永遠の0

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評判

永遠の0の評価:

3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク

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平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4,096件 1,641〜1,660 83/205ページ
No.2456
(3pt)

エンターテイメントであり、啓蒙書

話題の書という事で読んでみたが、正直微妙な内容。
この本の骨格は主人公の宮部をめぐるヒューマンドラマ。そこが全体の3割ほど。
あとの7割は坂井戦記などからの流用による肉付けなので、どこかで読んだことのある内容ばかり。
その上、著者があまり戦史に詳しくないせいか、「仏印で戦った(明号作戦のことかもしれないが)」なんて書かれると、
ガクッと来てしまう。
 なのでこの作品はオリジナルの3割のところの出来次第なのだが、全体としてそんなに悪くはないと思う(★×4)。
ポイントは主人公の孫を登場させ、現代的な視点や価値観から戦争や特攻について語らせていること。
そのため今の若者の共感を得やすくなっている。

 戦史の部分では、やたら主人公を美化し、海軍の上層部を完全悪者扱い(例外は美濃部のみ)したのはどうかと(−★)。
実際、特攻については上層部でも意見が割れていたし、かの源田実ですら消極的であった。
特攻をエンターテイメントとして描くならどうしてもこうなってしまうのも理解できないではないが、
もう少し正確で突っ込んだ描写ができなかったものかと思う。
 それから最後の52型から21型に乗り換えるところは何度読んでも唐突な気がするので、
もっと主人公の心の葛藤などに切り込んで欲しかった。ここが凄く惜しまれる(−★)。
 ただ若者に戦史や特攻に興味を持たせるという意味で、現代的な価値観から戦史を語った意味合いは大きいだろう。
本書の啓蒙的な価値は認める(+★)。
 
 ということで★×3。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2455
(3pt)

がっかり

映画にもなりレビュー評価も高く読んでみました。
戦時中の背景や描写が事細かにあるのは歴史が苦手な
私には不向きでした。

先が気になり夢中になって読める小説ですが、
純愛を貫き通してほしかったのと、
最後が残念でなりませんでした。

後味は私としては今一つです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2454
(1pt)

なんだこれ。

最近、映画にもなり話題性があるので読んで見ましたが
何も感動しません。
何故あれだけ必ず生きて帰ると言った男が意図も簡単に 生き残りのクジを渡したのかが
理解出来ないし、そしてその結末には、がっかりしました。
ただ戦争、特攻については深く考えさせられました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2453
(1pt)

なんだこれ。

最近、映画にもなり話題性があるので読んで見ましたが
何も感動しません。
何故あれだけ必ず生きて帰ると言った男が意図も簡単に 生き残りのクジを渡したのかが
理解出来ないし、そしてその結末には、がっかりしました。
ただ戦争、特攻については深く考えさせられました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2452
(5pt)

泣けました

一気に読むことはできませんでした。何度も前にさかのぼりやっと読み終えました。
70年前とはいえ、自分の父母が生きた青春時代に涙が止まりません。
先人たちの生死をかけた壮絶な人生の上に私たちが生まれ、又子どもたち
も生きていきます。平成を生きる私たちの日常のなかでは、その時代を語り
思う事もありません。父母の同年代の方たちは、米寿も過ぎ当時の事を聞く
事も出来なくなる事でしょう。私自身も子供のころ父から聞かされた大東亜戦争
の話しを子供に話した事はありません。それは私だけでしょうか?
人生の晩年に向かう私には良いタイミングで巡り会えた一冊です。
今一度 “人の尊厳” を考えてみたいと思います。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2451
(3pt)

戦争がどんなものだったかを学ぶ

若い世代にとっては、戦争がどんなものだったかを学ぶためにはちょうどよい。
戦争は遥か昔のことで、ピンとこない若者は多いのではないでしょうか?
かといって、ぶ厚い歴史書など読む気になれない方にとっては興味深く読み進められる本。
(若干無理矢理な部分も感じましたが)
先人の方々が切り開いてくれた現在を精一杯生きなければいけないと改めて思った一作。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2450
(5pt)

