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なおひろ さんのレビュー一覧

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レビュー数216

全216件 1〜20 1/11ページ

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No.216
(7pt)

暗約領域 新宿鮫XIの感想

新宿鮫シリーズ十一作目。前作から9年後に書かれた作品だが、物語中では数か月後の設定になっており話は地続き。敵も引き続きな感じなので、中国、韓国とスパイ小説みたいになって来た。スマホやネット検索など、しれっとアイテムが現代風に変わっているのは面白かった。と言う訳で、全作での大いなる喪失からの新たな展開、と言うには新キャラの弱さや登場人物の継続などから、「新章開幕」のインパクトは弱めだった様に思った。しかし次作に続きそうな引きだったりするので、忘れないうちに続けて読まないと、言う感じ。鮫はまだまだ止まらない。
大沢在昌:暗約領域 新宿鮫XI
大沢在昌暗約領域 新宿鮫XI についてのレビュー
No.215
(7pt)

オルゴーリェンヌの感想

少年検閲官シリーズ二作目。序奏は幻想的で、どう繋がるのかは分からないが興味深く読めました。しかし本編突入後、この長い物語はほぼ半ばに来るまで事件は起きません。なので、終末的世界観や登場人物に共感出来無いと結構退屈に感じます。そしてやっと連続殺人からの多重解決的推理が始まる。が、この肝心の犯人、トリック、動機の納得感はと言えば…残念(笑)。特に物理トリックは流石に成功確率低すぎるでしょ。ちょっと期待のハードル上げ過ぎましたが、ラストは余韻が有り今後の展開を期待させる物で良かった。少年が大人になる前に続編を。
北山猛邦:オルゴーリェンヌ (創元推理文庫)
北山猛邦オルゴーリェンヌ についてのレビュー
No.214
(7pt)

動く指の感想

ミス・マープルシリーズ長編第三作目。それほど事件が連発する訳では無く、ラブロマンス(ラブコメ?)がメインのお話でした。マープルがほとんど出て来ないと言う不思議な構成でしたが、少ない出番でさすがの存在感では有りました。しかし都会から来た兄弟の田舎の人達に対する決めつけや思い込みが激しくて、その辺の言動はかなり不愉快でしたけどね。全体的にはラストのハッピーエンドも含めて、面白い物語だったと思います。もちろんミステリとしても犯人全然分からんかったし良く出来てました。軽い雰囲気でおススメです。


アガサ・クリスティ:動く指 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティ動く指 についてのレビュー
No.213
(7pt)

毒を売る女の感想


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島田荘司:改訂完全版 毒を売る女 (河出文庫)
島田荘司毒を売る女 についてのレビュー
No.212
(7pt)

ワトソン力の感想

著者は本格ミステリの短編を書く事が多いと思いますが、本作も同じでは有ります。しかし他作品は推理クイズの様な感じで味気無い所が残念なのですが、今回は小説として面白かったです。基本全てクローズドサークルでの多重解決ミステリと言うマニアックな物なのですが、やはり「ワトソン力」の設定が画期的な発明でしたね。この馬鹿馬鹿しい力(褒めてます)のおかげでとんでも推理でもOKですし、急に全員が推理を初めてもOKになっている。そして本作はプロローグ、インタールード、エピローグを加えて連作短編集にしている。上手く纏めてるね。
大山誠一郎:ワトソン力 (光文社文庫 お 63-1)
大山誠一郎ワトソン力 についてのレビュー
No.211
(7pt)

日入国常闇碑伝の感想


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詠坂雄二:日入国常闇碑伝 (講談社ノベルス ヨF- 2)
詠坂雄二日入国常闇碑伝 についてのレビュー
No.210
(7pt)

ホロー荘の殺人の感想


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アガサ・クリスティ:ホロー荘の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティホロー荘の殺人 についてのレビュー
No.209
(7pt)

乾いた屍体は蛆も湧かないの感想


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詠坂雄二:乾いた屍体は蛆も湧かない (講談社ノベルス ヨF- 1)
詠坂雄二乾いた屍体は蛆も湧かない についてのレビュー
No.208
(7pt)

狼花 新宿鮫IXの感想


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大沢在昌:狼花―新宿鮫〈9〉 (光文社文庫)
大沢在昌狼花 新宿鮫IX についてのレビュー
No.207
(7pt)

ノウイットオール あなただけが知っているの感想


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森バジル:ノウイットオール あなただけが知っている (文春文庫 も 37-1)
No.206
(7pt)

