1Q84

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1Q84の評価:

3.66/5点 レビュー 983件。 D ランク

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平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

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全716件 381〜400 20/36ページ
No.336
(5pt)

こんなにも純粋に人を思うことができるのか・・・・現代人の失ったもの

いろいろ、賛否がかしましい。話題性のある作品であるからだろう。相変わらずの、レトリック、形容の仕方、言い回し、暗喩と比喩、メタファーでBOOK3はたいへんわかりやすい。
青豆が天吾を思う切ない気持ちが痛いほど伝わってくる。人は、幼少時代に愛情に接していないと、社会性を構築することができなくなるといわれている。愛されているという、至極当たり前に思えることにすら実感として経験できなかった二人の、切ない思い。青豆のその気持ちを思うだけで、涙が出そうになる。BOOK1、2と読み進んできた自分のなかに、青豆が住んでいるのだ。
これから読まれる方、すでに読了された方様々な期待と意見があろうが、人が人を思う気持ちという心のありようの根本に立ち返ったつもりで、この物語に接してもらえないだろうか。
この物語は、読者の心の鏡なのかも知れない。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.335
(5pt)

シンクロニシティ

三巻目で実感した。村上さんは、もしかしたら人の集合意識(シンクロニシティ)を表現したかったのではないかと…。登場人物それぞれの章は、本人たちの無意識を表現したもので、読み進めるにしたがって、共時的に表れ、絡みあっていく。私達の無意識が強い意図に変わった時、願いは叶うのかもしれない。また、自分が心にふたをした過去の思い出をいつも無意識に頭に浮かべ、自分をどこかで無意識に思い出してくれている人がいるかもしれない、と甘酸っぱい気持ちにさせてもらった。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.334
(5pt)

1984年についてもきっちりと語られる?

BOOK2完結の時点では、これ以上語らず読者に余韻を与えて終わる可能性を持たせていた。それでも良かったのだ、その時点では。結局上梓されたBOOK3ではもう徹底的に最後の最後まで描写しようという方向に振れた結果、極上のエンターテイメント性と爽快な読後感が獲得されているが、同時に十分に語られていない「残り」についてもきっちり描かなければならない責任が生じてしまった。そう、結末が語られずに退場してしまった登場人物はまだ残っている。ここまで描いてしまった以上、不在のまま本当の幕を下ろすわけにはいかなくなった。今回ばかりは。何よりも本来のバックグラウンドであった1984年そのものが行方不明になって久しいのだ。どうやらメタレベルで拡散していた主要な語り部達がそれぞれ意思を持ち、ここに集結しただけなのだ。何かが起こるのはこれからであり、当然結末はその先に無ければならない。BOOK1読了時点でもっとも知りたかったことは何一つ語られていないのだから。1Q84はエンターテイメントであるという宿命を背負ってしまった。もうとことんまでやるしかないのだ。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.333
(5pt)

久しぶりに別の世界へきたかのような感覚を味わえた

昨年、1と2を読み、今回3が出ると話題になっていたので
買ってみました。
2で一応、完結していたように感じたので
3の筋について、あまり、最初は
興味なかったのですが、
読むうちに、どんどん、引き込まれて
ざーっと、最後まで目を通してしまいました。
そして、もう一度、長ーい文章を
ゆっくり味わいたくなって、
いろいろな場面を、隅々まで目をとおしています。
村上春樹さんの小説を読むと、
まるで別の世界にトリップしたような気持ちになります。
日常につかれている自分にとっては、
それを忘れさせてくれる独特の世界観です。
まるで、こどものころ、初めてものすごい
できた漫画や、物語、映画をみたような、
そんな読みごたえを、
大人なって感情がやや磨滅した私に、くれます。
本当にうれしい小説です。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.332
(4pt)

結論は、BOOK4を読んでから…

どうにもこうにも、この作品の最終評価はやはり、予想される完結編(サブタイトルはやはり「1〜3月」になるのでしょうか?)のBOOK4 を読了しないと出せませんね。。結末にへの壮大な期待感の中で、このBOOK3は幕を閉じられています。オビとかにある出版社さんのキャッチコピーからしても、物語の継続を示唆していますしね…第四巻への向かっての、主人公ふたりの壮大な邂逅、がこの作品のメインテーマのようです。「ねじまき鳥」シリーズの時は、かなり間隔が空いたようですが、超個人的希望としては、今年中には読んでみたいです。。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.331
(4pt)

