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夜の桃
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夜の桃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 1~20 1/3ページ
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読んでる途中から、何だかイヤな感情が湧いて出てくるのがわかっていた。主人公の雅人に全く感情移入できない。男に都合のいい物語の展開に、半分しらけたまま読み進めていた。出てくるのは、SEX、SEX、SEX。男目線から書いた都合のいい官能小説?。女性には絶対に支持されないだろうという作品だ。 確かに、私自身40代で不倫をし、それなりの修羅場を潜ってきたのだが、それでもあまりに単純すぎる展開に、唖然としてしまうほかなかった。 読み終えた後何も残らない、ただそれだけの作品だった。 | ||||
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最初から最後まで、ほぼ、アダルト作品です。 セックスの描写がこまごまと続きます。 結末を考えると、そのような描写が必要だったと思います。 しかし、それでいいのか、という疑問が残りました。 | ||||
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妻、愛人二人とセックスを愉しむ、男には夢のような物語。長く連れ添った妻とエッチできるだけでも特殊なのに、加えて30代の成熟した愛人と、20代の瑞々しいだけれども体の相性が抜群にいい愛人もいる。仕事でも成功しているので、こんな生活できたら楽しいだろうなーと思いながら読んでいた。ただ、セックスの描写が多いだけで、最後に3人の女性に去られてしまうものの、愛人が発覚した時の男と女の修羅場といったドロドロした昼ドラみたいな展開は期待しないほうがいい。あっさりと流している。もう少し女性の未練とか(妻がきっぱりと離婚をあそこまで割り切れるものなのかな?)を描いてたらこの小説にもう少し奥行きができたのじゃないかな。また20代の女性とのセックスが至高のものだとするのなら、なぜ同時に他の二人ともセックスができるのかなと違和感を感じた。 | ||||
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面白かったけれど、ちょっと表現が私にはピンとこなかったです。 | ||||
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石田衣良の本を初めて読む。 ふーむ。エロ小説だった。 イートアピーチ という 飲み屋を 四人で経営しながら それぞれが 仕事を持っている。 ネット広告会社経営、外資のトレーダー、歯医者、文房具屋。 主人公は 広告会社の 奥山雅人。 40歳半ばで 仕事が順調で、結婚して 14年。 子供はなく、奥さん/比沙子は フラワーアレンジメントの教室を開いている。 全くの生活感のない夫婦。 愛人 麻衣佳は 広告代理店のディレクター しりあって 4年で 麻衣佳は、バツイチ。 できた愛人である。 そこに登場する 25歳の 千映。 ウエブデザイナーで、雅人の会社に入ってきた。 まだ正社員契約をしているわけでない。 千映が 雅人に ちょっかいを出し、 泥沼に 陥っていくと言う話。 安定した桃 成熟した桃 新鮮な桃。 それを、かわるがわるに食べながら 幸福だなぁ と 悦に入る 45歳は、 急速に 桃が 変質して 一人になってしまうと言う セックス遊民 の物語。 | ||||
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綺麗な状態で送っていただき、満足しています。 今後ともよろしくお願い致します。 | ||||
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品物はきれいで、迅速に送付されてきたので、満足しています この調子で今後とも対応されるよう期待しております。 | ||||
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官能小説って事なら良いですけど(それ「だけ」を目当てにする人には多分、物足りないとは思いますが)、なんというか男の願望というか妄想というか…全開w 「公然」の愛人がいるって時点で、それを妻に隠しおおせてると思ってるとは何ともおめでたい男だな〜、と。隠せてるんじゃなくて「大目にみて貰ってる」が正解だと。 で、全員「してして」タイプとはw そんでもって、「初めての男に殉じて」くれると頭っから疑いもしないのがまたおめでたい。 何の感慨もありませんでした。 | ||||
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主人公はIT企業で成功したおさめている40代の社長。 美しい奥さんとHな愛人そして若い女性社員と、三人の女性を手玉にとって人生を謳歌している。 主人公が私に年齢が近いせいか、女性に対する考えや接し方について共感が持てた。 ただ、内容としては終盤の盛り上がりに欠ける感は否めず、中盤までの面白い大人の恋のストーリーが活きてこない。 全体として終盤の盛り上がりの無さで作品全体が台無しになってしまった感がある。 | ||||
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著者が自分の意思で描いたのであれば、気の迷いとしか思えない。 かつて北野武が「皆が撮ってるからって、おかしくなって自分も撮ってしまったような映画がある」と発言していたが、そんな印象だった。 村上春樹がバカ売れしている。世間ってこういうの好きなんだろ? そんな勘違いをしたのではないかと、うがった見方をしてしまう。 公募の新人賞応募作であれば、「また、陳腐なハルキチルドレンか」と鼻で嘲笑われ、「なにが書きたいのかわからない。あと、長い」と一蹴されていることだろう。 | ||||
