雪の断章

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雪の断章の評価:

4.18/5点 レビュー 60件。 B ランク

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平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全143件 121〜140 7/8ページ
No.23
(5pt)

ふり積もる雪と積み重なる思い

人の心の移り変わりを、主人公の少女が女性へと変遷する過程を交えて描いている作品です。
少女の、孤児ゆえに誰とも打ち解けられない、誰にも悩みを打ち明けられない心情が丁寧に描かれています。
最初の里親は、少女に対する「世間」の目の象徴です。
不当な扱いや冷たい仕打ちを乗り越えて自我を確立したとき、初めて、自分の境遇を受け入れることが出来るようになります。
雪が舞う街が舞台ということもあり、全ての場面が神秘的に感じられます。
雪の断章 Amazon書評・レビュー: 雪の断章より
406130349X
No.22
(5pt)

ふり積もる雪と積み重なる思い

人の心の移り変わりを、主人公の少女が女性へと変遷する過程を交えて描いている作品です。
少女の、孤児ゆえに誰とも打ち解けられない、誰にも悩みを打ち明けられない心情が丁寧に描かれています。
最初の里親は、少女に対する「世間」の目の象徴です。
不当な扱いや冷たい仕打ちを乗り越えて自我を確立したとき、初めて、自分の境遇を受け入れることが出来るようになります。
雪が舞う街が舞台ということもあり、全ての場面が神秘的に感じられます。
雪の断章 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (講談社文庫)より
4061831364
No.21
(5pt)

ふり積もる雪と積み重なる思い

人の心の移り変わりを、主人公の少女が女性へと変遷する過程を交えて描いている作品です。
少女の、孤児ゆえに誰とも打ち解けられない、誰にも悩みを打ち明けられない心情が丁寧に描かれています。
最初の里親は、少女に対する「世間」の目の象徴です。
不当な扱いや冷たい仕打ちを乗り越えて自我を確立したとき、初めて、自分の境遇を受け入れることが出来るようになります。
雪が舞う街が舞台ということもあり、全ての場面が神秘的に感じられます。
雪の断章 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (創元推理文庫)より
4488467040
No.20
(4pt)

女性にしか書けない作品

これはかつて少女時代を経験してそれを表現する能力のある人しか書けないタイプの小説だと思います。男性の作家でもある程度は想像力を駆使して書けるだろうけれどここまで濃密に女性あるいは少女の心理を書くことは難しいと思います。なので、女性の読者には懐かしく、男性の読者にはとても興味深く読めると思いました。実際私も非常に興味深く読ませてもらいました。これだけの筆力の方がそれに見合う評価を得られず亡くなられたのが(知らなかった私にも責任はありますが)とても残念です。ただ、推理小説の部分はそれほどではなく、普通のフィクションのなかに推理小説的謎があるという作品なのでそこらへんはあまり期待しないほうがいいと思います。
雪の断章 Amazon書評・レビュー: 雪の断章より
406130349X
No.19
(4pt)

女性にしか書けない作品

これはかつて少女時代を経験してそれを表現する能力のある人しか書けないタイプの小説だと思います。男性の作家でもある程度は想像力を駆使して書けるだろうけれどここまで濃密に女性あるいは少女の心理を書くことは難しいと思います。なので、女性の読者には懐かしく、男性の読者にはとても興味深く読めると思いました。実際私も非常に興味深く読ませてもらいました。これだけの筆力の方がそれに見合う評価を得られず亡くなられたのが(知らなかった私にも責任はありますが)とても残念です。ただ、推理小説の部分はそれほどではなく、普通のフィクションのなかに推理小説的謎があるという作品なのでそこらへんはあまり期待しないほうがいいと思います。
雪の断章 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (講談社文庫)より
4061831364
No.18
(4pt)

女性にしか書けない作品

これはかつて少女時代を経験してそれを表現する能力のある人しか書けないタイプの小説だと思います。男性の作家でもある程度は想像力を駆使して書けるだろうけれどここまで濃密に女性あるいは少女の心理を書くことは難しいと思います。なので、女性の読者には懐かしく、男性の読者にはとても興味深く読めると思いました。実際私も非常に興味深く読ませてもらいました。これだけの筆力の方がそれに見合う評価を得られず亡くなられたのが(知らなかった私にも責任はありますが)とても残念です。ただ、推理小説の部分はそれほどではなく、普通のフィクションのなかに推理小説的謎があるという作品なのでそこらへんはあまり期待しないほうがいいと思います。
雪の断章 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (創元推理文庫)より
4488467040
No.17
(1pt)

信じられないほど古臭い

後書きで初出を何度も確認するほど、文体と感性が古臭い。
第一に主人公に全然感情移入出来ない。
何なんだこのグチグチとしたメンヘル女は!
読者を極端に選ぶ小説だと思う。
主人公の思考方法に共感出来るかどうか、少なくとも斜め読みしてから
購入する事をお薦めする。
雪の断章 Amazon書評・レビュー: 雪の断章より
406130349X
No.16
(1pt)

