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アキハバラ@DEEP
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アキハバラ@DEEPの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 21~40 2/3ページ
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ドラマだった。私はオタクではない、大量生産型の普通の大学生だ。しかし、秋葉原に憧れを抱き、感動した!!このドラマは大切な友達、仲間、友情…他にもスカッとする場面など、普段の生活では体感しえない刺激的な、いろいろな要素が詰まったドラマだ。(そう簡単には語り尽くせない)私は仙台在住なのでこのドラマの最終回を今日(2007年3月29日深夜)迎えた…原作を読んだことは一度もない。手に取ったこともない…しかし数ヶ月間このドラマの素晴らしさを体感した僕はボタンをクリックせざるをえなかった…最高のドラマなのだから最高の小説に違いない…期待も込めて星5つだ!! DVDも買うぜッ!! | ||||
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三人寄れば文殊の知恵、六人寄ればサーチエンジンの開発!社会的に虐げられている若者達の才能が開花する、無いものを補いあい、欠点は利用する、理想的な関係の仲間がおりなす、へっぽこサクセスストーリーv先にTVドラマを見たのですが、かなり内容が変わってますね…。キャラの性別までもが変えてあります。が、映像の上では、イズムが女の子で良かったと思いますvただ、池袋ウエストゲートパークもそうですが、なんでTVドラマになると幼稚になるんだろうか…原作の怜悧さがさっくり削られてます。主人公の精神年齢が下がるのはやるせないです…アキハバラ@DEEPは、苦心して作りあげたサーチエンジンを盗まれ、取り返す話なんですが、ドラマでは秋葉原のトラブルシューター、秋葉原版池袋ウエストゲートパークみたいになってました。まぁ、延々みんなでプログラミングしてる様子を見せ続けるわけにはいかないですからしょうがないんですがw映画版をまだ見ていないので、そちらも楽しみですv読み終わって、爽やかな気分になれる本です。おすすめv | ||||
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「オタク」「コスプレイヤー」「メイド喫茶」などが登場する小説だが、内容としては「悪者に立ち向かう若者」の話である。 ラストの展開はとても痛快で、早く次のページをめくりたくて仕方なくなる。 各キャラクターには各々特徴的すぎるほどの特徴があるのだが、その特徴のせいでかえってキャラクターの個性が陥没してしまっている感じはする。 読んでいて、「あれ、こいつってどういうキャラだっけ」と思うことがあるのだ。 「時々フリーズしてしまう」とか「ひどくどもってしまう」などの外見的(?)特徴のせいで各キャラがどんな性格なのかいまひとつ見えてこない。 「池袋」や「4TEEN」では各キャラを見事に分けて描ききっていた石田氏だが、今回の作品は強烈な特徴に頼り切ってしまい内面の持つ魅力を表現しきれなかった感じがする。 けれども話の流れとしては面白いし、多少強引な部分もあるがいちいち突っかかっても面白くないので一気に読み勧めてしまうことをオススメする。 「オタク」も「コスプレイヤー」も「メイド喫茶」も特別視することのない、単なる若者の奮闘記として楽しめる。 | ||||
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アキバで巡り会ったおたく青年たちとコスプレ喫茶のアイドルが、インターネットという新しい「世界」の開拓者となり、リアル社会の悪と戦う爽快抱腹奮闘記。 むちゃくちゃな設定ですが、めちゃくちゃおもしろかったです。 アキバのおたくがすごく素敵な人たちに思えてきます(笑 タイトルはDEEPですが実際にはそんなにディープな話は出てこないので、アキバに詳しくない人も安心して読んでみてください。 ところでこのドタバタ劇、どっかで似たようなものを読んだ気がするなあと思っていたのですが、さっき気がつきました。 宗田理さんの『ぼくらの七日間戦争』でした。 当時は純粋な心を持った「中学生」が社会の悪の縮図としての「学校」に対して闘いを挑む、という構図でしたが、今や「中学生」にそれを望むのは厳しいですからね。 「中学生」→「アキバおたく」、「学校」→「大企業」という構図に変わっちゃったのでしょう。 あぁ、なんて純粋で繊細で心麗しきおたくたち。 美しい日本の未来は彼らの肩にかかっているのかもしれません (^^) | ||||