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新聞の広告で気になっての購入、拝読となりました。 詳しくはかけませんが、最後がなんだか個人的に腑に落ちない印象を 受けたのでー1という感じです。フィクションとしては楽しめると思います。 | ||||
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旅行先でとりあえず何か読むものを、と思い手に取った作品。 この本の何に惹かれたかと言えば、官能という文字。 一体どのように官能が描写されているのか、 あらすじよりもその一言で自分の中の妄想に火がつき、この本を取ったと言わざるをえない。 それをふまえてこの本を読んだが、正直どっちつかずのイメージを得るしかなかった。 官能小説としては描写はそれほど性的ではない。 言うなら行為を高見から眺めているようなもので、 自分の直接的な性への高まりには欠けた。 性への高まりを心理的なものか、また身体的なものか、 どちらかで成せるものと仮定するのであれば この作品には心理的なものにしては個々の心理状況が欠けている。 また、身体的なものにしては描写が欠けている。 なのでどっちつかずとしか言えないものである。 しかし、これはあくまで性的欲求を満たすという点でこの本を見たのであって、 純粋にこの作品を見てみた感想を述べると結局女性と男性の違いを書いたものであるといえるかもしれない。 女性はおそらく周囲を見ることが出来るのだろう。 だからこそ、周囲の目が気になり、その先の将来も気になる。 そして、今への欲求を満たすだけでは生きれなくなる。 一方の男性は、今だけの欲求に溺れることが出来るのだろう。 中年期を第二のバブルと捉えた彼らはそれに対して溺れる道を進んでいる。 第一のバブルで社会がどうなったかは言うまでもない。 けれども、それに対して何も対策を行うこともなく、快楽に溺れることを進み、 結果そのバブルは弾けた。 快楽に溺れていた彼らは沈む。 一方の女性は立ち直り、自分の道を進んだ。 性に溺れるという一点では共通しているのに、 男女のこの差は人間らしく面白いと思う。 ただいかんせん、この本の焦点が官能に走りがちで、 男女のその差がクローズアップされていない気がする。 官能に走るにしてはどっちつかず、 男女の差に焦点を置くにしては官能に焦点がいっている。 結果この本自体がどっちつかずなものになっている気がする。 その中で三点をつけたのは、 どっちつかずにしてもどっちつかずだと言える様な 官能面でも男女の差についても書かれている気がしたため、 三点をつけさせて頂きました。 | ||||
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仕事も私生活も成功し、美しい妻と豊かな生活―。 何不自由なき生活を送る主人公と、その主人公を取り巻く女性とが織りなす色恋沙汰を描いた作品と言ってしまえばそれまでであり、他の読者レビューにも見られるように、ともすれば男の欲望をそのままぶつけた作品であるような印象も受けかねない。実際、読んでいて嫌悪感を覚える人も多かろう。 しかしながら、その嫌悪感こそが著者の狙いであるようにも思える。不倫という非道徳な行いと、その行為に対する背徳感を頭で理解しつつも抗えずに「真っ暗な場所」に沈んでいってしまう男の性。結末についても、欲望のままに行動することがもたらす光と影を投影しているという印象を抱いた。「不倫=悪」という単純な図式にあてはめず、非常に現代的・客観的に不倫の問題をとらえているように感じた。 過激な性描写もあり読み手の意見が分かれる作品ではあるが、濃厚な描写でさえも主人公の感じる背徳感をリアリスティックに感じさせる効果を果たしている。 読者は背徳的な主人公の行いに引き込まれて読み進めるうち、欲望という名の列車に乗った主人公を待ち受ける結末を目撃する。「不倫=悪」というカスタムに抗った主人公の行為に傷つけられる人物や、あるいはその非道徳的行いに付け入ろうとする人物―。 読み終えた後、あなたは(もし、そのつもりが微塵もなくとも)思いを馳せるはずである。 ―それでも、あなたは不倫をしますか― | ||||
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バブルと男性の“お盛ん”な時期を重ねたかったのでしょうが、“バブル”“バブル”と余りに目障りでした。 第一次バブルは多くの国民が享受または感受出来たでしょうが、第二次バブルはほとんどの国民に関係ありませんでしたし、主人公のような40十代は0.1%にも満たなかったでしょう。 主人公がやっていることも昔のトレンディードラマを見ているようで、感覚が古臭くて、読んでいるこちらが恥ずかしくなりました。 資本主義の限界と言われる昨今です。 伝えたいことがあったのなら、もう少し違う書き方があったのではないでしょうか。 | ||||
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石田衣良「夜の桃」を読了。何というか、男目線から書いた都合のいいポルノ小説ですね。それ以上でも以下でもありません。読みやすく、あっという間に読み終えてしまいますが、何も残らない。ただそれだけの物語でした。 | ||||
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もう本業はタレントでいいじゃないと言いたくなる一冊。 女の為の小説しか書かないと言われたから 男に受けそうな官能小説もどきを書いてみたのだろうか? 全て満たされた男が女をとっかえひっかえする オサレポルノが男に受けるとも思えないが・・・ 折角女の心理描写の上手い作家なのだから その路線で行けばいいのに、これでは 持ち味が殺されてしまっていると思う。残念。 三流ポルノ小説。 | ||||
