カッコウの卵は誰のもの

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

カッコウの卵は誰のものの評価:

3.23/5点 レビュー 160件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全211件 161〜180 9/11ページ
No.51
(3pt)

映画になりそうだ

他の作品のような深さは残念ながら感じなかった。映画化しそうな内容だが。
もう少し共感できる感情の描写があると
よかったかも。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.50
(3pt)

映画になりそうだ

他の作品のような深さは残念ながら感じなかった。映画化しそうな内容だが。
もう少し共感できる感情の描写があると
よかったかも。
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.49
(3pt)

宣伝広告に?

宣伝広告では父と娘の絆だと何とか言っていたが、最終的に娘には係わり合いがない話で終わる。
 さすがに東野氏らしく、最初から予測をはずす展開であるが、今までの東野作品と比べると、ラストの出来が良いとはいえない。けれど読んで損はない。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.48
(3pt)

宣伝広告に?

 宣伝広告では父と娘の絆だと何とか言っていたが、最終的に娘には係わり合いがない話で終わる。
 さすがに東野氏らしく、最初から予測をはずす展開であるが、今までの東野作品と比べると、ラストの出来が良いとはいえない。けれど読んで損はない。
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.47
(3pt)

ちょっと手詰まり感

作者の作品は大好きで、一日で一気に読むのですが、
なぜか数日かかりました。大筋もどこかで読んだような・・・
そんな感覚でした。
次作に期待。皆が新作を求めているのだと思いますが
少し期間を空けても良いのではないかと思います。私が言うのもなんなんですが・・・
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.46
(3pt)

ちょっと手詰まり感

作者の作品は大好きで、一日で一気に読むのですが、
なぜか数日かかりました。大筋もどこかで読んだような・・・
そんな感覚でした。
次作に期待。皆が新作を求めているのだと思いますが
少し期間を空けても良いのではないかと思います。私が言うのもなんなんですが・・・
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.45
(4pt)

才能を活かそう

主人公は緋田。元社会人スキー選手だったが、大成功はせず、今は同じくスキー選手になった娘に期待している。その娘にはスキーの才能があった。しかし、同時に、彼には受け入れがたい秘密が…。
著者、久しぶりのスポーツミステリー。「鳥人計画」で東野さんのファンになった私としては、待ってましたと言いたいところである。読んだのは、ちょうどバンクーバー五輪の最中で、テレビ観戦した場面とリンクさせて読めた。スキー競技をメインにしているため、五輪の余韻が残っているうちに読んだほうが面白いだろう。
小説の中に、才能について語られる部分がある。才能を見いだされ、生活のためにスキーを始めた高校生が、自分のやりたいことができないと嘆くのだ。確かにそれは分かる。しかし、世の中、特別な才能など持っていない人のほうが多いのだ。才能があっても、それに気づかず一生を終えてしまう人もいる。そう考えれば、才能を生かして仕事ができることはとても幸せなことだということが分かる。天から与えられた素質を生かしてこそ、人生は輝くのではないか。
ストーリーの構成はしっかりしており、面白く読める。意外性もあり、著者のメッセージもしっかりと伝わってくる。ほとんどの作品を読んでいるが、本当に東野さんの作品には当たり外れが少ない。もちろん、この小説も「当たり」である。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.44
(4pt)

才能を活かそう

主人公は緋田。元社会人スキー選手だったが、大成功はせず、今は同じくスキー選手になった娘に期待している。その娘にはスキーの才能があった。しかし、同時に、彼には受け入れがたい秘密が…。
著者、久しぶりのスポーツミステリー。「鳥人計画」で東野さんのファンになった私としては、待ってましたと言いたいところである。読んだのは、ちょうどバンクーバー五輪の最中で、テレビ観戦した場面とリンクさせて読めた。スキー競技をメインにしているため、五輪の余韻が残っているうちに読んだほうが面白いだろう。
小説の中に、才能について語られる部分がある。才能を見いだされ、生活のためにスキーを始めた高校生が、自分のやりたいことができないと嘆くのだ。確かにそれは分かる。しかし、世の中、特別な才能など持っていない人のほうが多いのだ。才能があっても、それに気づかず一生を終えてしまう人もいる。そう考えれば、才能を生かして仕事ができることはとても幸せなことだということが分かる。天から与えられた素質を生かしてこそ、人生は輝くのではないか。
ストーリーの構成はしっかりしており、面白く読める。意外性もあり、著者のメッセージもしっかりと伝わってくる。ほとんどの作品を読んでいるが、本当に東野さんの作品には当たり外れが少ない。もちろん、この小説も「当たり」である。
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.43
(3pt)

