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ラガド 煉獄の教室
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ラガド 煉獄の教室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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真相にたどり着くまでが伏線なのか蛇足なのかよくわからなかったのですが、最後の平仮名一字違いの意味は正直怖いと思いました。結局どのようにして操作していたかの謎解きがあったのかなかったのかも含めて、知らず知らずのうちに実は、ということの恐怖みたいなのは読み終わって感じました。現実問題としては戦争カンパニーが代表とかなんとか・・・・・。それでも意図してそういうことを行う場合はやっぱり誰かが薄々感づいてしまうのではと思ったり、同じ人間だし。それがHさんだったのでしょうか?しかし変な話、心理的に空気で誘導操作するより力、武力で行う方が(それがあればですが)そちらの方がよっぽと簡単だし、確実だと思う(ない人が大半なので「簡単」というより「単純 」が正確かもしれないが)。手に入れらるのなら前者より圧倒的に後者に決まっている。まあ大抵の人はそのために必要なのはお金かなあと思ったりしますが、ありすぎる権力者なんかは違う方法とかなんかよく分からないけど特別なやり方に興味を惹かれたりするんですかねえ?まあ、下々に迷惑が掛からない内輪でやってほしいもんだなと思ってしまうけど、いかがなものでしょうね。 | ||||
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最後まで真相のわ分からぬまま舞台は進んでいく。ラストは衝撃的だ。現実世界でも決して有り得ない話ではないと思う、Sメソッド。 本当に行われているとしたら、恐ろしいことだ。無意識の情報・・・。面白い作品。 | ||||
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勢いがあってテンポが良い。 特に終盤の展開は秀逸で、生徒が次から次へと「思い出す」シーンは緊迫感が一気に膨らみ、「さあどうなる?」と期待を抱かせる。しかし「謎」が「謎」のまま残ってしまい、最後まで読み切ってもカタルシスを得ることができない。 「中学校の教室に男が侵入し、生徒を殺傷」という事件を、犯人、担任、生徒たちという複数の視点から解釈し、それらを重層的に重ね合わせるように読者に提示することにより、一見単純だと思われた事件は徐々に複雑さを増し、圧倒的な存在感を持って読む者に迫ってくるような感覚がある。 | ||||
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10年02月の単行本の文庫化で,『第13回日本ミステリー文学大賞』新人賞受賞作品になります. その流れは,ミステリというよりは,教室内の人間,心理,力関係を描いたサスペンスのようで, 人物や場面転換の多さ,二転三転と変わり続ける展開は,ともすれば話が散らばってしまいがちも, 全体を通じた文章の読みやすさとスピード感が,期待と高揚感を生んで最後まで引っ張っていきます. また,最大の特徴でもありウリなのが,事件の舞台となってしまった教室の図面(座席表の)で, 「何番の生徒があのときこう動いた」という内容とともに,その図面が何度も展開されていきます. ただ,これが徐々に煩わしくなり,ことのはじまりが語られる序盤は確かに効果的だったものの, 終盤につれて度合いが増し,不要な場面でも挿入されるなど,却って物語の進行を妨げている印象. 単行本ではページの下側にあったらしいのですが,文庫本ではサイズの都合かページ1枚を割くため, どうしても文章と図面が離れがちになり,ページを行き来する必要がチラホラあったのも面倒でした. 挙げ句,物語自身が中途半端に終わり,謎の人物や機関などが全く明かされないというのが不満で, タイトルの『ラガド』についても,意味深に語っておきながら,その真相は何も語られないままです. 作中の人物だけが,勝手に気づき,騒ぎ,おびえる様子は,置いてきぼりもいいところで白けてしまい, オカルティックな要素を匂わせた背景も,放ったらかしにされたことで,読後感はさらによくありません. | ||||
