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まみ さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.56pt

レビュー数9

全9件 1~9 1/1ページ

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No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (4件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

賛否は分かれそうですが...

「叙述トリック」で評価の高いものをと探して読んだ私としては、とても良かったです。タイトル通り、ロートレックの絵がいくつも登場しますが、それが挿絵で挟まれているのも珍しいなと思いました。手に取った時は本の薄さに驚いたのですが、このページ数にすべてが凝縮されているような印象。

▼以下、ネタバレ感想
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ロートレック荘事件 (新潮文庫)
筒井康隆ロートレック荘事件 についてのレビュー
No.8: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

すべてがFになるの感想

アニメもドラマもやっていたシリーズですが、せっかくなので本で!と思い、映像ものは見ないまま読みました。孤島の研究所の密室で見つかる死体...という個人的にはわくわくする題材で、あっという間に読めました。森博嗣は初めてでしたが、他もシリーズがあるということでぜひ読んでみたいです。

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すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
森博嗣すべてがFになる についてのレビュー
No.7:
(6pt)

ネット上の仲間内で行われる殺人・推理ゲーム。

友達に勧められて読みました。仲間内で推理ゲームをすることだけが目的の殺人で、犯人が初めからわかっており、方法やアリバイトリック等を考えるものがメインです。ラストが、次回作へ続く展開になっており、まだ未読なのでそちらにも期待します。

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密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー
No.6:
(7pt)

残り、全部バケーション。

元々伊坂作品は好きで読むのですが、ああ、伊坂幸太郎だなあと思う作品で、好きでした。

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残り全部バケーション (集英社文庫)
伊坂幸太郎残り全部バケーション についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ある小説家の死…

七月七日七時、小説家が自殺した。
はたして、それは本当に自殺だったのか…?
編集者・中田秋子とライター・津久見伸介が、その謎を解き明かすべく、真相に迫っていく。
というストーリーで、物語は秋子と津久見の調査日記の体で、ふたりの行動が交互に綴られていきます。

いやー、傑作ですね。あとがきで、改訂部分について語られていますが、それも興味深かったです。


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模倣の殺意 (創元推理文庫)
中町信模倣の殺意(新人賞殺人事件) についてのレビュー
No.4:
(4pt)

妄執、エロス、フェティシズム…

西澤保彦、はじめて読んだのですが、初体験に向いた作品ではなかったかもしれません。(笑)エロ、グロ、妄執…どうしても後味のよいものでないためか、いまひとつすっきりしなかった。また、短編集という性質から仕方のないことですが、ひとつひとつの話にもう少し厚みがあれば…長編で読みたかったな…ともったいなく思うところもありました。特に、表題作の、平成の切り裂きジャック事件を、時効直前に再考する「動機、そして沈黙」。また他の長編に挑戦したいです。
動機、そして沈黙
西澤保彦動機、そして沈黙 についてのレビュー
No.3: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

文句なし。

連続殺人鬼「ハサミ男」が、狙っていた標的を模倣犯に殺される。ハサミ男と警察、それぞれの視点で、犯人を見つけるべく真相を解明していく…。 叙述トリック、ということは十分承知して読み始めましたが、最後にはなるほどと感心しました。文章も読みやすくサクサク一気に読めました。

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ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

火山という舞台が新鮮でした。

火山を舞台としたクローズドサークルということで、斬新に思いつつ読みました。推理小説研究会の面々が登場ということで、推理小説の話題をちりばめつつ、解決前の読者への挑戦状にもにやりとしました。

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月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)
有栖川有栖月光ゲーム Yの悲劇'88 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

さらりと読めました。

評価の高いことで前から読んでみたかったのですが、納得の高評価です。そして誰もいなくなったをなぞり、ひとりまたひとりと殺されていく島の様子とともに、本土ではひとつひとつ事実が明らかになり…ページをめくる手が止まりませんでした。あの一行を読んだ時、そうきたか…と思わされました。読後感も満足のいくものでした。
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー