虚貌

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評判

虚貌の評価:

3.86/5点 レビュー 79件。 B ランク

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平均点3.86pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 21〜40 2/4ページ
No.41
(5pt)

見事な着地

謎が晴れてきてからも気にならずに一気に読ませます。非常に悲しい話ですが読後感は爽やかで、命を大事にしようと考えさせられます。
虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344403460
No.40
(5pt)

おもしろい

読みやすくて、上下一気に読めました。読後の気分も悪くありません。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.39
(4pt)

これを待ってました。

30代、男です。何なんだろうこれは・・・。目の前にぐいぐいと突きつけられるような犯罪現場の描写。読みながら、「じわり」と嫌な汗が出てきました。私の場合、雫井氏の「犯人に告ぐ」が好みで「火の粉」「クローズドノート」「栄光一途」「白銀を踏み荒らせ」と読み進みましたが、なんだかどうもテンションは下がるばかり・・・。しかし、この作品で「私の好きな雫井氏はこれだ!」と強烈に再認識させてくれました。他の方のレビューにもありますが、横山秀夫氏が好きな方はきっと気に入るでしょう。私にとって、作品の良し悪しがすごくはっきり別れる作家さんです。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.38
(4pt)

これを待ってました。

30代、男です。

何なんだろうこれは・・・。
目の前にぐいぐいと突きつけられるような犯罪現場の描写。
読みながら、「じわり」と嫌な汗が出てきました。

私の場合、雫井氏の「犯人に告ぐ」が好みで「火の粉」「クローズドノート」
「栄光一途」「白銀を踏み荒らせ」と読み進みましたが、
なんだかどうもテンションは下がるばかり・・・。

しかし、この作品で「私の好きな雫井氏はこれだ!」
と強烈に再認識させてくれました。

他の方のレビューにもありますが、横山秀夫氏が好きな方は
きっと気に入るでしょう。

私にとって、作品の良し悪しがすごくはっきり別れる
作家さんです。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.37
(4pt)

後半に行くにつれ、「ひょっとすると・・」と思わせるこのタイトル・・・

お手本のようなミステリを、久しぶりに手に取ったような、

そんな気がする。

一見、ありそうな怨恨と筋書きに、

岐阜弁と山峡の風景と、広い空。人間の愚かしさとトリック。

小気味いい物語が、読みたい。

ちょっと都会を舞台にしたハードボイルドものに疲れた、という人にお薦めします。

こんなにまでして生きなければ・・・と思うと、

自分なんて幸せなものですぞ。
虚貌 Amazon書評・レビュー: 虚貌より
4344001133
No.36
(4pt)

とにかく面白いものが読みたいときに

エンターテイメント小説は一度読めばもう終わりというものが多いが、
これを読み終えた後に思わず「犯人に告ぐ」も読み返してしまった。
面白さの種類としては同様で、比べると多少荒削りな感じはするが、
それでも読み出したら止まらない完成度の高さは保障したいと思う。
核になるトリックについては賛否両論があるようだが、
確かに「そんなのあり?」な感じは否めないものの、
ミステリーと思わずに読んでいたのでオチどうこうは抜きにして
とにかく存分に楽しませてもらったので満足。
自分の犯した罪は、必ず自分に返ってくる。
支柱となっているのはただそれだけの本当に簡単なことなのに、
それをここまでスケールの大きな作品に仕上げて読ませる、作者の筆力は圧巻。
盛り上がれば盛り上がるほど、一体どうやって着地させるのか?その方法に注目が集まるのだが、
伏線の張り方も「犯人〜」と同様に非常に上手いので、ラストも違和感なく受け入れられた。
上巻を読み終えたら間違いなく続けて下巻も読みたくなるので、
必ず2冊同時に購入することをお勧めしたい。
虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344403460
No.35
(5pt)

ミステリーの枠を飛び出したエンターテイメント

 ミステリーファンに物議を醸し、認められないという意見もあるようです。
確かに殺人事件が題材になって中心人物が警察官という設定からトリックを楽し
もうと考えるのであれば、読む本を間違えたといえましょう。少なくとも私は楽
しめました。不自然さにそれほど違和感もありませんでした。小説の部分でどこ
にリアリティを求めるかによるのでしょう。私が求めるリアリティは解説で福井
晴敏氏が書いているように、人物が描きこまれているかどうかが判断基準となり
ます。
現実にありえないことが書かれていても小説である以上十分アリだと思います。
 本作品に本格ミステリーの厳密に適応したいのであれば読むことはお奨めしません。
しかし、ありえない事象の中での人間ドラマを楽しみたいと思うのならば大変優
れた作品と考えられます。なぜ彼はあの時このような行動をとったのか?が読者
にとってこの作品の謎となり議論を深めるツボなのだと思います。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.34
(4pt)

