永遠の0

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永遠の0の評価:

3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク

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Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全4,096件 1,741〜1,760 88/205ページ
No.2356
(5pt)

相反する二つの世界の人々

なんと言っていいのか?
 作品中で語られる、「上層部」「現場」の解離に背筋が凍った。
 片方は、実際に死線を彷徨い、絶望的な戦いに臨まなくてはならない人々。
 片方は、自分の責任も全うせずに。地に足のついていない、無謀な戦いを企画する人々。

 先の戦いは「子供(威勢の良さだけでなんとかなると盲信していた)と大人(戦う以上は合理的に)」の喧嘩だった。予想できた結末が招いたのは  悲しい記憶である。

  つくづく、日本人は変わらないのだなと思った。
  「戦争中」とその未来「昭和から平成」の構図は、昔から、いささかも変わっていない。
  悲しいまでに、一部の人々のためだけに日本があるのか。 そんな絶望感が湧き上がった。

  68年前の何百万の犠牲者。本当にあったことなのに、気にもしないで世情は変わる。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2355
(5pt)

相反する二つの世界の人々

なんと言っていいのか?
 作品中で語られる、「上層部」「現場」の解離に背筋が凍った。
 片方は、実際に死線を彷徨い、絶望的な戦いに臨まなくてはならない人々。
 片方は、自分の責任も全うせずに。地に足のついていない、無謀な戦いを企画する人々。

 先の戦いは「子供(威勢の良さだけでなんとかなると盲信していた)と大人(戦う以上は合理的に)」の喧嘩だった。予想できた結末が招いたのは  悲しい記憶である。

  つくづく、日本人は変わらないのだなと思った。
  「戦争中」とその未来「昭和から平成」の構図は、昔から、いささかも変わっていない。
  悲しいまでに、一部の人々のためだけに日本があるのか。 そんな絶望感が湧き上がった。

  68年前の何百万の犠牲者。本当にあったことなのに、気にもしないで世情は変わる。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2354
(5pt)

戦争を、特攻を、宮部久蔵という生き方を、深く考えさせられる

本書の説明はほんとんど不要であろう。2006年に刊行された単行本
を2009年に文庫化した本書であるが、版を重ね続け、すでに250万部
以上を売り上げた今でも売れ続けている本である。2013年12月には
岡田准一を主演に映画化もされた作品である。

本書の構成は至ってシンプルである。太平洋戦争の零戦の操縦士で、
最後は特攻隊として生涯を終えた宮部久蔵の孫が、祖父について調
べることになり、宮部と戦争中に接点のあった人たちにインタビュー
をしながら、宮部の生き方、考え方、当時の軍人社会の様子、戦争
や特攻の様子などを浮かび上がらせていく、というものだ。

小説ではあるが、戦場の様子が非常に緻密にえがかれたノンフィク
ションのような作品であり、戦争についての知識があまりない私の
ような読者にとっては時に難しく感じることさえある読み応えがある
本である。

一部のレビューで指摘されているように、本書で書かれている内容
の全てが史実に忠実だったかについては専門家でない私には分からない。
しかし、少なくとも「戦争について書く」という重みを十分に認識して
書かれたことは確かであり、読めば、宮部久蔵という人物の生き方や、
特攻について、軍人社会について、日米の作戦や人材への違いについて、
戦争を報じたマスコミの責任について等、考えるべき余韻をたくさん
残してくれることが、小説としてこの本の価値を保証している。

本当に素晴らしい小説とは、言葉では表現しきれない。読了後に得ら
れる余韻で心がしばらく打ち抜かれるような感覚になるからである。
戦争を、特攻を、宮部久蔵という生き方を、一人の日本人として、
これからも考え続けていきたい。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2353
(5pt)

戦争を、特攻を、宮部久蔵という生き方を、深く考えさせられる

本書の説明はほんとんど不要であろう。2006年に刊行された単行本
を2009年に文庫化した本書であるが、版を重ね続け、すでに250万部
以上を売り上げた今でも売れ続けている本である。2013年12月には
岡田准一を主演に映画化もされた作品である。

本書の構成は至ってシンプルである。太平洋戦争の零戦の操縦士で、
最後は特攻隊として生涯を終えた宮部久蔵の孫が、祖父について調
べることになり、宮部と戦争中に接点のあった人たちにインタビュー
をしながら、宮部の生き方、考え方、当時の軍人社会の様子、戦争
や特攻の様子などを浮かび上がらせていく、というものだ。

小説ではあるが、戦場の様子が非常に緻密にえがかれたノンフィク
ションのような作品であり、戦争についての知識があまりない私の
ような読者にとっては時に難しく感じることさえある読み応えがある
本である。

