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夜の桃
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夜の桃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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最初から最後まで、ほぼ、アダルト作品です。 セックスの描写がこまごまと続きます。 結末を考えると、そのような描写が必要だったと思います。 しかし、それでいいのか、という疑問が残りました。 | ||||
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綺麗な状態で送っていただき、満足しています。 今後ともよろしくお願い致します。 | ||||
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品物はきれいで、迅速に送付されてきたので、満足しています この調子で今後とも対応されるよう期待しております。 | ||||
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新聞の広告で気になっての購入、拝読となりました。 詳しくはかけませんが、最後がなんだか個人的に腑に落ちない印象を 受けたのでー1という感じです。フィクションとしては楽しめると思います。 | ||||
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この作家の特徴って、女性の感情、こころの動きを言葉で表現する巧みさに あると感じていましたが、本作品はそれは感じられませんでしたね。 登場する女性に共感できる女性は少ないでしょう。 男性ならではの目線が中心に書かれていたと思います。 電車の中で読むには、恥ずかしいくらいの描写でしたね。 この話、何が言いたいんだろうと途中で思ってしまいましたが・・・ でも実際にあり得るというか、こういう生活を送っている人は このご時世でもいるだろうと親近感が湧いてきます。想像容易い。 それは、この作者の文章のうまさ、固有名詞の使い方、社会的設定など 様々な背景によるものだと思いますね。 ラストの持って行き方が、人生の説教くささ皆無で逆に良かった。 人は簡単には変われないってとこが、現実味があったので、ラストは 読んでで納得でした。 | ||||
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わかる人にはわかる って事だと思います。 経験値に比例して面白い作品。 この年になると カリスマ作家の作品でも性描写を読んでて、『わかってないなぁ』とガッカリする事が多々あるけれど 石田衣良さんは、男をあげたと言えるでしょう。 素晴らしい。女をよくわかっていらっしゃる。 だから星5つです。 | ||||
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男女関係において 精神的なつながりが大切か、 肉体的なつながりが大切か、 そういった二次元的なレベルを超えた、男女の身体的むすびつきの神秘にのみフォーカスした作品だと思う。 ストーリーやプロットは極めて単純であり、読み応えという点では物足りないのは当然。 要旨は単純。動物的であるとか、性欲であるというレベルを越えている 愛でもなければ、欲でもない。幸か不幸か、 恐れすら抱かせる性的肉体関係の深い世界に迷い込んでしまったひとりの男の物語。 文体的に女性的な感性を、男性的な表現で書いているので、 読者には「一般論から捉えられる男性的性欲」の先入観があるため、 この「次元を越えた神秘」の妙がなかなか分かりにくいかもしれない。 文章表現も男性目線なので、それが男性上位であるという性差を感じさせてしまう原因になっているが、 読み込めば、登場人物の男も女も同じ世界にハマル共犯者であり、被害者。 または、快楽を享受する二つの命。 どちらが上でも下でもない世界観を描こうとしているだろう。 この世界観の特異な点は、3人の女性を相手にする男は、 3人をひとくくりに「女の身体」という感覚を有しており 「個々としてある女達」と「女性としての相対的な女」の認識とが混ざり合った 独特の性感覚にある。 ラストのくだり、すべてを失ったはずの男は、街角で新しい女と出会う。 このことにもそれが如実に表現されているだろう。 女も男も星の数ほどいる。そこの個体は消滅してしまう不思議と神秘。 世界には結局、男と女がいるにすぎない。 そして、男は最後まで女の何をも知ることが出来ず、しかし女という生き物のすべてを 知ってしまった、ということになるだろうか。 男も女も結びつくことによってどちらが不幸にして、どちらが不幸になるのかわからない、 その問い自体にすら疑問を抱かせる。永遠に繰り返されるループは無間地獄。 男と女の動物的な性欲を越えた、精神的な欲と究極の真理についての問いを投げかけてくる作品だった。 残念な点は、性描写が極めて陳腐であることと、男性の性に対する感覚が幼稚に思われてならないところ。 男のロマンと自己満足に偏りすぎているバランスの悪さはどうしようもない駄作であると 言わざるを得ないかも。 作品の世界観を高めるためには、女性的視点からの興奮材料を取り入れたら全然違っていたはず。 神秘的な性の深淵を描きたいなら、もう少し精神性の高い文体で描かれるべきだった。 | ||||
