(短編集)

ダナエ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

ダナエの評価:

4.32/5点 レビュー 38件。 B ランク

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平均点4.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全57件 1〜20 1/3ページ
No.57
(5pt)

ダナエは勿論面白いけど、自分的にはこの短編の中の一つのまぼろしの虹の方が好きです。

三つの短編。全て面白かったです。順位をつけるならば、まぼろしの虹、ダナエ、水母ですかね。
ダナエ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (角川文庫)より
4041134048
No.56
(5pt)

ダナエは勿論面白いけど、自分的にはこの短編の中の一つのまぼろしの虹の方が好きです。

三つの短編。全て面白かったです。順位をつけるならば、まぼろしの虹、ダナエ、水母ですかね。
ダナエ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (文春文庫)より
4167614057
No.55
(5pt)

ダナエは勿論面白いけど、自分的にはこの短編の中の一つのまぼろしの虹の方が好きです。

三つの短編。全て面白かったです。順位をつけるならば、まぼろしの虹、ダナエ、水母ですかね。
ダナエ Amazon書評・レビュー: ダナエより
4163255907
No.54
(4pt)

得たもの、失ったものは

硫酸と刃物で破壊されたレンブラントの絵画「ダナエ」(実話)。
有名画家の個展で同じように絵画が破壊される。

画家は成功と引き替えに困窮時代に支えてくれた妻を捨てている。
過去からの亡霊が絵画を破壊したのか?
画家が成功により得たものと、失ったものは何か?

萩原朔太郎が離婚にあたって書いた詩「我れは何物をも喪失せず」「また一切を失ひ尽くせり」から着想したストーリー。

その解釈を物語として表現出来る著者の筆力にはいつも感心させられる。

他にも「テロリストのパラソル」を代表に寡作ながら珠玉の作品が多い。早すぎる逝去が悔やまれる。
ダナエ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (角川文庫)より
4041134048
No.53
(4pt)

得たもの、失ったものは

硫酸と刃物で破壊されたレンブラントの絵画「ダナエ」(実話)。
有名画家の個展で同じように絵画が破壊される。

画家は成功と引き替えに困窮時代に支えてくれた妻を捨てている。
過去からの亡霊が絵画を破壊したのか?
画家が成功により得たものと、失ったものは何か?

萩原朔太郎が離婚にあたって書いた詩「我れは何物をも喪失せず」「また一切を失ひ尽くせり」から着想したストーリー。

その解釈を物語として表現出来る著者の筆力にはいつも感心させられる。

他にも「テロリストのパラソル」を代表に寡作ながら珠玉の作品が多い。早すぎる逝去が悔やまれる。
ダナエ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (文春文庫)より
4167614057
No.52
(4pt)

得たもの、失ったものは

硫酸と刃物で破壊されたレンブラントの絵画「ダナエ」(実話)。
有名画家の個展で同じように絵画が破壊される。

画家は成功と引き替えに困窮時代に支えてくれた妻を捨てている。
過去からの亡霊が絵画を破壊したのか?
画家が成功により得たものと、失ったものは何か?

萩原朔太郎が離婚にあたって書いた詩「我れは何物をも喪失せず」「また一切を失ひ尽くせり」から着想したストーリー。

その解釈を物語として表現出来る著者の筆力にはいつも感心させられる。

他にも「テロリストのパラソル」を代表に寡作ながら珠玉の作品が多い。早すぎる逝去が悔やまれる。
ダナエ Amazon書評・レビュー: ダナエより
4163255907
No.51
(5pt)

