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チッチと子
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チッチと子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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毎日新聞の日曜版に連載されてたと思います 久しぶりに読んだのですが、読後感がよくて読んで良かったと思いました 結末まで知っていながら、最後の数ページ勝手に涙が出て自分でもびっくりしました よく出来過ぎかも知れませんが、これ以外の結末は考えられないと思いました 作家の方々の大変さや色んなこと少し知る事が出来て、余計に半年に一度の賞が一段と興味がわきました これからもたくさんの面白い本に出会いたいです | ||||
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IWGPシリーズが石田衣良さんの作品で一番好きという方が読むと退屈かもしれません。本作は事件ものではないので。 日常系が好きな方なら愉しめる物語だと思います。現代の子育てあるあるもあったりして。取材されたんでしょうか、それとも担当編集者の話?はたまたご自身の実体験?いずれにしても、本当とウソの配合が本作も見事だと感じました。 | ||||
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著者のさわやかで滑らかな文体は、本当に心地よい。 モテまくる耕平は羨ましい限りだが、当の本人はきっとそれほど有難みを感じられないのでしょう。 その淡泊さがどこかユーモラスに感じられ、ストーリー全体の深刻さを吹き飛ばしているのかもしれない。 耕平が住む神楽坂の描写に心を奪われた。神楽坂にもっと詳しくなりたいと思った。 ただし、妻の死の真相については、いささか踏み込みが甘いと言わざるを得ない。 精神を病んでいる患者に限らず、人間は、首尾一貫した行動は取らない(取れない)ものだ。 特に不安定な状況を抱えている場合だと尚更だ。 妻が残したビデオでは、一応、「「自ら死を選んだ訳ではない」ということが分かった」ことになっているが、 私ならそんなに単純に考えないであろう。 しかし、その深刻さも、作風でうまく吹き飛ばしているようだ。 まー、これでいいのだ(笑)。 | ||||
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主人公か、地道な作家。 そして、この作品そのものが、計算しつくして完成された作品だと思いました。 泣きました。 地道な作家が、自分に自信をもてないけど、 周りのみんなは、ちゃんと、その良さに気付いて、応援してくれている。 女性たち、息子、そして、亡くなった妻にまでも… うらやましいと思いました。 | ||||
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特に作家志望の読者には出版業界の現状や 売れない作家・売れた作家の実態が非常に 興味深く描かれています。 また親子の愛も現実的な目線で描かれてお り、泣きたくなるようなシーンもありまし た。 さらに仕事に対する気持ちの持ち方につい ても非常に参考となるシーンがあります。 作家だからこそ描けるイシダワールドの 一つを楽しんで下さい。 | ||||
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しみじみとした親子関係、妻を喪った一人の男性の心理や日常生活が綴られていて、じんわりと作品の世界に浸りました。 | ||||
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出版業界について興味のある方が読むと面白いかもしれません。 作家の日常生活や出版社との関係などが描かれています。 本書の主人公は作家。 ストーリーの大枠は、10年間売れない作家が直本賞をとるというお話。 著者本人とどこかダブるエピソードも。 いつもながら、圧倒的な筆力で物語に惹きこまれ、不意にくる一文でグッときてしまいます。 | ||||
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手軽に持ち運べる電子書籍も魅力的だと思ったけど、やっぱりフと目に入る本棚に並べたい。 この本は手元にずっと置いておきます。 | ||||
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途中、話がうまくできすぎているとか、子供が都合よすぎるとか、時々批判する気持ちも芽生えるのですが、それでも読み進め最後は夢中で一気に読みました。 作家の気持ちとか賞のこととか、読書を愛する人には興味深い内容もありました。 あと、主人公がとにかく善人であること。 これがうれしかったです。 現実から本の世界にに入り、読後に「また明日から私もがんばろう」と思わせてくれる良書でした。 | ||||
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作中に出てくる架空の作家が誰なのか想像して笑えてしまった。 内容的にはいつもの石田節。 じめりとすることなく、日常を描いていきます。 肩の凝らない作品で、おすすめです。 | ||||
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作中に出てくる架空の作家が誰なのか想像して笑えてしまった。 内容的にはいつもの石田節。 じめりとすることなく、日常を描いていきます。 肩の凝らない作品で、おすすめです。 | ||||
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わりと面白く読めました。 私小説ぶぶん入ってるのかな、という気もわりとあります。石田衣良の実家庭もお子さんがチッチと呼んでたような……。 頭のいい子なのか生意気なのかカケルの台詞が小学生に見えなかったりもしましたが、ひとり息子が軽やかなキャラに仕上がってましたね。 その分、お父さんの青田耕平がふらふらとしょぼく見えがちに。 妻であり母である久栄の「不思議な」エピソードは、小説全体から浮いていたように思いました。必要があったのかなと。回想シーンにもう少しページをさいていたら違う印象になったと思います。 図書館で借りて読んだので、装丁の面白さを味わえてないのでちょっと残念。 本屋さんで確かめてきます。 | ||||
