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夜の桃



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜の桃
夜の桃 (新潮文庫)

夜の桃の評価: 2.68/5点 レビュー 63件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全59件 21~40 2/3ページ
No.39:
(4pt)

こんなエロティックな中年男性もいるでしょうね

この作家の特徴って、女性の感情、こころの動きを言葉で表現する巧みさに
あると感じていましたが、本作品はそれは感じられませんでしたね。
登場する女性に共感できる女性は少ないでしょう。
男性ならではの目線が中心に書かれていたと思います。

電車の中で読むには、恥ずかしいくらいの描写でしたね。
この話、何が言いたいんだろうと途中で思ってしまいましたが・・・
でも実際にあり得るというか、こういう生活を送っている人は
このご時世でもいるだろうと親近感が湧いてきます。想像容易い。
それは、この作者の文章のうまさ、固有名詞の使い方、社会的設定など
様々な背景によるものだと思いますね。

ラストの持って行き方が、人生の説教くささ皆無で逆に良かった。
人は簡単には変われないってとこが、現実味があったので、ラストは
読んでで納得でした。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.38:
(3pt)

生きることに官能は不可欠、それだけのことかと

この話を単なる官能小説だと言っている人がいるけれど、自分はそうは思いません。 そういう描写が、心理的にも情景的にも生々しいので、表面上そう見えて感じてしまうだけのことでは。 女の強かさも悲しみも、また性の悦びも、また男の愚かさも愛しさも、そして男女関係のどうしようもなさも、よく伝わる内容だったと個人的には思っています。 話の展開の持って行き方も面白く、内容が違っても流石やっぱり石田衣良だと感心しました。 ただ残念なのは、石田衣良らしい「読めば景色が動く」ような描写がほとんどなかったこと。地球の自転まで感じさせるような、悠久な、繊細な場面がありませんでした。 読後感もイマイチ。 実際に浮気や不倫などを経験した人や現在進行形の人には、もしかしたらとても感情移入できる作品なのかもしれません。 それがいいか悪いかは別として。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.37:
(3pt)

生きることに官能は不可欠、それだけのことかと

この話を単なる官能小説だと言っている人がいるけれど、自分はそうは思いません。 そういう描写が、心理的にも情景的にも生々しいので、表面上そう見えて感じてしまうだけのことでは。 女の強かさも悲しみも、また性の悦びも、また男の愚かさも愛しさも、そして男女関係のどうしようもなさも、よく伝わる内容だったと個人的には思っています。 話の展開の持って行き方も面白く、内容が違っても流石やっぱり石田衣良だと感心しました。 ただ残念なのは、石田衣良らしい「読めば景色が動く」ような描写がほとんどなかったこと。地球の自転まで感じさせるような、悠久な、繊細な場面がありませんでした。 読後感もイマイチ。 実際に浮気や不倫などを経験した人や現在進行形の人には、もしかしたらとても感情移入できる作品なのかもしれません。 それがいいか悪いかは別として。
夜の桃Amazon書評・レビュー:夜の桃より
4104595039
No.36:
(5pt)

わかる人にはわかる

わかる人にはわかる

って事だと思います。

経験値に比例して面白い作品。

この年になると
カリスマ作家の作品でも性描写を読んでて、『わかってないなぁ』とガッカリする事が多々あるけれど

石田衣良さんは、男をあげたと言えるでしょう。

素晴らしい。女をよくわかっていらっしゃる。

だから星5つです。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.35:
(4pt)

身体的な人間関係の神秘を表すひとつの世界観

男女関係において
精神的なつながりが大切か、
肉体的なつながりが大切か、

そういった二次元的なレベルを超えた、男女の身体的むすびつきの神秘にのみフォーカスした作品だと思う。
ストーリーやプロットは極めて単純であり、読み応えという点では物足りないのは当然。

要旨は単純。動物的であるとか、性欲であるというレベルを越えている
愛でもなければ、欲でもない。幸か不幸か、
恐れすら抱かせる性的肉体関係の深い世界に迷い込んでしまったひとりの男の物語。

文体的に女性的な感性を、男性的な表現で書いているので、
読者には「一般論から捉えられる男性的性欲」の先入観があるため、
この「次元を越えた神秘」の妙がなかなか分かりにくいかもしれない。

文章表現も男性目線なので、それが男性上位であるという性差を感じさせてしまう原因になっているが、
読み込めば、登場人物の男も女も同じ世界にハマル共犯者であり、被害者。
または、快楽を享受する二つの命。
どちらが上でも下でもない世界観を描こうとしているだろう。

この世界観の特異な点は、3人の女性を相手にする男は、
3人をひとくくりに「女の身体」という感覚を有しており
「個々としてある女達」と「女性としての相対的な女」の認識とが混ざり合った
独特の性感覚にある。
ラストのくだり、すべてを失ったはずの男は、街角で新しい女と出会う。
このことにもそれが如実に表現されているだろう。
女も男も星の数ほどいる。そこの個体は消滅してしまう不思議と神秘。
世界には結局、男と女がいるにすぎない。
そして、男は最後まで女の何をも知ることが出来ず、しかし女という生き物のすべてを
知ってしまった、ということになるだろうか。