長篇小説のリズム感や諧謔やユーモアは抑え気味だが、実に濃厚な夜の味のする傑作短編集

当たり前のことだろうが、作家にとって長篇と短篇は別ものであるはずだ。表題作は乱歩賞作家のオムニバスに収められた作品で比較的長いものだが、やはり長篇とは異なる味をもっている。
ひとつは、犯罪らしい犯罪が起きないこと。鋭利な刃物が裂傷を与えたものは美術品であり、それは警察沙汰にされることもなかった。また、放火という事態も未然に終る。傷つく人たちは居るものの、それらは肉体的な切傷ではない。
また、ここにも過去に引きずられた人びとが出てくるが、彼らは立場の異なるところからやってきて、時間をかけてそれぞれの傷みと対話を繰り返し、痛み分けという結果を得ることになる。この各々がかかえた過去の傷が炸裂することなく、鎮魂のような最期を迎えることは、藤原の他の作品にはなかなか見いだせないと思う。
宇佐美真司、彼は気鋭の画家であるが、朔太郎の詩<我れは何物をも喪失せず/また一切を失ひ尽せり>を愛唱するような虚無を抱えている。そんな彼の描いた義父・古川宗三郎の肖像画が何者かによって<物理的化学的に徹底的に破壊され>る。その犯人捜しが推進力となっていくが、この辺りのプロセスは、お得意のブラフめいた罠もしかけられており、まさに乱歩賞作家の面目躍如といえるスリリングな展開。しかし、その犯人捜しもストーリーが8割方進んだところでおおよその察しがついてしまう。宇佐美の妻は、古川の娘だが、それは再婚であり、以前別の女性と結婚していた。またしても、過去からの呼び声だ。その声はどんなに深く沼の底に沈めようとも悪夢のように何度でも浮かび上がってくる。彼らがその声を<春の歌>のように聴くことができるかが、最大のクライマックスになる。
そして、その解決が一幅の絵画であったことが強い印象を残す。そこに描かれているのは、アコーディンと石油ランプ。テーブルの上に置かれた、この二つは切っても切れないものだった。それが救済を招くのだった。<復讐>と<救済>、まるで韓流ドラマのような、おそろしくアナクロでありながら最深部に染みるドラマだ。
「まぼろしの虹」
矢谷佐紀と浩平は姉弟だが、佐紀の母と浩平の父は再婚だった。しかし20年近くもこの両親に育てられた2人は実の姉弟のように仲がいい。ところが、この両親に離婚の話が持ち上がる。原因は母の浮気。その相手は著名な山根俊三という男だった。その山根に篠田由梨恵という愛人が浮上する。彼女には、俊弘というヤクザの息子がいた。浩平が篠田の家を訪ねた夜は母子が共に過ごす最期の夜だった…。
う~ん、藤原らしい設定だ。タイトルは、<七月の光に一瞬きらめき>できた虹のことだ。それは幻かも知れないし、そうでないかもしれない。しかし、人は“まぼろし”の一瞬を手にして生きてゆくこともできるのだろう。
「水母」
雑誌掲載時のタイトルは「卒業」だったという。篇中にも、<自分を卒業しなさい>という言葉が何度か出てくる。声をかけたのは、沢木真弓。かけられたのは麻生和夫だ。彼らは10年以前に1年半近く同棲したことがあった。しかし、あることがきっかけで真弓は出ていった。その原因をめぐる、つまりは、またしても、過去からの声に左右される物語である。ヤクザは出てこない。しかし、主人公の麻生はやさぐれた男だ。真弓の現在の恋人である森川泰からも一旦愛想をつかされるほどには。そして、もちろん、麻生の遊びはギャンブルであり、酒癖はなおりっこない。卒業する気もない。それでも、彼はなみはずれた洞察力と行動力を発揮して危機を脱出する。それを<卒業>と呼ぶことに作者はためらいを感じたのだろうか。それよりも真弓のインスタレーション作品にひっかけたこちらのタイトルを選んだのかもしれない。
ダナエ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (角川文庫)より
4041134048
No.50
(5pt)

