娼年

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評判

娼年の評価:

3.76/5点 レビュー 152件。 A ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全231件 21〜40 2/12ページ
No.211
(3pt)

最後まで読んでみると、ただの作品では無い事は理解出来た。

その点に関して言えば、途中で投げ出さずに読みきって良かったと思う。

それにしても、色々と直接的過ぎた。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.210
(3pt)

最後まで読んでみると、ただの作品では無い事は理解出来た。

その点に関して言えば、途中で投げ出さずに読みきって良かったと思う。

それにしても、色々と直接的過ぎた。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.209
(5pt)

固定観念に縛られた常識人へのアイロニー

女性だけではなく、大学も友人も家族も、世のなかすべてつまらない、と嘯くリョウ。二十歳の物語。
タイトルの「娼年」に引き寄せられ、帯の「ぼくを、買ってください。」に従って買ってみました。
大学をさぼり、精を出すリョウのバイト先はバー。そこに客として来た御堂静香に誘われ高級男娼になります。

アブノーマルな手法を用いずに、優秀な仕事をするリョウのスマートさに感服しました。
性的なことは、あまり人に教わるものでは無いし、人と比べる機会も少ないので、ある程度の身勝手さは仕方がないものだ、と僕は思っています。しかし、リョウは、徹頭徹尾お客を基準に、その欲求を満たそうとし、満たしてゆきます。天才的なプロフェッショナル。なるほど、売れっ子になるはずだし、対価を支払う客の購買意欲にも説得力があります。
背景として「リョウの生い立ちに何かありそうだ。」と気になる点や、御堂静香の事情などが物語を単なる官能小説に留めておかない効果があるように感じられてグッドです。リョウと同年代の女性二人の対立が、固定観念に縛られた常識人へのアイロニーになっていて痛快でした。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.208
(5pt)

固定観念に縛られた常識人へのアイロニー

女性だけではなく、大学も友人も家族も、世のなかすべてつまらない、と嘯くリョウ。二十歳の物語。
タイトルの「娼年」に引き寄せられ、帯の「ぼくを、買ってください。」に従って買ってみました。
大学をさぼり、精を出すリョウのバイト先はバー。そこに客として来た御堂静香に誘われ高級男娼になります。

アブノーマルな手法を用いずに、優秀な仕事をするリョウのスマートさに感服しました。
性的なことは、あまり人に教わるものでは無いし、人と比べる機会も少ないので、ある程度の身勝手さは仕方がないものだ、と僕は思っています。しかし、リョウは、徹頭徹尾お客を基準に、その欲求を満たそうとし、満たしてゆきます。天才的なプロフェッショナル。なるほど、売れっ子になるはずだし、対価を支払う客の購買意欲にも説得力があります。
背景として「リョウの生い立ちに何かありそうだ。」と気になる点や、御堂静香の事情などが物語を単なる官能小説に留めておかない効果があるように感じられてグッドです。リョウと同年代の女性二人の対立が、固定観念に縛られた常識人へのアイロニーになっていて痛快でした。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.207
(5pt)

崇高な

優れた文学作品です。心満たされました。
年を取るのは嬉しくないけど、深く楽しめる大人になれてよかったと思わせてくれました。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.206
(5pt)

崇高な

優れた文学作品です。心満たされました。
年を取るのは嬉しくないけど、深く楽しめる大人になれてよかったと思わせてくれました。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.205
(5pt)

ナンバーワン娼夫の愛読書がプラトンの対話篇だとは!!

驚いたのは突然プラトンの対話篇が言及されるところだ。娼夫のリョウが客のインテリ女性に「リョウくんは、プラトン読んだかな?」と聞かれる。

「『国家』は途中でやめましたけど、対話篇のほとんどは」
……
「どういうところが気に入ったの?」

プラトンが出てきただけなら、あまり驚かなかったかもしれない。しかし、リョウの答えには度肝を抜かれた。

「セミの鳴き声かな」
……
「ぼくが好きなのは、ソクラテスがいつもどこか野外を散歩しながら、相手とおしゃべりするところです。川が流れていて、緑があって、夏だとやかましいくらいにセミが鳴いている。そのなかで案外どうでもいいような話をする。一番好きなのは『パイドロス』なんですが……」(17章)

リョウ、いや作者の石田衣良は、ほんとうにプラトンを読んでいたのだ。『パイドロス』でのセミへの言及はソクラテス哲学で重要な部分の一つであり、いろいろに論じられているが、西欧思想の研究者でなければ、知らないディテールだ。よりによってこの箇所を挙げるとは……。