信じられないほど古臭い

後書きで初出を何度も確認するほど、文体と感性が古臭い。
第一に主人公に全然感情移入出来ない。
何なんだこのグチグチとしたメンヘル女は!
読者を極端に選ぶ小説だと思う。
主人公の思考方法に共感出来るかどうか、少なくとも斜め読みしてから
購入する事をお薦めする。
雪の断章 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (講談社文庫)より
4061831364
No.15
(1pt)

信じられないほど古臭い

後書きで初出を何度も確認するほど、文体と感性が古臭い。
第一に主人公に全然感情移入出来ない。
何なんだこのグチグチとしたメンヘル女は!
読者を極端に選ぶ小説だと思う。
主人公の思考方法に共感出来るかどうか、少なくとも斜め読みしてから
購入する事をお薦めする。
雪の断章 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (創元推理文庫)より
4488467040
No.14
(5pt)

遂にデビュー作も文庫本化!!

私が佐々木丸美を知るきっかけとなった作品は、この『雪の断章』でした。そして、佐々木丸美さんの他の作品も読みましたが、やはりこれが最高傑作だと思います。恋愛だけでなく、法律の在り方、自然への敬意、人の中に眠る心の深さ…など、様々なことを考えさせてくれる作品です。そして、作者自身が"雪"に対しての想いが伝わってきます。元々雪が好きな私でしたが、この作品によって雪の神秘さにも心を打たれました。雪が好きな方には、是非とも一読してもらいたい作品です。
雪の断章 Amazon書評・レビュー: 雪の断章より
406130349X
No.13
(5pt)

遂にデビュー作も文庫本化!!

私が佐々木丸美を知るきっかけとなった作品は、この『雪の断章』でした。そして、佐々木丸美さんの他の作品も読みましたが、やはりこれが最高傑作だと思います。恋愛だけでなく、法律の在り方、自然への敬意、人の中に眠る心の深さ…など、様々なことを考えさせてくれる作品です。そして、作者自身が"雪"に対しての想いが伝わってきます。元々雪が好きな私でしたが、この作品によって雪の神秘さにも心を打たれました。雪が好きな方には、是非とも一読してもらいたい作品です。
雪の断章 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (講談社文庫)より
4061831364
No.12
(5pt)

遂にデビュー作も文庫本化!!

私が佐々木丸美を知るきっかけとなった作品は、この『雪の断章』でした。そして、佐々木丸美さんの他の作品も読みましたが、やはりこれが最高傑作だと思います。恋愛だけでなく、法律の在り方、自然への敬意、人の中に眠る心の深さ…など、様々なことを考えさせてくれる作品です。そして、作者自身が"雪"に対しての想いが伝わってきます。元々雪が好きな私でしたが、この作品によって雪の神秘さにも心を打たれました。雪が好きな方には、是非とも一読してもらいたい作品です。
雪の断章 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (創元推理文庫)より
4488467040
No.11
(5pt)

詠む人の心に響く一冊です

雪の札幌を舞台にミステリーありほのぼのとする心の繋がりあり・・・
読む人の期待を裏切らない物語です。
内容については他の方が書かれているので省略しますが、一気に読みたくなるような読者を惹き付ける文章に読み終わった時には優しい気持に包まれると思います。
雪の断章 (佐々木丸美コレクション) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (佐々木丸美コレクション)より
4835442695
No.10
(5pt)

デビュー作にして最高傑作

斉藤由貴主演で映画にもなった作品なので、「雪の断章」というタイトルを
耳にしたことがある方は多いかもしれません。
30年前の作品を新装版にて復刊したというものですので、多少時代を感じさせる
部分もありますが、心に訴えかけてくる物語でした。
孤児院で育ち、とある家に引き取られた少女・飛鳥。しかし、家族から冷酷な
扱いを受け、奴隷のように働かされる。理不尽な仕打ちと耐え忍ぶだけの日々
にピリオドを打つために、幼い飛鳥は家を飛び出した。
札幌の大通り公園で、行き場を失った飛鳥を救いだしてくれたのは青年・祐也。
飛鳥は祐也のもとで育てられ、やがて育ての親である祐也に対して恋心を抱き
はじめる。しかし、悲惨な殺人事件が起きたことから、穏やかな暮らしは一転。
2人の運命は動きはじめる。
育ての親への恋、殺人事件、人間の愛憎劇といった要素だけをみると非常に
ドラマティックですが、それだけではないのがこの作品。
少女の頑なな部分と繊細さ、そして魂の気高さが美しくリズミカルな文章で
綴られており、人間心理の複雑さも巧妙に描かれています。
登場人物たちの苦しく切ない心情が自分の中に入り込んできて、時間を忘れて
一気読みしてしまいました。
恋愛の要素は大きいですが、殺人事件の謎解きもあるので、ミステリ好きの人
にも愉しめる内容だと思いました。
読書好きの人には、文句なしのオススメ。
胸が締め付けられるような感動を味わえる作品です。
雪の断章 (佐々木丸美コレクション) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (佐々木丸美コレクション)より
4835442695
No.9
(5pt)

