背徳のメス

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評判

背徳のメスの評価:

4.09/5点 レビュー 11件。 D ランク

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平均点4.09pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 21〜40 2/3ページ
No.31
(5pt)

素晴らしい

ある医師を通じて、病院、医療、医師の世界、一方で、場末の人間の底辺を見事に描いている。黒岩重吾のファンになる一冊である。
背徳のメス (1975年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1975年) (講談社文庫)より
B000J91E3Y
No.30
(5pt)

素晴らしい

ある医師を通じて、病院、医療、医師の世界、一方で、場末の人間の底辺を見事に描いている。黒岩重吾のファンになる一冊である。
背徳のメス (1972年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1972年) (新潮文庫)より
B000J91FME
No.29
(5pt)

素晴らしい

ある医師を通じて、病院、医療、医師の世界、一方で、場末の人間の底辺を見事に描いている。黒岩重吾のファンになる一冊である。
背徳のメス (1971年) (サンケイノベルス) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1971年) (サンケイノベルス)より
B000J91FFG
No.28
(5pt)

素晴らしい

ある医師を通じて、病院、医療、医師の世界、一方で、場末の人間の底辺を見事に描いている。黒岩重吾のファンになる一冊である。
背徳のメス (角川文庫―リバイバルコレクションエンタテインメントベスト20) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (角川文庫―リバイバルコレクションエンタテインメントベスト20)より
404126801X
No.27
(5pt)

素晴らしい

ある医師を通じて、病院、医療、医師の世界、一方で、場末の人間の底辺を見事に描いている。黒岩重吾のファンになる一冊である。
背徳のメス (中公文庫 A 40-3) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (中公文庫 A 40-3)より
4122005752
No.26
(4pt)

愛の執着

女性関係で放蕩な生活をつづける産婦人科医師 植秀人は、上司の医療ミスを告発しているさなか、命の危険にさらされる。犯人は、そしてその動機とは ・・・

やくざや売春婦が患者の大半をしめる総合病院。患者、医師らの姿が、重苦しくはあるがいきいきと描かれている。犯人探しそのものよりも、彼らそれぞれの過去や憎悪が明らかにされていく過程が面白かった。ラストで、植がたとりつく人間の愛の執着は、全編をとおしての人々の行動によって、なまなましい説得力をもってくる。このリアルさは、作者の波乱の多い人生が、文脈に反映されているからなのだろう。

特に期待していたわけではなかったので、予想外に面白かった。
背徳のメス (1978年) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1978年) (中公文庫)より
B000J8LQT2
No.25
(4pt)

愛の執着

女性関係で放蕩な生活をつづける産婦人科医師 植秀人は、上司の医療ミスを告発しているさなか、命の危険にさらされる。犯人は、そしてその動機とは ・・・

やくざや売春婦が患者の大半をしめる総合病院。患者、医師らの姿が、重苦しくはあるがいきいきと描かれている。犯人探しそのものよりも、彼らそれぞれの過去や憎悪が明らかにされていく過程が面白かった。ラストで、植がたとりつく人間の愛の執着は、全編をとおしての人々の行動によって、なまなましい説得力をもってくる。このリアルさは、作者の波乱の多い人生が、文脈に反映されているからなのだろう。

特に期待していたわけではなかったので、予想外に面白かった。
背徳のメス (1975年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1975年) (講談社文庫)より
B000J91E3Y
No.24
(4pt)

愛の執着

女性関係で放蕩な生活をつづける産婦人科医師 植秀人は、上司の医療ミスを告発しているさなか、命の危険にさらされる。犯人は、そしてその動機とは ・・・

やくざや売春婦が患者の大半をしめる総合病院。患者、医師らの姿が、重苦しくはあるがいきいきと描かれている。犯人探しそのものよりも、彼らそれぞれの過去や憎悪が明らかにされていく過程が面白かった。ラストで、植がたとりつく人間の愛の執着は、全編をとおしての人々の行動によって、なまなましい説得力をもってくる。このリアルさは、作者の波乱の多い人生が、文脈に反映されているからなのだろう。

特に期待していたわけではなかったので、予想外に面白かった。
背徳のメス (1972年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1972年) (新潮文庫)より
B000J91FME
No.23
(4pt)

愛の執着

女性関係で放蕩な生活をつづける産婦人科医師 植秀人は、上司の医療ミスを告発しているさなか、命の危険にさらされる。犯人は、そしてその動機とは ・・・

やくざや売春婦が患者の大半をしめる総合病院。患者、医師らの姿が、重苦しくはあるがいきいきと描かれている。犯人探しそのものよりも、彼らそれぞれの過去や憎悪が明らかにされていく過程が面白かった。ラストで、植がたとりつく人間の愛の執着は、全編をとおしての人々の行動によって、なまなましい説得力をもってくる。このリアルさは、作者の波乱の多い人生が、文脈に反映されているからなのだろう。