王殺しの後日譚と竜殺しと

 BOOK1,2はテーマこそ重厚であったものの物語としては未完成のまま終わった。その点が不満な方にはこのBOOK3は「『王殺し』の後日譚」としてかなりの満足感が得られるだろう。依然いくつかの謎は残るが今回はこれで終わるもよし、BOOK4を書くもよし、と思う。
 文章の完成度はさすがに村上春樹、その緻密さ、リズム感、表現力の豊かさには他の追随を許さない圧倒的なものがある。三人の視点・距離が徐々に縮まっていき最終地点に向かって収斂していく流れはスリリングで久々にサスペンス小説の趣さえ感じさせた。
 天吾の「深い孤独が昼を支配し、大きな猫たちが夜を支配する町。美しい河が流れ、古い橋がかかっている。でもそこは僕らの留まるべき場所じゃない。」という表現はどこか「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の静謐だった世界を連想させる。しかしあれが主人公の内的世界だったのに対してこの1Q84という世界は決してそうではない。オウム真理教事件等を通じて現実世界と向かい合い、「物語の力」により世界を良い方向に変えていこうとする村上春樹の新しい挑戦である、ととらえるべきなのだろう。
 一点だけ気になるのは「謎のエネーチケー集金人」がこの小説にとってどんな意味を持つのか分かりにくい点。「オッカムの剃刀」的に徹底的に余計な推測を排除して残った事実だけで説明しようとすれば「この男は死ぬまでNHK集金人であることをやめなかった」という単純な事実しか残らないが、敢えてこれに推論を付け足すとすれば「本当は実子ではない天吾と彼を産んだ母を意識下では憎んでいて、彼に関わる人物に嫌がらせを続けていた」と言うところか。ユング的に分析すればこの物語は「王殺し」と「竜殺し」が並存した物語かもしれない。それ故小説中でおよそ哲学とは縁の無い殺し屋のタマルにユングを語らせているのがとても印象に残った。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.330
(4pt)

ハードボイルド小説のような面白さ

『物語の中にいったん拳銃が登場したら、
それはどこかで発射されなくてはならない』ルールを
確信犯的に破ってしまった村上春樹の新たな章は、
Book2までの登場人物たちが
作者の手を離れて一人歩きし始め、
福助頭の牛河を狂言回しにして、
ある一点に向って交錯していくのですが、
村上春樹は結末を想定せずに、
登場人物たちと詰め将棋をしているような、
鬩ぎ合いを楽しんで書いている節があり、
その先の読めないスリリングな面白さは、
ハードボイルド小説を読いでいるようで、
最後まで飽きませんでした。
Book3は青豆と天吾の1Q84からの脱出物語で、
ふかえりとリトル・ピーブルがほとんど登場していないので、
多分1Q84のBook4<1月ー3月>は、
1Q84年の入り口が出来るまでの誕生秘話を、
ふかえりとリトル・ピーブルを中心にした物語として、
明らかにしていくのではないかと思いました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.329
(5pt)

おもしろい!

1990年からの20年という歳月は、なんだかあっという間に過ぎてしまい、
正確な時間の流れに身を置いていないような気が、常々していたのですが、
この本を読んで、ようやく20年という時間を、本来の長さで感じることができました。
おもしろかったです。こんなにおもしろい小説ってなかなかないと思います。
4巻が出たらとてもうれしい。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.328
(5pt)

BOOK4が楽しみ

 [BOOK4]はどうなるのかな。[BOOK1]が4月〜6月、[BOOK2]が7月〜9月、この[BOOK3]が10月〜12月ということだから、1Q84はまだ1年間、すべてが描かれてはいないんだな。1Q84は、特別な世界、年度末3月を加えて4月〜3月が1年なんだ。だから、[BOOK4]は1月〜3月ということになる。青豆さんと天吾君の冒険の旅はもうちょっと続くようだ。
「てんご」は、関西方面では「いたずらっ子」の意味に使われるが、天吾君は青豆をいじくったり、もっとおいたをするかも・・・・・。
それに小説「空気さなぎ」の読書会も見えてきたことだし・・・・・。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.327
(4pt)

無題

人にはそれぞれ歴史があり、宗教や血縁、自負、はたまた一瞬の『つながり』を糧に時に冷酷な日々を生きてる。みんな卵なのだ。アンダーグラウンドもあわせて読むといいと思う。『説明』が多く、読みやすいが、嫌な方は多いかもしれない。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.326
(4pt)