目の付け所が上手過ぎる。

このハイペースぶりは凄いし、題材の選び方も天才的に上手いと思う。

出だし完璧。でも死人が出た時点から、
なんか無理やりミステリー風味を付けた感じもするし、
焦点がぶれてきた気もする。

サブキャラの男の子も、主人公とあまり絡まなかったし、どうも不完全燃焼。
結局、女の子の葛藤はあんまりなかったわけで、
そこに深みがなかった、要因があるのではと思う。

これって、スキーでなくても陸上でも野球でもよくて、
その中でスキーを選ぶとこが、東野さんらしくてよかったです。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.42
(3pt)

目の付け所が上手過ぎる。

このハイペースぶりは凄いし、題材の選び方も天才的に上手いと思う。
出だし完璧。でも死人が出た時点から、
なんか無理やりミステリー風味を付けた感じもするし、
焦点がぶれてきた気もする。
サブキャラの男の子も、主人公とあまり絡まなかったし、どうも不完全燃焼。
結局、女の子の葛藤はあんまりなかったわけで、
そこに深みがなかった、要因があるのではと思う。
これって、スキーでなくても陸上でも野球でもよくて、
その中でスキーを選ぶとこが、東野さんらしくてよかったです。
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.41
(5pt)

今だからこそ<親子の絆>を問い直す作風に新鮮味が?

  帯にあるように東野圭吾は「立ち止まらない」というのは紛れもない事実だ。実際、書店での彼の作品の扱い方は別格ともいえる待遇をうけている。それだけ幅広い読者層に浸透している証左であろう。むろん私もその一人だ。前作の『新参者』もテレビドラマ化されるようで、ガリレオの湯川学以前に東野作品でシリーズ化していた刑事・加賀恭一郎がついに実在の人物となる。湯川以上に加賀ファンである読者には興味津々といったところだろう。
  帯には「さらに先へ行く傑作」ともある。一読してその意味は正直なところよく分からなかった。勉強熱心でも知られる東野氏はスポーツやSF、脳科学など、ジャンルを問わず力作を刊行し続けている。今作のようないわゆる<家族>の絆を題材にした作品も多い。ただ今の時代だからこそ、当然視されるようなテーマでも彼の作風と文体、そのなかで語られる実直で温かみに溢れた人間ドラマは決して陳腐なものではなく、かえって新鮮味すら感じられるのではないか。愛すべき唯一の家族である娘から、「これからも人間としての指導はよろしくね」(343頁)と言われたときの父親の心中は、父親でなくとも容易に察しがつく。大切なことはお互いが今までも、そしてこれからも「信頼」し合って生きてゆく、その逞しくもかけがえのない関係性のなかにこそある。<人間>は奥深い存在なのである。
  なお本書には「○○子」をめぐる話が登場するが、そこには彼のこだわりというか、持ち味というか、<理系>出身の特徴が実にさりげなく演出されているようでなんとなく面白かった。事件なのか事故なのか、なかなか判別しないストーリーも最後まで読者をじらし、楽しませてくれる。表題の真意もラスト近辺で「丁寧に」解説してくれている。「傑作」なのかどうかは個々人が読んでみて、独自に判断するしかないだろう。ただ最初から本書に引き込む力はやはり素晴らしい。いずれにせよお薦めの一書だ。
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.40
(4pt)

スポーツは、やはり“純粋”であってほしいね。

遺伝子、
ウィンタースポーツ、
そして、事件。
東野圭吾お得意の分野が駆使された小説。

日本トップのスキーヤーだった父は、
妊娠中の妻を残し、
最後のシーズンに臨んでいた。
ほどなく娘が生まれ、
帰国後、引退。
しかし、妻は謎の自殺を遂げる。
そして、芽生える娘との血の疑問………。

そんなおり、事件が起こる。
娘を狙った何者かの犯罪なのか。
遺伝子による才能を持ったスポーツ選手の育成を研究により、
金の卵を発掘しようとしている大人たち。

家族の問題。
スポーツと企業、経済の問題。
そして、血の問題。
そこに流れるのは、
それぞれの事情でありながら、
真摯で、純粋な気持ちが流れる世界。
たとえ、どこかに邪な意識が存在しようと、
信じられるのは、“純な心”だなぁと。