特に期待していたわけではなかったので、予想外に面白かった。
背徳のメス (1971年) (サンケイノベルス) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1971年) (サンケイノベルス)より
B000J91FFG
No.22
(4pt)

愛の執着

女性関係で放蕩な生活をつづける産婦人科医師 植秀人は、上司の医療ミスを告発しているさなか、命の危険にさらされる。犯人は、そしてその動機とは ・・・

やくざや売春婦が患者の大半をしめる総合病院。患者、医師らの姿が、重苦しくはあるがいきいきと描かれている。犯人探しそのものよりも、彼らそれぞれの過去や憎悪が明らかにされていく過程が面白かった。ラストで、植がたとりつく人間の愛の執着は、全編をとおしての人々の行動によって、なまなましい説得力をもってくる。このリアルさは、作者の波乱の多い人生が、文脈に反映されているからなのだろう。

特に期待していたわけではなかったので、予想外に面白かった。
背徳のメス (角川文庫―リバイバルコレクションエンタテインメントベスト20) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (角川文庫―リバイバルコレクションエンタテインメントベスト20)より
404126801X
No.21
(4pt)

愛の執着

女性関係で放蕩な生活をつづける産婦人科医師 植秀人は、上司の医療ミスを告発しているさなか、命の危険にさらされる。犯人は、そしてその動機とは ・・・

やくざや売春婦が患者の大半をしめる総合病院。患者、医師らの姿が、重苦しくはあるがいきいきと描かれている。犯人探しそのものよりも、彼らそれぞれの過去や憎悪が明らかにされていく過程が面白かった。ラストで、植がたとりつく人間の愛の執着は、全編をとおしての人々の行動によって、なまなましい説得力をもってくる。このリアルさは、作者の波乱の多い人生が、文脈に反映されているからなのだろう。

特に期待していたわけではなかったので、予想外に面白かった。
背徳のメス (中公文庫 A 40-3) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (中公文庫 A 40-3)より
4122005752
No.20
(4pt)

女癖は悪いが卑怯なことがきらいなプレイボーイ医師が殺されかける。貧乏売春婦だらけの鬱な病院世界を描く直木賞作品

満州戦争後の話を筆者が昭和30年代に著した作品が、最近復刻版として再販されることになった。直木賞作品の名に劣らぬ名作ですので安心して読んでください。

主人公の医師、植は場末のしがない産婦人科に勤める医師で看護婦にかたっぱしから手をつけるプレイボーイ。将来のキャリアは無いに等しく院内からも軽蔑されはすれ尊敬はされていない。その男が、ある日、権威主義の科長の医療ミスを発見し病院側の懐柔策にも屈せないでいるとある時殺されかけることに。そこから彼は自分を殺そうとした犯人を見つけようとする。

解説で評論家の末國善己が面白いことを書いていた。作品の時代状況(1960年代と末國は言っているが、実際はもっと前)が現代とよく似ていると。自分は黒岩 重吾の社会派小説、特に大阪が舞台になっているのが好き(西成天王山ホテル等)でなんとなく共感できるのも今の時代と似ているからかも。この作品が再版されたのも、ちょっとまえに蟹工船がはやったのも今の時代の未来に希望を持てない鬱とした空気がそうさせるのかも知れない。
背徳のメス (1978年) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1978年) (中公文庫)より
B000J8LQT2
No.19
(4pt)

女癖は悪いが卑怯なことがきらいなプレイボーイ医師が殺されかける。貧乏売春婦だらけの鬱な病院世界を描く直木賞作品

満州戦争後の話を筆者が昭和30年代に著した作品が、最近復刻版として再販されることになった。直木賞作品の名に劣らぬ名作ですので安心して読んでください。

主人公の医師、植は場末のしがない産婦人科に勤める医師で看護婦にかたっぱしから手をつけるプレイボーイ。将来のキャリアは無いに等しく院内からも軽蔑されはすれ尊敬はされていない。その男が、ある日、権威主義の科長の医療ミスを発見し病院側の懐柔策にも屈せないでいるとある時殺されかけることに。そこから彼は自分を殺そうとした犯人を見つけようとする。

解説で評論家の末國善己が面白いことを書いていた。作品の時代状況(1960年代と末國は言っているが、実際はもっと前)が現代とよく似ていると。自分は黒岩 重吾の社会派小説、特に大阪が舞台になっているのが好き(西成天王山ホテル等)でなんとなく共感できるのも今の時代と似ているからかも。この作品が再版されたのも、ちょっとまえに蟹工船がはやったのも今の時代の未来に希望を持てない鬱とした空気がそうさせるのかも知れない。
背徳のメス (1975年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1975年) (講談社文庫)より
B000J91E3Y
No.18
(4pt)