自分へのコンプレックス

色々な視点からストーリーが展開されていくのだが、しっかりと話がつながるため文章も分かりやすかった。途中から犯人とトリックの見当がついていたが、犯人と思われる男は最後まで罪を認めなかったのはなぜなのだろう。別に犯人がいたとは思えないが、その理由が知りたかった。また事件の話だけでなく「顔」をテーマに自分へのコンプレックスの様子が描かれていて、それが事件とも大きく関係していたので読み応えがあった。
虚貌 Amazon書評・レビュー: 虚貌より
4344001133
No.33
(4pt)

おもしろかったけど…

上巻を読んで凄く期待してました。
でも話が進んでいくうちに、あれ?死んでる?え?まさかそんなもの?
っていう感じで結局自分が期待していた方向とは違く終わってしまいました。
確かにおもしろいですし、予想を裏切るって所ではすごいような気もしますが、
やはりこの本は荒の物語にして欲しかったってのが本音です。
いやこれはこれでおもしろいんですけどね。
虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344403460
No.32
(5pt)

読み応えバッチリ!

人物描写こそ雫井氏の本領ではないだろうか。
各登場人物の内面・背景を丹念に書き込むことでストーリーの厚みが増し、
読み手をグイグイ引き込んで行ってくれる。
そのことによって、対照的に唯一顔の見えない犯人像が一層際立ち、早く真実を知りたい
読者のページを繰る手を急かすのではなかろうか。
確かにトリック自体は突拍子もないというか、少々無理な感じはする。
でもそんなことは全く気にならなかった。
それはひとえに、前述のように登場人物たちに血が通っているからだろう。
雫井氏はまだ40歳代前半とのこと。
これからまだまだ氏の作品が読めるのが嬉しい。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.31
(5pt)

運命とは流されていくもの。

どうあがいても、転げ落ちていく人生に逆らえないひとりの男がいて、自分の意思ではなく犯罪に手を染めてしまう。本来の彼の性格なら、刑期を終えて罪を償い、ひっそりと余生を送るはずだが…。運命はそれすらも許してくれない。
いろいろな人間が皮肉にもかかわっていて、二十年前の事件がよみがえる。
この上巻だけでも次々と起きる新展開に、読むのをやめられません。岐阜や名古屋の知っている地名がたくさん登場するので、私にとって親近感がある小説でした。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.30
(5pt)

ミステリーとして以上に人間の心の弱い部分をストレートに描いた作品であったと思います。
顔に大やけどの痕があるために看護師になれなかった少年、顔の痣をカバーマークで隠している刑事の心や
アイドルとして自分の顔に失望してしまった女性。
顔って何?作品は一貫してその提起を僕に突きつけてきました。
そして作品の中には多くの言葉に溢れていた。老刑事が、姉さんの話で
「個人の戦争はこうやって終わっていくんだろうな」とつぶやいたシーンが、
僕の中で最も印象に残ています。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.29
(5pt)

遅ればせながら

遅ればせながら雫井脩介デビューを「虚貌」で果たしました。
冒頭、石の森章太郎氏のエッセイの一文が胸に染み渡ります。
もしかしたら「彼」は姉を最初の事件で両親とともに失っていたのなら
復讐などという執念を持たなかったのではないだろうか。
ふとそんな気がしたりもしました。
ひとつの事件は波紋のように大きな広がりを見せていきます。
滝中親子も、もしかしたらその波紋に影響を受けた犠牲者とも思えます。
終盤、読者を惑わすような仕掛けも「彼」のその行為を柔らかく
包むオブラートのような役割があるのでしょうか。
2006年、特殊な能力を持つ38歳になる「彼」がどのように生きているのか
非常に興味を持つ読者は私だけではないはずです。
虚貌 Amazon書評・レビュー: 虚貌より
4344001133
No.28
(4pt)

現代版怪人二十面相

 (上)冒頭の衝撃的なシーンが、プロットの妙を示唆しており、登場人物達の描き方がなかなかリアルで、ぐんぐんと読む者の心を捉えていく。このようなことは殺伐とした現代に起こりうる可能性を内蔵している。この巻では、似顔絵が一つの伏線として用いられている。
 
 (下)上巻の惨劇の真相が少しずつ見えてくる。癌に侵された老刑事のキャラクターが実にいい。読み進むうちに「えー、こんなことあり」と思ったりするが、ストーリー展開が面白く、一気に読み終えました。「火の粉」に次ぐ著者の傑作。
虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344403460
No.27
(4pt)

