永遠の0

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

永遠の0の評価:

3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4,096件 1,721〜1,740 87/205ページ
No.2376
(5pt)

えいえんのゼロ

ぶこぼんでしたが、こんぽうもよく、なによりスムースにてもとにとどきました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2375
(5pt)

えいえんのゼロ

ぶこぼんでしたが、こんぽうもよく、なによりスムースにてもとにとどきました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2374
(5pt)

永遠の零

大変感動しました。神風特攻隊の真実を知ることができたようです。国のためだけでなく、家族のために戦った真実も新鮮な感動でした。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2373
(4pt)

戦争もの

正月で話題作をと思い一気に読み込みました。
レビューもいい方と悪い方をそれぞれ相当数を読み込みました。
個人的には毎年靖国に行くので、廻りには「右翼」系のレッテルを貼られている53歳男です(笑 ちがいますけどね)
戦争論のマンガもよみ(誰だっけ?)当時の戦況、その他の本、靖国の売店(歴史館)で売っている櫻井よしこさん
の日本人よ「歴史力」を磨け等々読込み、語れるくらいのレベルではあります。

で結論としては他の本からの編集ではあるが、一般的には広報としてはいいのではないか。という思いです。

一つ星のレビューの人が盛んに他の編集である、よって読む価値が少ないを言っているがはたしてそうか?
この手の歴史系、特に大東亜戦争もの(第二次世界大戦ね)は敬遠する人が多いのも事実。いまの若者はアメリカと日本が
戦争をした事さえ知らない人がいる程度で、難しい歴史書にあたるものを読み込めっていうのは無理があるとおもう。

会計を知らない人が会計学の専門書を最初から読むより「さおだけ屋がなぜ潰れないのか」を読む方が簡単でイメージがつかめるのといっしょ。
それで会計を知っているといわれても困るけど、入門書であるのは間違いない。これも同じ。読み込み易いようにインタビュー形式にしているのは
作者の技術であると思う。こんなに当時の事を現在80歳以上の人が名前、時期、場所迄鮮明に覚えているわけがない。
そこは正直突っ込まないでほしいと思う。

作者が言いたいのは、「興味を持って、知ってね」戦争に行った人が悪い人ではないんだよ。って事だと思います。
これはマンガで戦争論等を書いている誰だっけ?と共通してる思いではないんでしょうか。
なので、まったく当時の事を知らない人向けに書いて、戦争の事が嫌いでまったく全面否定し、鼻から聞く気がない人に対して興味を持ってもらうという主旨であると思います。それにより、より深く興味を持つ人は次の本格的な歴史書を読み込みをするのがいいと思う。
そういうキッカケつくりでいいのではないでしょうか。
そういう意味でこういう本が出版され、映画になるのは個人的には非常にうれしいと思っています。
単にTVとかで第二次世界大戦で日本がすべて悪い等々のドラマみたいのがありますが、個人的は違和感を覚える。
これを読んだらぜひ、櫻井よしこさんの「日本人よ歴史力」を磨けを読んでもらいたい。慰安婦問題、南京問題等々がわかると思う。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2372
(5pt)

永遠の零

大変感動しました。神風特攻隊の真実を知ることができたようです。国のためだけでなく、家族のために戦った真実も新鮮な感動でした。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2371
(4pt)

戦争もの

正月で話題作をと思い一気に読み込みました。
レビューもいい方と悪い方をそれぞれ相当数を読み込みました。
個人的には毎年靖国に行くので、廻りには「右翼」系のレッテルを貼られている53歳男です(笑 ちがいますけどね)
戦争論のマンガもよみ(誰だっけ?)当時の戦況、その他の本、靖国の売店(歴史館)で売っている櫻井よしこさん
の日本人よ「歴史力」を磨け等々読込み、語れるくらいのレベルではあります。