女癖は悪いが卑怯なことがきらいなプレイボーイ医師が殺されかける。貧乏売春婦だらけの鬱な病院世界を描く直木賞作品

満州戦争後の話を筆者が昭和30年代に著した作品が、最近復刻版として再販されることになった。直木賞作品の名に劣らぬ名作ですので安心して読んでください。

主人公の医師、植は場末のしがない産婦人科に勤める医師で看護婦にかたっぱしから手をつけるプレイボーイ。将来のキャリアは無いに等しく院内からも軽蔑されはすれ尊敬はされていない。その男が、ある日、権威主義の科長の医療ミスを発見し病院側の懐柔策にも屈せないでいるとある時殺されかけることに。そこから彼は自分を殺そうとした犯人を見つけようとする。

解説で評論家の末國善己が面白いことを書いていた。作品の時代状況(1960年代と末國は言っているが、実際はもっと前)が現代とよく似ていると。自分は黒岩 重吾の社会派小説、特に大阪が舞台になっているのが好き(西成天王山ホテル等)でなんとなく共感できるのも今の時代と似ているからかも。この作品が再版されたのも、ちょっとまえに蟹工船がはやったのも今の時代の未来に希望を持てない鬱とした空気がそうさせるのかも知れない。
背徳のメス (1972年) (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1972年) (新潮文庫)より
B000J91FME
No.17
(4pt)

女癖は悪いが卑怯なことがきらいなプレイボーイ医師が殺されかける。貧乏売春婦だらけの鬱な病院世界を描く直木賞作品

満州戦争後の話を筆者が昭和30年代に著した作品が、最近復刻版として再販されることになった。直木賞作品の名に劣らぬ名作ですので安心して読んでください。

主人公の医師、植は場末のしがない産婦人科に勤める医師で看護婦にかたっぱしから手をつけるプレイボーイ。将来のキャリアは無いに等しく院内からも軽蔑されはすれ尊敬はされていない。その男が、ある日、権威主義の科長の医療ミスを発見し病院側の懐柔策にも屈せないでいるとある時殺されかけることに。そこから彼は自分を殺そうとした犯人を見つけようとする。

解説で評論家の末國善己が面白いことを書いていた。作品の時代状況(1960年代と末國は言っているが、実際はもっと前)が現代とよく似ていると。自分は黒岩 重吾の社会派小説、特に大阪が舞台になっているのが好き(西成天王山ホテル等)でなんとなく共感できるのも今の時代と似ているからかも。この作品が再版されたのも、ちょっとまえに蟹工船がはやったのも今の時代の未来に希望を持てない鬱とした空気がそうさせるのかも知れない。
背徳のメス (1971年) (サンケイノベルス) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1971年) (サンケイノベルス)より
B000J91FFG
No.16
(4pt)

女癖は悪いが卑怯なことがきらいなプレイボーイ医師が殺されかける。貧乏売春婦だらけの鬱な病院世界を描く直木賞作品

満州戦争後の話を筆者が昭和30年代に著した作品が、最近復刻版として再販されることになった。直木賞作品の名に劣らぬ名作ですので安心して読んでください。

主人公の医師、植は場末のしがない産婦人科に勤める医師で看護婦にかたっぱしから手をつけるプレイボーイ。将来のキャリアは無いに等しく院内からも軽蔑されはすれ尊敬はされていない。その男が、ある日、権威主義の科長の医療ミスを発見し病院側の懐柔策にも屈せないでいるとある時殺されかけることに。そこから彼は自分を殺そうとした犯人を見つけようとする。

解説で評論家の末國善己が面白いことを書いていた。作品の時代状況(1960年代と末國は言っているが、実際はもっと前)が現代とよく似ていると。自分は黒岩 重吾の社会派小説、特に大阪が舞台になっているのが好き(西成天王山ホテル等)でなんとなく共感できるのも今の時代と似ているからかも。この作品が再版されたのも、ちょっとまえに蟹工船がはやったのも今の時代の未来に希望を持てない鬱とした空気がそうさせるのかも知れない。
背徳のメス (角川文庫―リバイバルコレクションエンタテインメントベスト20) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (角川文庫―リバイバルコレクションエンタテインメントベスト20)より
404126801X
No.15
(4pt)