Book3は甚大な読者サービスかと

もともとは、Book1,2で終了だったのかなと思います。
あとは読者の想像にお任せ…というのが、
今までの村上春樹的エンディングだったように思います。
(唯一それに反するのが「ダンス・ダンス・ダンス」ですが)
Book3は伏線の回収とともに、
牛河と言うとても便利なキャラが活躍するおかげで
Book1,Book2の複雑なプロットを紐解き、
種明かしまでしてくれていると感じました。
読解力のない読者のための、
作者によるプロット説明のような。
親切だなあと思う反面、
ここまでしてもらっては申し訳ないような気もしました。
それでも、後半ではすでにプロットはわかっていながらも、
であっていくプロセスと脱出のプロセスは
緊張感と疾走感があって、引き込まれました。
いうなれば、
エヴァンゲリオンの映画版みたいなもので、
蛇足かもしれないけれど、
そのおかげですっきりとした気持ちで眠ることができる、
という作品でした。
Book1、2で必要なことはすべて書かれていたのだなと
改めて思いました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.325
(4pt)

あっさり読めた

これといって衝撃も感動もなかった。しかし、600ページをあっさり読めたという現実は何より面白かったことを証明している。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.324
(4pt)

読者を巻き込みながら突き放す多重メタ

そうきたか!とうとう牛河まで春樹ワールドに取り込んで31章構成、変奏曲30プラス1で1Q84をとうとう脱出しましたか。BOOK3はストーリーを楽しむというより、1,2での謎や伏線をどう回収していくのか、読者が自分の予想との差分を確認しながら読みすすめるという、奇妙な読書体験をもたらしてくれました。あえて術中にはまれば見事な小説と言うしかないのですが…個人的にはそうあってほしくなかった、という終わり方(終わっていれば)になってしまったのは残念です。青豆が自ら選び取ったハッピーエンドのように思えるラストも、本当に損なわれてしまったものは何なのか、と思うと、哀しくてなりません。
ふたつの月となって俯瞰するしかない読者である私は、ただ無力感に苛まれるだけ。カルトの現場を目撃しつつ何もできなかった私たち自身です。現実とは、世界とはそういうものなのだ、という認識を、神の視点で物語を構築する作者から突きつけられる。
純愛ものの口当たりのよい読後感にだまされてはいけません。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.323
(5pt)

すでに続編4がアップされています!

下記のサイトの『デジタル書籍カテゴリ』で1Q84 BOOK 3の続編がもしあったら
というていでなんちゃって1Q84 BOOK 4がアップされていました。
何年か前に同人誌の漫画家が『ドラえもんの最終回』を刊行して話題になったのに
似てますね。私もまだ読み始めたばかりですがなかなか引き込まれる感じでよくで
きてますよ。これも中国人の作ったものだったりして(笑)
しかしこのタイミングで3の中身もわかった上での続編を書けるということは3を
かなり早い段階で読み終えていたということですよね・・・ 2を読み終えた時点
で単に続編として書き始めたとしたら十分考えられますが。3の続編にちゃんとなって
るのがすごいな〜 よかったらみなさんもどうぞ。タイミングによっては販売が
すでに終了されている可能性もありますのであしからず。
http://www.dl-market.com/default.php/cPath/26http://www.dl-market.com/default.php/manufacturers_id/1950
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.322
(5pt)

今読み終わったところです。

一言、面白かった。
自分には、表現力も小説の背景を感じ取ってあれこれ論ずる能力もないので、
むずかしい事は言えない。
でも、どんどんページをすすみたくなる、本当に物語を読んで楽しかった、面白かった。
村上春樹さんありがとうございました。
海辺のカフカを読んで春樹さんワールドに惹きこまれ、羊をめぐる冒険、世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド、
ねじまき鳥クロニクル、ノルウェイの森...みんな夢中で読む時間をもらった。
読んで退屈な本も多い中、表現の力、簡潔でありながら奥の深い言葉、ストーリーに漂う切なさ、哀しみ、再生力などなど
たくさんちりばめられていて、やっぱり小説は読んで退屈しない、それがまず大事と単純な私は思う。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.321
(5pt)

長年の恋を実らせるスケールの大きな恋愛小説。

天吾と青豆という男女が長年の恋を実らせるスケールの大きな恋愛小説。
タイトル通りの感想でした。
これまでのお話でつむいできた糸を、手繰り寄せて絡み合って
無駄と思われた部分まで無駄なく使った感じがしました。
宗教がメインなのか?と思わせつつ、はっきりいえば
そういうところはあくまでも端役で、エッセンスやスパイスなのでは
ないのかと感じました。
話を深く広くしたくなるような事柄(さきがけのことやリトルピープルのことなど
非日常的事柄)まで1組の男女の恋愛物語のエッセンスやスパイスに使えるところが
村上春樹さんの凄いところなんでしょうね。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.320
(5pt)