一部のレビューで指摘されているように、本書で書かれている内容
の全てが史実に忠実だったかについては専門家でない私には分からない。
しかし、少なくとも「戦争について書く」という重みを十分に認識して
書かれたことは確かであり、読めば、宮部久蔵という人物の生き方や、
特攻について、軍人社会について、日米の作戦や人材への違いについて、
戦争を報じたマスコミの責任について等、考えるべき余韻をたくさん
残してくれることが、小説としてこの本の価値を保証している。

本当に素晴らしい小説とは、言葉では表現しきれない。読了後に得ら
れる余韻で心がしばらく打ち抜かれるような感覚になるからである。
戦争を、特攻を、宮部久蔵という生き方を、一人の日本人として、
これからも考え続けていきたい。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2352
(5pt)

自分の生き方を見つめなおす時かも

筆者は、大東亜戦争において重要な戦局において日本海軍が犯した数々の判断ミスが、確実に敗戦につながったことを物語の中に分かりやすく盛り込んで紹介している。また、その原因が、軍人の出世競争による失敗を恐れ隠そうとする文化が原因ではないかと述べている。そして、それは現在の日本の官僚組織にも続いていると。戦争は今から60年も前に起きた事実であるが、いまひとつピンとこなくなった我々に、わずか60年前には生死をかけて日本は戦争をし、多くの尊い人命が失われ、多くの人が人生が不幸な方向へと変わってたんだ、今の平和は、当たり前にあるものではないんだってことを、強く知らしめたかったのではないだろうか。後半は歯を食いしばって泣いて疲れた。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2351
(5pt)

自分の生き方を見つめなおす時かも

筆者は、大東亜戦争において重要な戦局において日本海軍が犯した数々の判断ミスが、確実に敗戦につながったことを物語の中に分かりやすく盛り込んで紹介している。また、その原因が、軍人の出世競争による失敗を恐れ隠そうとする文化が原因ではないかと述べている。そして、それは現在の日本の官僚組織にも続いていると。戦争は今から60年も前に起きた事実であるが、いまひとつピンとこなくなった我々に、わずか60年前には生死をかけて日本は戦争をし、多くの尊い人命が失われ、多くの人が人生が不幸な方向へと変わってたんだ、今の平和は、当たり前にあるものではないんだってことを、強く知らしめたかったのではないだろうか。後半は歯を食いしばって泣いて疲れた。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2350
(4pt)

大東亜戦争と太平洋戦争。

読み終えて、著者はこの本に二つのことを込めたのではないかと想像しました。
一つは、戦争を知らない現代の若者に、神風特攻隊の真実をを伝え残してゆくこと。
そして、もう一つは、戦後のメディア規制への挑戦。
一昔前は、『ゼロ戦はやと』『ゼロ戦行進曲』『紫電改のタカ』といった作品がコミックでも描かれていました。
こういった作品を通じて、子供の頃から大東亜戦争に接する機会は当時はありました。
この小説を読んでおりますと、なんとなくその頃のコミックが重なってくるような思いが致しました。
本書で一番感じますのは、軍隊という組織が徹底的な官僚主義の公務員世界だということです。
自己保身に偏った司令官が、次々と信じがたい作戦を考え出し若者を殺していきます。
その状況の中でさえ、特攻隊の人たちがみせる崇高な姿に心が動きます。
カミカゼ特攻隊をはじめ日本軍が行った特攻作戦や玉砕戦など日本人自身が総括しなくてはならない問題です。
戦争体験者が高齢になってきておられますから歴史を継いでゆくことがとても大事になってきています。
安倍首相の戦後レジームからの脱却という崇高なテーマも判る人にしか判らない、では困りますからね。
多くの人に、日本にとっての大東亜戦争をもう一度学びとって欲しいという思いがあったのではないでしょうか。

そして、戦後、日本社会は旧日本軍の兵士たちに無用の罪をかぶせてきました。
シルベスター・スタローンさんが演じた『ランボー』のベトナム帰還兵が同じ立場でしょう。
国が始めた戦争に駆りだされ、命令に従って闘い、その結果戦争犯罪者に仕立てられてしまうという悲劇を生み出しました。
それを推し進めたのがマスメディアであり、左翼系市民団体です。
日本の大手新聞社は、かつては戦争を煽っていましたが、戦後は一転立場を変えてしまいます。
この本の中で著者は、大東亜戦争という表記を行い、太平洋戦争という名称を使っていません。
大東亜戦争は、日本がつけた呼び名です。大東亜とは中国からインド、オーストラリアといった東アジア一円を示しています。
これは著者の挑戦の表れだと思います。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2349
(5pt)

シンプルなラブロマンス

この本はフェイクションであり、戦記ではない。
ですから、若干、話が横道にそれても構わない
と思っています。
シンプルな「ヒューマンドラマ」だとして読めば、
大変な作品です。