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読ませる、面白い、ということは間違いない。 しかし、このラスボスの設定は、はたしてどれだけの人が許容範囲なのだろうか。 少なくとも、私にはちょっと・・・という感じだった。 ストーリーは湊「告白」みたいに進行する。 いじめがあったと思われるクラスの自殺した生徒の父親が、女子生徒を刺殺することから始まる。 ストーリーの進行に伴って、クラスの座席図が挿入される。 さて、この図は、何の必要があったのだろう。 そして、図がページ下部に挿入されるために、ページ数のわりにはスカスカのストーリーが展開する。 生徒全員の名前を詳細にすると煩わしいと考えたのか、その他大勢の生徒達はナンバリングされるだけの、実に存在感が薄い。 誰と誰が、どういう背景で・・・という興味は喚起させられる。 つまり、小説としては上手いということだ。 しかし、ラストり着地がいまひとつ面白くない。 せっかくのストーリーの勢いが、ラストで急ブレーキをかけられたような感じだ。 そして、登場するのが好感の持てない人物ばかりという、なんとも印象のよろしくない作品ではある。 でも、映像化されたら見ちゃうんじゃないかな。 そんな作品だ。 | ||||
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空気書け!! あらすじ 11月4日午前8時30分。中学校に1人の男が侵入。 1人の女子生徒が、彼の行動を見て叫んだ。 「みんな逃げて!」果敢に男に立ち向かう彼女を悲劇が襲う。 一見単純に見えた事件だが追えば追うほど、像は歪み・・・ 第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 感想 もったいない。 いじめ、クラス崩壊。 非常に現代的な空気感を描いた作品です。 小出しにされる情報の扱い方が上手くて 事件はそのたびに様変わりしついつい先が気になり ページをめくる手が止まりませんでした。 ただ、もったいないのは謎の組織を登場させたこと。 謎の組織は万能薬ゆえに劇薬で よほど緻密な世界観がある、あるいは、壮大にバカバカしい。 どちらかに振りぬかないと、物語をつまらなくさせてしまいます。 やや、事件の真相と組織のバランスが悪かったかも。 それでも一作目でここまでグイグイ引っ張るとはさすがの一言。 二作目ではどんな飛び道具を用意してくるのか。 楽しみな作者です。 読んでからの一言 十年前では描けなかった作品かも。 | ||||
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空気書け!! あらすじ 11月4日午前8時30分。中学校に1人の男が侵入。 1人の女子生徒が、彼の行動を見て叫んだ。 「みんな逃げて!」果敢に男に立ち向かう彼女を悲劇が襲う。 一見単純に見えた事件だが追えば追うほど、像は歪み・・・ 第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 感想 もったいない。 いじめ、クラス崩壊。 非常に現代的な空気感を描いた作品です。 小出しにされる情報の扱い方が上手くて 事件はそのたびに様変わりしついつい先が気になり ページをめくる手が止まりませんでした。 ただ、もったいないのは謎の組織を登場させたこと。 謎の組織は万能薬ゆえに劇薬で よほど緻密な世界観がある、あるいは、壮大にバカバカしい。 どちらかに振りぬかないと、物語をつまらなくさせてしまいます。 やや、事件の真相と組織のバランスが悪かったかも。 それでも一作目でここまでグイグイ引っ張るとはさすがの一言。 二作目ではどんな飛び道具を用意してくるのか。 楽しみな作者です。 読んでからの一言 十年前では描けなかった作品かも。 | ||||
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今回がデビュー作ということもあり、文章が多少稚拙な気もするが(もしくはワザとああいう文章なのかもしれないが)スピード感があり、全く中だるみせず、最後までワクワクしながら読めます。先を早く読みたい衝動に駆られるという点についてはピカいち。ただ、すっごく期待して読んだせいか、最後がそんなに衝撃的ではありませんでした。 | ||||
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今回がデビュー作ということもあり、文章が多少稚拙な気もするが(もしくはワザとああいう文章なのかもしれないが)スピード感があり、全く中だるみせず、最後までワクワクしながら読めます。先を早く読みたい衝動に駆られるという点についてはピカいち。ただ、すっごく期待して読んだせいか、最後がそんなに衝撃的ではありませんでした。 | ||||
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事件を色々な側面から検証し、その都度主役が変わる展開により真相が二転三転して、最後まで楽しめた。教室の見取り図による事件の再現も、斬新な発想で分かりやすかったと思う。ただ、最後はミステリというよりホラーに近かったような気がした。また、警察が捜査していて当然のことをしておらず、マスコミの方が先に情報を掴んでいたりするのも納得できなかった | ||||
