桜子は帰ってきたか



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初公開日(参考)1983年05月
分類

長編小説

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桜子は帰ってきたか (文春文庫)

1986年04月30日 桜子は帰ってきたか (文春文庫)

敗戦の満州から桜子は果して脱出できたのか?史上初の読者による選考で圧倒的支持を得た長篇推理。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

桜子は帰ってきたかの総合評価:9.00/10点レビュー 5件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (3件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

尻すぼみ

犯人が自ら罪を告白して終わりなんて枚数が足りなかったんですかね。

わたろう
0BCEGGR4
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(5pt)

良質なミステリ

週刊文春1983年 国内4位

1945年 終戦。安東桜子は、亡き夫真琴を恩人と慕うクレとともに、満州からの脱出を図るべく、朝鮮へ向かっていた。途中、三人の女性を行動をともにした桜子とクレだったが、日本への船路を目前として離ればなれになってしまう。36年後、日本を訪れたクレは、桜子が帰国していないことを息子の真人から聞かされる。が、桜子と乗船した女性達のうち、ひとりだけは、日本に辿りついていたのだった ・・・

サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。明らかに大賞の『虹へ、アヴァンチュール』(週刊文春1983年 国内2位)より面白い。

中国残留孤児問題を背景にしたミステリーなのだが、時も場所も異なる複数の殺人事件を、ひとつに収斂するストーリの仕立て方がすばらしい。文章も力強くて、簡潔で、敗戦時の過酷な状況に緊張感が漲っている。このあたりは、大賞作とまったく逆なんだなぁ。なぜこちらが選出されなかったんだろう。

特徴的なのは、クレ、桜子、真琴、真人、桜子の父耕作、登場人物が、それぞれとても良い人たちなのだ。でも嫌味がない。特に、クレの、桜子に対するあまりにもプラトニックな愛情が際立っている。圧倒的な悪意との対比がとても上手く描かれているので、それだけに、ラストのクレの行動が胸をうってしまう。

犯人は予想がついてしまうのだけれど、良質のミステリーに出会えた感が強い。
桜子は帰ってきたかAmazon書評・レビュー:桜子は帰ってきたかより
4163074708
No.3:
(5pt)

ドラマをまた見たい

86年刊の再版。なんで今頃再版なのか分からないけど、隠れた名作が再び世に出るのはうれしい。持っているけど、また買いそうです。内容の紹介は、86年判の方にレビューをされている方がいます。私は91年にTVドラマになったのを見てから読んだ口で、ドラマもいい出来でした。桜子とその遺児(原作では息子だけど、ドラマでは娘)を多岐川裕美、クレを河原崎長一郎が演じました。
桜子は帰ってきたかAmazon書評・レビュー:桜子は帰ってきたかより
4163074708
No.2:
(5pt)

良質なミステリ

週刊文春1983年 国内4位

1945年 終戦。安東桜子は、亡き夫真琴を恩人と慕うクレとともに、満州からの脱出を図るべく、朝鮮へ向かっていた。途中、三人の女性を行動をともにした桜子とクレだったが、日本への船路を目前として離ればなれになってしまう。36年後、日本を訪れたクレは、桜子が帰国していないことを息子の真人から聞かされる。が、桜子と乗船した女性達のうち、ひとりだけは、日本に辿りついていたのだった ・・・

サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。明らかに大賞の『虹へ、アヴァンチュール』(週刊文春1983年 国内2位)より面白い。

中国残留孤児問題を背景にしたミステリーなのだが、時も場所も異なる複数の殺人事件を、ひとつに収斂するストーリの仕立て方がすばらしい。文章も力強くて、簡潔で、敗戦時の過酷な状況に緊張感が漲っている。このあたりは、大賞作とまったく逆なんだなぁ。なぜこちらが選出されなかったんだろう。

特徴的なのは、クレ、桜子、真琴、真人、桜子の父耕作、登場人物が、それぞれとても良い人たちなのだ。でも嫌味がない。特に、クレの、桜子に対するあまりにもプラトニックな愛情が際立っている。圧倒的な悪意との対比がとても上手く描かれているので、それだけに、ラストのクレの行動が胸をうってしまう。

犯人は予想がついてしまうのだけれど、良質のミステリーに出会えた感が強い。廃刊になっているのが残念。

ご多分にもれずTV化されているが、こちらは未見。
桜子は帰ってきたかAmazon書評・レビュー:桜子は帰ってきたかより
4163074708
No.1:
(5pt)

良質なミステリーに出会えた感が強い

週刊文春1983年 国内4位1945年 終戦。安東桜子は、亡き夫真琴を恩人と慕うクレとともに、満州からの脱出を図るべく、朝鮮へ向かっていた。途中、三人の女性を行動をともにした桜子とクレだったが、日本への船路を目前として離ればなれになってしまう。36年後、日本を訪れたクレは、桜子が帰国していないことを息子の真人から聞かされる。が、桜子と乗船した女性達のうち、ひとりだけは、日本に辿りついていたのだった ・・・サントリーミステリー大賞読者賞受賞作。明らかに大賞の『虹へ、アヴァンチュール』(週刊文春1983年 国内2位)より面白い。中国残留孤児問題を背景にしたミステリーなのだが、時も場所も異なる複数の殺人事件を、ひとつに収斂するストーリの仕立て方がすばらしい。文章も力強くて、簡潔で、敗戦時の過酷な状況に緊張感が漲っている。このあたりは、大賞作とまったく逆なんだなぁ。なぜこちらが選出されなかったんだろう。特徴的なのは、クレ、桜子、真琴、真人、桜子の父耕作、登場人物が、それぞれとても良い人たちなのだ。でも嫌味がない。特に、クレの、桜子に対するあまりにもプラトニックな愛情が際立っている。圧倒的な悪意との対比がとても上手く描かれているので、それだけに、ラストのクレの行動が胸をうってしまう。犯人は予想がついてしまうのだけれど、良質のミステリーに出会えた感が強い。廃刊になっているのが残念。ご多分にもれずTV化されているが、こちらは未見。
桜子は帰ってきたか (文春文庫)Amazon書評・レビュー:桜子は帰ってきたか (文春文庫)より
4167421011



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