長篇小説のリズム感や諧謔やユーモアは抑え気味だが、実に濃厚な夜の味のする傑作短編集

当たり前のことだろうが、作家にとって長篇と短篇は別ものであるはずだ。表題作は乱歩賞作家のオムニバスに収められた作品で比較的長いものだが、やはり長篇とは異なる味をもっている。
ひとつは、犯罪らしい犯罪が起きないこと。鋭利な刃物が裂傷を与えたものは美術品であり、それは警察沙汰にされることもなかった。また、放火という事態も未然に終る。傷つく人たちは居るものの、それらは肉体的な切傷ではない。
また、ここにも過去に引きずられた人びとが出てくるが、彼らは立場の異なるところからやってきて、時間をかけてそれぞれの傷みと対話を繰り返し、痛み分けという結果を得ることになる。この各々がかかえた過去の傷が炸裂することなく、鎮魂のような最期を迎えることは、藤原の他の作品にはなかなか見いだせないと思う。
宇佐美真司、彼は気鋭の画家であるが、朔太郎の詩<我れは何物をも喪失せず/また一切を失ひ尽せり>を愛唱するような虚無を抱えている。そんな彼の描いた義父・古川宗三郎の肖像画が何者かによって<物理的化学的に徹底的に破壊され>る。その犯人捜しが推進力となっていくが、この辺りのプロセスは、お得意のブラフめいた罠もしかけられており、まさに乱歩賞作家の面目躍如といえるスリリングな展開。しかし、その犯人捜しもストーリーが8割方進んだところでおおよその察しがついてしまう。宇佐美の妻は、古川の娘だが、それは再婚であり、以前別の女性と結婚していた。またしても、過去からの呼び声だ。その声はどんなに深く沼の底に沈めようとも悪夢のように何度でも浮かび上がってくる。彼らがその声を<春の歌>のように聴くことができるかが、最大のクライマックスになる。
そして、その解決が一幅の絵画であったことが強い印象を残す。そこに描かれているのは、アコーディンと石油ランプ。テーブルの上に置かれた、この二つは切っても切れないものだった。それが救済を招くのだった。<復讐>と<救済>、まるで韓流ドラマのような、おそろしくアナクロでありながら最深部に染みるドラマだ。
「まぼろしの虹」
矢谷佐紀と浩平は姉弟だが、佐紀の母と浩平の父は再婚だった。しかし20年近くもこの両親に育てられた2人は実の姉弟のように仲がいい。ところが、この両親に離婚の話が持ち上がる。原因は母の浮気。その相手は著名な山根俊三という男だった。その山根に篠田由梨恵という愛人が浮上する。彼女には、俊弘というヤクザの息子がいた。浩平が篠田の家を訪ねた夜は母子が共に過ごす最期の夜だった…。
う~ん、藤原らしい設定だ。タイトルは、<七月の光に一瞬きらめき>できた虹のことだ。それは幻かも知れないし、そうでないかもしれない。しかし、人は“まぼろし”の一瞬を手にして生きてゆくこともできるのだろう。
「水母」
雑誌掲載時のタイトルは「卒業」だったという。篇中にも、<自分を卒業しなさい>という言葉が何度か出てくる。声をかけたのは、沢木真弓。かけられたのは麻生和夫だ。彼らは10年以前に1年半近く同棲したことがあった。しかし、あることがきっかけで真弓は出ていった。その原因をめぐる、つまりは、またしても、過去からの声に左右される物語である。ヤクザは出てこない。しかし、主人公の麻生はやさぐれた男だ。真弓の現在の恋人である森川泰からも一旦愛想をつかされるほどには。そして、もちろん、麻生の遊びはギャンブルであり、酒癖はなおりっこない。卒業する気もない。それでも、彼はなみはずれた洞察力と行動力を発揮して危機を脱出する。それを<卒業>と呼ぶことに作者はためらいを感じたのだろうか。それよりも真弓のインスタレーション作品にひっかけたこちらのタイトルを選んだのかもしれない。
ダナエ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (文春文庫)より
4167614057
No.49
(5pt)