泣けました

一気に読むことはできませんでした。何度も前にさかのぼりやっと読み終えました。
70年前とはいえ、自分の父母が生きた青春時代に涙が止まりません。
先人たちの生死をかけた壮絶な人生の上に私たちが生まれ、又子どもたち
も生きていきます。平成を生きる私たちの日常のなかでは、その時代を語り
思う事もありません。父母の同年代の方たちは、米寿も過ぎ当時の事を聞く
事も出来なくなる事でしょう。私自身も子供のころ父から聞かされた大東亜戦争
の話しを子供に話した事はありません。それは私だけでしょうか?
人生の晩年に向かう私には良いタイミングで巡り会えた一冊です。
今一度 “人の尊厳” を考えてみたいと思います。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2449
(3pt)

戦争がどんなものだったかを学ぶ

若い世代にとっては、戦争がどんなものだったかを学ぶためにはちょうどよい。
戦争は遥か昔のことで、ピンとこない若者は多いのではないでしょうか?
かといって、ぶ厚い歴史書など読む気になれない方にとっては興味深く読み進められる本。
(若干無理矢理な部分も感じましたが)
先人の方々が切り開いてくれた現在を精一杯生きなければいけないと改めて思った一作。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2448
(5pt)

映画を観た後に読みました

映画を見た後に原作も読んでみたくなる、そんな物語でした。
ラスト4ページで泣きました。評価は分かれるかもしれませんが、宮部らしい最期だったと思います。(この部分は映画では描かれていません)
このような作品が話題になり、ベストセラーになることは良い社会現象だと思います。
決して英雄物語ではありません、ましてや戦争美化でもありません。
現代の日本の礎となってくれた私たち誰もの父母、祖父母、そして曽祖父母の物語です。
特に次世代の日本を背負って立つ若者や、子供たちに読んでもらいたい作品です。
巻末の故児玉清さんの解説にも感慨深いものがありました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2447
(5pt)

一気に読みました。

朝10時ごろから読み始め、昼ごはんを食べるのも忘れ、一気に読みました。
お腹がすいて、ふと時計をみたら午後三時(滝汗)。
小さな食パンを2枚トーストし、さらに読んで午後四時半。
読後感は一言では言い表せませんけれど、個人的には久々に構成に唸る本でした。

それは、著者と私が同世代だからかも知れません。

最近はすごく薄味の本が多いと感じていて、あまり小説を読むことはなかったのですが、
きっとそれはジェネレーションギャップのせいだろうと思います。
面白いと思うと、だいたい後ろ5年ぐらいの歳の差の著者であったりするわけなので。
(私より前に生まれている方々の本は、千差万別。好みの問題もあるし。)
今回は、映画を観る前に原作を、と思いたち、読んでみました。
しかし、すでに原作を読み終わった今、他人が作った映像としての情報は、
もっと後になってからでいいかな、と思っているところです。

本当の敵はどこにあったのか、とか。
日本企業の体質や政治の在り方も、あの大戦から脈々と同じところにあるんじゃないか、とか。
そんな中で真に自分の考えを持つとは、あるいは倫理的に生きるとはどういうことなのか、とか。
そんなことを思った一冊でした。

大変重苦しい話しを愛でくるんで、私のような無知のオバサンにも分かりやすく書いてくれていると思います。

我々が知ったふりをして、あれこれ後日談としていい加減なことを言ってはいけないな、というのが
この本を読んでの最大の教訓でした。
本当に辛かったことというのは、人はたやすく口にできるものではないと、この歳になって思うようになりました。
大戦の悲惨さとか、現地で戦った方々の体験は、やはり同じレベルでシェアできるような簡単なものではないな、と実感しました。

同じようなことを繰り返さないためには、やはり責任の所在を明確にするのが非常に重要なことと思うのですが、
これは我々心を持つ動物である人間の、永遠の課題なのかも知れません。
企業も、ひいては国家も人の集まりで成り立っていて、その人をおろそかにしては、どんな場合もいい結果は得られないでしょうね。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2446
(5pt)

散らばったピースを繋ぎ紡ぐ存在

司法試験に連続で落ち、やる気もなくだらだらと日々を過ごす健太郎の元へ、フリーライターの姉の慶子から一本の電話が入る。曰く、「私達の実の祖父について調べないか」
その祖父とは、祖母の前の夫であり、健太郎と慶子の母の実の父親である宮部久蔵。彼は先の戦争における戦闘機パイロットであり、特攻に参加して死んだという。
最初は面倒がる健太郎だが、小金稼ぎと仕方なしに久蔵を知る老人達を尋ねる。
しかし、彼らの十人十色、しかし共通して苛烈な体験を聞くにつれ、徐々に変化を感じていく。
宮部久蔵という謎めいたパイロットを通じ、戦争とその渦中の人々、そして特攻へと物語は飛び立ってゆく。