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石田衣良さんの作品で初めて読みましたが ぐいぐい引き込まれていく感覚でした。 アキハバラに根付いたオタクたちの話と 最初はもっとオタク要素が強いものかと思いましたが そこまでオタクオタクしていなくて 専門的知識に偏ることもなく 人間同士のつながりの強さについて書かれた本だと思います。 楽しく読み進むことができました。 | ||||
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石田衣良さんの本を読むのは初めてなのですが、どうやらこの本は作者にとっては一風変わったスタイルのものみたいですね。けれど、初めての僕にとってはとても楽しく読めました、フィクション的な部分が垣間見れつつ、オタクをカッコいいと思ってしまった。社会に適合できない人達、けれど自分の生き方、考え方にひたむきで、純粋な彼らアキハバラ@DEEPの人達、社会的に弱い人間の強者への反逆みたいなものが、快感でした。 | ||||
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面白くスラスラ読めてしまいましたが、読みながら、この小説をどう捉えていいのか、がつかみずい点がありました。それは、この小説が、社会派なのか、ファンタジーなのか、青春モノなのか、ということです。冒頭部分が神話的・寓話的であるため、「アキバを舞台とした神話なのかな」と読み始めましたが、YUIさん・アキバ・オタクの描写のあたりで、社会派なのかな、と一瞬思い、人物の掘り下げや、人間関係の複雑さに発展することなく、わかり易いキャラ達が、味方同士の諍いもなく、敵味方に整然と分かれ、粛々と役割をこなして行く時点で、ゲーム的に思えました。しかし、仲間で作り上げたかけがえの無いものを汚い大人たちにを犯されたことに、報復に燃えるアキラに代表される、「ひたむきさ」「純粋さ」には、思わずホロリとしてしまい、青春モノに通ずる感動がありました。 本書で描かれている「アキバ系」は、他の人の指摘と同様、やはり「よく取材はしているが、表面的」という感じです。普段アキバやオタクに縁の無い方が、少しアキバを知る糸口にはなりますが、日曜日にアキバを散歩すればわかるようなことが殆どなので、その意味で、本書に登場するアキバは、あくまで「舞台」に過ぎません。本書は、AI誕生を描いた「美しいキリスト教伝説」のようなものであるといえるでしょう。そこで、馳星周が描く歌舞伎町のように、その後の後日但という形で、よりどろどろした人間関係や、リアルなアキバ系の生態を描く続編のようなものがあると、面白いかな、と思いました。 IT業界に関しても、作者はよく勉強していると思いましたが、あまりに短期間で簡単に成功しすぎる点や、問題のAIについて、イズム以外のメンバーが貢献できることって何があるのだろう?とか。本質ではないにしても、技術的な間違いが散見される点になどに違和感がありました。とはいえ、本書でのITもまた、「舞台」に過ぎません。本書は良質な青春ファンタジーといえるでしょう。ついでに、読みながら、服部真澄「龍の契り」を思い出しました。 | ||||
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過半数迄 読んでからは、特に、作者自身に 対して、先入観への 嬉しい 裏切りを 感じ始めた。 最近、ワイドショーの ゲストコメンテイターや、NHK教育TVの 若者向け番組に 呼ばれ出して、大人しくなっちゃうのかナと 思っていたけれど、 この本は、若い人への いい指針を 示し得ているから、きっと、改めて 自身の 社会での 役割を 自覚され始めたのだろうナと 思ったし、 小説内の、net を 泳ぐ イルカちゃんの 在り様を 読むに 付け、自分も 現在、 自身を デジタル化して 「 無料で 」 ( と言うのは、小説的に 意味有り ) 配信 しているしナアと 思った。 わたしは 『 電車男 』 でも 涙したような人なんだけど、『 アキハバラ@DEEP 』 でも、 最後の 最後には、落涙だった 途中は、時折 笑かしてもらってたり して、「 何だー、石田衣良さんて、ユーモア 有る んだア ( 見た目 クラいけど )」 とか。 ネットの 世界が 大事な 日常を 送ってると、反応しちゃうみたいだ。 「 デジタルの お祭り 」 な 本だった。 モチーフに、聖夜や教会やキリストが 使われてて、最終部には 「神話」 という キーワードも 出て来る辺り、クリスチャンの わたしには 馴染み易い 仕上がりで、ちょっと 中近東や インドの 要素も 用いられているのは、バランス だったかも しれない。 いい 息抜きに なった。 | ||||
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正直私は秋葉原は1回しか行ったことがないし、パソコンのこともそんなに詳しくない、しかも本はけっこう分厚いです。でもこの本は楽しく読むことが出来ました。特に後半部分は続きが気になって仕方がなくなりあっという間に読み終わりました。 自分はおたくじゃないしあまり行く機会のなかった秋葉原ですが、この本はそんな人でも秋葉原を今度じっくり探索したくなる、そんな作品だと思います。 | ||||
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「アキハバラ@DEEP」というタイトルを見た時、 アキバ系のとてもコアな部分についての話が 展開されるのかと思っていました。 もちろん、舞台は秋葉原ですが、思ったほど、アキバ系で あることが話の中心であるという印象は持ちませんでした。 (僕がアキバをよく分かってないだけかもしれませんが) むしろ(アキバ系との接点もあるかもしれませんが)IT系、 特に「インターネット文化&ビジネス」がストーリーの中心に あるように思います。(石田ワールド全開は前提として) そこら辺のキーワードにピンと来る方には面白いと思います。 (IT関係にあまりにも疎いとか、逆に専門的な方は、 そこら辺でひっかかるところがあるかもしれません) あと、ページ数が500P超と比較的厚いです。でも、 最後まで一気に読めちゃうと思います。ですので、 良くいえば読みごたえがある、でも悪くいえば やっぱりそれでも長い、かもしれません。 個人的には、「波のうえの魔術師」の方がもっと好きです。 | ||||
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今や世界に名だたるマニアの街・秋葉原を舞台にして、これまでコミック化、ドラマ化され、今月の初めにはとうとう映画の上映が始まった、石田衣良先生の小説「アキハバラ@DEEP」。私もハードカバー版の始めの辺りを立ち読みして気に入ってたのですが、スペースの都合から購入を見合わせてまして、先日文庫版で発売されたので早速購入しました。 様々な理由で社会不適応者の烙印を押されたオタクたちが、自分たちの得意とする分野をそれぞれ持ち込んで、ネットに新しい波をもたらす新型ネット検索システムを開発するが、大企業に利益目的で奪われ、取り戻すために敢然と戦いを挑むという、言わば社会的弱者が強者に立ち向かって勝利を掴み取る反権力的なストーリーは、私自身がどちらかというと主人公側に近いこともあって、誠に痛快です。 もちろん単なる勧善懲悪物という枠に留まらず、オタクたちや秋葉原の街とそこで働く人たち、その内側にある綺麗なもの、汚いものなどが、シビアかつ生々しく描写されています。 それでもラストの箇所はフィクションと分かりつつも感動的ですから、オタクもそうでない方も、読んでみることをお勧めします。 | ||||
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石田衣良の小説はどこまで行っても石田衣良だ。 例えどんな題材であっても。 それが良くもあり、悪くもある。 今回のテーマはアキハバラとオタクと近未来。 それぞれに悩みを持っているが、仲間と足りない部分を補いつつ、自分たちの居場所を作っていく。 池袋ウエストゲートパークとはまた別のイマドキさを持った小説である。 アキハバラ〜は多少デフォルメされていたり、SF要素もあるのだが、 秋葉原という街を上手く描いていると思う。 彼の書く文章は非常に現代的ではあるが、上手い。 展開も時に強引で漫画的であり、相変わらずラストに近づくにつれツッコミ所も増えていく。 しかしそれが独特の痛快さに繋がっているのかもしれない。 多少漫画的でもアリか、と感じるのは彼の上手さなのだろう。 若い世代にウケそうだ。 (むしろ年配世代には売れている理由が分からないかもしれない) | ||||
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前半の三分の二くらいはメンバーが会社を設立して「クルーク」を作るまでの過程が淡々と描かれている感じがして、石田さん特有の爽快感や躍動感が全く感じられなかったのが残念だったが、大企業との対決をメンバーが決意してからは躍動感あふれる展開でいっきに読んでしまった。最初は登場人物がおたくというのにちょっと抵抗があったが、実際読んでみると舞台が秋葉原というだけでハラハラドキドキしながら楽しめました。新しいことにチャレンジし続ける石田さんらしい小説だと思います。 6月から放送予定のドラマも気になります。 | ||||