で結論としては他の本からの編集ではあるが、一般的には広報としてはいいのではないか。という思いです。

一つ星のレビューの人が盛んに他の編集である、よって読む価値が少ないを言っているがはたしてそうか?
この手の歴史系、特に大東亜戦争もの(第二次世界大戦ね)は敬遠する人が多いのも事実。いまの若者はアメリカと日本が
戦争をした事さえ知らない人がいる程度で、難しい歴史書にあたるものを読み込めっていうのは無理があるとおもう。

会計を知らない人が会計学の専門書を最初から読むより「さおだけ屋がなぜ潰れないのか」を読む方が簡単でイメージがつかめるのといっしょ。
それで会計を知っているといわれても困るけど、入門書であるのは間違いない。これも同じ。読み込み易いようにインタビュー形式にしているのは
作者の技術であると思う。こんなに当時の事を現在80歳以上の人が名前、時期、場所迄鮮明に覚えているわけがない。
そこは正直突っ込まないでほしいと思う。

作者が言いたいのは、「興味を持って、知ってね」戦争に行った人が悪い人ではないんだよ。って事だと思います。
これはマンガで戦争論等を書いている誰だっけ?と共通してる思いではないんでしょうか。
なので、まったく当時の事を知らない人向けに書いて、戦争の事が嫌いでまったく全面否定し、鼻から聞く気がない人に対して興味を持ってもらうという主旨であると思います。それにより、より深く興味を持つ人は次の本格的な歴史書を読み込みをするのがいいと思う。
そういうキッカケつくりでいいのではないでしょうか。
そういう意味でこういう本が出版され、映画になるのは個人的には非常にうれしいと思っています。
単にTVとかで第二次世界大戦で日本がすべて悪い等々のドラマみたいのがありますが、個人的は違和感を覚える。
これを読んだらぜひ、櫻井よしこさんの「日本人よ歴史力」を磨けを読んでもらいたい。慰安婦問題、南京問題等々がわかると思う。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2370
(3pt)

文章講談としての面白さ

僕は、この小説は、一言で言えば、非常に巧みな「文章による講談」だと思う。
そして、作者も、それを狙って、この小説を書いたのではないか?僕は、そう思っている。
本の売れない時代に、売れる本を書いてやろう!
放送作家出身で、エンターテインメントの酸いも甘いも味わってきた作者の、出版界への挑戦とも受け取れる。

小説の中の登場人物たちが、あたかも、彼ら彼女ら自身の肉声で語っているような、そう感じられることが、小説としての必要条件だと僕は思っている。
ところが、この小説では、登場人物全員が、作者の思いを語るための、道具としてのキャラクターになっている気がしてならない。
「文章による講談」と僕が考える所以だ。

この小説を読み始めて、僕が、一番最初に連想したのは、新聞の文化欄に載っている、大人が子供に、社会問題について、やさしく解説してあげるコーナーだ。

「お父さん、最近、TPPって言葉を良く聞くけど、どういうものなの?」
「それはね、多くの国々が関税などの障害を取り除いて、もっと自由に貿易をして、お互い、発展して行こうと言う、条約のことだよ」
「そうか、それなら、いいことだね。日本も参加した方がいいよね」
「それがね、いいことばかりじゃないんだ。この条約に参加した結果、色々な問題が起きる可能性があるんだよ」
このような問答が続き、社会問題を、読者にやさしく解説する、お馴染みのコーナーだ。
「永遠の0」では、司法浪人で人生の目標を失いかけている青年と新米のルポライターである、彼の姉が、その子供たちの役割を演じている。

この小説に書かれている、零戦に関する知識や太平洋戦争における海軍の作戦行動の全貌は、ヒストリーチャンネルの太平洋戦争特集を観ていれば、大方得ることが出来る程度のものだ。
作者が、小説を書くに当たって、参考にした文献が、巻末に上げられているが、それらの多くは、資料を基に書き上げられた戦記読み物だ。
パッチワークのように、それらをアレンジして、物語を構成したと言われても仕方がないと思う。

これは、僕のはなはだ勝手な推測で、的外れなことを覚悟で書くが、作者の百田尚樹氏の頭の中には、読者を泣かせることにかけては当代きっての作家、浅田次郎氏の存在があったのでないだろうか?