で、最後には、一ひねりも二ひねりもあり、
そういうことか、と。
動機とか、少し弱い部分もあったけど、
最菅は東野圭吾、という作品となってました。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.39
(4pt)

スポーツは、やはり“純粋”であってほしいね。

遺伝子、
ウィンタースポーツ、
そして、事件。
東野圭吾お得意の分野が駆使された小説。
日本トップのスキーヤーだった父は、
妊娠中の妻を残し、
最後のシーズンに臨んでいた。
ほどなく娘が生まれ、
帰国後、引退。
しかし、妻は謎の自殺を遂げる。
そして、芽生える娘との血の疑問………。
そんなおり、事件が起こる。
娘を狙った何者かの犯罪なのか。
遺伝子による才能を持ったスポーツ選手の育成を研究により、
金の卵を発掘しようとしている大人たち。
家族の問題。
スポーツと企業、経済の問題。
そして、血の問題。
そこに流れるのは、
それぞれの事情でありながら、
真摯で、純粋な気持ちが流れる世界。
たとえ、どこかに邪な意識が存在しようと、
信じられるのは、“純な心”だなぁと。
で、最後には、一ひねりも二ひねりもあり、
そういうことか、と。
動機とか、少し弱い部分もあったけど、
最菅は東野圭吾、という作品となってました。
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.38
(4pt)

一気に読みました

最も好きな小説家なので、殆どの作品を読んでいます。

読みやすさが抜群で、すぐに引き込まれます。

今までの作品から、展開を予想しながら読みました。
いくつかは予想通りでしたが、結末は当てられませんでした。

作品全体としては、好きな方に入りますが、読後に、ある点に疑問が残るので、★4です。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.37
(4pt)

まあまあ面白かったです!

面白かったです!
先が気になり脳内映像と共に一気に読めました。

スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。

読み始めはスポーツエンタテイメント物かと思いきや、出生の秘密が徐々に暴かれて行くミステリーあり、事故か他殺か、そしてその犯人は?と言う推理小説の部分あり、又東野圭吾作品に欠かせない肉親の愛情物語ありの、盛りだくさんの内容になっています。

盛りだくさんの内容でありながら、過度な所もなくスッキリとした洗練された小説に仕上がっているのはやはり作者の力量だと思います。

ただ風美が実の両親の存在を知らずに一生を終えるのは、それはそれで複雑な想いもしましたが、その辺はタイトルで深く考える様になっているんでしょうね。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.36
(4pt)

一気に読みました

最も好きな小説家なので、殆どの作品を読んでいます。読みやすさが抜群で、すぐに引き込まれます。今までの作品から、展開を予想しながら読みました。いくつかは予想通りでしたが、結末は当てられませんでした。作品全体としては、好きな方に入りますが、読後に、ある点に疑問が残るので、★4です。
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.35
(4pt)

まあまあ面白かったです!

面白かったです!
先が気になり脳内映像と共に一気に読めました。
スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。では、風美の出生は? そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。複雑にもつれた殺意……。
読み始めはスポーツエンタテイメント物かと思いきや、出生の秘密が徐々に暴かれて行くミステリーあり、事故か他殺か、そしてその犯人は?と言う推理小説の部分あり、又東野圭吾作品に欠かせない肉親の愛情物語ありの、盛りだくさんの内容になっています。
盛りだくさんの内容でありながら、過度な所もなくスッキリとした洗練された小説に仕上がっているのはやはり作者の力量だと思います。
ただ風美が実の両親の存在を知らずに一生を終えるのは、それはそれで複雑な想いもしましたが、その辺はタイトルで深く考える様になっているんでしょうね。
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.34
(4pt)

作者3作目の長編スポーツ・ミステリは、深い感動はないが、そつなくまとめている

この「カッコウの卵は誰のもの」は、デビュー直後に立て続けに出版された「魔球」、「鳥人計画」に次ぐ、東野圭吾の3作目の長編スポーツ・ミステリになるのだが、特に、同じスキー競技を題材としている点や、スポーツ科学を作品の重要な要素に取り入れているという共通性から、否応なしに、「鳥人計画」を思い起こしてしまうところがある。 