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元から石田衣良の本が好きで、多分そうでなくても題名に惹かれたであろうこの作品。 今注目を集めているメイドカフェや、アキハバラのオタクが主人公。 内容は、オタク達が立ち上げた会社の検索エンジンを大手会社に略奪され、それを取り戻そうと果敢に戦う勇気あるオタクたちの青春?ストーリーです…★ ただ単純に面白いだけではなく、『人間はみな平等』という深い人間のメッセージが入っています。 正直、堅い内容の本が好きな方にはおすすめしませんが、本嫌いの方が読むにはもってこいです! まるで漫画を読んでいるようにスラスラ読める文章、読み終わった後の爽快感は、他の本ではなかなか味わえません! 今年の6月からドラマ化決定ということで、少し先取りをしてみては? | ||||
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率直な感想を言えば、映画ダイハード のようなわくわくする電脳 プラス アクションが楽しめる作品で、今新作 として発表されてもいいと思うくらい 時代を見事に風刺しています。 また秋葉原のコスプレ喫茶の実態や、 AIに関する知識と可能性など作者は 綿密な取材をしており、それにより 作品はよりリアリティーのある作品と なっている。 なによりリナックスやオープンソース 等についての記述があることがそれを 証明しているのではないだろうか。 魅力的な女性キャラも登場することも あり、いわゆるネット系の人であって も、そうでなくても楽しめる作品です。 後半のテンポの良い盛り上がり方は、 さすがイラワールド全開といった感じ です。 | ||||
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石田さんのは好きでほとんど読んでるけど、これは最高かも。ウエストゲートパークみたいな爽快さもあるけど、それだけじゃなく生きにさに立ち向かう事や友情とか・・もういろんな事がつめこまれてるけど押し付けがましくなく、最後は笑顔で「やったーー!!」ってガッツパーズで終れる内容です。題名がアキハバラ・・という事でちょっと抵抗があったけど、読み終えた後はきっと行ってみたくなるはず。もちろんおたく君達もあったかい目で見れる・・・というか会ってみたくなります | ||||
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秋葉原を舞台にしたあたり、石田衣良さんの作品らしいと思いました。秋葉原という独特な地域性は物語となると面白く、現実的にありえない話でも「アキハバラならありうるかも!」っと思えてしまいました。自分の中では“おたく”は世の中に出ない、“もやし”のようなか弱い存在というイメージでしたが、そんな主人公たちの大きな力に屈せず戦う姿勢には勇気・元気をもらえた気がします。 | ||||
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石田衣良という作家は、その辺でウロウロしてるだけならカッコ悪い人達をなぜこんなにカッコ良く活かせるのか?ひと癖あり、世間で言うならハンデを背負っている人達がこんなにカッコ良く生き生きと活躍しているのがスゴイ!電脳系はさっぱりわからない私でも夢中になって読みました。この中にページという名の子が出てくるのですが、カッコイイです。ページの勇気に泣きました。いい、石田衣良は、いい!! | ||||
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アキハバラの少年たちが、AIを使った最新のサーチエンジンを作ってウンヌンという話だ。秋葉原の地理を知っていれば、さらに楽しめる。もちろん、AIがどーのとか、乱闘とか、荒唐無稽な要素は多少あるけど、それは小説だから突っ込まないように。ボロイ会社で無理な開発って、20年くらい前のパソコンソフトが出始めのころは、こんなソフトハウスがいっぱいあったなぁ。ま、そんな時代を知っているおじさんには楽しめるよ。 | ||||
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~この作品は、アキハバラが好きな人に読んでもらいたい。そして、作中に出てくる場所を頭に思い描きながら話を進めていくと自分もこの世界の中の一員(父か母)になっている気がしてくる。父と母ってのは、実際本を読んでいただけたらわかる事です。石田さんはこういう弱者が強者に挑むって言う構図を書かせたらほんとに面白い。別に、弱者の味方って~~わけでもないのかもしれないけど、読み手の気持ちを丁寧に作品の世界観に誘ってくれる。個人的にはエヴァンゲリオンから連想した部分もあるのかなって少しニヤっとしました。分厚い本ですが、活字が嫌いな人にでも最後まで読める勢いがあります。是非読んで欲しいです。~ | ||||
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