家族を残し、やむなく修羅場へと旅立つ主人公。抜群の腕を持ちながら、それを誇ることもない、寡黙で穏やかな人柄。それゆえに、周囲の荒くれ男達から浮き上がり、時として、軽んじられる。そして、家族への思いとは裏腹に、結果として、義のために自ら命を捨てる。真のサムライとして、人生を全うするのだ。

このような主人公、宮部久蔵から、僕は、どうしても、浅田次郎の小説「壬生義士伝」の吉村貫一郎を連想してしまう。

最後に、この小説を読んで、感銘を受けた読者の方々には、ぜひ、戦没学生たちの手記を収録した「きけわだつみのこえ」も読んでもらいたいと思う。

百田尚樹氏が書いているように、検閲ため書くことを許されなかった、行間に込められた、彼らの真実の声に、どうか、耳を傾けて欲しい。

更に、もう一つだけ。
昨今、人々は、小説、映画、ドラマに、「感動」「号泣」を、ひたすら求めているように感じられるが、それらが、最も、頻繁に、社会に存在した時代は、間違いなく、あの「戦争の時代」なのだ。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2369
(3pt)

文章講談としての面白さ

僕は、この小説は、一言で言えば、非常に巧みな「文章による講談」だと思う。
そして、作者も、それを狙って、この小説を書いたのではないか?僕は、そう思っている。
本の売れない時代に、売れる本を書いてやろう!
放送作家出身で、エンターテインメントの酸いも甘いも味わってきた作者の、出版界への挑戦とも受け取れる。

小説の中の登場人物たちが、あたかも、彼ら彼女ら自身の肉声で語っているような、そう感じられることが、小説としての必要条件だと僕は思っている。
ところが、この小説では、登場人物全員が、作者の思いを語るための、道具としてのキャラクターになっている気がしてならない。
「文章による講談」と僕が考える所以だ。

この小説を読み始めて、僕が、一番最初に連想したのは、新聞の文化欄に載っている、大人が子供に、社会問題について、やさしく解説してあげるコーナーだ。

「お父さん、最近、TPPって言葉を良く聞くけど、どういうものなの?」
「それはね、多くの国々が関税などの障害を取り除いて、もっと自由に貿易をして、お互い、発展して行こうと言う、条約のことだよ」
「そうか、それなら、いいことだね。日本も参加した方がいいよね」
「それがね、いいことばかりじゃないんだ。この条約に参加した結果、色々な問題が起きる可能性があるんだよ」
このような問答が続き、社会問題を、読者にやさしく解説する、お馴染みのコーナーだ。
「永遠の0」では、司法浪人で人生の目標を失いかけている青年と新米のルポライターである、彼の姉が、その子供たちの役割を演じている。

この小説に書かれている、零戦に関する知識や太平洋戦争における海軍の作戦行動の全貌は、ヒストリーチャンネルの太平洋戦争特集を観ていれば、大方得ることが出来る程度のものだ。
作者が、小説を書くに当たって、参考にした文献が、巻末に上げられているが、それらの多くは、資料を基に書き上げられた戦記読み物だ。
パッチワークのように、それらをアレンジして、物語を構成したと言われても仕方がないと思う。

これは、僕のはなはだ勝手な推測で、的外れなことを覚悟で書くが、作者の百田尚樹氏の頭の中には、読者を泣かせることにかけては当代きっての作家、浅田次郎氏の存在があったのでないだろうか?

