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5年3組リョウタ組
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5年3組リョウタ組の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 41~45 3/3ページ
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どんな教師でも教師にになると決めた時必ずこんな教師になりたいって思っていたはず。 どんな世の中になっても大事なことを見失わない力、感性それだけは失っちゃいけないと思わせてくれる。 組織に埋もれることなく、自分の考えを貫く強さは、「踊る!大捜査線」の青島刑事を彷彿とさせる。 | ||||
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読みながら、何度も泣きました。 胸の中に押さえ込んでいた気持ちを、厳しい親の前で勇気を出して震えながらも話すことができた本多くん、クールで優秀な染谷先生の生い立ち、 それに上司である学年主任から陰湿ないじめにあい、心身を病んでしまった立野先生が、あるきっかけで又、教師として復帰するところは、涙なしには読めません。 毎日何をしでかすかわからない子供と一緒に、悩み考えながら成長していく良太先生の姿が、とてもまぶしくすがすがしいです。 そんな大好きな良太先生のためにと、クラスの子供たちも学年一のクラスになろうと頑張るのですが、それがまた思いもよらぬ問題を引き起こします。 でも、あっと驚く結末が・・・! いっぱい泣いたあとに、どんなことがあっても大丈夫!と勇気がわいてくる一冊です。 余談ですが・・・ 良太先生が憧れの年上教師と本屋デートする場面で出てくる、中年女性と17歳年下の青年の恋愛小説というのは、石田さんご自身の作品『眠れぬ真珠』のことかな? とニヤリとしてしまいました。 | ||||
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読みながら、何度も泣きました。 胸の中に押さえ込んでいた気持ちを、厳しい親の前で勇気を出して震えながらも話すことができた本多くん、クールで優秀な染谷先生の生い立ち、 それに上司である学年主任から陰湿ないじめにあい、心身を病んでしまった立野先生が、あるきっかけで又、教師として復帰するところは、涙なしには読めません。 毎日何をしでかすかわからない子供と一緒に、悩み考えながら成長していく良太先生の姿が、とてもまぶしくすがすがしいです。 そんな大好きな良太先生のためにと、クラスの子供たちも学年一のクラスになろうと頑張るのですが、それがまた思いもよらぬ問題を引き起こします。 でも、あっと驚く結末が・・・! いっぱい泣いたあとに、どんなことがあっても大丈夫!と勇気がわいてくる一冊です。 余談ですが・・・ 良太先生が憧れの年上教師と本屋デートする場面で出てくる、中年女性と17歳年下の青年の恋愛小説というのは、石田さんご自身の作品『眠れぬ真珠』のことかな? とニヤリとしてしまいました。 | ||||
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石田氏の作品は何となく「自分に合わない」気がしていて敬遠していたのですが…これは新聞連載当時から楽しく読んでいましたので、1章分加筆して出版!ということで喜んで買いました。 「いい学校」といわれており、先生にはやや「重たい」公立小の若手教師・良太先生は、熱血とはいかないまでもフツーに教育に熱い思いを持っているフツーの先生。この本では良太先生の学級内や職員室内で1年の間に起こる問題がいくつか採りあげられるのですが、これが今の時代の問題として絶妙です。教室から脱走してしまう子、先生間のパワハラ、自宅に放火?疑惑の兄弟…上っ面だけの作りこみではなく、細部がきちんと丁寧に描かれていて、それでいて結末はさらりと締める。その鮮やかさに「敬遠していてごめんなさい!」と脱帽です。 良太先生のクラスで持ち上がった問題をさりげなく解決に導いてくれるのがやや年上のクールガイ、染谷先生(石田氏によれば、ビジュアルは及川光博さんのイメージらしい)です。この2人のコンビの活躍で、良太先生のクラスあるいは学校の抱える悩みが解き明かされていきます。「どたばたしがちな主人公+度量の広い、頭脳明晰な相方」というのはよくある組み合わせですが、この作品では特に素敵な光を放っています。 この作品は石田氏から漱石の「坊っちゃん」へのオマージュでもあるとのことですが、ストーリーテリングや描写力がはるかにスマートで温かい読後感を呼ぶのでこの評価とします。 | ||||
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石田氏の作品は何となく「自分に合わない」気がしていて敬遠していたのですが…これは新聞連載当時から楽しく読んでいましたので、1章分加筆して出版!ということで喜んで買いました。 「いい学校」といわれており、先生にはやや「重たい」公立小の若手教師・良太先生は、熱血とはいかないまでもフツーに教育に熱い思いを持っているフツーの先生。この本では良太先生の学級内や職員室内で1年の間に起こる問題がいくつか採りあげられるのですが、これが今の時代の問題として絶妙です。教室から脱走してしまう子、先生間のパワハラ、自宅に放火?疑惑の兄弟…上っ面だけの作りこみではなく、細部がきちんと丁寧に描かれていて、それでいて結末はさらりと締める。その鮮やかさに「敬遠していてごめんなさい!」と脱帽です。 良太先生のクラスで持ち上がった問題をさりげなく解決に導いてくれるのがやや年上のクールガイ、染谷先生(石田氏によれば、ビジュアルは及川光博さんのイメージらしい)です。この2人のコンビの活躍で、良太先生のクラスあるいは学校の抱える悩みが解き明かされていきます。「どたばたしがちな主人公+度量の広い、頭脳明晰な相方」というのはよくある組み合わせですが、この作品では特に素敵な光を放っています。 この作品は石田氏から漱石の「坊っちゃん」へのオマージュでもあるとのことですが、ストーリーテリングや描写力がはるかにスマートで温かい読後感を呼ぶのでこの評価とします。 | ||||
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