どこまで待たせるか(もたせるか)、作者の力勝ち

この作品を読みながら実感したのは、村上春樹氏の作家としての力量です。
何しろ最初の200ページほど物語は全然進展しない。複数の主人公のうち2人は相手が現れるのを「待つ」だけ。もう1人はいろいろ歩き回って調査するけれど、既にBook1,2で語られている事柄が別の視点から語られるだけ。Book1は天才少女作家の作品の謎、Book2は暗殺のスリルという物語的なエンジンがあったのに、Book3はストーリーが先へ進まず、新事実も明らかにされず、いわば何も起こらない(ように見える)状態が延々と続くのに、飽きさせず、退屈させず、登場人物に対する読者の感情を操作しながら、ぐいぐいと読者を引っ張っていく。筆力の勝利ですね。筆力と言うよりキーボード力かな。
「待つ」というのは村上作品では重要なテーマですが、これまでは「なんとなく待つ」とか「次の展開を(作者が)思いつくまで(登場人物はパスタを煮ながら)待つ」というのが多かったのに、ここでは登場人物が目的を持って待っている。待つだけじゃ駄目なこともある。いろんな待ち方を描く作者の意図性が感じられます。
その背景で少しずつ積み重ねられた要素が中盤から加速し交錯する物語を支えていく。視点を変えて時系列を乱しサスペンスを生む手法そのものは当たり前だけれど、感覚的な時空の操作(もしくは翻弄)が多かった村上作品の中では珍しく緻密な計算が感じられます。
「感性」と「計算」と「意図」が共存しているこの作品は、村上春樹氏の作家としての円熟ぶりと新しい展開を見せているのかな。1Q84はもうこれで完結にして、次の作品が楽しみです。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.319
(5pt)

出口が塞がれてしまう前に

手に入れたものの対価を支払わなくちゃいけない。
君が生きている限り。
世界はバランスするんだ。
信仰の深さと不寛容さは常に表裏の関係にある。
もし、そこに何かが実際に存在していれば、
理屈が通っていてもいなくても、
論理が通用しなくても、
ただ現実として受け入れるしかない。
なぜなら、
原則や論理があって現実が生まれるのではなく、
あとから、
それに合わせて原則や論理が生まれるのだから。
だから、
現実を歪めることなく、
真正面から、
受け入れる。
そこが、スタート地点。
 
そして、
なぜこんなことが生まれるかは、
追求すべき問題じゃない。
この状況にどうやって対応するかが問題なんだ。
死のないところに再生はない。
死はどこまでも孤独なんだ。恐ろしいくらいに。
しかしながら、人は生きながら死に迫ることがある。
それができたなら。
振り出しに戻るんだ。
失うものはない、命以外は。
そして、人は自分のためには再生できない。
他の誰かのためにしかできないんだ。
好き嫌いじゃない。
一番上手にできることを、
見つける。
続ける。
それは、とても幸せな生き方かもしれない。
急ぐんだ。
出口が塞がれてしまう前に。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.318
(4pt)

希望のあるところには、必ず試練がある

20歳前半から、村上さんの作品を読んでいます。
私は、無宗教です。ただし、宗教に無関心ということではありません。
無関心でいることはできないとも思っています。だとすれば、どこから、だれから、
宗教に関しての[立ち位置]を考えるサジェッションをもとめるか?ということで
好きな作家さん、つまり、村上さんから宗教に関しての考えを得ようと思っています。
他には、坂東真佐子さん。
さて、book3ですが、私のとっては、安心して読めました。
村上さんは、「兵庫・淡路大震災」と「オウムの起こした事件」を経過した時点から、
表現は、変わったと思います。
それが端的に出たのは、蜂蜜パイ:短編集「神の子どもたちはみな踊る」であると思っています。
この短編集の唯一の書き下ろしの最後の村上さんは、主人公の作家(淳平)を通して、こう言っています。
・・・・これまでとは違う小説を書こう。夜が明けてあたりが明るくなり、その光の中で愛する人々を
しっかり抱きしめることを、だれかが夢見て待ちわびているような、そんな小説を。・・・・
1Q84全体は、この短編が出発であると思いたいと、考えています。
「希望のあるところには、必ず試練がある。」これは、book3の初めのほうに出てくるフレーズです。
無宗教である、私に、深く届きました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257
No.317
(4pt)

永遠の読書

いつもながら一度読み始めたら何もかも中断して、
最後まで一気に読み進めてしまいました。
ただ女性読者の私にとっては、
文学作品とはいえども登場人物の女性の描かれ方に
何かしら違和感を覚えることがあります。
それはそれでとても興味深く貴重な読書体験なのですが。
それにしても本当に『村上春樹中毒』とは言い得て妙で、
実に不気味な中毒性があります。
このままBOOK4、5、6と延々と続いて欲しい気がしました。
1Q84 BOOK 3 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 3より
4103534257