冒頭の「悪魔のようなゼロだった」という、くだり
から、特攻で亡くなった祖父が、どのような人物
だったのか?を孫の姉弟が感想を語りながら取材して
ゆくストーリーは、面白いというより他ない。

最終的に感じるのは、この物語は「愛」を語る
シンプルな「ラブストーリー」だと感じました。
単なる戦記ではないので、勘違いして読むと違った
感想になりそうですね。

「黄金のバンタムを破った男」も読みましたが、
個人的に、こちらのほうが面白かったです。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2348
(4pt)

大東亜戦争と太平洋戦争。

読み終えて、著者はこの本に二つのことを込めたのではないかと想像しました。
一つは、戦争を知らない現代の若者に、神風特攻隊の真実をを伝え残してゆくこと。
そして、もう一つは、戦後のメディア規制への挑戦。
一昔前は、『ゼロ戦はやと』『ゼロ戦行進曲』『紫電改のタカ』といった作品がコミックでも描かれていました。
こういった作品を通じて、子供の頃から大東亜戦争に接する機会は当時はありました。
この小説を読んでおりますと、なんとなくその頃のコミックが重なってくるような思いが致しました。
本書で一番感じますのは、軍隊という組織が徹底的な官僚主義の公務員世界だということです。
自己保身に偏った司令官が、次々と信じがたい作戦を考え出し若者を殺していきます。
その状況の中でさえ、特攻隊の人たちがみせる崇高な姿に心が動きます。
カミカゼ特攻隊をはじめ日本軍が行った特攻作戦や玉砕戦など日本人自身が総括しなくてはならない問題です。
戦争体験者が高齢になってきておられますから歴史を継いでゆくことがとても大事になってきています。
安倍首相の戦後レジームからの脱却という崇高なテーマも判る人にしか判らない、では困りますからね。
多くの人に、日本にとっての大東亜戦争をもう一度学びとって欲しいという思いがあったのではないでしょうか。

そして、戦後、日本社会は旧日本軍の兵士たちに無用の罪をかぶせてきました。
シルベスター・スタローンさんが演じた『ランボー』のベトナム帰還兵が同じ立場でしょう。
国が始めた戦争に駆りだされ、命令に従って闘い、その結果戦争犯罪者に仕立てられてしまうという悲劇を生み出しました。
それを推し進めたのがマスメディアであり、左翼系市民団体です。
日本の大手新聞社は、かつては戦争を煽っていましたが、戦後は一転立場を変えてしまいます。
この本の中で著者は、大東亜戦争という表記を行い、太平洋戦争という名称を使っていません。
大東亜戦争は、日本がつけた呼び名です。大東亜とは中国からインド、オーストラリアといった東アジア一円を示しています。
これは著者の挑戦の表れだと思います。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2347
(5pt)

シンプルなラブロマンス

この本はフェイクションであり、戦記ではない。
ですから、若干、話が横道にそれても構わない
と思っています。
シンプルな「ヒューマンドラマ」だとして読めば、
大変な作品です。

冒頭の「悪魔のようなゼロだった」という、くだり
から、特攻で亡くなった祖父が、どのような人物
だったのか?を孫の姉弟が感想を語りながら取材して
ゆくストーリーは、面白いというより他ない。

最終的に感じるのは、この物語は「愛」を語る
シンプルな「ラブストーリー」だと感じました。
単なる戦記ではないので、勘違いして読むと違った
感想になりそうですね。

「黄金のバンタムを破った男」も読みましたが、
個人的に、こちらのほうが面白かったです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2346
(5pt)

泣けた。

久々に、泣けた。通勤途中の電車内でしきりにハンカチで眼を覆ってしまいました。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2345
(5pt)

泣けた。

久々に、泣けた。通勤途中の電車内でしきりにハンカチで眼を覆ってしまいました。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2344
(5pt)

すばらしい作品です

こんなにも泣きながら、涙を出しながら読んだ作品は初めてです。泣きながらハンカチで涙を拭きながらページをめっくって読んでいたので、なかなか進みませんでしたが、頑張って最後まで読み終えました。とても辛い内容でもありましたが、最後は作品の素晴らしい感動と主人公の宮部の男らしさに感動しました。
戦争は、駄目です。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2343
(1pt)

なんじゃこれ(笑)

やたら饒舌なご老人たち、イケイケ勘違いの新聞記者、感情的で無知だけど見た目きれいでサバサバ理想の姉、すぐ心を入れ換える不良少年、主人公は当然自分探し中…等々。登場人物たちがストーリーに都合よくステレオタイプ。底が浅く、読み応えが全くなかった。
この程度の物しか書けない人に、戦争の話は扱ってほしくないです。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2342
(5pt)

