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chiiiisim さんのレビュー一覧

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レビュー数14

全14件 1~14 1/1ページ

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No.14: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

検事の本懐の感想

佐方貞人シリーズ第二弾。
第一弾の『最後の証人』を読んで大変感動したので、早速図書館で借りることにしました。

第一弾ではヤメ検の弁護士としての佐方貞人でしたが、第二弾では検事として仕事をしている佐方貞人の連作集でした。
基本的には佐方を客観的に見ている人物目線で話が進みます。
それこそが佐方貞人のミステリアスな魅力を引き立てています。
作品の中の登場人物と同じく、何を考えているのか掴めないが、『事件をまっとうに処分する』という信念を貫き通す若き青年検事に、読者の私も魅了されていきました。
学生時代の佐方の話は、佐方自身の感情が垣間見える場面が多々あります。
最後の父親の話ではどのような感情を抱いていたのかが短い文章の中にハッキリと記されており、グッと感情が揺さぶられるものがありました。
読み終えて、佐方貞人は素晴らしい人なのに、何だか報われない...という、モヤモヤした気持ちが充満しています。
しかし、それこそが読者自身が左方を取り巻く登場人物と同じように、佐方に魅了されていく一因になっているように思います。
第三弾も続けて読んでみようと思います。

検事の本懐 (角川文庫)
柚月裕子検事の本懐 についてのレビュー
No.13:
(8pt)

天使のナイフの感想

難しい言葉や漢字がなく、とても読みやすい本でした。
少年法やメディア、現実の世界でもニュースで見ることのある現実的な問題に、非常に心を打たれました。
最後に段階方式で黒幕が現れてくる所は、最後の最後まで目が離せない内容だったと思います。
天使のナイフ 新装版 (講談社文庫 や 61-12)
薬丸岳天使のナイフ についてのレビュー
No.12:
(7pt)

そして誰もいなくなったの感想

個人的には海外の作品は登場人物の名前がなかなか覚えられず、読書中苦労するのですが、内容はとても読みやすかったです。
トリックには納得できましたが、短い小説なのでストーリーの背景に厚みがなく、読んだ後の余韻がのこらず、私には少し物足りなかったです。
でも、ミステリー初心者の方にオススメな作品だと思います。

そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

すべてがFになるの感想

純粋な推理小説という内容で、とても読みやすく面白かったです。
ただ、クライマックスは専門的な内容が多く、トリックを噛み砕いて理解していく思考が必要で、純粋にストーリーを楽しめなかったことがとても残念でした。
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
森博嗣すべてがFになる についてのレビュー
No.10: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

イニシエーション・ラブの感想

読み進めていくと、途中から色々おかしいな・・・と思う方が多いのではないでしょうか。
何となく違和感を感じながらも、最後の最後でようやくその違和感の正体が解って、やはりすぐに違和感を感じた部分を読み返したくなります。
この小説は内容というより、一通り読んだ後、読み返して1つ1つ伏線を探していくことが面白いんだと思います。
ネットで検索すると、小説の内容を時系列で解説している方のブログがありますが、読んだ後に見ると更に面白さが倍増すると思います。
是非検索してみてください!オススメです。

イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.9:
(8pt)

火車の感想

主人公同様、犯人の女の正体を知りたくて、徐々にその女に夢中になってしまう話でした。
火車 (新潮文庫)
宮部みゆき火車 についてのレビュー
No.8:
(8pt)

白夜行の感想

幻夜と流れが似ているのですが、私は幻夜をオススメします。
白夜行 (集英社文庫)
東野圭吾白夜行 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暗いところで待ち合わせの感想

ページ数が少なくさくさく読めて普通に面白いので、これから沢山小説を読んでみたいなと思われている方の最初の1冊として選ばれると読みやすいと思います。
内容が複雑ではなく単純明快なので深く考えることなく読める分、心に残るような名作だとは思いませんでしたが、重い内容の小説を読んで疲れてしまっていた時に、さらさら~っと軽く読めて良かったです(笑)
暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一暗いところで待ち合わせ についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

13階段の感想

犯罪被害者、加害者、どこに真実があって、何が真実なのか。
死刑制度を軸に、登場人物の様々な思惑が交差した内容で、最後まで読み応えがありました。
13階段 (講談社文庫)
高野和明13階段 についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ラットマンの感想

終盤に近づくにつれて、自分の推理が右往左往してしまい、まんまと作者の意図にハマってしまったと思います(笑)
最後は少しがっかりした結末な気もしましたが、ラットマンというキーワードに上手くまとまっていて感心しました。
ラットマン (光文社文庫)
道尾秀介ラットマン についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

変身の感想


▼以下、ネタバレ感想
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変身 (講談社文庫)
東野圭吾変身 についてのレビュー
No.3:
(7pt)

十角館の殺人の感想

最後まで犯人気づきませんでした!スゴイ!!
でも、ミステリー重視でもう少し登場人物に感情移入できる内容なら面白かったと思います。
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.2:
(8pt)

感想

感動して泣きました!
流星ワゴン (講談社文庫)
重松清流星ワゴン についてのレビュー
No.1:
(8pt)

感想

登場人物が多いので人物設定が1度では覚えられず、前半は読み進めながら何度か自己紹介の件に戻って確認してました。
最後は色々なルールが最大に活かされた結末で、納得できる作品でした。

インシテミル
米澤穂信インシテミル についてのレビュー