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永遠の0
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永遠の0の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1513件 361~380 19/76ページ
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6年生の子供が読み切りました。それぐらい良い本だと思います。 | ||||
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映画では触れられていないところが読み込めて また感動がよみがえりました。 映画の後の方におすすめです。 | ||||
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放送作家=マスメディア出身の百田さんの作品、どれだけ戦争というものを頭ごなしに批判してるんや?って思いで読み始めました。 結果、むげな浅知識での批判、思い込みなめくらめっぽうの戦争礼賛、どちらも無く中立な歴史観の中に、その時代を生きた先人の方々の大きな愛の物語でした。 読み始めて少ししたところから引き込まれるように止まらなくなり、読書しながら号泣してしまったのは初めてです。 人生観さえもかえられた良い作品でした。 | ||||
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映画を見てきたので、それも踏まえて考えたことを書こうと思う。 作者の百田氏と俺は昭和30年代生まれの同世代。正確には俺より2歳年上である。 彼がこの作品を書き上げた気持ちが痛いほどわかる。われわれ世代は戦後の教育で、教員や文化人の著作やマスコミの報道などで、太平洋戦争中の日本とそれ以前の日本をかなり否定的に教育されている。たとえば、女性にこそ選挙権は無かったものの、成人男性には選挙権があったにもかかわらず、戦前からずっと言論を弾圧された独裁国家であったかのようなイメージづけ。農村の貧困を、あたかもロシア革命直前の農奴制と同じであるかのようなイメージづけ。 小学6年生ごろから、岩波文庫や岩波新書を読んでいた、ませたガキだった俺は、「だから、革命が必要なんだ」と感じたものである。 「カムイ伝」を読んだ時などはもう、左翼になっちゃいましたよ(苦笑)。 「日本人に生まれて申し訳ありません」という気持ちになった。子供心に「どうして僕は日本人に生まれたのだろう」とまで思った。 多くの若者が、中国・ソ連・北朝鮮を労働者が主役の地上天国だ、と信じていた時代である。 ただ、内ゲバ事件などで、左翼学生の行動もベクトルの向きが違うだけで、その動機や行動は右翼と同じだと感じ始めてから、自分で歴史の本を読んで、どうもこれは、今まで聞いてきたことと違うじゃないかと気づき始めた。 「大空のサムライ」をはじめとする戦記。ジョン・トーランドの「大日本帝国の興亡」をはじめとする歴史書など。 最初の驚きは、旧日本軍の兵士は、学徒出身者だけでなく下士官クラスの人間も、体験を著述にできるほどのインテリであったということ。貧しくて進学ができない優秀な人材が、その向学心を満たすために軍隊の幼年学校に進むわけで、アメリカ軍が日本兵の大半が毎日日記をつけていたことに驚いたほどである(彼らは、日本軍の作戦を知るために日本兵の死体から、日記を回収していたという)。ソ連の農民出身兵や、中国国民党の軍閥上がりの兵士とは違うのだな。余談であるが、日本兵は毎月給料を支給されていたが、国民党の軍隊は「戦場での略奪を黙認する」のが給与であったという。戦場での残虐行為、どっちの軍隊がやっていたのだろうか? さらに、特攻隊で亡くなった若者たちは、決して洗脳されたわけではないということ。検閲されている遺書には本音は書けないのだ。 そして、もうひとつが、戦争を選択したのは、軍部の暴走でも、資本家の陰謀でもなく、朝日新聞社の「腰抜け東条、勝てる戦なぜやらぬ」という記事をはじめとする愛国記事に煽られた国民自身であったということ。 作者の百田氏も同世代の一人として、同じ発見をし、同じ驚きをしたのだと思う。 この「永遠の0」は、その驚きの体験を、若い主人公が、特攻隊で死んだ祖父の人物像を調べるという過程に仮託して描いたものである。 「海軍一の臆病者」とさげすまれた宮部は、そのまま、現在、中国・韓国から「戦犯国」と卑下される日本と言う国に重なる。 そして、生き残った仲間が、宮部の妻子を守るために帰ってきてからの献身は、そのまま戦後復興にまい進した生き残り世代の献身に重なるのだ。巧みなアナロジーである。 戦場に赴く宮部に、妻と子に「死んでも生まれ変わって帰ってきます」と言わせた百田。 そして帰ってきた戦友に助けられ、姿を変えた夫が帰ってきたのだと思う妻。 俺は不覚にも涙した。百戦錬磨の読書野郎で、自分でも小説を書く俺が涙した。 子供たちの世代に、素晴らしい国を残していきたいと考える、俺や君や大勢の日本人は、全員、あの戦争で死んでいった若者たちの生まれ変わりなんだ。 子供時代に、「日本人に生まれて申し訳ありません」という気持ちになり、子供心に「どうして僕は日本人に生まれたのだろう」とまで思った俺は、今、「日本人に生まれたことを誇りに思っている。あの戦死した若者たちの遺志を次ぐために生まれ変わってきたことを誇りに思う」 百田氏は、その感動の気持ちをどうしても若い世代に伝えたかったのだ。 俺は、その気持ちがわかる。この作品を書いてくれてありがとう。心から、ほんとうにありがとう。 (自分のブログ「読書記録゛(どくしょきろぐ)」に書いたレビューを転載しました) | ||||