家族を残し、やむなく修羅場へと旅立つ主人公。抜群の腕を持ちながら、それを誇ることもない、寡黙で穏やかな人柄。それゆえに、周囲の荒くれ男達から浮き上がり、時として、軽んじられる。そして、家族への思いとは裏腹に、結果として、義のために自ら命を捨てる。真のサムライとして、人生を全うするのだ。

このような主人公、宮部久蔵から、僕は、どうしても、浅田次郎の小説「壬生義士伝」の吉村貫一郎を連想してしまう。

最後に、この小説を読んで、感銘を受けた読者の方々には、ぜひ、戦没学生たちの手記を収録した「きけわだつみのこえ」も読んでもらいたいと思う。

百田尚樹氏が書いているように、検閲ため書くことを許されなかった、行間に込められた、彼らの真実の声に、どうか、耳を傾けて欲しい。

更に、もう一つだけ。
昨今、人々は、小説、映画、ドラマに、「感動」「号泣」を、ひたすら求めているように感じられるが、それらが、最も、頻繁に、社会に存在した時代は、間違いなく、あの「戦争の時代」なのだ。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2368
(3pt)

どんでん返しのアイディアは良いのだが

旧軍に関する記述は、どこかで見知った事実や論評が多く、目新しさに欠ける。「えっ」と思ったのは、海軍パイロットは、落下傘の袋の中に小便をしたというお話ぐらい。読みやすく、素直な構成だが、もっと創作的な要素を期待していた。確かに、泣かせどころはあるのだが、新奇さに欠ける物語を読むというのは、ちょっと忍耐がいる。最後のどんでん返しは、予想できないものだったが、そこに至るまでがやや冗長に感じた。
文献を読み込み、エピソードを紡ぎ合わせた小説がここまで売れるベストセラーになりうると証明したことは、後進を勇気づけるかもしれない。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2367
(3pt)

どんでん返しのアイディアは良いのだが

旧軍に関する記述は、どこかで見知った事実や論評が多く、目新しさに欠ける。「えっ」と思ったのは、海軍パイロットは、落下傘の袋の中に小便をしたというお話ぐらい。読みやすく、素直な構成だが、もっと創作的な要素を期待していた。確かに、泣かせどころはあるのだが、新奇さに欠ける物語を読むというのは、ちょっと忍耐がいる。最後のどんでん返しは、予想できないものだったが、そこに至るまでがやや冗長に感じた。
文献を読み込み、エピソードを紡ぎ合わせた小説がここまで売れるベストセラーになりうると証明したことは、後進を勇気づけるかもしれない。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2366
(5pt)

とにかく読んでみたら

読後しばらく余韻が残る様な感動作です。
なかでも景浦という元やくざと、宮部の孫健太郎との別れ際の場面は、この物語を象徴する美しい名場面だと思います。
太平洋戦争、とりわけ特攻隊という題材は、軽々しく扱えるものではありません。そのせいか作品に対する評価は賛否様々ある様ですが、文章はとても読み易く娯楽小説としても優れているので、広く沢山の人達にお薦めしたい作品です。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2365
(5pt)

 感激の一言

”すごい” の一言。 近年こんなに引き込まれた小説はありません。
わたしは元海軍兵学校生徒ですが そんなこととは関係なく 素晴らしい作品です。
友人、知人に強く勧めております。
                        平木幹夫
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2364
(4pt)

戦争を知るきっかけになります

作品で出てくる筑波海軍航空部隊を見学しました。映画のロケ地にもなっていたので、劇中も振り返ることができました。百田さんの作品は、しっかりとした取材で作られたことを確認できました。主人公の宮部さんのように苦悩しながら生きていた多くの先人を知りました。
よく、永遠の0は史実を繋ぎ合わせたに過ぎないという意見を見ます。それは、最もかと思います。しかし、この作品のメッセージは、皆さんがおっしゃるように、私たちの生活が、多くの先人の尊い犠牲の上にあることを再確認することにあるのではないでしょうか?ゆえに、この作品は先の大戦を知るための入門書のようなものだと思います。
実際に筑波海軍航空部隊を見学して、宮部さんがいるような気持ちになりました。特攻された方の遺影と結婚した女性や愛する人々への手紙、永遠の0という作品に出会わなければ知ることもなかったでしょう。ぜひ作品を読んで、私たちが生きている意味を考える人が増えたらと思います。
ちなみに、筑波海軍航空部隊は戦時中の建物や滑走路がそのままの姿で残されています。なかでも驚きなのは本土決戦のための地下指令本部が当時の姿で残されています。茨城県の笠間市にあります。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2363
(3pt)