見えないグリーンの感想

著者初読み。東西ミステリーベスト100の50位と言う事で以前から気になっていた作品。まあグリーンってゴルフの話だとずっと思ってたんで、名前だった事に結構ビックリした(マジで)。さて内容ですが、これぞ本格ミステリと言う感じで面白かったです。連続殺人の各トリックは実行性を含めて微妙な所は有りましたが、まあバカに行かないラインで留まったと言えるかと。謎解き場面に至り序盤から伏線をキチンと張って有った事に気付かされ、納得感の有る推理だったと思った。誰が誰だか分かり辛く登場人物表を再々見るのが面倒だったけど(笑)。
ジョン・スラデック:見えないグリーン (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジョン・スラデック見えないグリーン についてのレビュー
No.205
(7pt)

殺した夫が帰ってきましたの感想


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桜井美奈:殺した夫が帰ってきました (小学館文庫 さ 40-1)
桜井美奈殺した夫が帰ってきました についてのレビュー
No.204
(7pt)

ゲームの王国の感想


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小川哲:ゲームの王国 上 (ハヤカワ文庫JA)
小川哲ゲームの王国 についてのレビュー
No.203
(7pt)

大いなる眠りの感想


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レイモンド・チャンドラー:大いなる眠り (創元推理文庫 131-1)
レイモンド・チャンドラー大いなる眠り についてのレビュー
No.202
(7pt)

長いお別れの感想


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レイモンド・チャンドラー:長い別れ (創元推理文庫)
レイモンド・チャンドラー長いお別れ についてのレビュー
No.201
(7pt)

山伏地蔵坊の放浪の感想


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有栖川有栖:山伏地蔵坊の放浪【新装版】 (創元推理文庫)
有栖川有栖山伏地蔵坊の放浪 についてのレビュー
No.200
(7pt)

書斎の死体の感想

ミス・マープルシリーズ長編第二作目。書斎の死体がありふれているとは知らなかったが、最後まで犯人は分からず面白く読めました。メインのトリックは時代を感じさせる物の、作りこまれた複雑な人間関係の絡み合いを楽しむ、と言う作品ですね。それに後から考えれば序盤から伏線は色々張られていて、正統派ミステリとして良く出来ていると思いました。ちなみに終盤気に入ったのはバントリー夫人の夫に対する愛情の深さ、なかなか微笑ましいと思いませんでした?(笑)。
アガサ・クリスティ:書斎の死体 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティ書斎の死体 についてのレビュー
No.199
(7pt)

六人の嘘つきな大学生の感想

著者初読み。2部構成になっており、就活生の最終試験となるグループディスカッションと、その8年後が描かれている。学生側だけでは無く選ぶ側の視点も有り、採用試験とは何なのか?、人の本質は見抜けるのか?、がテーマでした。ミスリードの連続で、その人の見え方がコロコロ変わる所は良く書けているとは思いましたが、感情が振り回されて疲れた(笑)。自分はバブル入社世代だったので就活の苦労は特に無く(忘れただけか?)、今は大変だなー、としみじみ思った。しかし近年は入社後結構すぐ退職する子も多く、選ぶ側も大変なんだろうけどね。
浅倉秋成:六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)
浅倉秋成六人の嘘つきな大学生 についてのレビュー
No.198
(7pt)

Y駅発深夜バスの感想

著者初読み。裏表紙に有る「ミステリ・ショーケース」の通りバラエティーに富んだ短編集。基本的には本格物ですが、テイストとしてはスリラー、サスペンス寄りか?。どれもホントに面白く読めたが、「特急富士」のスラップスティックかつ皮肉な感じが好みだったかな。「猫矢来」はシリーズでも書けそうなキャラが微笑ましく、「九人病」はこの方向で一冊別に仕上げて見ては?、とも思う異色作。トリックと言うか、謎重視の作風、動機だ何だは置いといて楽しんで読んで欲しい。おススメします。
青木知己:Y駅発深夜バス (創元推理文庫)
青木知己Y駅発深夜バス についてのレビュー
No.197
(7pt)

残奏の感想

音喜多&鳴海シリーズ三作目。前作から一年後三度コンビを組んだ事件は、飛び降り?、突き落とし?、と言う物で、殺人事件では有るがやや地味な感じ。二人がコツコツと聞き込みを続け犯人に迫るタイプで、背景に社会的なテーマが有るのがこのシリーズの作風でしょうか。そこに鳴海のキャラが浮くかハマるか、と言う所ですが、本作は非常に面白かったです。帯にある、慟哭のミステリーと言う程では無かったですが、社会派ミステリーとしてやり切れない動機が切なかったですね。何故この表紙?、と思いましたが、そう来るか!、シリーズ続編にも期待。
佐藤青南:残奏 (中公文庫, さ83-3)
佐藤青南残奏 についてのレビュー