベースより)

評判

強盗こそ、われらが宿命の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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強盗こそ、われらが宿命の総合評価:

8.40/10点 レビュー 5件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.5
(4pt)

読んでよかった

銀行強盗の後日談に上下巻は長いのでは、と思ったが、ちゃんと展開も読みごたえもあった。無法者である主人公が変に美化されず、欠点や境遇が丁寧に書かれてリアルなのが良い。映画にもなったが、やはり原作を読んでよかった。最後の場面は余計な気がする。
強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス) Amazon書評・レビュー: 強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス)より
4863329164
No.4
(4pt)

読んでよかった

銀行強盗の後日談に上下巻は長いのでは、と思ったが、ちゃんと展開も読みごたえもあった。 無法者である主人公が変に美化されず、欠点や境遇が丁寧に書かれてリアルなのが良い。 映画にもなったが、やはり原作を読んでよかった。 最後の場面は余計な気がする。
強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス) Amazon書評・レビュー: 強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス)より
4789731650
No.3
(4pt)

“由緒正しい卑しき街”の無法者、FBI捜査官、そして切ない純愛の物語

’95年、『人質』(訳出は’97年)でデビュー。ディーン・クーンツに絶賛されたアメリカ・ミステリー界の新鋭チャック・ホーガン。本書は’04年発表の第3作で、ハードボイルドの始祖の名を冠した「ハメット賞」(国際推理作家協会北アメリカ支部主催)を’05年度に受賞し、ベン・アフレック監督・脚本・主演で『ザ・タウン』というタイトルで映画にもなり、’10年9月に全米公開された(日本での公開は’11年2月)。

全米一銀行強盗の発生率の高い街に生まれ育ち、当然の如く強盗稼業に精を出してきたダグたち4人の仲間。1996年4月16日の早朝、ボストンの中心地ケンモア・スクウェアのオフィス・ビルにあるベイ銀行を襲う。そして、その後になんと、犯人であるダグが被害者である支店長クレアに恋してしまうのだった。

このグループのリーダー・ダグの人物造形が実にいい。6才の時に母がいなくなり、16才の時に父がやはり強盗で2度目の服役。自身もアイスホッケー選手として有名チームにドラフト指名されるも傷害事件を起こして刑務所に。そこで酒を断ってあくまでもストイックに生きている。盗んだ金を遣わずにこっそり土に埋めたり、心惹かれるクレアにコインランドリーで偶然を装って近づいたりするくだりは、彼のキャラクターがよく現れている。そう、本書はスリルに満ちた犯罪小説であると同時に、ひりつくような純愛小説でもあるのだ。

クレアとの愛に生きて、足を洗おうと最後の大仕事にのぞむダグ。しかしボストン銀行強盗特別捜査班に属するFBI捜査官フローリーもまたクレアに思いを寄せ、着実にダグたちに対する包囲網を狭めてゆく。そして命を懸けた最後の闘いのクライマックスを迎える。

チャック・ホーガンは本書で、90年代半ばの、再開発の波と新興の住民とで変貌を遂げようとする寸前の、まだ昔ながらの伝統と矜持を残す“由緒正しい卑しき街”チャールズタウンを敢えて舞台に据えて、旧タイプの銀行強盗が生き生きと活動し、対する泥臭い捜査方法の能力が発揮できる、最後の時代の若者たちを瑞々しくも臨場感たっぷりに活写している。
強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス) Amazon書評・レビュー: 強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス)より
4863329164
No.2
(4pt)

“由緒正しい卑しき街”の無法者、FBI捜査官、そして切ない純愛の物語

’95年、『人質』(訳出は’97年)でデビュー。ディーン・クーンツに絶賛されたアメリカ・ミステリー界の新鋭チャック・ホーガン。本書は’04年発表の第3作で、ハードボイルドの始祖の名を冠した「ハメット賞」(国際推理作家協会北アメリカ支部主催)を’05年度に受賞し、ベン・アフレック監督・脚本・主演で『ザ・タウン』というタイトルで映画にもなり、’10年9月に全米公開された(日本での公開は’11年2月)。