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精神的なつながりが大切か、 肉体的なつながりが大切か、 そういった二次元的なレベルを超えた、男女の身体的むすびつきの神秘にのみフォーカスした作品だと思う。 動物的であるとか、性欲であるというレベルを越えている 愛でもなければ、欲でもない。幸か不幸か、 恐れすら抱かせる性的肉体関係の深い世界に迷い込んでしまったひとりの男の物語。 文体的に女性的な感性を、男性的な表現で書いているので、 読者には「一般論から捉えられる男性的性欲」の先入観があるため、 この「次元を越えた神秘」の妙がなかなか分かりにくいかもしれない。 文章表現も男性目線なので、それが男性上位であるという性差を感じさせてしまう原因になっているが、 読み込めば、登場人物の男も女も同じ世界にハマル共犯者であり、被害者。 または、快楽を享受する二つの命。 どちらが上でも下でもない世界観を描こうとしているだろう。 この世界観の特異な点は、3人の女性を相手にする男は、 3人をひとくくりに「女の身体」という感覚を有しており 「個々としてある女達」と「女性としての相対的な女」の認識とが混ざり合った 独特の性感覚にある。 ラストのくだり、すべてを失ったはずの男は、街角で新しい女と出会う。 このことにもそれが如実に表現されているだろう。 女も男も星の数ほどいる。そこの個体は消滅してしまう不思議と神秘。 結局のところ、男は女の何をも知ることが出来ず、男は女という生き物のすべてを 知ってしまった。 男も女も結びつくことによってどちらが不幸にして、どちらが不幸になるのかわからない、 その問い自体にすら疑問を抱かせる。 男と女の動物的な性欲を越えた、精神的な欲と究極の真理についての問いを投げかけてくる作品。 残念な点は、性描写が極めて陳腐であることと 男のロマンに偏りすぎて少し気持ちが悪いところ。 精神的な性描写を描くなら、もう少し精神性の高い文体で描かれるべきだった。 | ||||
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単なるエロ小説を期待してる人は、読んでも何も得られないし感じないと思います。 遊びの領域を越え、複数の女性と愛を持って接することが日常的にあり、 女性の秘めたる欲求が開放された時の光景を知っている。 恋愛とは別次元での愛のあるセックスを知っていて そしてその他では得られない温もりと寂しさ、 ドラッグのような快楽とリスクのバランスを知っている そんな生き方をしている人にとっては すごく響くものがあるんじゃないでしょうか。 僕にとっては 自分の女性に対する考え方… こういうことだったのかもしれない! と、初めて自分の持つ女性観を具現化してくれた作品であります。 この話が「希薄」だと言っている方は、 人生におけるセックスライフが少し「希薄」なんじゃないかな。 日本人のほとんどはそういう男性なんだろうけど。 | ||||
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新潮で連載してた作品ですよね。おじさん向けにおじさんが喜ぶ内容にしなさいとw出版社担当から指示があったんでしょうねw主人公は衣良さん自身なんでしょうかw子供の気持ちからこういうジャンルまで何でも書きますよね。いつものおしゃれな衣良さんの文体がないのでいまいちだったな。エロ書かせても、いつもはイケてるんだけどw主人公に子供がいない所が非現実に逃げてる感じでりアリティがなかったな。子供がいるとエロ書く時面倒だもんね。あっ逃げてる。と思ったw | ||||
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週刊新潮で連載されていた時から面白いと思っていましたが、単行本化され最初から読み始めたら一気に読めてしまいました。 本の帯にも「渾身の新境地」と書いてあったけれど、この小説で著者の恋愛、セックスを書ききったんじゃないか?と思うほど、著者のこの小説にかけるパワー、勢いが伝わってきました。(楽しんで書いているようにも思える) 著者の等身大?かと思わせるこの40代主人公と、彼を取り巻く女性3人が妙にリアルに描かれていて、この女性達には共感するところが結構ありました。 