まず、これは有名なゼロ戦こと三菱零式戦闘機のお話ではない。
もちろん登場人物はみんな零戦に関わり、その名前は最後まで出てくるが、それは物語を語る土台としてに過ぎない。いわば役者が立つ舞台。
このタイトルの「永遠のゼロ」は零戦の事ではない。「宮部久蔵」という不思議なパイロットその人であり、(この本の中核をなす語り部である)久蔵と巡り合った数々の兵士達でもあり、特攻によって散っていった人々でもあり、彼ら一人ひとりと繋がっていたすべての人々の事でもある。

つまるところ、この本は零戦を紹介したり称える話などではない。
戦争の肯定や再評価だなどという批判は聞くだに愚かしい。1/3でも読めばそんな感想が生まれるはずがない。
これは戦争とその時代を生き、死んでいった人々、そして何よりも、人が触れたがらない「特攻」について描かれる物語であり、ただそれだけ。
それらのピースを宮部久蔵と零戦という一つの舞台が繋ぎ紡いでゆく。

そして、そこにこそ、この本の価値がある。太平洋戦争のあらまし、その頃の人々や文化、そして特攻隊員達。ネット等でこれら一つ一つの話に触れる事はあっても、それらを一繋がりに考える事はこのご時世、まず無い。
この本は、それらの(おそらく自分達が知らない、教えられなかった)ピースを、宮部久蔵の描いた軌跡という形で繋ぎ合わせ、そして話を聞く側として身に迫る勢いで没頭させてくれる。
そして、その行き着く先の特攻。戦争を数字でしか知らない自分達に、その「数字」一つ一つに限りない人生があったのだという、当たり前なのに実感できない事実を実感させるのに、これ以上の手段はない。

そこに何かの思想や主張などない。それを知り、思想や主張を思うのは読者自身。

だからこそ、どんなきっかけでもいいからこの本を手に取ってほしい。

戦争や特攻への興味からでもいい。鹿児島の特攻記念館への旅費に比べたら、900円のなんと安いことやら。

零戦と名パイロットへの興味でもいい。彼(ら)の生き様に胸を躍らせ、死に様に涙しない者はいないだろう。

ただベストセラーだからという理由でもいい。売上は350万部を超え、どこの書店に行っても面出ししてあるはずだ。

映画化した、その役者が好きだからという理由でもいい。自分も映画も見るつもりだ。それに、「硫黄島からの手紙」をもう一度見たくなった。名優にして名匠のイーストウッドと本物の日本人俳優が組み、思想や主張なしにただ戦争と人々を描いた良い作品だ。

今ブームのゲーム「艦これ」繋がりでもいい。赤城、加賀、瑞鶴、翔鶴、慢心と言ったお馴染みのフレーズがたくさん出てくる。

思想も何もない。ただ一つ、自分達が知らない人々の物語に触れてほしい。
それは今、彼らの生死の上に生きる我々が知らなくてはいけないことだから。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2445
(4pt)

感動ものでした。

思い描いた小説の中の場面と映像化された場面をついつい比べてしまう・・・
映画があまりにもきれい過ぎると感じたのが残念でした。
軍隊という巨大な組織の中での「宮部久蔵」という一人の軍人のあり方、考え方に共感したが、
あの当時の日本の帝国海軍という巨大な流れには、逆らえなかった・・悲しい歴史秘話。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2444
(5pt)

映画を観た後に読みました

映画を見た後に原作も読んでみたくなる、そんな物語でした。
ラスト4ページで泣きました。評価は分かれるかもしれませんが、宮部らしい最期だったと思います。(この部分は映画では描かれていません)
このような作品が話題になり、ベストセラーになることは良い社会現象だと思います。
決して英雄物語ではありません、ましてや戦争美化でもありません。
現代の日本の礎となってくれた私たち誰もの父母、祖父母、そして曽祖父母の物語です。
特に次世代の日本を背負って立つ若者や、子供たちに読んでもらいたい作品です。
巻末の故児玉清さんの解説にも感慨深いものがありました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2443
(5pt)