青春の一冊

情景描写の美しさ、心理描写の巧みさにすっかり魅了され、この作家の作品はすべて読みました。それぞれの作品の文中に伏線をはり互いに関連性があるので、学生時代に友人と登場人物の家系図や相互年表などを書いて盛り上がったものです。約20年前に最後の作品を発表されて以来、どうされているのだろう…と思っていましたが、先日地方紙に(私は北海道在住)昨年56歳で他界されたとの記事を見つけショックを受けました。記事には、元編集者と作品の復刊を目指すファンの方々の事も載っていました。請う復刊!そして合掌…。
雪の断章 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (講談社文庫)より
4061831364
No.8
(5pt)

青春の一冊

情景描写の美しさ、心理描写の巧みさにすっかり魅了され、この作家の作品はすべて読みました。それぞれの作品の文中に伏線をはり互いに関連性があるので、学生時代に友人と登場人物の家系図や相互年表などを書いて盛り上がったものです。約20年前に最後の作品を発表されて以来、どうされているのだろう…と思っていましたが、先日地方紙に(私は北海道在住)昨年56歳で他界されたとの記事を見つけショックを受けました。記事には、元編集者と作品の復刊を目指すファンの方々の事も載っていました。請う復刊!そして合掌…。
雪の断章 Amazon書評・レビュー: 雪の断章より
406130349X
No.7
(5pt)

ページをめくるのが惜しい本

倉折飛鳥は強い….
これが私の読後感でした.その後何度も読み返し,自分の思考の一部に決定的な影響を与えた本.
長期休みの前にまとめて買った本の中の一冊でしたが,運命的な出会いと思わせられる一冊.
終盤,一ページ一ページが重く,先を読みたいけれど,読み終わりたくない,と葛藤に身悶えした一冊.
雪の断章 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 雪の断章 (講談社文庫)より
4061831364
No.6
(4pt)

知る人ぞ知る佳作

 カバーに惹かれて、古書店でこの本を手に取ったのは自分が中学生のときです。始めの数十頁を読んだときは、まさか恋愛小説になりえるとは想像していませんでした。年の差がありすぎかな、と。当時は「傑作だ!」と一人で興奮していましたが、「お兄さん」の完璧超人ぶりとか、主人公の少女と彼のプラトニックな純愛とか、多分に作者自身の幻想というか理想を投影しているのかなと思う点は、成人した今では素直に受け入れられないところもあります。 思春期始めの頃に読むのが正解でしょう。
雪の断章 Amazon書評・レビュー: 雪の断章より
406130349X
No.5
(4pt)

雪と倫理観

私はこの本を読む度に何か面白い発見をする。北国と、人の流れ。それをサスペンスタッチに綴る。異色的な表現も面白い。しかし、一番面白い発見は主人公の心の動きでは?と思う。一人で世界観を作ってしまった主人公にとって初めて信頼を寄せる人物が現れた時。それはすべての何もかも破り棄ててでも一番守りたいものとなった。信頼はやがて違う感情もともなっていったことに気づいた主人公は悩み決断を下した。そして気づいてしまった身近な人の裏側。すべてにけりをつけ主人公は一人の人を選んだ。この展開こそが私に何よりも面白みと絶えることのない人間的な深みを教えてもらったのだと思う。
雪の断章 Amazon書評・レビュー: 雪の断章より
406130349X
No.4
(5pt)

禁断の書

この本を家の書棚で見付けたとき、私は確か12歳だった。まだまだ赤毛のアンに共感し、12歳にしてもオクテな側にいた私にとって、この本のシックな表紙とザラザラの紙に印刷された細かい字の数々が、何とも大人っぽく秘密めいて見えたものだ。ブルジョワ家庭にもらわれ甲斐甲斐しく働く孤児の少女飛鳥は、雪の札幌大通り公園で一人の青年と偶然に出会う。何とも耽美的な筆に乗って、少女の成長と恋、会社組織の闇に絡んだ殺人事件、切ない別れと恋の成就、それらが粉雪の舞う札幌を舞台に幻想的に展開する。そして、12歳にして私は「ベーゼ」という耳慣れない言葉がKissを意味することを知ったのである!このことに大興奮した私は、それ以来本作品を禁断の「官能本」として、大人に隠れながらこっそりと読み重ねることになった。少女の視点からみると、登場人物はまさにオトナの男と若く清楚な女であり、彼らが様々な苦しみを乗り越え恋愛を実らせていくさまは、じっさい何ともいえずロマンチックで官能的だった。そういうわけで、本作は個人的に思春期を揺るがす重大な本であり、大人になって読み返してみる今、本作がよくできたA級通俗小説であると同時に、思慮深く優しい女性像と人間の感情の襞を丁寧に描いた文学でもあること、それゆえ、私にとっての「禁断の書」が他のどの本でもなくこの本であったということに、不思議な安らぎを感じている。それにしても、この作品で賞をお取りになった佐々木丸美先生、今頃どうなさっているんでしょう?単行本の廃刊は残念です。彼女の作品、もっともっと読みたかったです。
雪の断章 Amazon書評・レビュー: 雪の断章より
406130349X