仕事にも成功し、美しく貞淑な妻をとても愛しているが、30代の愛人も第二の妻のように大切に感じ、突如出現した20代の部下とも関係を持ってしまう主人公。 いずれ終わりが来ることを承知しながらもこの部下に溺れていき、今までの恋愛はなんだったのかと思うほど衝撃を受ける。 しかし、もう一人の愛人、妻ともうまくいっているところがこの物語の面白いところ。 主人公は、妻と不妊治療の努力をしたけれど子供を授かることが出来なかった。ここは一つこの夫婦に同情、というか子供がいたらこんな事にはならなかったかも・・と思う。 はたしてこの4角関係はどうなっていくのか?と興味津々で読み進めていくと、最後には想像以上の代償が主人公に降りかかる。 浮気、不倫にも色々あると思いますが、この主人公のような魅力のある男性の場合はなんだか憎めなくなってくるところが面白い。 「娼年」ではコールボーイに対する見方が変わりましたが、この小説では浮気、不倫をする中年男性への見方が変わりました(笑) 余談ですが主人公の妻が著者の「眠れぬ真珠」らしき本を読んだシーンが出てきて笑えます。 IWGPシリーズのファンの方はちょっと違うな・・と思うかもしれませんが、著者の恋愛小説のファンの私はこの本が「娼年」と並びかなりお気に入りです。 | ||||
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週刊新潮で連載されていた時から面白いと思っていましたが、単行本化され最初から読み始めたら一気に読めてしまいました。 本の帯にも「渾身の新境地」と書いてあったけれど、この小説で著者の恋愛、セックスを書ききったんじゃないか?と思うほど、著者のこの小説にかけるパワー、勢いが伝わってきました。(楽しんで書いているようにも思える) 著者の等身大?かと思わせるこの40代主人公と、彼を取り巻く女性3人が妙にリアルに描かれていて、この女性達には共感するところが結構ありました。 仕事にも成功し、美しく貞淑な妻をとても愛しているが、30代の愛人も第二の妻のように大切に感じ、突如出現した20代の部下とも関係を持ってしまう主人公。 いずれ終わりが来ることを承知しながらもこの部下に溺れていき、今までの恋愛はなんだったのかと思うほど衝撃を受ける。 しかし、もう一人の愛人、妻ともうまくいっているところがこの物語の面白いところ。 主人公は、妻と不妊治療の努力をしたけれど子供を授かることが出来なかった。ここは一つこの夫婦に同情、というか子供がいたらこんな事にはならなかったかも・・と思う。 はたしてこの4角関係はどうなっていくのか?と興味津々で読み進めていくと、最後には想像以上の代償が主人公に降りかかる。 浮気、不倫にも色々あると思いますが、この主人公のような魅力のある男性の場合はなんだか憎めなくなってくるところが面白い。 「娼年」ではコールボーイに対する見方が変わりましたが、この小説では浮気、不倫をする中年男性への見方が変わりました(笑) 余談ですが主人公の妻が著者の「眠れぬ真珠」らしき本を読んだシーンが出てきて笑えます。 IWGPシリーズのファンの方はちょっと違うな・・と思うかもしれませんが、著者の恋愛小説のファンの私はこの本が「娼年」と並びかなりお気に入りです。 | ||||
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現代の青春小説の担い手としてのイメージが強い著者が、 まさに新境地ともいうべき作品を仕上げた。 主人公は中年男性。それなりに成功も収めて仕事も順調。 もちろん妻との生活にも満足している。 そしてその満足では飽き足らず、当然という形で愛人もいる。 妻と愛人。 その関係を通じて、現代人の幸せの妙技を説く。 若干設定やストーリー展開に上手すぎるよなぁという感じは否めませんが、 全編に渡りエロスを描ききった著者の新展開に今後にも期待がかかる。 | ||||
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恋愛、と言っても不倫であるが、それらと、ビジネスとのバランス感覚が問われている。 この、なかなかリッチな主人公は、不倫に対しても、一定の価値観を構築している。 あまり共感は出来ないが、この価値観の中で、物語が進行するのが、面白い。 帯には、著者の作家デビュー10年目での、新境地と書かれている。 おそらく、これは綺麗事であって、作風を世間のニーズに応じて、変化させたのだと感じる。 もし、そうだとすると、その目論見は、かなりの部分で成功している、と思う。 楽しく、すらすらと読めたし、登場人物達の言葉には、印象的なものも多い。 ただ、希望を言えるとすれば、恋愛問題を重視するよりも、もう少し、企業小説的であって欲しかった。 その方が、サラリーマン受けが良いと思われるし、ネタの幅も広がると思う。 喪失感を伴う、終盤のゴタゴタも、なかなか秀逸。 この様な内容なら、次回作も、発刊されれば、是非買いたい。 | ||||
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