男も女も結びつくことによってどちらが不幸にして、どちらが不幸になるのかわからない、
その問い自体にすら疑問を抱かせる。永遠に繰り返されるループは無間地獄。
男と女の動物的な性欲を越えた、精神的な欲と究極の真理についての問いを投げかけてくる作品だった。

残念な点は、性描写が極めて陳腐であることと、男性の性に対する感覚が幼稚に思われてならないところ。
男のロマンと自己満足に偏りすぎているバランスの悪さはどうしようもない駄作であると
言わざるを得ないかも。
作品の世界観を高めるためには、女性的視点からの興奮材料を取り入れたら全然違っていたはず。
神秘的な性の深淵を描きたいなら、もう少し精神性の高い文体で描かれるべきだった。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.34:
(4pt)

身体的な人間関係の神秘を表すひとつの世界観

精神的なつながりが大切か、
肉体的なつながりが大切か、

そういった二次元的なレベルを超えた、男女の身体的むすびつきの神秘にのみフォーカスした作品だと思う。
動物的であるとか、性欲であるというレベルを越えている
愛でもなければ、欲でもない。幸か不幸か、
恐れすら抱かせる性的肉体関係の深い世界に迷い込んでしまったひとりの男の物語。

文体的に女性的な感性を、男性的な表現で書いているので、
読者には「一般論から捉えられる男性的性欲」の先入観があるため、
この「次元を越えた神秘」の妙がなかなか分かりにくいかもしれない。

文章表現も男性目線なので、それが男性上位であるという性差を感じさせてしまう原因になっているが、
読み込めば、登場人物の男も女も同じ世界にハマル共犯者であり、被害者。
または、快楽を享受する二つの命。
どちらが上でも下でもない世界観を描こうとしているだろう。

この世界観の特異な点は、3人の女性を相手にする男は、
3人をひとくくりに「女の身体」という感覚を有しており
「個々としてある女達」と「女性としての相対的な女」の認識とが混ざり合った
独特の性感覚にある。
ラストのくだり、すべてを失ったはずの男は、街角で新しい女と出会う。
このことにもそれが如実に表現されているだろう。
女も男も星の数ほどいる。そこの個体は消滅してしまう不思議と神秘。
結局のところ、男は女の何をも知ることが出来ず、男は女という生き物のすべてを
知ってしまった。

男も女も結びつくことによってどちらが不幸にして、どちらが不幸になるのかわからない、
その問い自体にすら疑問を抱かせる。
男と女の動物的な性欲を越えた、精神的な欲と究極の真理についての問いを投げかけてくる作品。


残念な点は、性描写が極めて陳腐であることと
男のロマンに偏りすぎて少し気持ちが悪いところ。
精神的な性描写を描くなら、もう少し精神性の高い文体で描かれるべきだった。



















夜の桃Amazon書評・レビュー:夜の桃より
4104595039
No.33:
(1pt)

こんな女がいるかー!

と叫びたくなるくらい非現実的な男にとっての(都合の)良い女ばかり(面倒事が起きると自分から去っていく女達)。かなりがっかりしました。お勧めしません。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.32:
(5pt)

共感できる男性は少ないだろうね。

単なるエロ小説を期待してる人は、読んでも何も得られないし感じないと思います。

遊びの領域を越え、複数の女性と愛を持って接することが日常的にあり、
女性の秘めたる欲求が開放された時の光景を知っている。
恋愛とは別次元での愛のあるセックスを知っていて
そしてその他では得られない温もりと寂しさ、
ドラッグのような快楽とリスクのバランスを知っている

そんな生き方をしている人にとっては
すごく響くものがあるんじゃないでしょうか。

僕にとっては
自分の女性に対する考え方…
こういうことだったのかもしれない!
と、初めて自分の持つ女性観を具現化してくれた作品であります。

この話が「希薄」だと言っている方は、
人生におけるセックスライフが少し「希薄」なんじゃないかな。
日本人のほとんどはそういう男性なんだろうけど。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.31:
(1pt)

こんな女がいるかー!