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タイトルは昔の楽曲からの借用だけれども、 物語の内容としても、まんま過ぎて拍子抜けしてしまいました。 まさに女の尻が中心の物語。特にひねりはありませんでした。 ネット広告を手がける壮年社長が主人公雅人。 妻と、4年間関係が続いている愛人。どちらとも”うまく”やっていると自負していた主人公。 しかしこのバランスの取れた関係が、新しい一人の愛人の登場によって少しずつ変化していく。 ネタバレになるのであまり書けないが、物語の流れとしては、王道というより陳腐。 この本の主題は、社長としてのセレブな不倫生活や、その末路へのストーリーではなく、 セックス描写そのものにあります。 雅人は、実にいろいろいちいち考えながらセックスしています。 男としての野生の喜びに満ちた内容です。ここらの心理描写は全く官能小説でしたね。 そして、会ってはやって、会ってはやってと、そんな感じの場面が繰り返されます。 とはいえ、愛人との逢瀬から自宅に帰った際の、妻とのやり取りや、 社会的地位や、名声では決して満たされない男性の心理なんかは、やはり名のある作家さん。 丁寧な文章で読み進め易いです。 ITバブルが興っていた頃の、六本木での遊び方や、 毎度出てくる金持ちキーワードには、共感したくても共感できませんでした。 ですが、雅人がある一人の女性に固執するのではなく、 関係を持つ女性全員が形作る、女性全体像そのものに惹かれているという考え方が、 引っ掛かりとして残りました。男ってなんて欲張りな生き物。笑。 想像よりもエロくて、びっくり。 | ||||
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この小説の中には、確かに男女の機微について、はっとする表現がある。 心と身体の相互作用による盛り上がりの描写も、丁寧なものかもしれない。 しかし本書を読んでいて、どうしようもなく投げ出してしまいたくなるのは、 バブル再来というストーリーに始まり、流行り職業というキャラの背景、 中途半端に盛り込まれた経済・オフィスネタ、記号的な小道具の数々と 全てあまりに通俗的で、想定内に収まってしまうという点。 そういう描写で、わざと薄っぺらい消費社会を現しているのかもしれないが、 ではその他に芯の通ったテーマがあるかと問われても、ちょっと発見できない。 | ||||
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小学生の時に読んだ官能小説を思い出した。 あの頃は恋愛に関して全く無知だったのでドキドキしたのを思い出しました。 成長してこういう性にまっすぐな作品を読むと色々突っ込みどころがあって面白い。 舞台描写が昭和から平成に変遷しただけで、男女の本質の形は意外と変わらないもの。 石田さんからは想像もつかない程単純な内容、描写の連続、矛盾点が多いですが、現実は単純でこんなものです。 雅人みたいな馬鹿な中年男もいるし、そんな男と関係を持っている女も大勢います。 大多数に支持されているからこそ、昼ドラやおままごとのような恋愛ドラマが放送されている。 読んでいると確かに「プッ」と吹き出したくなる表現は多いですが、これは演出でしょう。 AV作品で無駄に言葉多かったり、あえぎやリアクションが大きいのと同じ。 でも個人的には肯定も否定もしないので、半分の評価をしたいのですが、 0.5段階評価ができないので、低い方の2です。 石田さんの筆力を知っているからこそ、これはわざとだなと思える。 これが無名の作家だったら酷評するでしょう。といか出版されないでしょう。 出版社との擦り合わせがあって、片手間に書いたんだろうなと容易に想像できる。 別の某有名な作家が不倫について描いた作品があり、同じような設定ですがこちらの方が不快感が少ない。 その理由は中途半端な描写ではなく、ここまで開き直られると、逆に面白くなる。 ただ千映が処女という設定は必要だったかな?そこだけはハテナ。 実際そうだったのかも怪しい。雅人が騙されてただけかも。 雅人が千映に恋しているというのも違う。単に身体の相性がよくてやりたいだけ。 1時間もあればサクッと読めるので、息抜き程度にどうぞ。 | ||||
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石田衣良さんの本は、好きでよく読んでいました。 特に、女性目線の心理描写の美しさ、この人ほんとは女じゃ??と思うほど、女性の心を抉るストーリーは彼ならではと思います。 しかし・・・この本は・・・ 石田衣良もこんな駄作を書いてしまうのね、ということを悟ってしまいました。 完成度が低いし、言いたいことが何もない。 この本を一言で言うなら、 「人生の成功者である主人公が、美しい妻と色っぽい愛人とのセックスライフを楽しんでいたが、若くて冴えないけど身体の相性バッチリの若い女におぼれて、セックスしてセックスしてセックスしまくったら、全部ばれて何もかも失っちゃった」 っていう話です。 これはエロ本か?と疑いたくなるほどセックス描写がひたすら続きます。 セックス描写がすごくイイものならそれはそれで楽しめたかもしれないけど、その点も今ひとつ。 石田衣良ファンが読めばがっかりするし、 石田衣良を知らない人が読めば、二度と石田衣良を読まないか、エロ小説作家かと勘違いするでしょう。 要するに・・・いまいち!! いまいち過ぎて、読み終わってすぐ駅のゴミ箱に捨てました。 | ||||
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