この本は、本屋で見かけても、自分では手に取ることすらなかっただろう。女性客を相手にする高級コールボーイの話だとわかれば、ただのエロ本か、と、なおさら興味は薄れる。
読んだのは、読書好きの、ある若い女性が「ぜったい面白いから」と貸してくれたからだ(石田衣良は若い女性にかなり支持されているらしい)。

半信半疑で読んでみると、たしかに面白い。
当然ながらセックスが満載だけれど、その描写が少しもいやらしくない。それはリョウが娼夫で、ひたすら女性に奉仕するからなのだ。男性作家の場合、エロ文学ではなく、「純文学」作品でも、セックス描写はAV的になってしまうことが多い。平野啓一郎『高瀬川』しかり、中村文則『教団X』しかり。しかし、『娼夫』は、大衆文学なのに、女性を男性の性欲処理の道具、排泄用具扱いにすることが全くない。リョウは、さまざまな女性、その多くは中年で、中には老女までいるが、彼女たちの欲望の充足のためにひたすら献身的にサービスする。石田衣良は男性作家なのに、どうしてこんな描写ができるのだろう。

これは「女性」なるものへの純粋な「愛」を描き出す「純愛小説」なのだ。秘密売春クラブのナンバーワン売れっ子コールボーイが主人公、彼の憧れの女性は、母親ほど年上の、そのクラブのオーナー御堂静香、という異常な枠組み設定。純愛と枠組みとの絶妙で不可思議な「ねじれ」が、プラトンへの言及をはじめ、数々の深淵な言葉を生んでいく。

エンディングがいささか唐突で弱い。
これを貸してくれた女性からは、『逝年』と『爽年』も一緒に渡された。
三部作で一つのまとまりなのだろうから、残りの二つも読まねばならない。
借りた本なので、書き込みができない。そこでKindle版を買った次第。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.204
(5pt)

ナンバーワン娼夫の愛読書がプラトンの対話篇だとは!!

驚いたのは突然プラトンの対話篇が言及されるところだ。娼夫のリョウが客のインテリ女性に「リョウくんは、プラトン読んだかな?」と聞かれる。

「『国家』は途中でやめましたけど、対話篇のほとんどは」
……
「どういうところが気に入ったの?」

プラトンが出てきただけなら、あまり驚かなかったかもしれない。しかし、リョウの答えには度肝を抜かれた。

「セミの鳴き声かな」
……
「ぼくが好きなのは、ソクラテスがいつもどこか野外を散歩しながら、相手とおしゃべりするところです。川が流れていて、緑があって、夏だとやかましいくらいにセミが鳴いている。そのなかで案外どうでもいいような話をする。一番好きなのは『パイドロス』なんですが……」(17章)

リョウ、いや作者の石田衣良は、ほんとうにプラトンを読んでいたのだ。『パイドロス』でのセミへの言及はソクラテス哲学で重要な部分の一つであり、いろいろに論じられているが、西欧思想の研究者でなければ、知らないディテールだ。よりによってこの箇所を挙げるとは……。

この本は、本屋で見かけても、自分では手に取ることすらなかっただろう。女性客を相手にする高級コールボーイの話だとわかれば、ただのエロ本か、と、なおさら興味は薄れる。
読んだのは、読書好きの、ある若い女性が「ぜったい面白いから」と貸してくれたからだ(石田衣良は若い女性にかなり支持されているらしい)。

半信半疑で読んでみると、たしかに面白い。
当然ながらセックスが満載だけれど、その描写が少しもいやらしくない。それはリョウが娼夫で、ひたすら女性に奉仕するからなのだ。男性作家の場合、エロ文学ではなく、「純文学」作品でも、セックス描写はAV的になってしまうことが多い。平野啓一郎『高瀬川』しかり、中村文則『教団X』しかり。しかし、『娼夫』は、大衆文学なのに、女性を男性の性欲処理の道具、排泄用具扱いにすることが全くない。リョウは、さまざまな女性、その多くは中年で、中には老女までいるが、彼女たちの欲望の充足のためにひたすら献身的にサービスする。石田衣良は男性作家なのに、どうしてこんな描写ができるのだろう。

これは「女性」なるものへの純粋な「愛」を描き出す「純愛小説」なのだ。秘密売春クラブのナンバーワン売れっ子コールボーイが主人公、彼の憧れの女性は、母親ほど年上の、そのクラブのオーナー御堂静香、という異常な枠組み設定。純愛と枠組みとの絶妙で不可思議な「ねじれ」が、プラトンへの言及をはじめ、数々の深淵な言葉を生んでいく。