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現代的な考えの凄腕パイロットを太平洋戦争に放り込んだら、様々な人から色々言われる話。傍流の新聞記者とライターのすれ違い話もコクがあり、こっちを掘り下げた外伝映画も面白そう。 | ||||
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久しく小説は読んでいなかったが、噂を聞いて読みました。感激。 | ||||
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少年時代から「ゼロ戦」だの「戦艦大和」だのに関する本や物語を、片っ端から手にした僕らようなオジサン世代には、この本にあるエピソードのことごとくが「どこかで読んだお話」です。 全体のほとんどが回想・証言集という趣で、主人公たちは単なる狂言回しに過ぎず、宮部久蔵がなぜ特攻に志願したのかという核心も、今いちカタルシスを得られないままです。 本書は、小説というより読者の脳内映像を再現する台本であり、構成で勝負しているように感じます。この点においては、放送作家である筆者ならではの手法でしょう。正直なところ小説としては稚拙という印象は拭えません。 しかし、それでもこの小説には読むべき価値があります。 日本はなぜあの戦争をする必要があったのか。それは本当に悪辣な日本が一方的に引き起こした、弁解の余地のない悪逆非道な行いだったのか。そうでないなら、現在の我々はなぜそんな教育を受けているのか。 日本人が自国の歴史を貶める異常さと、とある二カ国だけによる執拗な粘着ぶりに、皆がオカシイと気付き始めた今、この小説は世に出るべくして出て、注目されるべくして注目されたのだと思います。 戦前はさんざん戦争プロモーションを行いながら、戦後は手の平を返したように戦争とそれに関わった人たちを忌むべき存在にした、厚顔無恥なメディアに対する強烈なアンチテーゼには、胸がすく思いです。 600ページと分厚いですが、案外あっという間に読めます。ぜひ手に取ってみてください。 | ||||
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やっぱり、文書を読んで想像する映像の世界の方が、映画よりより大きく、広がりがあって、映画よりリアリティがあってよかった。文書は良いと、いつもそう思います。 | ||||
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かつて、ゼロ戦の撃墜王だった坂井三郎さんの「大空のサムライ」という手記がベースになっている本です。 宮部という主人公は、できすぎていますが、そこに純愛的要素を入れたのが、万人の支持を得たゆえんでしょう。 著者のストーリーテラーとしての才気が光る、堂々たるデビュー作だと思います。 | ||||
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感想から言えば、面白かったですよ。 何度か涙もしました。 ただ読み始めてすぐに、あれ?なんかこの感じどこかで読んだことあるようなって感覚に襲われました。 そうです。浅田次郎氏の「壬生義士伝」の印象にすっごくすっごく似ています。 今時の若い子たちに戦争中のことを調べさせつつ、その取材先で出会う男たちに当時を語らせる、という手法。 「大空のサムライ」を読み込んだ私にとっては、既読感とともに自分でイメージした既視感を思いだせて懐かしく感じました。 知っている名前がどんどん出てくるのでとても楽しめましたが、ほとんど彼らの語る内容は他の本からパクって編集し直しただけのような内容ですので、腹が立つ人がいるのもある程度理解できます。 戦時中の思い出話を語らせる、という手法において本作でとても気になるのは、それぞれ80歳も越えた老人たちがあまりに饒舌すぎる事。 それは口に出したらおかしいよってこともそのまま言わせているため、ちょっと興ざめするところはありあります。 また、ラストの回収にしてもちょっとご都合主義が過ぎます。 ご都合主義と言えば、取材に言ってインタビューをしているという設定にも関わらず、その順番が見事に物語に都合よく連絡がついていくのも難点。 もうちょっとそこに納得のいく工夫が欲しかったです。 そしてもうひとつ重要な難点は、主役の彼が何故そこまで家族のもとに帰らなくてはいけない、と思っているのかの理由づけがあまりに弱い事です。 結局最後まで愛する者のもとへ帰らなくてはいけない、という現代的なテーマで押し切っていましたが、この点が私は一番残念でした。 いつ彼のその理由が明らかになるのか、を途中から楽しみにしていた私にはとんでもない肩すかしでした。 愛する者のもとへ帰りたいのは当然として、その気持ちをより一層強固にさせる事情を是非入れ込んでほしかった。 私が一番本書を読んで感心した点は・・・ 一番特攻に批判的な人間が、特攻を作った人間たちに一番近い精神状態であることを表現している点です。 書物からの知識と自分が所属する組織を盲信して、妄想に近い固定観念を抱く新聞記者には、己にその自覚がこれっぽっちもないわけで、あの当時の極視的視野しか持ち合せなかったエリート軍部と見事にダブらせていて、空恐ろしさすら感じました。 「あの悲劇を繰り返す下地は十分にある」ということを訴えられているところに、本書の価値があるのではないでしょうか。 | ||||
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小説を読んでから映画を見に行ったが、やはり小説が一番であった。 映画を見て永遠の0に興味をもった方には是非見てもらいたい。 こまかな心の動き、主人公の葛藤。 文字からしか伝わらないものが、存分に味わえるであろう。 なお、百田 尚樹氏の作品を幾つか読んでいるが、この本を超える作品には未だ出会えていない。 | ||||
