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マー君 さんのレビュー一覧

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レビュー数36

全36件 21~36 2/2ページ
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No.16: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

楽園のカンヴァスの感想

私は絵画に全く興味はないので、文庫本の表紙を見ても、何も感じませんでした。
殺人事件が起こるわけでもないし、それほど深刻な展開もありません。
でも面白かった。ということは、個人的には話としてフツーに面白かったということなのだと思います。
終わり方も良く、読了後、とても暖かく清々しい余韻を感じました。
ヒロイン役というよりも、これはティムのキャラが良かったのではないかという印象。
楽園のカンヴァス (新潮文庫)
原田マハ楽園のカンヴァス についてのレビュー
No.15:
(8pt)

ソロモンの偽証の感想

これだけの分量の話を作れるだけでも凄いことだと思います.さらに中だるみすることなく,一定以上のテンションを最後まで保ち続ける.さすがだと思います.
ただ個人的には,中学生にこんな裁判は無理でしょ,という印象が強かったかな.それと、全く予想しなかったような意外な結末みたいなものを少し期待していたので、インパクトとしてはそれほどでもなかったかも知れません。

▼以下、ネタバレ感想
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ソロモンの偽証 第I部 事件
宮部みゆきソロモンの偽証 についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

Yの悲劇の感想

数学者や論理学者的な突き詰め方、悪く言えば偏屈さは、もちろん感心させられるのですが、見方を変えると、「推理小説」のためにとことん整えられた舞台という印象も少なからずありました。

▼以下、ネタバレ感想
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Yの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンYの悲劇 についてのレビュー
No.13:
(8pt)

クリムゾンの迷宮の感想

アドベンチャーゲームブック、懐かし~。死の罠の地下迷宮とか、火吹山の魔法使いとか、さまよえる宇宙船とか・・・一時期地味~に流行っていましたよね。さいころ振って真面目にやるのがだんだん面倒になって、全部勝ったことにしちゃったりして。。。


▼以下、ネタバレ感想
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クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志祐介クリムゾンの迷宮 についてのレビュー
No.12:
(8pt)

七回死んだ男の感想

この設定は、アニメや映画、ゲームで数えきれないほど経験していますが、個人的にはどれも面白くハズレが少ないといった印象。
ミステリを読んでいて、この種の話を味わえるとは思っていなかったので、読み始めから期待が高かったです。
読み終わった印象としては、十分満足できる作品だったと思います。
欲を言えば、もう少しシリアスな感じの方が好みかも知れません。
まあこのネタに関しては、涼宮ハルヒやなんかはかなり面白かったし、厳密には違うかも知れませんが、かまいたちの夜のエンディングをしらみつぶしにしてく感じにも似ているのかなと思います。
新装版 七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤保彦七回死んだ男 についてのレビュー
No.11: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ロスト・ケアの感想

私は両親がまだ介護を必要とする状況ではないので,この作品を100%理解することはできないのかも知れませんが,「彼」の行為には肯定的な感覚のほうが強いと思います.この作品の中で,遺族は,自身も被害者も救われたと言っていますし,こういった状況に陥らないような社会の仕組みに現状なっていないとすれば,共倒れを防ごうとすることはごく自然な考え方のようにも思います.
老人介護問題は,この先さらに状況が悪化していくことは間違いないでしょう.この問題とよくセットで議論されるのが少子化問題.
でも今の議論は,どうしたら子供を増やせるかという話で,社会保障も,減少が抑えられることを前提にしている感じ.
そろそろ,人口減少は止められないと大声で主張し,どんどん減っていくことを前提に根本的に社会基盤を見直そうとする,そんな政治家が出てきてほしいです.
ロスト・ケア (光文社文庫)
葉真中顕ロスト・ケア についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

殺戮にいたる病の感想

見事に騙されたが、十角館と比べると、印象があまり良くなかった。
十角館は「へ?。。。まじで~」って感じで、これは「うぁ~。。。そうなのねぇ」って感じ。
かまいたちの1回目で被害者ゼロのエンディングをみることと、この作品の途中でトリックに気づくことでは、どちらが難しいのでしょうかね?というくらい、ほぼ確実に騙してもらえるとは思います。
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.9:
(8pt)

ワイルド・ソウルの感想

ミステリーという意味では評価が分かれるところもあるかもしれませんが、単純に読み物として面白かったです。
本題が進み始める前の主人公たちの過去は、あまり長いと普通はだらけ気味になってしまいがちなのですが、この作品は、この部分に十分な時間をかけて丁寧に書くことが本題の面白さを確実に増幅させています。
それと、作品とは直接関係ないのですが、「棄民政策」というキーワードから、何となくガンダムを思い出しました。
ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

時計館の殺人の感想

このシリーズはさすがにハズさないですね。
とても面白かったです。上下巻があっという間でした。

▼以下、ネタバレ感想
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時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

十角館の殺人の感想


▼以下、ネタバレ感想
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十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

13階段の感想


▼以下、ネタバレ感想
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13階段 (講談社文庫)
高野和明13階段 についてのレビュー
No.5:
(8pt)

ルパンの消息の感想

ルパン三世が好きなので,タイトルが気になって読んでみた程度なのですが,これは面白かった.
読み始めらなかなか止まりません.


▼以下、ネタバレ感想
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ルパンの消息 (光文社文庫)
横山秀夫ルパンの消息 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

冤罪者の感想

終始エログロな描写が続き、何となくきたならしい不潔な雰囲気に覆われている感じなので、抵抗を覚える人もいるのではないでしょうか。
ただ、後半話が動き出してからの「やめられない止まらない」感はかなりのものがあり、久々の読み応えでした。


▼以下、ネタバレ感想
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冤罪者 (文春文庫)
折原一冤罪者 についてのレビュー
No.3:
(8pt)

ラットマンの感想

なかなか面白かったです。
ラストの二転三転は、「こういうどんでん返しもあるんだ」という感じでした。


▼以下、ネタバレ感想
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ラットマン (光文社文庫)
道尾秀介ラットマン についてのレビュー
No.2:
(8pt)

カラスの親指 by rule of CROW's thumbの感想

主人公はおじさんだし,途中までは「駄作かも」なんて思いながら読んでいましたが...

▼以下、ネタバレ感想
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カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
道尾秀介カラスの親指 by rule of CROW's thumb についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

すべてがFになるの感想

今読むと、舞台設定がかなり古臭い感じは否めませんが、ミステリーとしての面白さにはそれほど影響はしていないと思います。密室やアリバイなど、やっていることは純然たる本格ミステリーで、その点は満足しています。難点を挙げるとすれば、「天才=何でもできる」みたいな所が必要以上に強調され過ぎている印象を受けたことでしょうか。一方で、主人公が所々で口にする、他人との関係性や労働とは、研究とは、といった事に対する考えが、驚くほど自分と似ていたのがとても印象深く、謎解きとは関係ありませんが、この作品を読んで良かったと感じだ点でしょうか。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
森博嗣すべてがFになる についてのレビュー


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