すばらしい作品です

こんなにも泣きながら、涙を出しながら読んだ作品は初めてです。泣きながらハンカチで涙を拭きながらページをめっくって読んでいたので、なかなか進みませんでしたが、頑張って最後まで読み終えました。とても辛い内容でもありましたが、最後は作品の素晴らしい感動と主人公の宮部の男らしさに感動しました。
戦争は、駄目です。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2341
(1pt)

なんじゃこれ(笑)

やたら饒舌なご老人たち、イケイケ勘違いの新聞記者、感情的で無知だけど見た目きれいでサバサバ理想の姉、すぐ心を入れ換える不良少年、主人公は当然自分探し中…等々。登場人物たちがストーリーに都合よくステレオタイプ。底が浅く、読み応えが全くなかった。
この程度の物しか書けない人に、戦争の話は扱ってほしくないです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2340
(5pt)

戦争に興味が無いあなたに

太平洋戦争という時代は、詳しく無いけど私にとっては何も魅力を感じない、暗く灰色の時代という感じしか抱いていませんでした。
この本を読むまでは・・・。

いやぁーまさかこの時代を採り上げてこんなに面白い物語が出来るとは!
とにかく話の運び方が素晴らしく、読み出すと止まらないし、後になると涙も止まらなくなりました。
間違いなく名作だと思います。
(本作が著者の処女作というのが信じられません)

感心したのは、私のように戦争を知らないし戦争に暗いイメージしか持っていない人間でもどんどん物語に惹きこむよう随所に工夫されている点です。
まずゼロ戦のパイロットを主人公にしたこと。
これにより、太平洋戦争の始まりから重要な戦局、最後の特攻に到るまで、大まかなこの戦争の流れに違和感無く立ち会っている気にさせてくれます。
次に主人公を”家族のために何としても生き抜く”という人物にしたこと。
戦争ものではお決まりのように”御国のため”とか”死ぬ気で”といった単語が洪水のように溢れてきます。
それは事実としてもちろん分かるのだけれども、現代の人間からするとそうした単語が連呼されるほど登場人物に感情移入が出来なくなってしまうのも事実です・・・。
それに比べると”家族”の為と言っている主人公は私のような現代人から見ても分かり易く、とても感情移入がし易かったです。
筆者も戦後世代の人なので、戦争を知らない現代人が戦争に対して感じている事、理解している(と思っている)事を良く踏まえて丁寧に物語を作っていったのではないかと感じました。

特に戦争の時代について知識も知る気も無かった若い人に是非勧めたい作品です。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2339
(3pt)

で、なぜ特攻をしたのか?

*よかった点
 ・読みやすいすっきりした文章
 ・構成がきれい
 ・サクサク読み進められる
 ・がんばって調べてるな、っていう取材感
 ・エピローグが個人的に良かった
 ・ラスト数十ページの展開
 ・宮部さんのキャラ
*残念だった点
 ・当たり前の知識ばかりが書かれすぎてちょっと調べてる軍事ヲタなら退屈かもしれない
 ・最終的になぜ特攻にいったかが若干うやむや
  絶対いやなんじゃなかったのか! と突っ込みたくなる
 ・現代パートの必要性が不明。視点だけ変えて連作短編でもよかったんじゃ? って感じです
 ・空母の構造をもう少し解説してくれればわかりやすかったかもしれない
 ・個人的にスピットファイアが雑魚キャラ扱いなのが悲しい
 ・空戦シーンが物足りない気がする

個人的には☆4なのですが、物語の中核であるはずの宮部さんの特攻志願理由が若干あやふやだったので
☆1つマイナス。そこがかなり残念。一番残念。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2338
(2pt)

出来の良い2時間ドラマを見たような感じだが...

中学2年生の息子に薦められて読んでみた。
ストーリー展開が良く、一気に読み進めることができる。
しかし、ステレオタイプに近い人物描写が物語からリアリティーを削いでいる。また、最後の50ページくらいは、
話の進め方がちょっと雑な感じがある。「やくざの囲い者…」という話は完全に蛇足ではないだろうか。
逆に、「絶対に生きて帰る」と決意していた宮部が、なぜ、特攻に参加するに至ったのかの心の機微が読者任せに
されているのは消化不良だ。
娯楽小説としては星5個で、正直、涙を流しながら読んでいたのだが、こんなに大きな話題になるような高い評価が
与えられる本ではないような気がする。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2337
(3pt)

徳富蘇峰の捉え方が疑問です。

一文だけ「反戦を主張したのは徳富蘇峰の国民新聞くらいだった」とあるが、日露戦争の戦後処理のポーツマス条約を肯定したことぐらいが、100歩譲って「反戦」と捉えれるかもしれないが、それ以前の日清戦争の三国干渉に対しては、頑なな態度で臨んでいる。
そういった意味では、彼こそ明治、大正、昭和を通じて日本を軍事国家に導いた言論人の一人だと思う。
この点がひっかかってしまった。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
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