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年始用に買ったのですが、一気に読み切りました。 勢いで、知覧迄行ってしまいました。 | ||||
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昔の日本人のすごさが良くわかりました。 後半は読むのが大変です(泣) | ||||
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映画で感涙し読みたくなり、丁度入院予定だったので入院先に持参しました。期待は裏切りませんでした。映画で詳しく無かった部分が詳しく書かれていて太平洋戦争の実態がよく描かれていました。フィクションで有りながら歴史的事実はしっかり書かれていて、百田尚樹の作家の実力を見た思いがしました。たとえば陸軍の戦死者のほとんどが戦って死んだのでは無く死因が「飢え」だったこと。水木しげるもマンガで書いていましたが、この戦争の戦略の犠牲者が如何に人間扱いされなかったか、よくわかりました。 実は私の母は戦後39歳で私を産みました。そして捕虜生活から生きて帰った父と晩年婚をしました。この主人公も終戦をまたず死にましたが 母の兄や弟も終戦真近で亡くなっています。 読みながら、また泣きました。母は兄が大好きだったので生きて帰っていたら、我が家の戦後の苦労をしなかったかもと思いました。私の一家は朝鮮からの引揚者なのです。 | ||||
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戦争のお話。僕は神風特攻隊というこの物語を通して一番訴えかけてくる永遠の課題について考えさせられました。 命の尊さという概念さえなかったであろうと思わせる、卑劣で冷酷な日本軍。いや本当は国民全員が心の底では怯え、死ぬことを恐れていたはずだ。戦争という引くに引けない争いの中でそういった感覚が完全に麻痺していたように思える。「お国のためなら死ねる。日本軍、万歳。」と。まるで一種の洗脳や巨大な宗教である。現代の恵まれた日本に生きる僕は、未だに戦争で多くの人の命が捨てられてしまった事が信じられない。あえて、捨てられてたと表現する。まるで日記のようなのだ。空母、撃沈。何百人、死亡。あたりまえのように書かれている。 そんな異常な日本軍の中で、何故か臆病者扱いされている勇敢な宮部という男がいた。 その男は「お前には大切な人がいるか。」と仲間に問う。 「私は生きて帰りたい。」 「生きるための努力をしろ。」 とぶれない信念と、命の尊さを訴えかけ続ける。いつ死ぬか分からない恐怖の中で、ひとり戦争に勝つというより、命を守り続けるために闘い続けたのだ。 そんな彼が最後の最後で神風特攻隊として、戦地に出向く事になります。その理由とは、、、 。 戦争の歴史に疎い人には難しい記述が多いが、最後まで読んでほしい。少しずつ、少しずつ、宮部という男の真実の姿がみえてきます。読後、生きる事になにかしらの感慨を与えてくれる事は間違いありません。 | ||||
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妻が借りた本を、私が先に読ませてもらいました。 太平洋戦争の史実や作戦の評価なども書かれているので そのあたりについては、専門書には及ばないかもしれません。 また、小説としての体裁もあまりよろしくないのかもしれません。 しかしながら、人間として、どのように生きるべきか、 その一つの形を示してくれるものがあり、 心を揺り動かされる部分が何ページもありました。 予科練だった父が読んだら、こんなもんじゃないと、笑うかもしれませんが、 それぞれの置かれた立場で読めば、それでいいのだと思います。 私は、信念を持って生きることの大事さを感じました。 そして、もっと、ゼロ戦のことや戦争のことを学びたいと思いました。 | ||||
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第二次世界大戦の敗色の濃い、暗いこの時代を、今の若者を始め、 多くの人に読ませて事に、百田尚樹氏の凄さを感じる。 ゼロ戦の特攻は、アメリカのテロに例えられて、外国で報道された 事があったが、決して違うという事を熱く書いている。 家族のために、あらゆる事を飲み込んで、祖国のために、散り去った命。 その事を、現代の日本に生きている我々は、よく理解し、噛みしめて生き ねばならないと思えてくる。 | ||||
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劇場版を観て、原作を読みたくなり購入しました。こちらを読むことでより感情移入できるようになりました。 | ||||
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対応がとても迅速で、商品は思った通りの物でした。文句ありません。 | ||||
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何度読んでも泣けます。素晴らしい本です。 初めは特攻隊の話で苦手に思いなかなか読めませんでしたが、もっと早く読めば良かったと思いました。 私が意外だったのは特攻隊員が皆、本当に志願したのか(私はテロリストのように教育されてそうなったと思ってました。) 本当は死にたくなかったが手紙の検閲もありそう書かないといけない当時の重圧。 自分の無知さが、想像力の無さが情けなくなりました。 特攻隊員が私の子供の年齢です。わが子はとても幼いですが特攻隊員の皆さんはどんな思いだったか考えるだけでもいたたまれません。 全ての日本人に読んでもらいたいです。 百田さんの作品『影法師』もオススメです。 | ||||
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