太平洋戦史を知る手段として便利な書

司法試験浪人中の佐伯健太郎は、祖母の葬儀の日に、祖母に前夫がいたことすなわち健太郎の血のつながった本当の祖父が別におり、特攻で亡くなったことを知る。健太郎は姉とともに、祖父を知っているという軍隊関係者を訪ねて回る。そして、祖父、宮部久蔵(大正八年生まれ)が戦闘機乗りとして、ずば抜けた腕前であるが、生きて帰るという言をたびたび表しては周囲から臆病者とも目されていたことを知る。
健太郎は四歳年上の独身の姉の慶子と、軍隊関係者を訪ねていく。そこで二人は祖父の話を聴かされるという形を本書はとっているのだが、実は話の徴集という形をとりながら次から次へと時系列的に「太平洋戦史」について述べられていくのが本書の特徴である。
まず一人目、「元海軍少尉 長谷川梅男(第二章)」の話。
「元海軍中尉 伊藤寛次 八十五歳(第三章)」の話。「元海軍飛行兵曹長 井崎源次郎(第四章・第五章)」の話。伊藤、井崎の二人の話は、太平洋戦史について、観衆の前で机上に原稿をおいて講義をしているよう。『突撃した約八百人中七百七十七人が一夜にして死んだと言われています。』(200頁)、『沈没した艦艇二十四隻、失った航空機八百三十九機、戦死した搭乗員に千三百六十人。』(244頁)。元一兵である者が戦史全体を知りえていることは不自然であり、結局、作者が本書576頁に「主要参考文献」の二十八の書籍を揚げているが、戦史を勉強した作者が作者の言葉で語っている風なのである。自宅に尋ねてきた二人(健太郎・慶子)に昔話を聴かせるような口調ではないのだ。
「元海軍整備兵曹長 永井清孝(第六章)」の話。ここでは戦史の記述よりも「ヌード写真」という逸話が述べられる。作者の作り話か上記参考文献からかはわからないが、他の章で記述された逸話が参考文献からのものということだとすれば同様かもしれない。
「元海軍中尉 谷川正夫(第七章)住居:老人ホーム」の話。ここでも戦史が述べられる。
「元海軍少尉 岡部昌男(第八章)」の話。ここでも戦史が述べられるが、宮部が特攻で死んだことを聴かされる。
「元海軍中尉 武田貴則(第九章)」の話。武田の台詞に「無防備の貿易センタービルに突っ込んだ奴ら(アルカイダ)とは(特攻は)断じて同じではない!」(423頁)とあるのは、どうやら作者は9.11の事件を契機に本書を書きあげたのではないかと思わせる箇所である。
「元海軍上等飛行兵曹 景浦介山(第十章)」の話。
「元海軍一等兵曹 大西康彦(第十一章)の話。「そんな状況の中で、ついに宮部少尉にも(特攻の)出撃命令が出たのです。」(524頁) 第十一章から以降は小説らしい展開がなされる。
「祖父大石賢一郎(第十二章)」の話。
最終章のエピローグは、宮部の最期を見たであろう当時の米軍人をとおしての話で終わる。 
この小説の舞台は、124頁に「来年は戦後六十年の節目の年にあたり、-。」とあるから、2004年ということになる。たとえば「元海軍中尉 伊藤寛次 八十五歳」というように、話を述懐する者は皆、既に高齢である。ところで、以前零戦が展示された施設で本物の零戦を観た経験がある。そしてそこへ、過去従軍されていた老人が訪れていた。数人の家族とともに旅行の途中にその場所に寄ったようなのだった。『おじいちゃん、昔、軍隊の時…どうだったの』と孫らしき女性が祖父に尋ねた。しかし、その老人の頭は既に痴呆の状態でほとんど覚えていない状態であった。実際には、本書のように高齢者がよどみなく述懐することは困難であろう。たとえば設定が戦後五十年で1994年。年齢が七十五歳ということであれば、まだ現実的なのだろうが。聴き取りという体裁をとっているが、これが実に不自然なのである。しかし、本書末尾解説579頁「なまじ歴史本などより、-戦争の経緯とその実態を教えてくれる点でも実に秀逸な物語と思うのは僕だけであろうか。」とあるように、上述したような「主要参考文献」二十八の書籍を全て読み込むには、読者にとって労がいる。本書一冊で簡単に太平洋戦史を知る手段として便利な書という点では優れているのではないか。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2362
(5pt)