一気に読みました。

朝10時ごろから読み始め、昼ごはんを食べるのも忘れ、一気に読みました。
お腹がすいて、ふと時計をみたら午後三時(滝汗)。
小さな食パンを2枚トーストし、さらに読んで午後四時半。
読後感は一言では言い表せませんけれど、個人的には久々に構成に唸る本でした。

それは、著者と私が同世代だからかも知れません。

最近はすごく薄味の本が多いと感じていて、あまり小説を読むことはなかったのですが、
きっとそれはジェネレーションギャップのせいだろうと思います。
面白いと思うと、だいたい後ろ5年ぐらいの歳の差の著者であったりするわけなので。
(私より前に生まれている方々の本は、千差万別。好みの問題もあるし。)
今回は、映画を観る前に原作を、と思いたち、読んでみました。
しかし、すでに原作を読み終わった今、他人が作った映像としての情報は、
もっと後になってからでいいかな、と思っているところです。

本当の敵はどこにあったのか、とか。
日本企業の体質や政治の在り方も、あの大戦から脈々と同じところにあるんじゃないか、とか。
そんな中で真に自分の考えを持つとは、あるいは倫理的に生きるとはどういうことなのか、とか。
そんなことを思った一冊でした。

大変重苦しい話しを愛でくるんで、私のような無知のオバサンにも分かりやすく書いてくれていると思います。

我々が知ったふりをして、あれこれ後日談としていい加減なことを言ってはいけないな、というのが
この本を読んでの最大の教訓でした。
本当に辛かったことというのは、人はたやすく口にできるものではないと、この歳になって思うようになりました。
大戦の悲惨さとか、現地で戦った方々の体験は、やはり同じレベルでシェアできるような簡単なものではないな、と実感しました。

同じようなことを繰り返さないためには、やはり責任の所在を明確にするのが非常に重要なことと思うのですが、
これは我々心を持つ動物である人間の、永遠の課題なのかも知れません。
企業も、ひいては国家も人の集まりで成り立っていて、その人をおろそかにしては、どんな場合もいい結果は得られないでしょうね。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2442
(5pt)

散らばったピースを繋ぎ紡ぐ存在

司法試験に連続で落ち、やる気もなくだらだらと日々を過ごす健太郎の元へ、フリーライターの姉の慶子から一本の電話が入る。曰く、「私達の実の祖父について調べないか」
その祖父とは、祖母の前の夫であり、健太郎と慶子の母の実の父親である宮部久蔵。彼は先の戦争における戦闘機パイロットであり、特攻に参加して死んだという。
最初は面倒がる健太郎だが、小金稼ぎと仕方なしに久蔵を知る老人達を尋ねる。
しかし、彼らの十人十色、しかし共通して苛烈な体験を聞くにつれ、徐々に変化を感じていく。
宮部久蔵という謎めいたパイロットを通じ、戦争とその渦中の人々、そして特攻へと物語は飛び立ってゆく。

まず、これは有名なゼロ戦こと三菱零式戦闘機のお話ではない。
もちろん登場人物はみんな零戦に関わり、その名前は最後まで出てくるが、それは物語を語る土台としてに過ぎない。いわば役者が立つ舞台。
このタイトルの「永遠のゼロ」は零戦の事ではない。「宮部久蔵」という不思議なパイロットその人であり、(この本の中核をなす語り部である)久蔵と巡り合った数々の兵士達でもあり、特攻によって散っていった人々でもあり、彼ら一人ひとりと繋がっていたすべての人々の事でもある。

つまるところ、この本は零戦を紹介したり称える話などではない。
戦争の肯定や再評価だなどという批判は聞くだに愚かしい。1/3でも読めばそんな感想が生まれるはずがない。
これは戦争とその時代を生き、死んでいった人々、そして何よりも、人が触れたがらない「特攻」について描かれる物語であり、ただそれだけ。
それらのピースを宮部久蔵と零戦という一つの舞台が繋ぎ紡いでゆく。

