レビュー一覧

なおひろ さんのレビュー一覧

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レビュー数630

全630件 21〜40 2/32ページ

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No.610
(6pt)

凍える牙の感想


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乃南アサ:凍える牙
乃南アサ凍える牙 についてのレビュー
No.609
(9pt)

頰に哀しみを刻めの感想

著者初読み。著者の作品は4冊積んでますが、このミス2024年版で1位だった本作をまず読んで見ました。これぞ正に犯罪小説、とことん暴力と殺戮で復讐を果たす物語でした。まあハリウッドアクションも日本の時代劇も、ザコ敵は殺されるために大勢配置される訳ですから、特に残虐とも思いませんでしたが。差別の国アメリカなので、人種差別、LGBTQ、格差社会と、その辺りの描写は読んでいて辛かったです。二人のオヤジはじじいと呼ばれてますが、恐らく私と同世代の50代後半ではないか?、と想像しながら応援してました。面白かったです。
S・A・コスビー:頰に哀しみを刻め (ハーパーBOOKS, H187)
S・A・コスビー頰に哀しみを刻め についてのレビュー
No.608
(5pt)

豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件の感想

著者に対するイメージからガチガチの本格ミステリを期待してましたが、考えて見ればタイトルがすでにふざけてましたね(笑)。と言う訳で、ブラックユーモアミステリ寄りのやや緩い作品集でした。「変奏曲・ABCの殺人」が一番面白かったですが、正にそんな感じでしたよね?。ただ各編とも余りシャープな切れ味が有るタイプでは無かったので、好みとしては物足りなかった印象です。
倉知淳:豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件 (実業之日本社文庫)
No.607
(8pt)

兇人邸の殺人の感想

剣崎比留子シリーズ3作目。今回も特殊設定ミステリかつクローズドサークルミステリでした。巨人の存在は特殊過ぎてその存在の設定やルールが面倒ですし、兇刃邸の内部は見取り図の付録?をずっと横に置いて読んでいても分からない位複雑で、著者も本作書くの大変だっただろうなぁ、とそれが気になったかも(笑)。難点は葉村と剣崎のホームズワトソン問題がしつこくて鬱陶しい所ぐらいで、概ね楽しく読めました。こう言う書き飛ばしでは無い力作を読むと背筋が伸びる様に感じる。結構疲れるけどたまには良い刺激です。
今村昌弘:兇人邸の殺人
今村昌弘兇人邸の殺人 についてのレビュー
No.606
(7pt)

見えないグリーンの感想

著者初読み。東西ミステリーベスト100の50位と言う事で以前から気になっていた作品。まあグリーンってゴルフの話だとずっと思ってたんで、名前だった事に結構ビックリした(マジで)。さて内容ですが、これぞ本格ミステリと言う感じで面白かったです。連続殺人の各トリックは実行性を含めて微妙な所は有りましたが、まあバカに行かないラインで留まったと言えるかと。謎解き場面に至り序盤から伏線をキチンと張って有った事に気付かされ、納得感の有る推理だったと思った。誰が誰だか分かり辛く登場人物表を再々見るのが面倒だったけど(笑)。
ジョン・スラデック:見えないグリーン (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジョン・スラデック見えないグリーン についてのレビュー
No.605
(8pt)

われら闇より天を見るの感想

全編読み終えると良い物語であったと感じた。ミステリ、何なら本格ミステリだ、と思っていたので前半の時点では不満しか無かったが、本屋大賞らしいドラマとして素晴らしい作品だったと思いました。登場人物に感情移入出来無い部分は多かったし、行動に対して納得出来無い事も多かった。しかしそれでも良いのだ、皆違う人間であり自分の正義で、信念に基づいて動いているのだから。と言う訳で、謎解きだとか真犯人だとかは重要では無く、不幸な姉弟と不器用な署長が信じて歩くその道を、その壮絶なその先の結末を見届ける為に読む訳です。読んでいて辛かったが、生き残った人達皆の幸せを祈りたい。
クリス・ウィタカー:われら闇より天を見る
No.604
(8pt)

ドゥルシネーアの休日の感想

詠坂作品を読むのも4年振りと言う事で、序盤警察小説なのを読んでいる時は、こんな作風だったっけ?、と思っていました。その後、警察小説、学園ミステリ、アクションとドンドンぐしゃぐしゃになるにつれて、滅茶苦茶面白くなって行きました。いやまあ筋立てとしては結構ストレートで分かり易いし、良い人も悪い人もキチンと行動してるんですが、それを全体を通して俯瞰で観ていると笑うしか無いと言うか。本作はどのキャラも魅力的でしたし、もっと読みたくなりますね。とは言え、次作以降再登場が有るのかは調べませんので、期待だけはして置く。
詠坂雄二:ドゥルシネーアの休日
詠坂雄二ドゥルシネーアの休日 についてのレビュー
No.603
(5pt)

ヴィクトリアン・ホテルの感想

どう言うタイプの話か知らず読みましたが、ミステリーとは少し違う感じです。グランドホテル形式の群像劇を楽しむ物なんだな、と読んでいるとどうも違和感が…?。どんな仕掛けなのかは読んで見て欲しい所ですが、自分的にはややこしくていまいちだったかな。感情移入出来るキャラも居なかったし、メッセージ性が強いのはまあ好き好きでしょうが、圧と熱を感じて少々くどかったですねぇ。
下村敦史:ヴィクトリアン・ホテル (実業之日本社文庫)
下村敦史ヴィクトリアン・ホテル についてのレビュー
No.602
(6pt)