一気に読みました。

最初の事件の描写がとてもリアルで、怖かったです。その後、畳みかけるように続々と新しい登場人物が。”こんなに出てきて、話がひろがりすぎないのかな”と心配になったのですが、これがみな結局はつながっていて、ビックリするような関連が発覚するのです。でもちょっとやり過ぎの感は否めませんでした。ラストは死人が多すぎてげんなりしました。事件が解決してすっきりしたかもしれませんが、希望がなさすぎてつらい終わりです。あと一つ疑問だったのが、一番最後の場面。新たな登場人物について詳しく描かれていたのですが、はっきり言って蛇足です。かえって余韻が残らなかったように思います。
虚貌 Amazon書評・レビュー: 虚貌より
4344001133
No.26
(5pt)

出会えてよかった一冊

読み終えたあとため息とともに出た感想です。上下、2巻に渡る長編ですが一気に読めます。気がついたらラスト・・・と言うくらい読者を引き込むスピード感に加え人物の心理描写の見事さには脱帽です。従来のいわゆる推理小説の定義をくつがえすような作品だと思います。奇をてらったかのようにとられがちなトリックをよくぞここまで深みのあるものに・・・と心から思いました。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.25
(4pt)

ちょっと強引?

読書仲間のタカオカさんのおすすめで借りて読みました。一気に読める作品で、週末に上下巻読破しましたが、上巻の途中でほぼ正確に犯人とオチが解ってしまいました。それでも、自分の推理が当たりがどうか確かめようと最後まで読ませるというところがこの作品の魅力なのでしょうか?冒頭のお風呂の中で少年が歌っている「チャッチャラッチャ~」の意味が読後に解り、筆者の遊び心も見えます。登場人物の係わりがちょっと強引かな~?運命的でもあるけど、そこまで世間は狭くないでしょ。これだけの特殊メイク技術があれば、日本映画もオスカー獲れます。なんぼなんでも、実生活の中ではバレるでしょ。雫井さんの他の作品も読んでみよう。
虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344403460
No.24
(5pt)

面白いです

上下巻あるけど面白いから飽きずに読めます。ただ、最初にある、小説の発端となった事件の話は、かなりグロテスクというか気持ち悪くなってしまいました。凶悪事件って架空の小説で読んでもやっぱり正直キツイ( >Д<;)かも。でもそれ以外はかなり読み応えはあります。小説とはいえ人間を殺人の鬼にするのってやっぱり憎しみというか、限界を超えた悲しみとか心の傷なのかもしれないなって思いました。辛い過去を乗り越えて人の心の痛みを和らげていても、どんなに時間が経っても、家族を奪われてしまった憎悪というものは消えないものなのかもしれないと読みながら思いました。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.23
(5pt)

さすが

やはりこの人の作品は、後味が良い。「火の粉」でも、そうあって欲しい形で各キャラに決着がついた。「虚貌」もやっぱり、そういう意味できれいにまとまった話だと思った。前半感情移入させるだけさせたキャラが・・・!と言うのは思ったけど(^o^;まぁ逆にあれだけ同情を煽っておきながらバッサリいくからこそ、安心して読めるんだよね。推理小説のトリックとしてそれはありなのか?という感想も当然だけど、物語としては「これでいいのだ」というところだと思う。そして、良くも悪くも彼はすご過ぎ。解説に「ファンタジー」って言葉も出るよね(^_^;とりあえず絶対誰が読んでも、真ん中あたりで作品に対するイメージがガラっと変わる。それだけは確か。変わった後に面白くなるか、興ざめするか・・・それは読み手次第。
虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344403452
No.22
(5pt)

アルセーヌ・ルパン

21年前の殺人事件の加害者が次々に殺害されていく。果たして犯人は誰なのか?復讐なのか?とにかく一気に読ませます。犯人が誰なのか?どういうトリックなのか?先が気になって「火の粉」に続き睡眠不足になってしまいました。これから読まれる方もいるので詳しくは説明できませんがトリックについて、かなり賛否両論あるようです。純粋にミステリーとすると、かなり反則技らしいですが私はあまり気になりませんでした。こういう言い方はどうかとも思いますが爽快感すらありました。上巻で伏線がはられていますが、アルセーヌ・ルパンに憧れているのがポイントのようです。後半はそんな怪盗物を思わせます。ルパンを好きな理由が「絶対に殺人だけはしない」というところが最後のセリフになってくるのでしょうか。
虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 虚貌〈下〉 (幻冬舎文庫)より
4344403460