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(短編集)

堂場警部補の挑戦



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【この小説が収録されている参考書籍】
堂場警部補の挑戦 (創元推理文庫)

堂場警部補の挑戦の評価: 2.80/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

相変わらずの構成力の乏しさ

これ、ミステリーじゃないですよね?
というか構成の悪さが目に付き、
とてもお世辞に「ミステリー」とは呼べる
代物ではございません。
発想は確かに悪くないです。
こういう発想はなかなか出てきませんし。
しかし、それを表現できる技術不足のため
生煮えかつ、中途半端。
おまけに平気で反則技をやってのけるせいで
技術不足がさらに露呈。
それと前々から指摘していたんだけど、
展開が突然「飛ぶ」んだわ。
そこのところの表現が言い方が悪いけど
「下手くそ」
これが改善されないと「読める」作品には
ならないでしょう。
しかも4つ目の話は、
人によっては本を踏み潰したくなるでしょう。
たぶん「ふざけるな」です。
著者さん、あまりおふざけは
いい加減にしたほうがいいですよ。
せっかく
「ハンプティ・ダンプティは塀の中」は
読める作品のほうにあったのに…
残念であります。
堂場警部補の挑戦 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:堂場警部補の挑戦 (創元推理文庫)より
4488491014
No.1:
(2pt)

一編目でもうグッタリ…

『ミステリーズ!』Vol.21,30,34の掲載分に書き下ろし1編を加えた連作短編集です.

作品全体の構成,そして組み込まれた『仕掛け』はなかなか考えられていると思います.
ただ,始まりとなる一編目が良く言えば手の込んだ,悪く言えば面倒臭い物となっており,
読み返して理解はできたものの,「やられた!」という爽快感はなく妙な疲労感が残ります.

また,二編目以降はまずまず楽しめるものの,ここでおおよそながらも先が見えてしまい,
読み進めていく内に湧いてくる疑問,つまりこの作品のポイントがかなり弱くなっています.

著者の作品といえば,ブラックユーモアや突拍子もない設定に定評があるように思いますが,
今までより濃いブラックではあるものの,設定の方はただ『それ』を用意しただけという印象.
本人(もどき)を登場させたのもしらけるだけで,結局,最後まで入り込んでいけませんでした.
堂場警部補の挑戦 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:堂場警部補の挑戦 (創元推理文庫)より
4488491014

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