と叫びたくなるくらい非現実的な男にとっての(都合の)良い女ばかり(面倒事が起きると自分から去っていく女達)。かなりがっかりしました。お勧めしません。
夜の桃Amazon書評・レビュー:夜の桃より
4104595039
No.30:
(2pt)

成功者目線で…

登場人物が絵に描いたような成功者。男のエゴがにじみ出ていて、あまり共感できませんでした。筆力で最後まで読ませますが、エンディング部分のチープさがさらにガッカリです…
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.29:
(2pt)

成功者目線で…

登場人物が絵に描いたような成功者。男のエゴがにじみ出ていて、あまり共感できませんでした。筆力で最後まで読ませますが、エンディング部分のチープさがさらにガッカリです…
夜の桃Amazon書評・レビュー:夜の桃より
4104595039
No.28:
(1pt)

ん……期待はずれ

石田衣良さんの本は好きだけど、この作品は私好みではありませんでした。

希薄な感じ……期待はずれで、残念です。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.27:
(1pt)

ん……期待はずれ

石田衣良さんの本は好きだけど、この作品は私好みではありませんでした。

希薄な感じ……期待はずれで、残念です。
夜の桃Amazon書評・レビュー:夜の桃より
4104595039
No.26:
(1pt)

内容が薄い

ジャケットが綺麗で、平積みされてたので暇つぶしに買いました。
内容は全くと言っていいほどなかったです。

帯には「禁断の恋愛」みたいに書いてあった気がしますが、どのへんが禁断なのでしょうか??
良くわからなかったです。
女が頭悪そうに書かれててやっぱり男性作家だなという気がしました。

性的な描写にしても、美しさもなければ危険さもなく、色気もなく、ただ即物的に描写されてるだけで
「なんか汚いな」という印象でした。同じような描写が何度も繰り返され、もういいよってなります。
禁断の愛なら、三島由紀夫の「春の雪」のほうがよっぽど官能的だなと思ったり。
ただ、すらっと読めるのでまさに暇つぶしにはいいのかなと思ったりしました。

あと、白石一文氏の「一瞬の光」に書き方といい、ストーリーといい、登場人物といい設定といい
ものすごく似てると感じました。偶然でしょうか。

一瞬の光 (角川文庫)
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.25:
(1pt)

内容が薄い


ジャケットが綺麗で、平積みされてたので暇つぶしに買いました。
内容は全くと言っていいほどなかったです。


帯には「禁断の恋愛」みたいに書いてあった気がしますが、どのへんが禁断なのでしょうか??
良くわからなかったです。
女が頭悪そうに書かれててやっぱり男性作家だなという気がしました。

性的な描写にしても、美しさもなければ危険さもなく、色気もなく、ただ即物的に描写されてるだけで
「なんか汚いな」という印象でした。同じような描写が何度も繰り返され、もういいよってなります。
禁断の愛なら、三島由紀夫の「春の雪」のほうがよっぽど官能的だなと思ったり。
ただ、すらっと読めるのでまさに暇つぶしにはいいのかなと思ったりしました。


あと、白石一文氏の「一瞬の光」に書き方といい、ストーリーといい、登場人物といい設定といい
ものすごく似てると感じました。偶然でしょうか。


一瞬の光 (角川文庫)

夜の桃Amazon書評・レビュー:夜の桃より
4104595039
No.24:
(5pt)

衣良さんのはほとんど読む

新潮で連載してた作品ですよね。おじさん向けにおじさんが喜ぶ内容にしなさいとw出版社担当から指示があったんでしょうねw主人公は衣良さん自身なんでしょうかw子供の気持ちからこういうジャンルまで何でも書きますよね。いつものおしゃれな衣良さんの文体がないのでいまいちだったな。エロ書かせても、いつもはイケてるんだけどw主人公に子供がいない所が非現実に逃げてる感じでりアリティがなかったな。子供がいるとエロ書く時面倒だもんね。あっ逃げてる。と思ったw
夜の桃Amazon書評・レビュー:夜の桃より
4104595039
No.23:
(1pt)

同感です

せっかく官能小説を読んだのに何の興奮もありません。
もしかしたら、自分の性欲が減退してしまったのかと不安になりましたが、
他の人のコメントをみて少しほっとしました。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.22:
(1pt)

悲しいです・・・

石田衣良ファンの方には申し訳ないですが、お薦めしません(自分もファンですが、読み進める事が苦痛でした)。
別の方も書いてましたが、内容が陳腐で、何ともいえません。
古本屋にあってもお薦めしません。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.21:
(1pt)

つまらない

普通の小説とするならなんの中身もなく、
ポルノ小説だとしたらセックス描写が月並みで陳腐。
タイプの違う3人の女という設定なのかもしませんが、
3人とも頭の足りないセックス依存症の女にしか描けていません。
最後まで読むのが苦痛でしたが、文字量が少ないので、
挫折する間もなく読了。
著者の名前がなければ書店に平積みなんて考えられない作品です。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545
No.20:
(1pt)

くだらない…

石田衣良。はじめて読みました。

時間を返せ!と思うほど陳腐な内容でした。

途中までは、「きっとそろそろ面白くなるのだろう。ガマンガマン…。」と思っていましたが、最後の最後までくだらなかったです。

読み終わってこんなに腹立たしくなる本は初めてです。

評判の作家さんだっただけに、残念です…。
夜の桃 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜の桃 (新潮文庫)より
4101250545

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