エンディングがいささか唐突で弱い。
これを貸してくれた女性からは、『逝年』と『爽年』も一緒に渡された。
三部作で一つのまとまりなのだろうから、残りの二つも読まねばならない。
借りた本なので、書き込みができない。そこでKindle版を買った次第。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.203
(5pt)

面白かった

とてもきれいな文章で、
セックス描写がまったくいやらしくない。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.202
(5pt)

面白かった

とてもきれいな文章で、
セックス描写がまったくいやらしくない。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.201
(5pt)

読みやすく面白い

いやぁ〜面白かったです
DVDも 買っちゃおうかなと思います
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.200
(5pt)

読みやすく面白い

いやぁ〜面白かったです
DVDも 買っちゃおうかなと思います
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.199
(3pt)

世界感は素敵だが安っぽい表現に興ざめる

設定、世界感、登場人物は魅力的なのに
セリフや注釈の全般に作者の上流模倣癖を感じる。
不自然に上品な例えや単語を入れてくる所に、作者の根底にあるコンプレックスが垣間見える。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.198
(3pt)

世界感は素敵だが安っぽい表現に興ざめる

設定、世界感、登場人物は魅力的なのに
セリフや注釈の全般に作者の上流模倣癖を感じる。
不自然に上品な例えや単語を入れてくる所に、作者の根底にあるコンプレックスが垣間見える。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.197
(3pt)

性を通して、様々な愛の形を知る

スカウトされてコールボーイを始めた大学生の物語。

女性に興味を持てなかった男子が、性を通して、様々な愛の形を知るという展開だ。ひとときの癒しを求めて男性を買う女性だち。彼女らの心理は、男性が想像する範囲内であると思うが、ハテどうなのだろう。

エロさ満開の刺激的なものでもなく、性の求道者としてのテツガク的な内容でもない。キャラクター設定と、ストーリーの起伏で上手くひきつけてはくれる。成長物語としては、世界がひろがった!くらいにしか読み取れなかった。

主人公が属するクラブが摘発されて『逝年』へとつづく。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.196
(3pt)

性を通して、様々な愛の形を知る

スカウトされてコールボーイを始めた大学生の物語。

女性に興味を持てなかった男子が、性を通して、様々な愛の形を知るという展開だ。ひとときの癒しを求めて男性を買う女性だち。彼女らの心理は、男性が想像する範囲内であると思うが、ハテどうなのだろう。

エロさ満開の刺激的なものでもなく、性の求道者としてのテツガク的な内容でもない。キャラクター設定と、ストーリーの起伏で上手くひきつけてはくれる。成長物語としては、世界がひろがった!くらいにしか読み取れなかった。

主人公が属するクラブが摘発されて『逝年』へとつづく。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.195
(3pt)

細やかな描写

官能小説としては良いクオリティなのじゃないかなと思う。性的嗜好は様々だけど、自分の好みでないものはやはり途中で読む手が止まった。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.194
(3pt)

細やかな描写

官能小説としては良いクオリティなのじゃないかなと思う。性的嗜好は様々だけど、自分の好みでないものはやはり途中で読む手が止まった。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.193
(4pt)

性や欲望の奥深さ、不思議さを主人公と一緒に味わった気分

性は人間にとって重要なもので、人それぞれに欲望があって当たり前なのに、普段は表に出すことをはばかられるものです。だからこそ、この小説を通してそれぞれの女性の十人十色の欲望に触れることが新鮮でした。娼夫の仕事を始める前は「女なんてつまらない生き物だ」と考えていた主人公が、たくさんの女性と触れ合うなかで女性の不思議さや奥深さに惹かれていきます。そんなストーリーを読み進めていくうちに私も主人公と一緒に欲望の不思議さや奥深さを味わった気分になりました。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.192
(4pt)

性や欲望の奥深さ、不思議さを主人公と一緒に味わった気分

性は人間にとって重要なもので、人それぞれに欲望があって当たり前なのに、普段は表に出すことをはばかられるものです。だからこそ、この小説を通してそれぞれの女性の十人十色の欲望に触れることが新鮮でした。娼夫の仕事を始める前は「女なんてつまらない生き物だ」と考えていた主人公が、たくさんの女性と触れ合うなかで女性の不思議さや奥深さに惹かれていきます。そんなストーリーを読み進めていくうちに私も主人公と一緒に欲望の不思議さや奥深さを味わった気分になりました。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X