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利発で大人びたこどもに励まされながら、不安定な職種に揺れ動く心とプライドをもって小説家としての仕事をする父親、謎の妻の死、小説家である主人公をとりまく女性たち(ここは、もうちょっと親展させてほしかったです)小説家の世界もかいまみれて興味深かったですし、彼をとりまく悪意のない善良な人々もみな魅力的でよかったです。不思議に思ったのが、自分のこども(小学生高学年)と仲の良い女の子のあるシーンを見て、主人公である小説家が、微笑ましく感じている描写でした。 気になったのが、小説の冒頭で、「この小説にモデルはなく、たとえあったとしても偶然です」のような文章が書いてあったのですが、世の中、せせっこましくなって、ネットでも人のアラ探しばかりしているような印象を受けるサイトもありますが、本当の楽しさは、実践して初めてわかるものなのです。つまり小説にケチをつけるのなら、自分で書いてみるとその苦楽がよくわかります。きっと石田衣良さんは、そういうめんどくさい詮索をさけるためにこの一文を書いたのだと思います。 わたしは石田さんの小説を読むのは初めてなのですが、深夜TVで放送されていたドラマ「アキハバラ@DEEP」は、オタクたちが集まって事件を解決していくという面白くもせつなさもあって、関心を持たれた方は、レンタルでご覧になることをお勧めします。「チッチと子」とは全然違うテイストですが、良かったです。※映画にもなりましたが、「ドラマ」の方が何倍も面白かったです。メジャーになる前の生田斗真や、小阪由佳がイメージと違った、最強の女のコとサブキャラで登場しているのも魅力的でした。 | ||||
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利発で大人びたこどもに励まされながら、不安定な職種に揺れ動く心とプライドをもって小説家としての仕事をする父親、謎の妻の死、小説家である主人公をとりまく女性たち(ここは、もうちょっと親展させてほしかったです)小説家の世界もかいまみれて興味深かったですし、彼をとりまく悪意のない善良な人々もみな魅力的でよかったです。不思議に思ったのが、自分のこども(小学生高学年)と仲の良い女の子のあるシーンを見て、主人公である小説家が、微笑ましく感じている描写でした。 気になったのが、小説の冒頭で、「この小説にモデルはなく、たとえあったとしても偶然です」のような文章が書いてあったのですが、世の中、せせっこましくなって、ネットでも人のアラ探しばかりしているような印象を受けるサイトもありますが、本当の楽しさは、実践して初めてわかるものなのです。つまり小説にケチをつけるのなら、自分で書いてみるとその苦楽がよくわかります。きっと石田衣良さんは、そういうめんどくさい詮索をさけるためにこの一文を書いたのだと思います。 ところで、間違っていたらすみませんなのですが、石田さんって、80年代に若いコのサブカルチャー雑誌だった「宝島」でイラストを描いていた方じゃないですか?この「宝島」からは後年、世の中に名前がでる人が多かったです。 わたしは石田さんの小説を読むのは初めてなのですが、深夜TVで放送されていたドラマ「アキハバラ@DEEP」は、オタクたちが集まって事件を解決していくという面白くもせつなさもあって、関心を持たれた方は、レンタルでご覧になることをお勧めします。「チッチと子」とは全然違うテイストですが、良かったです。※映画にもなりましたが、「ドラマ」の方が何倍も面白かったです。メジャーになる前の生田斗真や、小阪由佳がイメージと違った、最強の女のコとサブキャラで登場しているのも魅力的でした。 | ||||
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自然に引き込まれるように読み進んだ。 読み進みながら映画のように情景が想像でき 途中いくつか胸にこみ上げる箇所があり 素直に感情移入できました。 夫婦愛、親子愛が自然にかつ深い愛情が表現されているように感じます。 再読したい良い本です。 | ||||
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自然に引き込まれるように読み進んだ。 読み進みながら映画のように情景が想像でき 途中いくつか胸にこみ上げる箇所があり 素直に感情移入できました。 夫婦愛、親子愛が自然にかつ深い愛情が表現されているように感じます。 再読したい良い本です。 | ||||
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売れない作家の将来への不安、一人息子と暮らす男やもめの気持ち、妻を亡くした男の静かな悲しみ。 これらの要素がテンポよく描かれ、いつしかすっかり感情移入していました。 また家族や友人、編集者といった主人公を見守る人々のあたたかさも感じ、最後には思わず涙してしまいました。 出版不況、インターネット最盛といわれる今ですが、 「小説は人の心を動かす力を持ったすばらしいものである」ということを思い出させてもらえた一冊でした。 | ||||
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石田衣良さんには珍しい、家族の物語!ホロリときます。 何とか、年2冊の本を書いて、食べていける、作家の父親と 小学生の息子の父子家庭の物語。でも、ノスタルジックにも 暗くもならない、のが都会的な石田衣良さんの作品の 魅力。なんかカッコエーだよなー。 40歳でこんなお父さんになりたいなっと思います。 息子小1、娘小6の父親としては。 直木賞の裏側が少し覗けて面白いです。 | ||||
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石田衣良さんには珍しい、家族の物語!ホロリときます。 何とか、年2冊の本を書いて、食べていける、作家の父親と 小学生の息子の父子家庭の物語。でも、ノスタルジックにも 暗くもならない、のが都会的な石田衣良さんの作品の 魅力。なんかカッコエーだよなー。 40歳でこんなお父さんになりたいなっと思います。 息子小1、娘小6の父親としては。 直木賞の裏側が少し覗けて面白いです。 | ||||
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売れない作家の将来への不安、一人息子と暮らす男やもめの気持ち、妻を亡くした男の静かな悲しみ。 これらの要素がテンポよく描かれ、いつしかすっかり感情移入していました。 また家族や友人、編集者といった主人公を見守る人々のあたたかさも感じ、最後には思わず涙してしまいました。 出版不況、インターネット最盛といわれる今ですが、 「小説は人の心を動かす力を持ったすばらしいものである」ということを思い出させてもらえた一冊でした。 | ||||
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