長篇小説のリズム感や諧謔やユーモアは抑え気味だが、実に濃厚な夜の味のする傑作短編集

当たり前のことだろうが、作家にとって長篇と短篇は別ものであるはずだ。表題作は乱歩賞作家のオムニバスに収められた作品で比較的長いものだが、やはり長篇とは異なる味をもっている。
ひとつは、犯罪らしい犯罪が起きないこと。鋭利な刃物が裂傷を与えたものは美術品であり、それは警察沙汰にされることもなかった。また、放火という事態も未然に終る。傷つく人たちは居るものの、それらは肉体的な切傷ではない。
また、ここにも過去に引きずられた人びとが出てくるが、彼らは立場の異なるところからやってきて、時間をかけてそれぞれの傷みと対話を繰り返し、痛み分けという結果を得ることになる。この各々がかかえた過去の傷が炸裂することなく、鎮魂のような最期を迎えることは、藤原の他の作品にはなかなか見いだせないと思う。
宇佐美真司、彼は気鋭の画家であるが、朔太郎の詩<我れは何物をも喪失せず/また一切を失ひ尽せり>を愛唱するような虚無を抱えている。そんな彼の描いた義父・古川宗三郎の肖像画が何者かによって<物理的化学的に徹底的に破壊され>る。その犯人捜しが推進力となっていくが、この辺りのプロセスは、お得意のブラフめいた罠もしかけられており、まさに乱歩賞作家の面目躍如といえるスリリングな展開。しかし、その犯人捜しもストーリーが8割方進んだところでおおよその察しがついてしまう。宇佐美の妻は、古川の娘だが、それは再婚であり、以前別の女性と結婚していた。またしても、過去からの呼び声だ。その声はどんなに深く沼の底に沈めようとも悪夢のように何度でも浮かび上がってくる。彼らがその声を<春の歌>のように聴くことができるかが、最大のクライマックスになる。
そして、その解決が一幅の絵画であったことが強い印象を残す。そこに描かれているのは、アコーディンと石油ランプ。テーブルの上に置かれた、この二つは切っても切れないものだった。それが救済を招くのだった。<復讐>と<救済>、まるで韓流ドラマのような、おそろしくアナクロでありながら最深部に染みるドラマだ。
「まぼろしの虹」
矢谷佐紀と浩平は姉弟だが、佐紀の母と浩平の父は再婚だった。しかし20年近くもこの両親に育てられた2人は実の姉弟のように仲がいい。ところが、この両親に離婚の話が持ち上がる。原因は母の浮気。その相手は著名な山根俊三という男だった。その山根に篠田由梨恵という愛人が浮上する。彼女には、俊弘というヤクザの息子がいた。浩平が篠田の家を訪ねた夜は母子が共に過ごす最期の夜だった…。
う~ん、藤原らしい設定だ。タイトルは、<七月の光に一瞬きらめき>できた虹のことだ。それは幻かも知れないし、そうでないかもしれない。しかし、人は“まぼろし”の一瞬を手にして生きてゆくこともできるのだろう。
「水母」
雑誌掲載時のタイトルは「卒業」だったという。篇中にも、<自分を卒業しなさい>という言葉が何度か出てくる。声をかけたのは、沢木真弓。かけられたのは麻生和夫だ。彼らは10年以前に1年半近く同棲したことがあった。しかし、あることがきっかけで真弓は出ていった。その原因をめぐる、つまりは、またしても、過去からの声に左右される物語である。ヤクザは出てこない。しかし、主人公の麻生はやさぐれた男だ。真弓の現在の恋人である森川泰からも一旦愛想をつかされるほどには。そして、もちろん、麻生の遊びはギャンブルであり、酒癖はなおりっこない。卒業する気もない。それでも、彼はなみはずれた洞察力と行動力を発揮して危機を脱出する。それを<卒業>と呼ぶことに作者はためらいを感じたのだろうか。それよりも真弓のインスタレーション作品にひっかけたこちらのタイトルを選んだのかもしれない。
ダナエ Amazon書評・レビュー: ダナエより
4163255907
No.48
(4pt)

ハズレなし

藤原伊織氏の作品はハズレは無い。
ダナエ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (角川文庫)より
4041134048
No.47
(4pt)

ハズレなし

藤原伊織氏の作品はハズレは無い。
ダナエ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (文春文庫)より
4167614057
No.46
(4pt)

ハズレなし

藤原伊織氏の作品はハズレは無い。
ダナエ Amazon書評・レビュー: ダナエより
4163255907
No.45
(4pt)