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事件を色々な側面から検証し、その都度主役が変わる展開により真相が二転三転して、最後まで楽しめた。教室の見取り図による事件の再現も、斬新な発想で分かりやすかったと思う。ただ、最後はミステリというよりホラーに近かったような気がした。また、警察が捜査していて当然のことをしておらず、マスコミの方が先に情報を掴んでいたりするのも納得できなかった | ||||
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私立中学校の教室で起きた無差別殺傷事件。犯人は2ヶ月前にこのクラスで自殺した娘の父親。しかし捕まった彼は事件前後の記憶を喪失していた。そこから始まる事件当時の検証。事件はなぜ起こり、そのとき何があったのか。 二転三転する展開は見せ場の連続。また教室内の生徒達の位置を表した図が多く載っており、事件の経過が視覚的に分かりやすいよう工夫も施されている。そして最後にはこの図がとんでもない光景を演出するのに一役買っている。 予想外の結末との謳い文句に刺激されて手にした今作。そして度肝を抜かされてしまった。あの奇抜な結末は確かに誰も予想がつかない。だが驚き以上に恐怖を感じた。92枚目の図に寒気を覚えた。ホラー小説でも久しい感情を揺さぶられるとは思っていなかった。まさに侮れない作品だ。 | ||||
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私立中学校の教室で起きた無差別殺傷事件。犯人は2ヶ月前にこのクラスで自殺した娘の父親。しかし捕まった彼は事件前後の記憶を喪失していた。そこから始まる事件当時の検証。事件はなぜ起こり、そのとき何があったのか。 二転三転する展開は見せ場の連続。また教室内の生徒達の位置を表した図が多く載っており、事件の経過が視覚的に分かりやすいよう工夫も施されている。そして最後にはこの図がとんでもない光景を演出するのに一役買っている。 予想外の結末との謳い文句に刺激されて手にした今作。そして度肝を抜かされてしまった。あの奇抜な結末は確かに誰も予想がつかない。だが驚き以上に恐怖を感じた。92枚目の図に寒気を覚えた。ホラー小説でも久しい感情を揺さぶられるとは思っていなかった。まさに侮れない作品だ。 | ||||
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次々に予想が裏切られる展開。読みやすくスピード感のある文章で数時間で読み終えた。確かに面白いのだが、警察に非公式に指揮命令できる情報機関があって、事件関係者の会話が全て盗聴されているとか、一流進学校の設定なのに質の悪い生徒が多い。理事長や校長があまりにも無能であるなどかなりリアリティに欠ける部分もあった。 | ||||
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次々に予想が裏切られる展開。読みやすくスピード感のある文章で数時間で読み終えた。確かに面白いのだが、警察に非公式に指揮命令できる情報機関があって、事件関係者の会話が全て盗聴されているとか、一流進学校の設定なのに質の悪い生徒が多い。理事長や校長があまりにも無能であるなどかなりリアリティに欠ける部分もあった。 | ||||
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ある学園で起こった惨劇。その裏には恐ろしい事実が存在していた!と言うありきたりなモチーフだが、二転三転する内容、絡み合う伏線等、かなり面白かった。文章の下に教室の図解等もあり、読み易い。一気呵成に読める良質のミステリー。第13回ミステリー大賞に恥じない内容である。些か掘り下げが弱い部分もあると思ったが、お勧めできる1冊です。 | ||||
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ある学園で起こった惨劇。その裏には恐ろしい事実が存在していた!と言うありきたりなモチーフだが、二転三転する内容、絡み合う伏線等、かなり面白かった。文章の下に教室の図解等もあり、読み易い。一気呵成に読める良質のミステリー。第13回ミステリー大賞に恥じない内容である。些か掘り下げが弱い部分もあると思ったが、お勧めできる1冊です。 | ||||
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いいとか悪いとか超越してます。わけわかりません。新幹線・東京駅で買って博多に着く前に読み終えました。きっとおもしろいんでしょう。 | ||||
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いいとか悪いとか超越してます。わけわかりません。新幹線・東京駅で買って博多に着く前に読み終えました。きっとおもしろいんでしょう。 | ||||
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