昨日がなければ明日もないの感想

杉村三郎シリーズ五作目。前作がとても面白かった記憶が微かに有り、かなり期待して本作を読んだが、それよりずっと以前に読んだシリーズ初期作の事を更に微かに思い出した。ああ、そう言えばどうしようもない人の悪意で嫌な気分になったなぁ、と。本作の一話目、三話目を読んで、楽しかった方って居るんですかね?。登場人物の誰かに感情移入したり、悲しみに心を揺さぶられたり、悪意の人について色々考えさせられたり、どれも濃い話では有りましたが、読んでる間ずっと楽しくは無かったですね。まあ求める物と違っただけで、良く出来ていますが。
宮部みゆき:昨日がなければ明日もない (文春文庫)
宮部みゆき昨日がなければ明日もない についてのレビュー
No.601
(7pt)

殺した夫が帰ってきましたの感想


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桜井美奈:殺した夫が帰ってきました (小学館文庫 さ 40-1)
桜井美奈殺した夫が帰ってきました についてのレビュー
No.600
(6pt)

レモンと殺人鬼の感想

著者初読み。第21回『このミステリーがすごい。』大賞・文庫グランプリ受賞作。とにかくひっくり返す事だけに注力して、登場人物を皆サイコパスと造形し(動機が本人的な理由だけで良いからか?)、アンフェアギリギリの叙述トリックで突っ走った作品。そう言う作品なのでキャラや動機には文句は言えないが、どうやってその人の所在をを見付けたの?とか、どうやって死体隠したの?、とかは気になりましたけど。とは言え、「虐げる側」「虐げられる側」と言うテーマ?は一貫してましたし、新人賞への公募作ならば派手に気を引く物になるのも納得。
くわがきあゆ:レモンと殺人鬼 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
くわがきあゆレモンと殺人鬼 についてのレビュー
No.599
(5pt)

風間教場の感想

教場シリーズ4作目。今回は色々異色だったが、風間視点で語られているので内面が分かるのには驚いた。また、生徒を篩にかけるのが仕事だったはずが、退校者を出さない事を課せられるのも新鮮な設定でした。しかし思ったのは、最大の魅力だった緊張感が無くなって普通の学園物みたいになってないか?、です。まあワンパターンからの脱却なのでしょうが、微妙な感じでしたね。ただ、ラストの一行はシリーズの流れとして良いオチ?になっていて、感動的だったと思いました。
長岡弘樹:風間教場
長岡弘樹風間教場 についてのレビュー
No.598
(5pt)

スイッチ 悪意の実験の感想

著者初読み。第63回メフィスト賞受賞作。はっきり言えば乗り切れなかった作品。そもそもパン屋さんは経営が破綻しているんだから潰れても仕方がない。その金銭援助をしている設定に最初から違和感を感じる。なのでこのスイッチは押しても押さなくてもどちらでも良く、特に緊張感を感じない。そして登場人物の大学生たちですが、中学生かと思う様な幼い思考の子供たちで全く誰にも共感出来ず。宗教の話も背景になっているはずなのに、取って付けた様なちぐはぐな印象を持ちました。と言う訳で、若者は楽しめるかもですが、年寄り向けでは無いかな。
潮谷験:スイッチ 悪意の実験 (講談社文庫)
潮谷験スイッチ 悪意の実験 についてのレビュー
No.597
(7pt)

ゲームの王国の感想


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小川哲:ゲームの王国 上 (ハヤカワ文庫JA)
小川哲ゲームの王国 についてのレビュー
No.596
(8pt)

不連続殺人事件の感想


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坂口安吾:不連続殺人事件
坂口安吾不連続殺人事件 についてのレビュー
No.595
(6pt)

仇敵の感想

著者初期作品。ミステリを書こうとしてますので、殺人事件が何度も起きますし主人公が何度もボコられます(笑)。後、連作短編集だったからか、毎話飲みに行く場面が続くのは結構しつこく感じたかも。とは言え内容に関する感想としては、結構面白かったと思います。恋窪の立場にしては逆襲が上手く行き過ぎな感じはしますが、とは言えこれ以上は難しいでしょうからほど良い結果だったかも知れません。20年以上前に書かれた、初期作品らしい今とは違う若さや荒さを楽しむ作品だったと思いました。
池井戸潤:仇敵 (実業之日本社文庫)
池井戸潤仇敵 についてのレビュー
No.594
(6pt)

アリアドネの声の感想


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井上真偽:アリアドネの声
井上真偽アリアドネの声 についてのレビュー
No.593
(6pt)

火神(アグニ)を盗めの感想

著者27歳、1977年の作品。著者の他作品で逸木裕氏が解説を書いている物が有るのですが、数多い山田作品の中で氏のフェイバリットが本作との事でした。誰が読んでも間違い無く面白い、超傑作、とのご紹介に釣られて読んで見ました。荒唐無稽な設定、ストーリー、キャラクター、バカミスならぬバカ冒険小説に最初は辟易したが、熱量が凄い。途中から段々と気になら無くなって、最後は楽しんでいました。細かい事は気にしない方には私もおススメします。ちなみに本作は第78回直木賞候補作。司馬遼太郎、柴田錬三郎らの選評は散々でしたけど…。
山田正紀:火神(アグニ)を盗め (ハルキ文庫)
山田正紀火神(アグニ)を盗め についてのレビュー
No.592
(7pt)

大いなる眠りの感想


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レイモンド・チャンドラー:大いなる眠り (創元推理文庫 131-1)
レイモンド・チャンドラー大いなる眠り についてのレビュー
No.591
(8pt)

騙し絵の檻の感想


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ジル・マゴーン:騙し絵の檻【新装版】 (創元推理文庫)
ジル・マゴーン騙し絵の檻 についてのレビュー