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chiiiisim さんのレビュー一覧

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レビュー数6

全6件 1~6 1/1ページ

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No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

第三の時効の感想

初の短編集でした。
読み始めの「沈黙のアリバイ」の最後で一気に引き込まれました。
自分には短編集は向いていないのかな…と感じたところでの急展開でした。
「囚人のジレンマ」での捜査一課の見事なまでの個性の表現は、長編小説に匹敵するほど登場人物の全体像をハッキリと読者に伝えています。
それ以降事件の展開はもちろんですが、登場人物の魅力にどんどんハマっていくという表現が合うかな…と思います。
「モノクロームの反転」の一班の朽木班長と「密室の抜け穴」の三班の村瀬班長がとても魅力的です。
第三の時効 (集英社文庫)
横山秀夫第三の時効 についてのレビュー
No.5:
(9pt)

青の炎の感想


▼以下、ネタバレ感想
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青の炎 (角川文庫)
貴志祐介青の炎 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ルパンの消息の感想

後半戦、怒涛の展開にはページを捲る手が止まりませんでした!
序盤で好みの作品じゃないかも…と投げ出さずに期待して読んでいただきたい1冊です。
ルパンの消息 (光文社文庫)
横山秀夫ルパンの消息 についてのレビュー
No.3: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

殺戮にいたる病の感想

とにかく読書中は眉間に皴がはいりっぱなしだったと思います。
内容がグロテスクでぞっとしますが、夢中で読んでしまいました。
読んだ方の感想どおり、私も読み終えた瞬間は呆然としましたが、解説を読みもう一度パラパラと流し読みすると納得できるのですが、結末を理解して読んでも少し頭が混乱します。
10pか9pで悩みましたが、結末が呆気にとられすぎて、読み進めていくうちに着々と沸騰していった感情が、沸騰直前で一気に冷水を浴びせられたような感覚になり9pにしました。
新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

永遠の仔の感想

小説の舞台である四国が故郷である私には、主人公達が救いを求めた霊峰にも登山経験があり、読んでいて情景が想像しやすく物語りにぐっと引き込まれました。
登場人物たちの暗い過去からくる感情の波は、序盤はしっくりこなかったのですが、読み進めると長編でしっかりストーリーが出来ているので、読んでいる私にも心に響くようになりました。
特に、後半にあるジラフの両親とのやりとりは涙なしでは読めませんでした。
ミステリーの内容に重視した作品ではないので、ミステリー小説として手に取ると残念に思う方もいらっしゃると思いますが、読んで損はないと思います。

永遠の仔〈上〉
天童荒太永遠の仔 についてのレビュー
No.1:
(9pt)

感想

悲しい話でした。
かなりの長編でしたが、内容が面白いので読みやすいです。
模倣犯1 (新潮文庫)
宮部みゆき模倣犯 についてのレビュー