そして、そこにこそ、この本の価値がある。太平洋戦争のあらまし、その頃の人々や文化、そして特攻隊員達。ネット等でこれら一つ一つの話に触れる事はあっても、それらを一繋がりに考える事はこのご時世、まず無い。
この本は、それらの(おそらく自分達が知らない、教えられなかった)ピースを、宮部久蔵の描いた軌跡という形で繋ぎ合わせ、そして話を聞く側として身に迫る勢いで没頭させてくれる。
そして、その行き着く先の特攻。戦争を数字でしか知らない自分達に、その「数字」一つ一つに限りない人生があったのだという、当たり前なのに実感できない事実を実感させるのに、これ以上の手段はない。

そこに何かの思想や主張などない。それを知り、思想や主張を思うのは読者自身。

だからこそ、どんなきっかけでもいいからこの本を手に取ってほしい。

戦争や特攻への興味からでもいい。鹿児島の特攻記念館への旅費に比べたら、900円のなんと安いことやら。

零戦と名パイロットへの興味でもいい。彼(ら)の生き様に胸を躍らせ、死に様に涙しない者はいないだろう。

ただベストセラーだからという理由でもいい。売上は350万部を超え、どこの書店に行っても面出ししてあるはずだ。

映画化した、その役者が好きだからという理由でもいい。自分も映画も見るつもりだ。それに、「硫黄島からの手紙」をもう一度見たくなった。名優にして名匠のイーストウッドと本物の日本人俳優が組み、思想や主張なしにただ戦争と人々を描いた良い作品だ。

今ブームのゲーム「艦これ」繋がりでもいい。赤城、加賀、瑞鶴、翔鶴、慢心と言ったお馴染みのフレーズがたくさん出てくる。

思想も何もない。ただ一つ、自分達が知らない人々の物語に触れてほしい。
それは今、彼らの生死の上に生きる我々が知らなくてはいけないことだから。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2441
(4pt)

感動ものでした。

思い描いた小説の中の場面と映像化された場面をついつい比べてしまう・・・
映画があまりにもきれい過ぎると感じたのが残念でした。
軍隊という巨大な組織の中での「宮部久蔵」という一人の軍人のあり方、考え方に共感したが、
あの当時の日本の帝国海軍という巨大な流れには、逆らえなかった・・悲しい歴史秘話。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2440
(4pt)

映画での評判を聞いて読んでみました

普段は戦記物とかに全く興味を示さない妻がえらく熱心に同名タイトルの映画を見たいというので、まずは原作となるこの作品を読んでみました。
自分は「大空のサムライ」から入ったニワカ戦記物ファンですが、なるほど、既知のエピソードを登場人物が語る戦争体験という形に落とし込んで上手く物語を構成しているな、と感心しました。
確かにあの時代の志願兵であっても、愛する人やその人達が住む国土を守るために「生きて帰りたい」とひたむきに生きる(戦う)兵士が居てもおかしくは無いかなと。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2439
(5pt)

皆が読むようになり嬉しいです。

今のようにベストセラーになる前に一気に読んで感動!しかし、読んでいない人が涙・涙と言いますが涙は出ませんね。ただ、どうしてこんなに感動作品が書けるのかすごいです。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2438
(2pt)

戦記を書きたいのか物語を書きたいのか

時代をまたいだ心のつながりを戦争や特攻を背景として描いています.

本書は特攻に関わった人々の体験談を軸に進められます.
著者の百田さんは取材熱心,調査熱心な方として知られてますが,
調べた内容を全部詰め込もうとしたあまり,肝心の体験談が説明的
で時には第三者的な口調で語られ,興ざめしました.

時々体験者がいう「これは戦後知ったことですが....」という言い訳
がましい書き出しには思わず失笑.

戦記として読んでも中途半端,小説として読むともっと中途半端の
印象です.内容は星ひとつですが,テーマ,コンセプトは好きなので
星2つにしました.
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2437
(4pt)

映画での評判を聞いて読んでみました

普段は戦記物とかに全く興味を示さない妻がえらく熱心に同名タイトルの映画を見たいというので、まずは原作となるこの作品を読んでみました。
自分は「大空のサムライ」から入ったニワカ戦記物ファンですが、なるほど、既知のエピソードを登場人物が語る戦争体験という形に落とし込んで上手く物語を構成しているな、と感心しました。
確かにあの時代の志願兵であっても、愛する人やその人達が住む国土を守るために「生きて帰りたい」とひたむきに生きる(戦う)兵士が居てもおかしくは無いかなと。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268