もっと書き続けてほしかった

この作家の未読の作品はこれを含めてあと2作。 そのことがジーンと胸に来るほど「やはり藤原節」と思えるいい本でした。
ダナエ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (角川文庫)より
4041134048
No.44
(4pt)

もっと書き続けてほしかった

この作家の未読の作品はこれを含めてあと2作。 そのことがジーンと胸に来るほど「やはり藤原節」と思えるいい本でした。
ダナエ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (文春文庫)より
4167614057
No.43
(4pt)

もっと書き続けてほしかった

この作家の未読の作品はこれを含めてあと2作。 そのことがジーンと胸に来るほど「やはり藤原節」と思えるいい本でした。
ダナエ Amazon書評・レビュー: ダナエより
4163255907
No.42
(5pt)

2作目が印象に残る

長編では、頭が良すぎるのかマーケティング的な視点で売れる要素をたくみに詰め込んだ作品を多く残していますが、短編ではデビュー作の「ダックスフントのワープ」のような味わいの作品をいくつか残しているようです。
この短編集でも、表題作は長編作品に似たテイストのストーリーですが、2作目はかなりデビュー作に近いテイストに仕上がった作品といえるのではないでしょうか。
エンターテイメント度の高い、計算された長編も面白く読めますが、この短編集の2作目のような、どうという結論も出ない、でもなんだか読み終えた後のほうがそれ以前より、家族や社会との向き合い方が楽になったような気がする。あるいはどうという特徴も無いけど、なんだか時折思い出してしまうような作品が収録されたこの短編集も忘れがたいと思います。
ダナエ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (角川文庫)より
4041134048
No.41
(5pt)

2作目が印象に残る

長編では、頭が良すぎるのかマーケティング的な視点で売れる要素をたくみに詰め込んだ作品を多く残していますが、短編ではデビュー作の「ダックスフントのワープ」のような味わいの作品をいくつか残しているようです。
この短編集でも、表題作は長編作品に似たテイストのストーリーですが、2作目はかなりデビュー作に近いテイストに仕上がった作品といえるのではないでしょうか。
エンターテイメント度の高い、計算された長編も面白く読めますが、この短編集の2作目のような、どうという結論も出ない、でもなんだか読み終えた後のほうがそれ以前より、家族や社会との向き合い方が楽になったような気がする。あるいはどうという特徴も無いけど、なんだか時折思い出してしまうような作品が収録されたこの短編集も忘れがたいと思います。
ダナエ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (文春文庫)より
4167614057
No.40
(5pt)

2作目が印象に残る

長編では、頭が良すぎるのかマーケティング的な視点で売れる要素をたくみに詰め込んだ作品を多く残していますが、短編ではデビュー作の「ダックスフントのワープ」のような味わいの作品をいくつか残しているようです。
この短編集でも、表題作は長編作品に似たテイストのストーリーですが、2作目はかなりデビュー作に近いテイストに仕上がった作品といえるのではないでしょうか。
エンターテイメント度の高い、計算された長編も面白く読めますが、この短編集の2作目のような、どうという結論も出ない、でもなんだか読み終えた後のほうがそれ以前より、家族や社会との向き合い方が楽になったような気がする。あるいはどうという特徴も無いけど、なんだか時折思い出してしまうような作品が収録されたこの短編集も忘れがたいと思います。
ダナエ Amazon書評・レビュー: ダナエより
4163255907
No.39
(5pt)

いつもながら面白く読ませて貰った

当作家の本は殆ど読んでいて、この本を見つけてはすぐ購入。いつもながら面白く読ませて貰った。
(今後は読めないのが非常に残念である)。
ダナエ (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (角川文庫)より
4041134048
No.38
(5pt)

いつもながら面白く読ませて貰った

当作家の本は殆ど読んでいて、この本を見つけてはすぐ購入。いつもながら面白く読ませて貰った。
(今後は読めないのが非常に残念である)。
ダナエ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ダナエ (文春文庫)より
4167614057