女癖は悪いが卑怯なことがきらいなプレイボーイ医師が殺されかける。貧乏売春婦だらけの鬱な病院世界を描く直木賞作品

満州戦争後の話を筆者が昭和30年代に著した作品が、最近復刻版として再販されることになった。直木賞作品の名に劣らぬ名作ですので安心して読んでください。

主人公の医師、植は場末のしがない産婦人科に勤める医師で看護婦にかたっぱしから手をつけるプレイボーイ。将来のキャリアは無いに等しく院内からも軽蔑されはすれ尊敬はされていない。その男が、ある日、権威主義の科長の医療ミスを発見し病院側の懐柔策にも屈せないでいるとある時殺されかけることに。そこから彼は自分を殺そうとした犯人を見つけようとする。

解説で評論家の末國善己が面白いことを書いていた。作品の時代状況(1960年代と末國は言っているが、実際はもっと前)が現代とよく似ていると。自分は黒岩 重吾の社会派小説、特に大阪が舞台になっているのが好き(西成天王山ホテル等)でなんとなく共感できるのも今の時代と似ているからかも。この作品が再版されたのも、ちょっとまえに蟹工船がはやったのも今の時代の未来に希望を持てない鬱とした空気がそうさせるのかも知れない。
背徳のメス (中公文庫 A 40-3) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (中公文庫 A 40-3)より
4122005752
No.14
(4pt)

女癖は悪いが卑怯なことがきらいなプレイボーイ医師が殺されかける。貧乏売春婦だらけの鬱

満州戦争後の話を筆者が昭和30年代に著した作品が、最近復刻版として再販されることになった。直木賞作品の名に劣らぬ名作ですので安心して読んでください。

主人公の医師、植は場末のしがない産婦人科に勤める医師で看護婦にかたっぱしから手をつけるプレイボーイ。将来のキャリアは無いに等しく院内からも軽蔑されはすれ尊敬はされていない。その男が、ある日、権威主義の科長の医療ミスを発見し病院側の懐柔策にも屈せないでいるとある時殺されかけることに。そこから彼は自分を殺そうとした犯人を見つけようとする。

解説で評論家の末國善己が面白いことを書いていた。作品の時代状況(1960年代と末國は言っているが、実際はもっと前)が現代とよく似ていると。自分は黒岩 重吾の社会派小説、特に大阪が舞台になっているのが好き(西成天王山ホテル等)でなんとなく共感できるのも今の時代と似ているからかも。この作品が再版されたのも、ちょっとまえに蟹工船がはやったのも今の時代の未来に希望を持てない鬱とした空気がそうさせるのかも知れない。
背徳のメス (中公文庫 A 40-3) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (中公文庫 A 40-3)より
4122005752
No.13
(4pt)

女癖は悪いが卑怯なことがきらいなプレイボーイ医師が殺されかける。貧乏売春婦だらけの鬱

満州戦争後の話を筆者が昭和30年代に著した作品が、最近復刻版として再販されることになった。直木賞作品の名に劣らぬ名作ですので安心して読んでください。

主人公の医師、植は場末のしがない産婦人科に勤める医師で看護婦にかたっぱしから手をつけるプレイボーイ。将来のキャリアは無いに等しく院内からも軽蔑されはすれ尊敬はされていない。その男が、ある日、権威主義の科長の医療ミスを発見し病院側の懐柔策にも屈せないでいるとある時殺されかけることに。そこから彼は自分を殺そうとした犯人を見つけようとする。

解説で評論家の末國善己が面白いことを書いていた。作品の時代状況(1960年代と末國は言っているが、実際はもっと前)が現代とよく似ていると。自分は黒岩 重吾の社会派小説、特に大阪が舞台になっているのが好き(西成天王山ホテル等)でなんとなく共感できるのも今の時代と似ているからかも。この作品が再版されたのも、ちょっとまえに蟹工船がはやったのも今の時代の未来に希望を持てない鬱とした空気がそうさせるのかも知れない。
背徳のメス (角川文庫―リバイバルコレクションエンタテインメントベスト20) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (角川文庫―リバイバルコレクションエンタテインメントベスト20)より
404126801X
No.12
(4pt)

人間の愛の執着

女性関係で放蕩な生活をつづける産婦人科医師 植秀人は、上司の医療ミスを告発しているさなか、命の危険にさらされる。犯人は、そしてその動機とは ・・・

やくざや売春婦が患者の大半をしめる総合病院。患者、医師らの姿が、重苦しくはあるがいきいきと描かれている。犯人探しそのものよりも、彼らそれぞれの過去や憎悪が明らかにされていく過程が面白かった。ラストで、植がたとりつく人間の愛の執着は、全編をとおしての人々の行動によって、なまなましい説得力をもってくる。このリアルさは、作者の波乱の多い人生が、文脈に反映されているからなのだろう。

特に期待していたわけではなかったので、予想外に面白かった。
背徳のメス (1978年) (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 背徳のメス (1978年) (中公文庫)より
B000J8LQT2