全米一銀行強盗の発生率の高い街に生まれ育ち、当然の如く強盗稼業に精を出してきたダグたち4人の仲間。1996年4月16日の早朝、ボストンの中心地ケンモア・スクウェアのオフィス・ビルにあるベイ銀行を襲う。そして、その後になんと、犯人であるダグが被害者である支店長クレアに恋してしまうのだった。

このグループのリーダー・ダグの人物造形が実にいい。6才の時に母がいなくなり、16才の時に父がやはり強盗で2度目の服役。自身もアイスホッケー選手として有名チームにドラフト指名されるも傷害事件を起こして刑務所に。そこで酒を断ってあくまでもストイックに生きている。盗んだ金を遣わずにこっそり土に埋めたり、心惹かれるクレアにコインランドリーで偶然を装って近づいたりするくだりは、彼のキャラクターがよく現れている。そう、本書はスリルに満ちた犯罪小説であると同時に、ひりつくような純愛小説でもあるのだ。

クレアとの愛に生きて、足を洗おうと最後の大仕事にのぞむダグ。しかしボストン銀行強盗特別捜査班に属するFBI捜査官フローリーもまたクレアに思いを寄せ、着実にダグたちに対する包囲網を狭めてゆく。そして命を懸けた最後の闘いのクライマックスを迎える。

チャック・ホーガンは本書で、90年代半ばの、再開発の波と新興の住民とで変貌を遂げようとする寸前の、まだ昔ながらの伝統と矜持を残す“由緒正しい卑しき街”チャールズタウンを敢えて舞台に据えて、旧タイプの銀行強盗が生き生きと活動し、対する泥臭い捜査方法の能力が発揮できる、最後の時代の若者たちを瑞々しくも臨場感たっぷりに活写している。
強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈上〉 (ヴィレッジブックス) Amazon書評・レビュー: 強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈上〉 (ヴィレッジブックス)より
4863329156
No.1
(4pt)

“由緒正しい卑しき街”の無法者、FBI捜査官、そして切ない純愛の物語

’95年、『人質』(訳出は’97年)でデビュー。ディーン・クーンツに絶賛されたアメリカ・ミステリー界の新鋭チャック・ホーガン。本書は’04年発表の第3作で、ハードボイルドの始祖の名を冠した「ハメット賞」(国際推理作家協会北アメリカ支部主催)を’05年度に受賞し、ベン・アフレック監督・脚本・主演で『ザ・タウン』というタイトルで映画にもなり、’10年9月に全米公開された(日本での公開は’11年2月)。

全米一銀行強盗の発生率の高い街に生まれ育ち、当然の如く強盗稼業に精を出してきたダグたち4人の仲間。1996年4月16日の早朝、ボストンの中心地ケンモア・スクウェアのオフィス・ビルにあるベイ銀行を襲う。そして、その後になんと、犯人であるダグが被害者である支店長クレアに恋してしまうのだった。

このグループのリーダー・ダグの人物造形が実にいい。6才の時に母がいなくなり、16才の時に父がやはり強盗で2度目の服役。自身もアイスホッケー選手として有名チームにドラフト指名されるも傷害事件を起こして刑務所に。そこで酒を断ってあくまでもストイックに生きている。盗んだ金を遣わずにこっそり土に埋めたり、心惹かれるクレアにコインランドリーで偶然を装って近づいたりするくだりは、彼のキャラクターがよく現れている。そう、本書はスリルに満ちた犯罪小説であると同時に、ひりつくような純愛小説でもあるのだ。

クレアとの愛に生きて、足を洗おうと最後の大仕事にのぞむダグ。しかしボストン銀行強盗特別捜査班に属するFBI捜査官フローリーもまたクレアに思いを寄せ、着実にダグたちに対する包囲網を狭めてゆく。そして命を懸けた最後の闘いのクライマックスを迎える。

チャック・ホーガンは本書で、90年代半ばの、再開発の波と新興の住民とで変貌を遂げようとする寸前の、まだ昔ながらの伝統と矜持を残す“由緒正しい卑しき街”チャールズタウンを敢えて舞台に据えて、旧タイプの銀行強盗が生き生きと活動し、対する泥臭い捜査方法の能力が発揮できる、最後の時代の若者たちを瑞々しくも臨場感たっぷりに活写している。
強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス) Amazon書評・レビュー: 強盗こそ、われらが宿命(さだめ)〈下〉 (ヴィレッジブックス)より
4789731650

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