普通

女房に頼まれたから・・・・・・・・喜んでいたよ  これからもよろしく
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2361
(5pt)

とにかく読んでみたら

読後しばらく余韻が残る様な感動作です。
なかでも景浦という元やくざと、宮部の孫健太郎との別れ際の場面は、この物語を象徴する美しい名場面だと思います。
太平洋戦争、とりわけ特攻隊という題材は、軽々しく扱えるものではありません。そのせいか作品に対する評価は賛否様々ある様ですが、文章はとても読み易く娯楽小説としても優れているので、広く沢山の人達にお薦めしたい作品です。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2360
(5pt)

 感激の一言

”すごい” の一言。 近年こんなに引き込まれた小説はありません。
わたしは元海軍兵学校生徒ですが そんなこととは関係なく 素晴らしい作品です。
友人、知人に強く勧めております。
                        平木幹夫
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2359
(4pt)

戦争を知るきっかけになります

作品で出てくる筑波海軍航空部隊を見学しました。映画のロケ地にもなっていたので、劇中も振り返ることができました。百田さんの作品は、しっかりとした取材で作られたことを確認できました。主人公の宮部さんのように苦悩しながら生きていた多くの先人を知りました。
よく、永遠の0は史実を繋ぎ合わせたに過ぎないという意見を見ます。それは、最もかと思います。しかし、この作品のメッセージは、皆さんがおっしゃるように、私たちの生活が、多くの先人の尊い犠牲の上にあることを再確認することにあるのではないでしょうか?ゆえに、この作品は先の大戦を知るための入門書のようなものだと思います。
実際に筑波海軍航空部隊を見学して、宮部さんがいるような気持ちになりました。特攻された方の遺影と結婚した女性や愛する人々への手紙、永遠の0という作品に出会わなければ知ることもなかったでしょう。ぜひ作品を読んで、私たちが生きている意味を考える人が増えたらと思います。
ちなみに、筑波海軍航空部隊は戦時中の建物や滑走路がそのままの姿で残されています。なかでも驚きなのは本土決戦のための地下指令本部が当時の姿で残されています。茨城県の笠間市にあります。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2358
(3pt)