その「鳥人計画」は、ラストのどんでん返しには、さすがと思わせるところはあったものの、スキーのジャンプという、必ずしも一般的ではないスポーツの専門的・科学的描写に深く入り込み過ぎてしまったところがあり、正直いって、東野作品としては珍しく、退屈を感じてしまうところがある作品だった。 

それと比べると、この作品は、専門的描写はほどほどに、ミステリと、東野圭吾お得意の人間描写に重点を置いているので、そうした退屈は全く感じさせない。そういった点では、むしろ、内容的には、「魔球」の方に近いといっていいだろう。 

その「魔球」は、私は初期の傑作だと思っており、単なるスポーツ・ミステリを超えたミステリであり、凄絶な人間ドラマでもあったと思っているのだが、それでは、すでにベテランの域に入った今の時期に書かれたこの作品が、それを上回るような感動を与えてくれるものであったのかどうかという点になると、いささか、首を傾げざるを得ないところがある。 

たしかに、この作品にも、人間ドラマはあるし、泣かせるポイントもある(もちろん、ミステリとして必須の、どんでん返しもある)。しかし、どこか、感動が軽いのだ。私には、どう書けば読者を感動させることができるのかといったツボを完全に掌中に収めてしまったエンターテイナーの域に達した東野圭吾が、予定どおり、しっかりまとめ上げてみせたという「そつのなさ」、「上手さ」は感じられるものの、「魔球」で感じたような深い感動までは感じることができなかったのだ。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297
No.33
(4pt)

作者3作目の長編スポーツ・ミステリは、深い感動はないが、そつなくまとめている

この「カッコウの卵は誰のもの」は、デビュー直後に立て続けに出版された「魔球」、「鳥人計画」に次ぐ、東野圭吾の3作目の長編スポーツ・ミステリになるのだが、特に、同じスキー競技を題材としている点や、スポーツ科学を作品の重要な要素に取り入れているという共通性から、否応なしに、「鳥人計画」を思い起こしてしまうところがある。 
その「鳥人計画」は、ラストのどんでん返しには、さすがと思わせるところはあったものの、スキーのジャンプという、必ずしも一般的ではないスポーツの専門的・科学的描写に深く入り込み過ぎてしまったところがあり、正直いって、東野作品としては珍しく、退屈を感じてしまうところがある作品だった。 
それと比べると、この作品は、専門的描写はほどほどに、ミステリと、東野圭吾お得意の人間描写に重点を置いているので、そうした退屈は全く感じさせない。そういった点では、むしろ、内容的には、「魔球」の方に近いといっていいだろう。 
その「魔球」は、私は初期の傑作だと思っており、単なるスポーツ・ミステリを超えたミステリであり、凄絶な人間ドラマでもあったと思っているのだが、それでは、すでにベテランの域に入った今の時期に書かれたこの作品が、それを上回るような感動を与えてくれるものであったのかどうかという点になると、いささか、首を傾げざるを得ないところがある。 
たしかに、この作品にも、人間ドラマはあるし、泣かせるポイントもある(もちろん、ミステリとして必須の、どんでん返しもある)。しかし、どこか、感動が軽いのだ。私には、どう書けば読者を感動させることができるのかといったツボを完全に掌中に収めてしまったエンターテイナーの域に達した東野圭吾が、予定どおり、しっかりまとめ上げてみせたという「そつのなさ」、「上手さ」は感じられるものの、「魔球」で感じたような深い感動までは感じることができなかったのだ。 
カッコウの卵は誰のもの Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のものより
4334926940
No.32
(1pt)

期待はずれ

東野圭吾の作品は初めて読みましたが、正直期待外れでした。

ストーリーは先が読めてしまったし、最後に明かされた犯人の犯行動機にもまったく説得力がありませんでした。
人物像があいまいな感じで、主人公である父親の妻や娘を思う心情にも、共感できるような気持ちは持てませんでした。
事件の解説を読んでいるようで味気なかったです。

タイトルの「カッコウの・・・」は、いかにも後から取って付けたようで合っていないと思います。
「カッコウの卵」をタイトルにつけるほど、深い作品ではないと思います。
「フェイク」のほうがふさわしいと感じました。
私は本屋でタイトルにつられて買ってしまったので、そういう意味では改題は成功しているのかもしれませんが。
カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫)より
4334765297