太平洋戦史を知る手段として便利な書

司法試験浪人中の佐伯健太郎は、祖母の葬儀の日に、祖母に前夫がいたことすなわち健太郎の血のつながった本当の祖父が別におり、特攻で亡くなったことを知る。健太郎は姉とともに、祖父を知っているという軍隊関係者を訪ねて回る。そして、祖父、宮部久蔵(大正八年生まれ)が戦闘機乗りとして、ずば抜けた腕前であるが、生きて帰るという言をたびたび表しては周囲から臆病者とも目されていたことを知る。
健太郎は四歳年上の独身の姉の慶子と、軍隊関係者を訪ねていく。そこで二人は祖父の話を聴かされるという形を本書はとっているのだが、実は話の徴集という形をとりながら次から次へと時系列的に「太平洋戦史」について述べられていくのが本書の特徴である。
まず一人目、「元海軍少尉 長谷川梅男(第二章)」の話。
「元海軍中尉 伊藤寛次 八十五歳(第三章)」の話。「元海軍飛行兵曹長 井崎源次郎(第四章・第五章)」の話。伊藤、井崎の二人の話は、太平洋戦史について、観衆の前で机上に原稿をおいて講義をしているよう。『突撃した約八百人中七百七十七人が一夜にして死んだと言われています。』(200頁)、『沈没した艦艇二十四隻、失った航空機八百三十九機、戦死した搭乗員に千三百六十人。』(244頁)。元一兵である者が戦史全体を知りえていることは不自然であり、結局、作者が本書576頁に「主要参考文献」の二十八の書籍を揚げているが、戦史を勉強した作者が作者の言葉で語っている風なのである。自宅に尋ねてきた二人(健太郎・慶子)に昔話を聴かせるような口調ではないのだ。
「元海軍整備兵曹長 永井清孝(第六章)」の話。ここでは戦史の記述よりも「ヌード写真」という逸話が述べられる。作者の作り話か上記参考文献からかはわからないが、他の章で記述された逸話が参考文献からのものということだとすれば同様かもしれない。
「元海軍中尉 谷川正夫(第七章)住居:老人ホーム」の話。ここでも戦史が述べられる。
「元海軍少尉 岡部昌男(第八章)」の話。ここでも戦史が述べられるが、宮部が特攻で死んだことを聴かされる。
「元海軍中尉 武田貴則(第九章)」の話。武田の台詞に「無防備の貿易センタービルに突っ込んだ奴ら(アルカイダ)とは(特攻は)断じて同じではない!」(423頁)とあるのは、どうやら作者は9.11の事件を契機に本書を書きあげたのではないかと思わせる箇所である。
「元海軍上等飛行兵曹 景浦介山(第十章)」の話。
「元海軍一等兵曹 大西康彦(第十一章)の話。「そんな状況の中で、ついに宮部少尉にも(特攻の)出撃命令が出たのです。」(524頁) 第十一章から以降は小説らしい展開がなされる。
「祖父大石賢一郎(第十二章)」の話。
最終章のエピローグは、宮部の最期を見たであろう当時の米軍人をとおしての話で終わる。 
この小説の舞台は、124頁に「来年は戦後六十年の節目の年にあたり、-。」とあるから、2004年ということになる。たとえば「元海軍中尉 伊藤寛次 八十五歳」というように、話を述懐する者は皆、既に高齢である。ところで、以前零戦が展示された施設で本物の零戦を観た経験がある。そしてそこへ、過去従軍されていた老人が訪れていた。数人の家族とともに旅行の途中にその場所に寄ったようなのだった。『おじいちゃん、昔、軍隊の時…どうだったの』と孫らしき女性が祖父に尋ねた。しかし、その老人の頭は既に痴呆の状態でほとんど覚えていない状態であった。実際には、本書のように高齢者がよどみなく述懐することは困難であろう。たとえば設定が戦後五十年で1994年。年齢が七十五歳ということであれば、まだ現実的なのだろうが。聴き取りという体裁をとっているが、これが実に不自然なのである。しかし、本書末尾解説579頁「なまじ歴史本などより、-戦争の経緯とその実態を教えてくれる点でも実に秀逸な物語と思うのは僕だけであろうか。」とあるように、上述したような「主要参考文献」二十八の書籍を全て読み込むには、読者にとって労がいる。本書一冊で簡単に太平洋戦史を知る手段として便利な書という点では優れているのではないか。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2357
(5pt)

普通

女房に頼まれたから・・・・・・・・喜んでいたよ  これからもよろしく
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X